最新の観てきた!クチコミ一覧

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キレナイ

キレナイ

青春事情

OFF OFFシアター(東京都)

2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)上演中

予約受付中

満足度★★★★

帰れない男。気が短い女。はっきりしない男。トラウマを抱えた女。何もできない若者。毎日来る客。不器用すぎる店員達がちょっとクセの強い客も巻き込みながら、それぞれの思いを紡いでいく=この説明通りであり過不足は無い。

綺麗に作られた美容室の店内セットで繰り広げられる
1時間45分の群像劇
会話も店舗もスト~リ~も楽しめた~♪

これで開演時間が厳守できてれば~
まはた座の温めとかで開演時間遅れとか
気にしないようにできてれば・・・
五つ星あげられたのに・・・残念

ネタバレBOX

丁寧に時間経過とか個性出すのに衣装替えをキチンとこなし
らしい感じの台詞に個性~と
開演後の舞台は文句無し 存分に楽しかった(^-^)
トランスイマー

トランスイマー

劇団5454

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2018/05/25 (金) ~ 2018/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

a

『スプライサー』『思い立ったら吉日』

『スプライサー』『思い立ったら吉日』

劇団「劇団」

ウイングフィールド(大阪府)

2018/05/17 (木) ~ 2018/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

b

『スプライサー』『思い立ったら吉日』

『スプライサー』『思い立ったら吉日』

劇団「劇団」

ウイングフィールド(大阪府)

2018/05/17 (木) ~ 2018/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

a

美しきものの伝説

美しきものの伝説

日本大学藝術学部演劇学科

日本大学藝術学部 江古田キャンパス(東京都)

2018/06/14 (木) ~ 2018/06/16 (土)公演終了

満足度★★★★

本来は二十歳前後の若者だけで演じるには 無理のある戯曲。
しかし 抽象性を 取り込んだ 演出で役者の若さが次第に気にならなくなる。

後半 ダイアログで構築される主題は、明確に観る私に届いた。

キレナイ

キレナイ

青春事情

OFF OFFシアター(東京都)

2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)上演中

予約受付中

満足度★★★★

MCR以外の舞台のおがわじゅんやさんを観に行ってみよう❗と思い立ち、時間の調整が出来たので予約もせず行ってみた❗
私の好きなワンシチュエーション。楽しかった🎵行って良かった❗
青春事情さん初めて観させてもらったがまた違う作品も観てみたいと思います。

『キレナイ』
日曜までやっている。
お時間ある方は是非❗

蛙の結婚

蛙の結婚

IL COLORI.

アトリエ第Q藝術(東京都)

2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)上演中

予約受付中

満足度★★★★★

たった今、初日観劇です。素敵なお芝居だった!素敵な三姉妹と愉快な仲間たち、さすがILCOLORIと思うお芝居に、楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。蛙の結婚ってそういうことかーと納得です。ずっと気になって気になって。
藤さんのいつもとは違う羊の皮をかぶった感のお芝居と突然放り込んできたウルマン感全開のホッコリシーンに魅了されて⁉︎毎回アレンジする?らしいから、千秋楽の観劇を楽しみにしてます!
それにしても流石のメレちゃんのユーモアたっぷり貫禄の演技とみっちょりさんの今回は渋いお母さん演技に見入ってどんどん引き込まれてしまいましたね。楽しかったなー
今回は全体を見たくて二列目にしましたが、次は最前列で皆さんの迫力の表情の一つ一つを味わいたいと思います。

火星の二人

火星の二人

東宝芸能・キューブ

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2018/05/26 (土) ~ 2018/05/26 (土)公演終了

満足度

ツマラなくはなかったが、チケット代8000円は、勿体なかったと悔やむ。他の芝居を二つか三つ観た方がよかった。

しずかミラクル

しずかミラクル

コトリ会議

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/06/13 (水) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかったです、ずらしてくるのですべてを理解はできないタイプの演劇でした。この劇団は初見でしたが、あらかじめ脚本家の方の過去のインタビュー記事を読んでから観劇しましたので、う~んなるほどって思いです。挑戦されてる演劇だと思います。次回作も見てみたいです。

