
クリスマスに歌えば
ミュージカル座
劇場MOMO(東京都)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/25 (木)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★★
クリスマスにまつわる多彩な物語が詰まった、めちゃくちゃ面白い作品でした!!
佑心くんのスクルージは、歌い方、話し方、姿勢に至るまでおじいちゃんそのもので、まさに「クリスマスキャロル」の世界に引き込まれました✨
様々な役を見事に演じ分け、 どれもぴったりはまっていて圧巻の演技力でした!!
全ての曲が素敵でしたが、 中でもシンデレラと女性のディズニーランドでのエピソードが特に好きでした。
ハロウィン版など、ぜひ他のバージョンも観てみたい! と思いました(笑)
笑いと感動に満ちた、最高の2時間をありがとうございました😭🙏

あるいは眞ん中に座るのが俺 2025
株式会社テッコウショ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/25 (木)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★★
中心に位置するキリストをはじめ使徒それぞれがこの時どんな思いで、どんな事を考えていたのか・・・謎めいた魅力のある絵画「最後の晩餐」
そこにズバリ切り込んだ作品
圧倒的な脚本力と滲み出る役者さん達の様々な人間味、大変素晴らしかった!
個人的には五十嵐山人さん演じるアンデレの献身の源は何だったのか、思いを巡らす余韻を残したのだけれど、誰が観劇しても妙に惹きつけられる登場人物はきっと観る人それぞれに存在すると思う
描かれているのは現在にも通じるまさに人間社会そのものだから

『Time is not over!』
劇団カオス
大阪公立大学杉本キャンパス旧教養地区第1学生ホール(北食堂)2階オアシス(大阪府)
2025/12/20 (土) ~ 2025/12/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
恋愛≒カオスのイメージですが、今回は家族愛と友情をテーマに笑い有り、ほろっとするところ有りでめちゃ楽しめました
プテラさんめちゃくちゃ演技うまー 退団しても演劇継続して欲しいな〜
演劇人口の減少している昨今、とても貴重な劇団だと思います
OGOB共に1番関係作りが出来ている劇団だと思います

『Time is not over!』
劇団カオス
大阪公立大学杉本キャンパス旧教養地区第1学生ホール(北食堂)2階オアシス(大阪府)
2025/12/20 (土) ~ 2025/12/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
恋愛≒カオスのイメージですが、今回は家族愛と友情をテーマに笑い有り、ほろっとするところ有りでめちゃ楽しめました
プテラさんめちゃくちゃ演技うまー 退団しても演劇継続して欲しいな〜
演劇人口の減少している昨今、とても貴重な劇団だと思います
OGOB共に1番関係作りが出来ている劇団だと思います

『Time is not over!』
劇団カオス
大阪公立大学杉本キャンパス旧教養地区第1学生ホール(北食堂)2階オアシス(大阪府)
2025/12/20 (土) ~ 2025/12/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
恋愛≒カオスのイメージですが、今回は家族愛と友情をテーマに笑い有り、ほろっとするところ有りでめちゃ楽しめました
プテラさんめちゃくちゃ演技うまー 退団しても演劇継続して欲しいな〜
演劇人口の減少している昨今、とても貴重な劇団だと思います
OGOB共に1番関係作りが出来ている劇団だと思います

「エターナルチルドレン」「ツキカゲノモリ」
片岡自動車工業
駅前劇場(東京都)
2025/10/15 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

魔窟
余人会
イズモギャラリー(東京都)
2025/12/09 (火) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/13 (土) 13:30
それぞれ身勝手な3人による「何言ってんだこいつら」な90分、「不愉快なのが面白い」的な?(笑)
が、プロローグの「あの小道具」とかあれこれ伏線があり、それが回収される小気味よさよ♪
で、冒頭の「それはもしかしてそういうこと?」という読みが後から正解と判明したり「まさかそこまではしないよね?」が終盤でそうなったりしてドキリ。さすがに清水邦夫「楽屋」に通ずるオチでは?という予測は外れたが(笑)。
いかにも余人会らしい一編でありました。

