最新の観てきた!クチコミ一覧

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kaguya

kaguya

まぼろしのくに

ザ・ポケット(東京都)

2025/04/03 (木) ~ 2025/04/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

初見団体。にもかかわらず既視感…というか野田地図感。
それ故かはさておき、悔しいかな、物語がほぼほぼ理解できなかった。
他団体でお見かけした役者さん多く、その熱演はとても良かった。

なんかの味

なんかの味

ムシラセ

OFF OFFシアター(東京都)

2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

またまた家族のお話。二組の親子が実は一つの…というのがなんか面白い。親が子を思う気持ち、子が親を思う気持ちにすれ違いあれど最後はなんか一つになれる、そんななんかベタだけどなんかじんとくる話がなんか小気味良いテンポで進み、なんかあっという間の1時間半。

或る、かぎり

或る、かぎり

HIGHcolors

駅前劇場(東京都)

2025/04/02 (水) ~ 2025/04/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

家族の在り方、逃げることの是非、現実を受け入れることの難しさ等など、ぎっしり詰まった良い作品だった。
ハッとする台詞に胸を抉られ、自分の生き方を顧みた。
ラスト、コーヒーを啜るシーンでこちらも鼻水啜る…

 wowの熱

wowの熱

南極

新宿シアタートップス(東京都)

2025/03/26 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

楽日に観劇
平熱に戻った。
序盤の不思議な世界が線として中盤へ繋がり、虚なのか実なのか曖昧さを感じつつもグイグイ惹き込まれる展開、終盤の実?で熱い生を感じさせる起源の物語、脚本が良いね。
自分で何言ってるか分からんが、泣いた。
そして端さんの力強さ、存分に楽しんだ。

悲円 -pi-yen-

悲円 -pi-yen-

ぺぺぺの会

ギャラリー南製作所(東京都)

2025/03/26 (水) ~ 2025/03/31 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かった!廃工場?倉庫?のような会場自体が物語の舞台として使われ、照明やギターの生演奏をバックに役者さんの特徴的な演技が独特の世界観を演出。途中でホッと笑えるダンスタイムを交えながらも、容易に価値観を見失ってしまう悲しき現代の金融至上主義的沼に引き込まれました。まさにぴえん

フルナルの森の船大工

フルナルの森の船大工

タテヨコ企画

シアター風姿花伝(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

タテヨコ企画の新作はなんとファンタジー風味。115分。3月23日までシアター風姿花伝。

https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/04/post-b94ee0.html

ここは住むとこではありません

ここは住むとこではありません

TEAM FLY FLAT

雑遊(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

役者の大石ヨウコと、つついきえによるユニットの旗揚げ。屋代秀樹の作演で100分。3月23日まで雑遊。

https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/04/post-07def2.html

電磁装甲兵ルルルルルルル’25

電磁装甲兵ルルルルルルル’25

あひるなんちゃら

駅前劇場(東京都)

2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

2014年初演作を改訂再演。80分ほど。3月16日まで駅前劇場。

https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/04/post-bce147.html

なんかの味

なんかの味

ムシラセ

OFF OFFシアター(東京都)

2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

家族 だからこそ
些細な一言にも 傷つき
家族 だからこそ
ちょっとした 変化に すぐ気づき
自身のこと以上に 胸を痛める。。。

登場人物それぞれの想いを 自身に重ねて
懐かしく 切なく 胸温かく…
心に 染み込んだ 95分🎶

見上げんな!

見上げんな!

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

福岡市民ホール 中ホール(福岡県)

2025/04/04 (金) ~ 2025/04/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2025/04/06 (日) 12:30

座席1階K列1番

価格5,500円

 須崎公園に新しく建設された福岡市民ホール・中ホールの杮落とし公演。主催は福岡で結成20年を迎える万能グローブガラパゴスダイナモス&ゴジゲン。ヨーロッパ企画もちょこっと絡んでいる。
 大看板を背負わされて気負ったわけでもないだろうが、やりたいことを詰め込みすぎて、雑然とした舞台になってしまった印象。群像劇をやりたいのは分かるが、元アイドルとその家族の話は正直余計。中年バンド・ボイジャーズの再結成の物語だけで通した方がスッキリしたと思う。
 どっちつかずの物語がごちゃごちゃと展開されるせいで、前半は殆ど話が進まなかった。観客も明らかに退屈していて、中には溜息をついたりアクビをしたりってのがチラホラ。笑いも今ひとつ散発的。脚本が上がった時点で前半カットしようよって突っ込む役者かスタッフはいなかったのだろうか。
 福岡のお客さんはスタンディング・オベーションが大好きだが、福岡千秋楽にも関わらず、立ち上がる人は皆無だった。お客さんの満足度、以て知るべしだろう。

