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「Collapse Of Values」Re:Mix

「Collapse Of Values」Re:Mix

SFIDA ENTERTAINMENT

劇場HOPE(東京都)

2025/12/09 (火) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/12/12 (金) 18:30

 私は、裏チームを観た。
 警視庁刑事部捜査第一課の佐々倉優希、山崎鈴音はとある事件の捜査を言い渡される。
 それは突如消えたサラリーマン2人の行方の捜査。
 なんとそのうちの1人は佐々倉の弟、優太だった。
 弟の行方を探す為、佐々倉は潜入捜査を開始すると言ったようなあらすじだったが、実際観てみると、刑事で正義感の強い佐々倉は怪しまれないよう名前と職業を変えて潜入するが、潜入した一軒家の中では、何処からか運ばれてきて地下に安置された遺体の解体作業に従事するという闇バイトの内実が分かってきて、高額バイトに釣られて応募してきた訳有りの複数の男女が実際には遺体の解体作業に1週間くらい従事しなければならず、家族や、職場に勘繰られないようにしなければならないというようなことが分かってくる。
 佐々倉はとんでもない場所に自分が潜入捜査で飛び込んだ事を実感し、自分の弟が殺されていないか不安になる。
 そのうち、この一軒家を取り仕切るインテリヤクザの男が、バイトの男女の中から、自分が気に入った女性だけ、自分の楽しみの為、女性が嫌がろうと、無理矢理にでも性的搾取をする構造も分かってくる。
 更には、この一軒家から逃げ出そうとする者は誰であれ殺されると言う救いようのない、負の連鎖のピカレスクダークサスペンス劇に驚愕し、当然のことながら最初に騙されてこの明らかに違法な遺体解体作業に従事していた女性がこの一軒家から抜け出さず、この作業に従事し、一見すると優しさもあるバイトリーダーに見えていた人物が実はかなりのサイコパスと化して、目的達成の為なら殺人も厭わない人物だったり、バイト仲間に殺人鬼が紛れていたり、過酷な境遇の中で、人間性が失われ、腐り切っていく、自分が助かる為なら平気で人を騙しさえする、そういった人の汚さ、綺麗事だけでは回らない不条理さ、そしてこの事件には警察上層部が実は?と言った感じで、佐々倉は追い詰められ、最後は……と言った感じで一切の救いが無く、胸糞悪差しか残らない。誰一人として本当の意味での善人は出てこないし、露骨な悪役も出てくるとは言えない。
 こう言ったことが、妙に現実味を帯びていて、実際の世の中に起きる事件はここまで救われなさ過ぎるものではないかもしれない。しかし、多少誇張していたとしても、実際の世の中でも何が絶対に正しいと言うようなことでない、正解が出し辛いことも多いことを考えると、深く考えさせられた。
 この劇の中で次から次に展開され、主人公も追い詰められていく不条理こそが、現代の生き辛くて、閉塞感のある社会を多少誇張していたとしても描いているのではないかと感じた。

 途中途中、登場人物たちによる下らない笑い、勘違いによる笑い、巧みなボケ突っ込みによる笑い、出てくるだけで癖が強すぎる登場人物による笑い、ズレた笑い等大いに笑える場面もあったが、劇全体としては、ピカレスクノワールサスペンス劇で一切の救いが無い内容が次から次に展開され、出てくる登場人物に対して人間不信になるような展開の上、観客を緊張、緊迫させる場面、重厚な場面のほうが多くて、バランスは悪く、疲れた。
 しかし、笑いとピカレスクノワールサスペンス劇で救いのない展開とのバランスの悪さによって、刑事ものなのに軽すぎてエンタメに特化し過ぎるといった感じに陥っていなかったので、個人的には緊張、緊迫感、重厚感のある押し潰されそうになるような舞台、とても集中出来て良かった。
 