鏡の星

鏡の星

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

近未来の宇宙旅行、現実の時間と場所から距離を置くことによって、逆に客観的にある出来事が浮き彫りになる。脚本担当の鹿目由紀女史が、チラシに2018年3月、文化庁の新進芸術家海外研修制度でイギリスに行って、他文化に触れた驚き新鮮さといったことが書かれていた。本公演にもその刺激・影響のようなものが表れていた。また演出を外部の小林七緒女史に依頼し2人の化学反応のような公演が出来上がっている。
物語は、宇宙旅行と称した国家政策のような、大きな世界観などが比喩的に描かれた秀作。

自分では少し気になる、というか疑問が…。
(上演時間2時間) 【2018.6.18追記】

ネタバレBOX

ネタバレのようで恐縮だが、気になることを記してしまう。弓月(川本麻里那サン)がミラー星に残って子を産む決断をする。この星で育児はできるであろうが、その後この星で”人間”として生殖できるのか。
さらに、この子は地球にいる時に人工授精で授かったという。主人公が震災で家族を亡くした悲しみ、家族を成したいという気持から愛情なき人の子を宿す。"愛情”ない”生殖”、確かに自分の子、家族を持つことが出来るだろうが、何か釈然としない。物語の社会性のような世界観の広がりは感じるが、未来に広がる人間そのものの世界はどうなるのだろうか少し心配、不安に思った。

【2018.6.18追記】
物語の設定は40年後という近未来にしており、現実と距離を置くことによって現代社会にある問題・課題を近視眼的になることを避けている。しかし、地球に相似したミラー星での出来事や宇宙船-影法師船内の人間関係やロボットとの関わりは、どうしても現実問題を反映しているようだ。この宇宙船に乗っているのは日本人ばかり。集まったのは東北、熊本という地震被災地、沖縄という基地問題、さらには愛知という南海トラフを連想させる人物を登場させる。未だにしっかりした対応がなされていない地域ばかり。さらにロボット法の成立。ロボットの存在を認めつつ、他方違和感・差別感を抱く感情、そこには色々な意味での人間差別が垣間見えてくる。もしかしたらイギリス留学で他文化に刺激されたことと、欧州における移民問題にも関心を持ったのだろうか。そんな問題意識を感じさせる骨太作品であった。

しかし観せ方はポップ、コミカル調で面白可笑しく物語に引き込まれる。物語内容(脚本)と演出の充実感が心地良い。”搭乗”人物の背景が語られ、その心情が豊かに描かれる。それは船内にあるミラーのような枠の中で独白するような形で綴られる。その苦しい胸中を癒してくれる人、そしてロボットも製造した博士にメンテナンスという形でケアしてもらう。悩みは1人では抱えきれず、相互理解のような関係を築くことが大切。それはミラー星で出会った自分自身(ミラー)を通じて知ることになる。異文化を知ることは改めて自国のことを知る、再認識することに繋がるのだと…。

さて、このプロジェクトの真の狙いは国策にあり、その成功のためには多少の犠牲はやむを得ないという怖い側面もあり、ミラー星の人達の正体も明らかになる。空想劇の中に社会風刺を織り込ませており、色々と考えさせられた。
次回公演を楽しみにしております。
#秘密基地の桜

#秘密基地の桜

ネギ作家協会

ザムザ阿佐谷(東京都)

2018/04/05 (木) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動する作品でした。とてもとてもおもしろかったです。キャストが全員、役を存分に個性もあり表現されていて、よかったです。演出家・A. ロックマン(シャカ大熊)さんということで、お笑い芸人さんらしい演出といいますか、ストレートに面白い笑える箇所もあって楽しく観劇出来ました。

幕末疾風伝MIBURO~壬生狼~

幕末疾風伝MIBURO~壬生狼~

TAFプロデュース

かめありリリオホール(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

「生きる」とはを考えさせる時代劇。時代に翻弄されながらも誠実に生きようとする新選組隊士、一方平和な時代に生きることの意義を見出せない若者。エモーショナルな激しさ、ユーモアとドライな視点で観客の心を揺さぶる。
しっかり伝えようとする歴史フィクションは観応えがあった。
(上演時間2時間30分 途中休憩10分)