 元アイドルがバンドメンバーたちの新しい絆になる、それは問題ない。ただ、その背景になるドラマは最小限に抑えるべきだろう。『フラガール』みたいにさ、グループをまとめ上げるキャラは設定だけがあれば充分なのだ。
 元アイドルとマネージャーのやり取りを延々と見せたり、認知症の始まった父ちゃんとの交流を描いたりさ、本筋に大して絡んでこないよね? そんなことに時間を割くんじゃなくて、さっさとボイジャーズの面々のいざこざの渦中に彼女を放り込んだ方が、芝居のテンポがどれだけ上がったことか。
 今回も脚本はガラパの川口大樹だが、毎回、やりたいことを詰め込みすぎて失敗してしまう悪い癖が抜けない。ガラパの弱さは、川口大樹以外に脚本を書ける人材がいないことで、結果、どんなに脚本に違和感を覚えても、誰も異を唱えようとはしない。唯々諾々と従うしかないのだろう。
 舞台を宇宙にまで広げながら、ベースにある人間関係は、男子校のバンドOBというミニマムなものだ。このギャップが、一般観客の感情移入を阻害してしまっている。「大濠高校」って実名を出して、しかも男子校(注:現在は共学)の悲哀なんてものを語られても、そんな個人的な動機で共感を得ようとするのはどうなんだろうと首を傾げるしかない。
 彼らがグループのボーカル兼作曲家の柳に「新しい風景」を見せようと、宇宙飛行の旅に応募、見事当選するのだが、正直、ご都合主義的展開である上に、どうして宇宙にまで行かないと曲が作れんのよと白けてしまう。

 終劇後、ロビーで、お年寄りの夫婦がやっぱりため息をつきながら「若い人には面白いんだろうけどねえ」と呟いていたのを小耳に挟んだ。
 作品というものに賛否はつきものだが、地元劇団で20年頑張ってきたガラパに対しては、地元民はどうしても贔屓しがちだ。しかし本音ではもうちょっと面白くできるはずだがなあと残念に感じている観客も多いはずである。毎回、水準の作品を作ってはいるんだよ。でも悪く言えばいつも「そこそこ」。それが一般客の本音だ。
 そういう一般観客の声に耳を傾けられれば、今後の進歩も見込めないではない、と思う。
 ガラパが福岡を代表する劇団の一つであることを否定しようとは思わない。しかし今のまま「そこそこ」で終わるのか、褒め殺しにあって「ぐだぐだ」になっていくか、自覚がなければそのどちらかに陥るだろう。
 結成20年を区切りに、奮起を期待したいものなのだが。

ネタバレBOX

 劇中、「大濠高校」の看板に点を打って「犬濠高校」にした、というエピソードは実話だろうか。ガラパのメンバーの誰かのやったことだとしたら、誰なのかを教えてもらいたい。その人のファンは辞めるから。
 軽いイタズラじゃんとかそれくらいの武勇伝なら誰にでもある、とかいうお為ごかしのご意見は勘弁して頂きたい。もしも何らかの事故が起きていたら命に関わる事態になっていた可能性だってありそうなのだ。
 フィクションの中の登場人物なら、いくら無茶をしたって構わないけれど(むしろ無茶であって欲しい)、「実名」を出されちゃうと「フィクションだから」が免罪符にはならないんだよ。
 そこんとこ、脚本の川口大樹は理解していたのかどうか。