 役者の演技力も中々差し迫ってくる感じがあって良かった。
 性的搾取やパワハラな言動、威圧的行動を繰り返す、人として余りに終わっている腐り切ったヤクザの男を演じる役者は、如何にもそういうことをしそうな雰囲気に見えない見た目で、そういった難役を何気ない感じでこなしていて、こちらに人間不信感さえ抱かせる感じが上手かった。
 演技だと露骨に分かると言うよりかは、一体どこからが演技なのか、分からなくさせていく演技が流石はプロだと感じた。勿論、終演後のカーテンコールの際には、柔和で温厚そうで、常識人な役者になっていたので、こうも役者とは、一旦役になる際には普段とは振り切って演じつつ、さも、演じる役が普段であるかのように振る舞えて、観ている側をすっかり錯覚させるだけの力量あってこそ、本当に演技力のある役者と言えるのかも知れないと感心してしまった。
 有沢澪風さん演じる最初のほうで騙されて遺体解体作業に従事して、闇バイトのバイトリーダーをする、威圧的、高圧的なヤクザにビクビクして、バイト仲間に優しい顔と裏の顔の2面性がある東山えりの役の演じ分けが上手かった。特に前者の、被害者感を出している感じは、観ている側に共感を感じさせるほど上手かった。
 前中慎役の小郷拓真さんの実は○○○だと分かってからの豹変ぶりも中々だったが、それ以上に警察上層部で佐々倉の上司役の役者がそれまで温厚そうで、部下に振り回されてばかりいるように見えたのに、実は事件の裏に……という驚愕の事実に行き着いた時に、それまでの性格や行動と余りにギャップがあり、観客をそれまで騙せおおせていたことに驚愕し、一体登場人物の誰を信じれば良いのか分からなくなるぐらい意外過ぎて、役者の鏡だと感じる程、それまでの演技が上手過ぎて、あっけにとられる程だった。
 最後の佐々倉の上司の警察上層部が実は……という下りが予想の斜め上を行き過ぎて、それまでのアクの強かったり、緊急時における人間の嫌な部分が次々に露見していく展開の時の、役者たちの演技力の見せ所になっていく場面より、何なら印象に残ってしまった。

The Sunrise House

The Sunrise House

演劇ユニットfunnyroom

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

当パンには、クラウドファンディングを利用しての旗揚げ公演‼︎とある。アメリカのシェアハウスを舞台にした女性5人のお話し。

スリー・キングタムス

スリー・キングタムス

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2025/12/02 (火) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

長尺のサスペンス・スリラー。個人的には好きな雰囲気。演劇よりも映画として見てみたいかも。上村聡史の演出は、デカローグも白衛軍も本作も、設定はあるのに、国籍不明な感じになるのが良い

二十日鼠と人間

二十日鼠と人間

演劇集団円

シアターX(東京都)

2025/12/06 (土) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

話の展開とかは面白いんだけど、結局何がしたいのかよく分からない作品。なぜか、最近の熊騒動を思い起こしてしまった。全体を通して照明は良かった。

仙人草の凱歌イン・ヨーロッパ

仙人草の凱歌イン・ヨーロッパ

ワンツーワークス

シアター711(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

戯曲と劇団の性質がミスマッチに感じた。

交差点のプテラノドン

交差点のプテラノドン

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2025/12/03 (水) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

石原燃さんの「彼女たちの断片」と対になるような作品。お父さんの演技がちょっと大きすぎた気がするけど、鬼頭典子さんは上手だなぁ。

散歩する侵略者

散歩する侵略者

Dove and Olive

スタジオ空洞(東京都)

2025/12/04 (木) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2000年代を代表する名作。
いま見てもやはり面白い。
役者さんも皆良くて、話の内容にぐいぐい引き込まれる。

その事件、推理小説家には荷が重い

その事件、推理小説家には荷が重い

劇団皇帝ケチャップ

浅草九劇(東京都)

2025/11/12 (水) ~ 2025/11/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観てきたコメントを記載するの忘れていました
ナイト1回、ルーク2回の順で計3回の観劇でしたが5人がシングルキャスト
他の方全てがダブルキャストと言う展開では、ナイトチームのバランスの良さ
全員の一体感がとても巧みで、演技力が存分に感じられ1度見ただけでも流れが伝わりました
逆にルークチームは個々の演技に不揃いさの様なものを感じるチームの印象で
シングルキャストの5人が同じでも、他の方が入れ替わると こんなに違う印象感じる舞台になるんだ!
ある意味完成度という点では今1つな感だったのですが、翌日2度目に観た千穐楽のルークは別物で
皆様の気持ちの入り方が別物で、その個性が光り伝わる熱い舞台に、良き時間になりました
この変化は嬉しい誤算、時間的に可能ならナイトチームの千穐楽も観たかったです