ネタバレBOX

舞台は殺陣・剣舞・アクションスペースを確保するため、作りはシンプル。それでも骨組みだけの櫓を左右対称に設置し、その間に半円形の障子窓(和風)がある。

梗概…現代、明治期に絶滅したと言われているニホンオオカミを探すため、イヌ岳に入山し遭難した兄・妹。妹は一週間後に救助されたが、その間に経験した出来事を日記に残し、それを基(治療用)に回想する。兄・妹が再会したのは幕末の京都。兄は新撰組の八番隊長になっていた。妹は弟と性別を偽り入隊し、新撰組の盛衰(約4年、池田屋事件→分裂騒動)を目の当たりに見る。現代と回想・幕末期の時間の流れの早さが異なる。浦島伝説のように物理学で言うところのウラシマ効果で観せる。

明治維新から今年で150年。時代に翻弄されながらも、生きる価値を模索し続けた漢(おとこ)達をマジックリアリズムの手法で描く。タイト「MIBURO」は、新撰組の屯所があった場所。その暗殺集団と恐れられた新撰組を狼-ニホンオオカミに準えている。現代、「生きていく意味」に向き合うことを見失っている。本公演は新撰組の生き様を通じて、生きることへの価値・意義のようなものを、娘の体験を通して伝える。

物語は文献史ではなく記憶史として、個人の視点から描いている。真のサムライを夢みた隊士=その大志という大きな国家感と、二幕目に出現させる遊郭、花魁との遊興は人間臭さを感じさせる。その鳥のような俯瞰=社会観と虫のような地べた=庶民感の対比する見せ方も面白い。返り血をあび業火に焼かれても、赤い夕焼けを見ると明日は良い天気、希望が持てるような気持になる。その気概のようなものを持ち、生きることの喜びが伝わる内容である。

最後に、殺陣と剣舞を分けて観せる。またその演出として刀が交わる音響、幾何文様の照明など舞台技術も印象的であった。
次回公演を楽しみにしております。
ムシ研

ムシ研

劇団オンガクヤマ

劇場HOPE(東京都)

2018/06/14 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

虫の観察ならぬ「ムシ研」における”人間観察”をシニカルに描いた物語。「虫」について分野ごとの縦割り研究ではなく、専門分野の横断的な研究発表という設定、そこに垣間見えて来る研究者という人間像が面白くそして怖くもある。すべては”腹の虫”のせいにする。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

セットは、中央にベビーベットのようなサークル、その周りに客席側に傾斜したテーブル。後ろには収納Boxが重ねられている。下手側にはモニターが置かれており、別室の映像が映る。中央のサークルは階下につながっている。

物語は、日本人は「虫」と特別な結びつきがある。その感覚を解き明かすため国の助成を受けて分野を横断した学際的研究プロジェクトを実施している。しかし研究者の関心や思惑もありうまく軌道に乗っからない。リーダーの御手洗(松本栞サン)は実質的なリーダーを新市氏(立川幸之進サン)に任せることにした。しかし、研究とは別のことで問題が起こり、その対処を巡って研究所は紛糾し...。

当日パンフに作・演出の中野章夫氏が研究を始め色々な事柄を示して「これは、世の中の役に立つの?」という根っこにあることが大切だ、と書いている。そして人間の本性は利己的だとも言う。物語はまさしく自己中心的な人々の集まりのようで、そこで何か成果を見出そうとすると空回りする。空回りによって、自分の行っていることの意味を深く考えない普通の人が途方もない災厄を起こす。

物事の悪化や不安定な状況によって情況不安が広がると人は保身や他者非難する傾向にあるのではないだろうか。「ムシ研」という狭い社会で、排外的な動き、他者への不寛容を誘発するような描きである。それは研究者、事務員という職種・意識区別(無視する)も内在しているようだ。