 川口大樹には演劇が分からない、とまで断言するつもりはない。
 例えば、期限切れのクーポン券を捨てられない松尾というキャラがいる。クーポンを出して捨てろ、と言われた松尾は、渋々クーポンを、財布から、ポケットから、体中のあちこちから取り出すのである。どんだけ溜めとんねん、と突っ込みたくなるが(「手品師か!」の声がかかった)、これが舞台ならではの演出であることは、コメディ好きな演劇ファンには先刻ご承知であろう。明らかにハーポ・マルクスへのオマージュである。
 そうした秀逸なギャグがある一方、クライマックスで、宇宙に漂うメンバーの歌声を拾うために、福岡タワーのてっぺんに登ろうとする仲間たちが懸命に走る……というシークエンスを挿入したのは頂けなかった。
 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』で、しんちゃんが東京タワーを鼻血を流しながら疾走したように、これは「映画」ならではのアイデアである。実際に走って見せなければ感動は生まれない。舞台で「走るまねごと」を見せられても、これまたシラケるだけなのだ。
 それでもやりたくって、やっても意味ないって判断を上回ってやってしまったんだろう。観客もこういう明らかな失敗シーンまで褒めてちゃ、ガラパを甘やかすことにしかならないと理解しておくべきだ。
 ダメなアイデアを思い切って捨てられないのがガラパの最大の弱点なのだから。

 今回の「やりたいのは分かるけど」ってツッコミたくなる最大のものは、メインアイデアとも言える、「宇宙の歌声を何年後かに受信する」だ。
 劇中でも、「土星軌道にある宇宙船から放たれた電波は半年経って地球に届く」って言ってるんだけど、だったら20年前、まだ火星か木星か、その辺りで遭難した宇宙船からの音声は、とっくの昔に地球に届いているはずだ。仮に歌声が地球に向かって送られていたとしても、それを集積することは初めから無理だと、メンバーのほぼ全員が気づいていたはずなのである。
 実はこの「時間差ではるか昔の歌声が届く」というのは、SF小説ではよく使われる手だ。とり・みきの短編漫画にもある。ただし、それらの作品における宇宙船は亜光速で飛ぶ未来の宇宙船で、だから光と同じ速さの音声は、何年もかけて地球に届くことになるのだ。
 つまりこれはもともとSFじゃなきゃ成立しないアイデアなのである。おかげで舞台では科学的知識が欠如した連中がバカ騒ぎをしているようにしか見えなくなっていたのだが、それでもどうしても「やりたかった」んだろうね。
 でもそれって、ガラパのメンバー全員がいささか科学に疎いことを露呈することになっちゃってるんだけど、いいのかねえ。
 話に無理が生じる、と分かったら、潔くそれを捨てる。捨てたほうがよかったよ。アイデアってのは、十のうち九は使い物にならないものだと覚悟しておくべきものだ。そうしたクズなアイデアは捨てる。捨てる「勇気」が必要だったと思う。

 あともう一つ、タイトルに関する件。
 「見上げんな!」とはまた大胆かつ豪快ではあるが、作品の内容に照らし合わせてみると、いささか腑に落ちないものを感じてしまう。どちらかというと。「見上げてごらん夜の星を」としたほうがピッタリくるからだ。宇宙に消えた友達の歌声を探すって話なんだから。
 もしかしたら川口さんは「つやつけとう」のが嫌いなのかもしれない。「つやつける」より「ダサい」。「粋」よりも「野暮」。多少、被虐願望があるような気もする。
なんかの味

なんかの味

ムシラセ

OFF OFFシアター(東京都)

2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても楽しく拝見しました。これぞムシラセ。
お話はもちろんのこと、演技もすばらしく、90分とはとても思えない濃い時間、そして90分とは思えないテンポの良さがありました。
ムシラセを観たことがない方はもちろん、ご無沙汰の方にも強くおすすめできる作品でした。
まさに必見。

ネタバレBOX

キャッチーな導入から、どんどん重たくなっていくテーマ。物語終盤、幾度目かのバンドやろうぜの言葉に、何故か笑っていて、それなのに涙が出てしまう。緊張と緩和と言ってしまえば簡単ですが、それでは説明のつかない解放感がありました。会場を出たときには、全身にシーブリーズを振ったような爽快感、下北沢の空気がおいしく感じられます。
金曜日の下北沢は大変に賑わっていて、送別会終わりだろうか、花を携えた男性を囲む10数人のサラリーマンに、写真を撮ってもらえませんかと声をかけられ、それに快く応じてしまえるような優しさを持って帰ることができました。
そんな特別な体験になる観劇でした。本当に観て良かったです。
なんかの味