KNOCK UP
2025年度 一般社団法人 神奈川県演劇連盟合同公演
神奈川県立青少年センター・紅葉坂ホール(神奈川県)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/12/19 (金) 19:00
過去か未来か異世界か、とにかく海賊がはびごる大海賊航海時代の世界。 女海賊「サーカス」は突然の嵐に見舞われ失踪してしまう。一方2025年現代、新進気鋭の劇団「バイキング」は公演を控えていたが、トラブルに見舞われプロデューサーと劇団員は空っぽの大ホールで頭を抱えていた。そんな中、突如嵐と共に海賊団「サーカス」が船ごと現れた!というようなCoRichに載っていたあらすじを読んだだけで心躍る奇想天外で無茶苦茶だが、とても面白そうな内容で、期待しかなかったが、実際の上演を観てみると、期待を大きく上回っており、圧倒された。
海賊がはびこる大航海時代の女海賊「サーカス」が現代日本の神奈川県立青少年センター紅葉坂ホール内の客席に突然の嵐によって、時空の歪みが生まれ、タイムスリップしてしまい、その場の流れ的にキャストとして急遽強引に女海賊たちを演劇に参加させようと四苦八苦する超個性的な新進気鋭の劇団「バイキング」の面々とこれだけでも、かなりぶっ飛んだ設定の上、ドタバタ喜劇、そして舞台の裏側を中心に話が展開し大いに楽しめた。
しかし、女海賊「サーカス」が最初に登場したときの感じが、良い意味で思っていたような感じと違って、コミカルというよりかは、虐殺をも厭わない野蛮で野性味溢れ、獰猛果敢で、かなり怖い雰囲気と、本物の銃(劇の設定)を撃ったりと手段を選ばない危険さを兼ね備えた感じに描かれており、「バイキング」の個性豊かな劇団員たちと一触即発になるような場面が何度もあったりと、異文化が交わることの難しさを暗に示唆していたり、それでも試行錯誤しながらお互いが理解しあおうと努力するような在りかたに時にその迫力に圧倒されながら、胸打たれた。
色々ありながらも、劇団「バイキング」と急遽この現代日本の神奈川県立青少年センター紅葉坂ホール内の客席に不時着し、タイムスリップしてきた女海賊「サーカス」たちがトラブルを繰り返しながらも何とか本番の劇の公演に漕ぎ着けて、何とか公演を成功させることが出来るという風に描かれた。
一時は、女海賊たちが台本の台詞が漢字が多くて読めなかったり、何度も書き換えを指示されて、気位が高くて、高圧的で、気難しく、演出家への当たりが強く、感情の起伏が激しいメンヘラ気質で、自分の書いた作品へのこだわりが強く、勝手な書き換えを許さず、自分の書いた戯曲の通りに一字一句役者が戯曲に書かれた通りに台詞を喋り、動くことを望む、若い女性脚本家に現場の劇団「バイキング」の演出家や劇団員たちが翻弄されつつ、何かというとすぐ戦闘モードになりやすく、血が頭に登りやすい女海賊「サーカス」たちを本気で怒らせないように気を使いつつのバランスを意識して疲弊する劇団「バイキング」の演出家たち、そして女海賊「サーカス」の中でボーイッシュな雰囲気で、海賊団内一荒っぽく、野性味溢れ、粗野で粗暴で、恐喝、恫喝をも厭わない、剣の腕もピカイチな正義感の強い女海賊が台本では切られ役というのに納得せず、書き換えろと演出家に迫り、結果台本を書き換えなければいけなくなったりとトラブルも頻発し、その度に観ているこちらまで肝を冷や冷やさせられるような迫力があったが、その劇が完成するまでの期間に起こるトラブルや人間関係を赤裸々に描いていたのが、大いに面白く、そのプロセスにハラハラドキドキさせられた。