ネタバレBOX

まず演者様の中でともかく引き付けられたのは
全ての発言や行動からヴィランとしての存在感が物凄かった
零湖先生役の斉藤ひかりさんから目が離せない存在で唯一でしたし
ナイトチームの江藤萌生さんの舞台とは一線を画す自然体の演技と
零湖さんと対峙するシーンで一気に溢れこぼれ落ちる涙に役者としての凄さ伝わりました
そしてルークチームでは、高校生推理小説家の脳内で動くキャラな設定の友峰探偵事務所の2人
ナイトチームとは全く別の演技とキャラで演じてくれたのですがこれがとても良い!
現実側のキャラとのギャップがルークチームの中でも持ち味となって生きてました
山城なつみさん、高島一菜さん、2人のコンビに終始笑顔になれて楽しませて頂きました
大勢が1つの場所で語り合いながら進む、素晴らしい舞台をありがとうございました
あの冬が、僕らに教えてくれた

あの冬が、僕らに教えてくれた

Uzume

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2025/12/12 (金) ~ 2025/12/21 (日)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★★

行ってきました!

ほんと 素晴らしかった!

表情、動き、展開、、観る要素がたっくさんありすぎて、何回も来たい!観たい!!と思わせる

演者と観客が、一体になって、作り上げる場面も🥰 スゴク アツイ

#Uzume 
#あの冬が、僕らに教えてくれた

#やっちゃった
#穴があったら入りたい

季節

季節

劇団普通

シアタートラム(東京都)

2025/12/05 (金) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/12/10 (水) 14:00

叔父の家に集った親族8名による会話劇。
全編茨城弁で「余白」が多く観客の想像を刺激するのはいつもながらだが本作は親族だけなので遠慮がない/容赦ない会話によって人物が激昂したりもするのがまさに「劇団普通度」が高い(アフタートークより)集大成(当日パンフレットより)という感じ。
また、この回のアフタートークで初対面でド緊張という石黒主宰からゲストの佐久間宣行氏が劇団普通作品の創作過程を言葉巧みに引き出していて何度も頷く。いい回に当たったなぁ♪

パーク

パーク

甲斐ファクトリー

シアター711(東京都)

2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

あった事にしても良いし無かった事にしてもいいし
実体験か想像かなんかどうでもいい
全ては自分が幸せならばの酔生夢死した男の話でした
公園からどんな景色を見てたのか気になりました

公園を見せるのにありそうでなかった緑の芝生セット良かったです

横浜ヶ国

横浜ヶ国

雀組ホエールズ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

横浜市が独立国家宣言
それに伴う政治問答や歴史問答など観せる芝居でした

何か仕掛けがあるかと思ってた稽古場で使うような
ちゃっちい間切り壁やキャベツがどうとか書かれてた段ボールを張り合わせただけの船の小道具は
もう少しセンス良く魅せられなかったのか思いました

横浜駅通過する海老名行の電車に乗って行きました
それで思いました
ネット決済や通貨とか電気電車などの具体的なインフラは独立でどうするのか
台本購入しましたが書かれてなくて少し気になりました

シャイニングな女たち

シャイニングな女たち

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2025/12/07 (日) ~ 2025/12/28 (日)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★★

地震によって始まる新たな物語の前の物語でした
お薦め

何年ぶりのパルコ
靴底が埋まる程のフッカフカ絨毯だったのが今では
普通のぺたんこ絨毯になってて時の流れを感じました

一幕終わりの休憩に入った途端んに地震がありました
しつこく写真撮影禁止のプラカードも良いですが地震などの時は
係員の指示に従うとか非常口がどうとかの
一番肝心な安全対策へのお知らせもプラカードで
しつこくお知らせしなきゃ思いました

Downstate

Downstate

稲葉賀恵 一川華 ポウジュ

駅前劇場(東京都)

2025/12/11 (木) ~ 2025/12/21 (日)上演中

実演鑑賞

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

アメリカの劇作家・ブルース・ノリス『Down State』を観劇。

 イリノイ州の南部で、未成年者に対する性犯罪で有罪判決を受け、刑期を終えた囚人たちが、グループホームで共同生活を送っている。彼らの日々の行動範囲は限定され、保護観察士によって監視されている。
そこに被害者だったアンディが現れ、加害者に己の罪を改めろと迫っていくのだが…。