そして、問題の真偽はうやむやになり、それに憤りを覚えた人が研究所外へインターネットを通じて情報開示してしまう。そこに見えない手によって部外者の関心を引き、他者を巻き込む。いつの間にか問題解決を迫られる立場へ追いやられる新市氏の姿が滑稽に思えてくる怖さ。
学際的な共同研究は、その目的・方法等を明確にし取り組むべきだ、と主張していた男が翻弄され、人々から無視される。この先「ムシ研」はどうなるのか、各人の思考停止への警鐘のようにも思える。

次回公演も楽しみにしております。
シークレット・ガーデン

シークレット・ガーデン

東宝

シアタークリエ(東京都)

2018/06/11 (月) ~ 2018/07/11 (水)上演中

満足度★★

子供の頃のお気に入りの一冊。はっきり言ってがっかりした。子供たちのイキイキした表情が、目に浮かぶようなストーリーだったのに・・・大人の事情が、ストーリーを覆っている。原作では3人の子供たちの年齢は近かった筈なのに、こうもキャストに年齢差があると、それだけでも、違う話になってしまったように感じられた。納得出来ない部分多し。セットにも花園は全く感じられなかった。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

「ノンバーバル(ワードレス)でもここまでできるのか!」と「やっぱり限界があるなぁ」と、両極の感想を同時に感じた観劇でした。言葉がなくても基本的なストーリーは無理なく理解できる一方、人間関係が入り乱れ、さらに殺陣に突入すると、正直その一太刀ひと太刀の背景、理由が読み切れなくなってしまいました。殺陣が軸になる芝居なので、息もつかせぬアクションの一方で、よりドラマのある一太刀もみせてもらえると印象が深まったのではないかと思います。また、もし、それが台詞なしで可能になるとしたら……それは大変な発明にもなりうるのではないでしょうか。

もちろん、エンターテインメント性と表現力を持った身体(俳優)が次々と登場する展開は鮮やかで爽快感がありました。アンサンブルキャストによる水の表現なども(アンサンブルは終始同じ格好なので、敵味方を始めとする役割の変化が分かりづらい面もあったのですが)面白く拝見しました。

人力で、汗を書いて表現する、直球のエンターテインメントに挑んでいると感じました。







ネタバレBOX

舞台をよく知るベテラン勢の中、NMB48のお二人も健闘されていたと思います。特に久代梨奈さんは身のこなしがよく、軽すぎない、骨太の存在感を見せてくれました。また、谷川愛梨さんも華奢ながら芯の強さを見せる演技ができていたのではないでしょうか。
ひとつだけ、注文があるとすれば、不慣れな殺陣では、ともすれば手数に追われ、顔がうつむきがちになる気がします。お嬢様的な役柄の谷川さんのロングのヘアスタイルは、久代さんとの対比という意味でもよかったと思いますが、もう少し顔を見せる工夫もあるとさらに素敵だったのではないかと感じています。
iaku演劇作品集

iaku演劇作品集

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/05/16 (水) ~ 2018/05/28 (月)公演終了

満足度★★★

思いもかけぬ妊娠の可能性に動揺する夫婦と、母の末期がんと恋人の存在とを同時に知った兄弟。
舞台上では、生/死(中絶・尊厳死)の境界線を前にした二組の物語が同時進行し、やがて交錯します。

仕事人間で、職場での立場や体裁、出産後の生活に対する不満、不安を述べる妻の主張は、産んでも産まなくても生きづらい社会を反映しているようで、とても頷けるものでした。また、そうした気持ちをもまず理解してほしいという立場もよく分かります。
一方の兄弟のテンポのよいやりとりも、マザコン風の兄の主張が結局は母自身ではなく、自らの日常を守らんがためなのだと、次第にわかっていく過程がユーモラスでもあり、リアルでもありました。

大掛かりなセットも小道具もない、椅子だけのシンプルな空間で、対話を重ねる中から具体的なディテールを持った人間ドラマが立ち上がってくる面白さの一方、後半に前景に出てくる「母」と「未来の子供」(特に後者)の存在の仕方には疑問が残りました。二つの「生」と「死」をめぐるドラマは、その具体的な感触、多様な視点を含むゆえに魅力的だったと思うのですが、それが「進み続ける人生の時間」という大文字の美しさ、尊さのようなものに包みこまれることで、かえって見えなくなってしまった気がします。