なんかの味

ムシラセ

OFF OFFシアター(東京都)

2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

“互いを想う気持”が強い分だけ ぶつかり合い
とびっきり反発するのは 親子だから💦
そのくせ
“嘘つく姿”や“無理している様子”etc.
他人なら気づかない わずかな変化に
気づくのも 親子 なのかも😌

稽古場動画での 仲良しな姿 とは違う…
もっと“いい味”胸に染みてくる
橘花梨さん と 有馬自由さん の
父娘の姿🍀

お見逃しなく🤗

なんかの味

なんかの味

ムシラセ

OFF OFFシアター(東京都)

2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

橘花梨さん演ずる 迪子(みちこ)
中野亜美さん演ずる 璃(あき)
静と動…
一見 真逆のように見えながら
胸の奥に“相通ずる想い”を持つ
二人の場面は
目が釘付けになる 好きな場面🎶

そして
松永玲子さん演ずる 薫 の…
“The 関西のおばちゃん”な顔の
奥に隠した想いが
切なくも とても暖かかった🤗

地球は僕らの手の中

地球は僕らの手の中

劇団十夢

キーノートシアター(東京都)

2025/04/06 (日) ~ 2025/04/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

びっくりするくらい良かった!芸達者たち。セリフが秀逸でスピード感があって、ラストに向かって怒涛の伏線回収。見事!

アンサンブルデイズ

アンサンブルデイズ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2025/03/20 (木) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

夢に向かいもがき苦しむ若者の群像劇、3回泣いた。
時にシリアスに時にブラックに、大人計画さながらの脚本と展開(特にあの謎の香なんか)がめちゃくちゃ良い。
どの役者も良かったが、内間スミレと大くんが最高だった。

漲(みなぎり)

漲(みなぎり)

九蓮サイダー

Paperback Studio(東京都)

2025/02/27 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

通し回B→C→Aかな、観劇。
Bは設定は面白いが終盤の不条理さ加減に既視感。
Cはめちゃくちゃ刺さった。そんなつもりはないのに「自分のことばかり」ってのが自分に重なるような…
ノナカさんの演技に引き込まれっぱなし。
Aは「あの涙の意味は?」とずっと考えてる。

なんか変なダンス

なんか変なダンス

神威少女パンク。

シアターシャイン(東京都)

2025/02/27 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

劇場入って「えっ!?」と驚き
どこに陣取るか小一時間悩んでしまった
相変わらずのアナウンスが楽しい
言葉遊びに感嘆
本当に「なんか変なダンス」だった
楽園はツボだったけど渋谷は…
不条理すぎてついていけないところも…
考えるな、感じろ!な作品だった。

めばえめつみ

めばえめつみ

劇想からまわりえっちゃん

「劇」小劇場(東京都)

2025/02/19 (水) ~ 2025/02/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

孕んでから見始めたえっちゃん。その中で一番難しく感じた。
抑圧された世界からの解放の危うさがなんとも言えず怖いなぁと。
ムトさん玉一さんのシーンでの「痛い」って、無意識の加害?
これも怖いな。
なんか怖いだらけだけど色々詰まった見応えある作品。

女子らのまつり2025

女子らのまつり2025

知らない星

ブルースクエア四谷(東京都)

2025/02/14 (金) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

想像していた物語と違うなぁと感じつつもぐいぐい引き込まれた。
よくある物語設定だが、だからこそシンプルに胸に響いてくる。
もう終盤は泣いて笑って泣いて…
ラストの復活ライブで六本木の死神が舞台に上がってまた涙。
逃げるが勝ち、明日も頑張ろ。
良かった!

アナタがピンクの似合う子だから

アナタがピンクの似合う子だから

怪奇月蝕キヲテラエ

新宿眼科画廊(東京都)

2025/02/14 (金) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞台の作られ方の描写が去年市民ミュージカルに参加した時と重なりじわった。
コロナ禍で演劇に関わる人々の苦悩がどれほどのものかが丁寧に描かれていて観てて辛かった。
そして一番はりりぃが何故か自分と重なり胸を抉られた。

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