劇団「バイキング」の由来が海賊というような意味で女海賊「サーカス」たちは捉えていたが、実はもっとしょーもない意味で付けられていたということが最後のほうで明かされ、その意外性に大いに笑えた。
劇団「バイキング」の演出家が個性豊かでアクが強すぎる劇団員たちや若い女性脚本家、急遽劇場の客席に不時着した女海賊「サーカス」たちに翻弄されるさまが非常に面白かった。
女性の若い役者で中年の女性演出家の演出助手のようなことも卒なくこなすが、どんな事にも動じず、何を言われてもあまり響かず、そんなに感情が表に出ることがなく、飄々としていて掴みどころがなく、どこか演出家たちが右往左往しているのを冷めた目で見ている、どこか舐めた態度の低体温系が、女性演出家とのやり取りや、他の劇団員たち、若い女性脚本家、女海賊「サーカス」たちにポロッと本音を言って、その場を凍りつかせたり、気の利いたことを言ったつもりで堂々と滑っていたり、といったこの若い女性の役者の絶妙に拔けているんだか、いないんだか定まらない独特な感じにある種のユーモラスさを感じた。
普通の劇では舞台があって客席で、観客は観るといった漠然としたイメージがあったが、今回の劇では、舞台幕の後ろの舞台上を客席にして、本来観客席であるはずのところを舞台にするという逆転の発想に驚き、新鮮で、舞台上で観るからこその臨場感だったり、差し迫ってくる役者の気迫、没入感だったりと普段以上に劇世界に引き込まれてしまった。
今回観た一般社団法人 神奈川県演劇連盟合同公演は、実は前に違う劇で1度観たことがある。
しかし、その時のイメージから市民の方が数多く参加して、そこに多少プロの劇団の方が混じっているというようなイメージが強く、その時の公演も悪くはなかったのだが、知り合いや家族が多く観に来ており、内輪乗り感が否めなくて、どこか乗り切れないところも多く、普通に考えると明らかに滑っているギャグでも暖かく笑っているような空間だったイメージが強く、今回の劇でも、役者たちには正直大した期待をしていなかった。
しかし、実際に観てみると、そういった思い込みや、懸念は吹っ飛び、まぁ今回はプロの劇団員が大半を締めているということもあるのかもしれないが、台詞を忘れることもなく、滑るギャグ、内輪受けと言ったこともなく、普通に大いに楽しめ、笑え、そして異文化交流、外国人共生について何気なく考えさせられつつも、女海賊「サーカス」たちと現代日本の劇団「バイキング」の演出家や役者たちが深い絆で結ばれ、仲良くなり、女海賊「サーカス」たちも演劇の演技の魅力に引き込まれ、でも最後は自分たちの元いた世界に戻っていく姿に成長を感じつつ、どこか寂しさも感じる、だけれども女海賊「サーカス」たちが元いた大航海時代の世界がどんなに過酷で、弱肉強食の世界であっても、彼女たちは確かにその世界に生きていて、この現代日本に居続けると歴史が変わってしまうと考えるとこれで良いんだろうと考えさせられ、複雑な気持ちになった。
女海賊「サーカス」たちの生きた大航海時代の世界と現代日本の法律の在り方やカルチャーギャップによる笑いも面白かった。
しかし、それに匹敵する程、女海賊「サーカス」たちの捕虜の中年男に対して劇の練習時以外、首輪を付けられ、鎖を女海賊たちに持たれた上、殴る蹴るの暴行や、銃や剣による脅し、言葉による恐喝、恫喝など過剰なまでにSMに描かれていて、大いに楽しめた。
しかも、中年男の海賊の捕虜で、元違う海賊に属した海賊の中年男役を、これまた憐憫の情を一切感じられない感じの、どこかウザくて、まぁヤラれ役でも仕方ないよなぁといった感じがする役者が演じているものだから、余計に過激な程の中年男がボコボコにされている感じに大いに笑えた。