 被害者だったアンディが加害者・フレッドに詰め寄り、捩じ伏せれることで、消えない痛みがなくなるのか。
被害者と加害者との対話劇は、被害者の痛みを和らげる展開になるのだろう?と思いながらも、「加害者がなぜ犯罪行為に至ったのか」という問いかけも見え隠れしてくる。
作家の眼差しは、加害者も被害者も悪ではなく、対等であり、両方の視点から眺めることが出来るので、「我々も加害者にも被害者にもなり得るのでは?」とふと感じてしまう瞬間がある。それは個人だけの問題ではなく、社会が大きく関わってきているだろう。
 日本人が犯罪ものを描く場合は、被害者vs加害者という対立構造が作られ、被害者を蔑んでいて、当事者同士が対話によってぶつかり合うという展開はまず起こらい。現実にもありえないので、違和感すら感じ、観ている最中に辛さとイライラが募ってくる。今作の作り方に想像を掻き立てる要素が一切ないからか、この手の欧米の芝居は殆ど観ない。互いの想像力があるからこそ、何事にも解決に向かうと思えるので、今作のような作劇方法で論じてもテーマが響いてこないのだ。
嗜好の違いといえ、観劇後に強く思ったことだ。
 ただ見応えがある芝居だったのは間違く、お勧めであるのは確かだ。
季節

季節

劇団普通

シアタートラム(東京都)

2025/12/05 (金) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ふと現代のSNS社会を感じた
言葉のズレによる批判・誹謗・思い込み・条件反射的発言等等が地方の親戚の集いに集約されていた
面白い(上手い)会話劇でした

Downstate

Downstate

稲葉賀恵 一川華 ポウジュ

駅前劇場(東京都)

2025/12/11 (木) ~ 2025/12/21 (日)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★★

まだ消化出来ていないので再度チケットを買いました
日々、ジワリと心に侵入してくる演者さんの表現が怖い
あとB列に座りましたが、A列と同じ高さかつ座り芝居が多いので見にくい点が辛かったです
トリガー事項を確認して大丈夫ならばお勧めしたい

シャイニングな女たち

シャイニングな女たち

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2025/12/07 (日) ~ 2025/12/28 (日)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★

期待以上の舞台でした
最前列でしたのでミーハー心を満喫
最後は紙吹雪を満喫

ネタバレBOX

一幕は少しもっさりしたのですが、二幕目からそのもっさりが「そうだよね…分かる…うん」と共感に変換していた
ただ山口紗弥加さんの監督がラストにあそこまで謝らなくてもとも思ったが、彼女が一幕最初に見せた笑顔の気持ち悪さの理由がつながった
砂漠のノーマ・ジーン

砂漠のノーマ・ジーン

名取事務所

「劇」小劇場(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

森尾舞さんに圧倒された
一人4役5役?の演じ分けが上質な落語家のようで違和感なく会話に集中出来た
後からシンプルな鏡2枚張りの美術が一人複数役を視覚的に補助しているなとも思った
また観たいと思い楽日に再度観た
より解像度が上がりより引き込まれた

マライア・マーティンの物語

マライア・マーティンの物語

On7

サンモールスタジオ(東京都)

2025/05/17 (土) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/05/22 (木) 14:00

最前列で腰が痛いなぁと思っていた終盤に主人公が客席に向けて放つ台詞でガツンとやられた
もう一度観たいと思ったが時間が合わず無念
舞台の面白さを肌で感じる時間でした

横浜ヶ国

横浜ヶ国

雀組ホエールズ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

運良く雀さんに電話でき、2列目の席で鑑劇。難しい政治テーマをうまく演劇化させたことに大きな拍手! 但し、間に休憩があると助かるし、真珠湾攻撃は山本五十六▪永野修身▪米内光正親米派が米国の策略にはめられた攻撃で、原爆は米公文書で未完成であることが判明し、投下原爆は擬装原爆の可能性高し。それでも、ラストの大どんでん返しにはビックリ。脚本の勝利、劇は成功。映画好きには東雲タロウが殺されて、幕にして欲しかったが。素晴らしい舞台、ありがとうございました。

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