ネタバレBOX

タイトルの「粛々と運針」とは、流れていく時間、人生の時間を表しています。舞台上にはもう一組、老いた「母」と「これから生まれる子供」がおり、二人が「チクチク/タクタク」と運針を続けているのです。

生まれた命は尊ばれ、愛しまれるべきですが、生まれる前の命に「生まれたい」と語らせることが果たして、ここで妻が語っていたような、女性の立場をめぐる応答になっていたでしょうか。それはむしろ、現状肯定を後押しする圧力にもなりかねないように感じました。
SUPERHUMAN

SUPERHUMAN

ヌトミック

北千住BUoY(東京都)

2018/03/23 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

満足度★★★★

「今、ここ」に存在し、立っていることを確かめ、さらに、より遠くへ、意識、想像を広げていく−−。4人の類まれなる身体を持った俳優たちのパフォーマンスは、終始、そのための試行錯誤、遊びを続けているように見えました。

冒頭で繰り返される「やるやるやられるやるやられる」との言葉には、いやがおうにも人と人とのテリトリー、つまりは「争い」を想起させられますが、4人の実験はそこにとどまるのではなく、劇場のある北千住にいながらにして太平洋へと漕ぎだし、世界を体感することへと向かいます。タイトルの「SUPERHUMAN」には、超人的な身体の可能性のほかにも、領域を踏み越えていく希望のようなものが込められていたのだと思います。

一人ひとりに「役」はなく、明確に対話と呼べるものもありません。戯曲も、音楽のスコアのように、一人ひとりのモノローグの断片と合いの手を組み合わせて作られており、その発話もリズムをとるように、自在に止まったり、走り出したりします。
10年ほど前なら、こうした発語の方法は、「伝わらない」「伝えることが不可能である」という葛藤を前提にしていたでしょう。ですが、ここから立ち上がってくるのはもっとポジティブでオープンな感覚でした。「不可能性は知ってるけど、やるよ」というような。(そのオープンさは開演前アナウンスやアフタートークにも感じられました)それは、これからの演劇と社会との関係を考えるうえでも、とても興味深いことでした。

俳優の能力を軸にした実験作である一方で、その俳優たちの思わぬ側面を引き出すところにまでは至っていない惜しさは感じましたが、ともかく、刺激的で考えさせられる体験でした。劇場へ向かう路地を歩きながら、「なんだか東京らしい、いいところだなぁ。でも戦争や災害が起きたり、ゴジラが来たらひとたまりもないかもしれないなぁ……」などと考えていたことが、どうも、この芝居でも扱われていることともリンクしていたようで、印象深い観劇になりました。

まっ透明なAsoべんきょ~

まっ透明なAsoべんきょ~

演劇集団 Z-Lion

名古屋市熱田文化小劇場(愛知県)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/07 (木)公演終了

満足度★★★★★

演劇集団 Z-Lionの世界観に、存在感魅力たっぷりで釈由美子さんがしっかりと溶け込み、とても素晴らしい舞台でした。
イケメンの方がいるからか、千秋楽でもあり名古屋では女性客が95%でしたが、老若男女問わず楽しめる作品でした。涙あり感動あり。

男捨離

男捨離

株式会社Am-bitioN

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2018/06/19 (火) ~ 2018/06/24 (日)上演中

満足度★★★★★

磯貝龍虎さんの初単独、初長編作品の脚本演出でしたが、実に磯貝さんらしい笑いあり涙あり笑いあり!ハンサム落語での経験が遺憾無く発揮された素敵な舞台でした。オチのつけ方も磯貝さんらしくて好きです(笑)

安楽兵舎VSOP

安楽兵舎VSOP

劇団往来

大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪府)

2018/06/14 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

本来の自衛隊とは違った、老人、病人が自衛隊員のストーリー、戦車の爆音、お色気シーンあり、女優の河合美智子さんの元気なお芝居も見れて、あっという間の時間でした!

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