やりたい二人
早稲田大学演劇研究会
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

「エターナルチルドレン」「ツキカゲノモリ」
片岡自動車工業
駅前劇場(東京都)
2025/10/15 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

トルネイド
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/25 (木)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★★
劇団にとって三度目の上演で三回目の改題となる、ちょっと珍しい作品。二度目の上演となった『彗星はいつも一人』(2003年)の脚本をベースに、時代設定を令和7年に修正して上演されました。「時の流れ」を描いている物語なので、時間軸を現代にすることで、そのテーマが一層際立つ形となり、作品から受け取れるテーマやメッセージはより明確になったと感じます。

怪物の家
日本映画大学 身体表現・俳優コース
サンモールスタジオ(東京都)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
学生さんの卒業公演、とても良かったです。
残酷なのに何故か笑えて、役者さん達の熱演も加わり、観応えがありました。
セットは、扉の奥まで作り込まれていました。
卒業する学生さん達の、今後の活躍が楽しみだと思いました。

そのマンションは海底に建っていた
マシュマロテント
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
父親の介護をする娘とその周辺の人々の話
私も田舎に一人暮らしの母親がいて、他人事ではないな〜と思いながら拝見
あの海底マンションは何を意味するのか、最後らへんでやっと分かった🙋し、トリトン?知ってたら(全くあのネタ分からず…)もっと楽しめたかも
年齢層も高めだったから、皆分かっているだろーけど

モラトリアム・ビジョン
アカルプロジェクト
アカルスタジオ(大阪府)
2025/12/20 (土) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
時間がルーズすぎる…
スタートは10分遅れ
ランタイムも60→75分
終わりも…
演劇ではあるあるかもだけど、若手でこれはちょっと…
内容が良かっただけに残念

仮想戦国絵巻 「天弓」
イサオ会
碗アトリエ(東京都)
2025/12/20 (土) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ずっと噂で聞いてたイサオ会
12年ぶりの本公演でやっと観られて幸せでした。
気心のしれたメンバーの阿吽の呼吸のお芝居と脱線(ぁ、圧倒的な殺陣。
クセになるイサオ会

70祭 ERI WATANABE CONCERT
オフィス3〇〇
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2025/12/20 (土) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
楽しかったです!!
シャンソンにタンゴ、劇中歌にジュリーの曲とえりさんが歌ういろんな曲にゲストの皆さんも加わって「ほら、あのあれがあれで・・・」と年齢にふさわしい?会話もあって本当に楽しい時間でした。
会場には吉岡里帆さんやピーターさんもいらしていたようです。
公演のお知らせをちゃんと読まなかった私が悪いのですが、まさかの4時間半。コンサートの後に映画の予約をしていたので、至急映画に行ける代理を探す羽目になりました。見つかってよかった。

散歩する侵略者
踊場海月
中野スタジオあくとれ(東京都)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
イキウメ初期の代表作と言える日常に危機が忍び寄るSF作だが、他劇団による挑戦を楽しみに見た。(若手の面々とは承知だが出演陣に前観たポッキリくれよんズ所属俳優あり一定のレベルは約束と保険は掛けた。)
つくづく良い脚本だと改めて気づかせてもらった。小さい地下空間あくとれを狭いと感じさせず脚本の描く世界をどうにか具現していた。欲を言えば若手の演技は一本気で脚本に僅かながら仕込まれた笑いを成立させるに至らず、人物の行為のリアルな組立てという点ではやはりもう一歩であったのだが、危機の実態を凡そ把握し共有するに至った段階での、人間模様(事態の解決に邁進、とはならない。何が解決なのか糸口は皆目見えないからである)=本作の真骨頂と言える場面でそれを挽回するかのような瞬間が訪れる。脇筋であるが「所有」概念を奪われて平和を叫び始めた先輩(かつては世を斜に見たフザケたアウトロー)の変貌に失望しながらも執拗に追っていた後輩が、全てを飲み込んだ上で自分は付いて行く、と言う。そしてラスト、本筋において夫を乗っ取られた妻と「彼」の新たな愛からの決断の場面。
ギリシャ悲劇を持ち出すのも何だが、この普遍的テーマにこのような結末を与える作品、類似品は二つ生まれないだろう。SFでしか作れない仕掛けだが何故か切なくも懐かしい。
よく上演してくれた有難うと、えらく素直な気持ちが湧いてきたものであった。

怪物の家
日本映画大学 身体表現・俳優コース
サンモールスタジオ(東京都)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
俳優が学生で、卒業公演だろうが、戯曲と演出が良ければここまでの傑作を作れる、という見本的な作品。
蜷川幸雄、清水邦夫、唐十郎などを観たことある方にはたまらない作風で、かなりの見応えがあった。

焼肉ドラゴン
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
スタンディングオベーションで四度のカーテンコール
あんなに長く拍手してたのは人生初めてでした
鄭義信さんが横通って舞台に上がって行くとき拍手が贈れて良かったです

ストア派おじさん、故郷に帰る
工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10
ウイングフィールド(大阪府)
2025/03/03 (月) ~ 2025/03/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
劇中劇が現実で、現実が劇中劇で?🤔
ストイックになれない脚本家の実家と、カササギがいなくなった世界が危険😱
理性で行動(ストア)しようとしても
「正しいと分かっていても、感情で出来ない」物語。
面白かった💕