
シャングリラ
兎団
遊空間がざびぃ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/28 (日)公演終了

止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★
これは凄い
これは凄い。徐々に盛り上がって、臨場感あるストーリーも面白いし、舞台セットも、音響も雰囲気いっぱい。この劇団追っかけます。

泣き虫なまいき石川啄木
ハイリンド
赤坂RED/THEATER(東京都)
2010/03/27 (土) ~ 2010/03/31 (水)公演終了

夢野久作 少女地獄
月蝕歌劇団
ザムザ阿佐谷(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了
満足度★★★
なるほど・・・
初日だったとか雨だったとか、なんだかいろんなめんどくさいことが重なってはいたのだろうが、90年代すらほとんど知らない、演劇を消費することに慣らされている身としては、芝居が始まる以前の段階でイラつきを感じてしまったのはそれだけでもうげんなり。
夢野久作の予習はしていかなかったが、予習しててもあまり感じたことに変化はないような気がする。残念ながら自分には70〜80'の小劇場の雰囲気の参考としてしか観ることができなかった。

舞踏会へ向かう三人の農夫の妻
かもねぎショット
ウッディシアター中目黒(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★★
20年後の初見でした
不条理劇とダンスパフォーマンスをミックスしたようなお芝居。
ストーリーが少々わかりにくいが、私は好みだ。
「これがかもねぎショットなのか・・・」とある種の感慨を持って観ていた。
わたしがこの劇団名を初めて耳にしたのはいまから約20年前、設立当初だった。小劇場ブームの真っ只中で「かもねぎショット」の上演スタイルは当時は斬新かつ衝撃的だったようで、たちまち人気劇団となり、毎公演、注目されて、専門家による評価もかなり高かったと記憶している。
が、私自身は縁がなく、今回が初見。CoRichの若い観客のかたにどのように評価されるのかも楽しみであった。

はなよめのまち【ご来場誠にありがとうございました!】
キコ qui-co.
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了
満足度★★★
なんかおしい
なんで1984年なんて中途半端な年が舞台なんだろうって思ったら、村上春樹「1Q84」との比較を意識したのか?
皆早口だったのと案外言葉が説明的だったのとで、期待したほどには言葉でのイメージは掻き立てられず、むしろビジュアルイメージへのこだわりを強く感じた。
個々のシーンを単品で観るとそれぞれビジュアルイメージを中心として技巧をこらした作りをしていて面白かったのだが、演出の問題か音響・照明との連携不足か、一つに連なった作品としてのリズムはいまいち掴み損ねていた印象。
また場面それぞれが「ここはこういう演出!」という主張が強かったので、ずっと観ていて途中で疲れてしまった。2時間を超えてしまうとなおさら。
いくつかの魅せるべき瞬間も流れているように感じた。
あと演技にずっと人間以外のものを観ているような不思議な違和感を感じたのだが、あれはいったいなんだったんだろうか。
そうは言っても祭礼儀式や巫女といった民俗学的要素を詩的にファンタジー色強くみせていて興味深かったし、やはり要所要所のビジュアルの美しさは飽きなかった。
あ、今気付いたけど1Q84も巫女の話だったそういえば。そういうつながりも含め?

ゴルゴダ・メール
劇団俳小
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
迫真の演技
「アスピー」役俳優陣の真に迫った演技が素晴らしかった。コミュニケーションとは何か、正常の中にある異常性、異常の中の論理性など、いろいろ考えさせられた作品でした。

農業少女
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2010/03/01 (月) ~ 2010/03/31 (水)公演終了

『クロノス・ジョウンターの伝説』~『ミス・ダンデライオン』『南十字星(サザンクロス)駅で』~
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2010/03/12 (金) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
異国の空
初見。前回がマンションでの覗き見公演だったから、今回もさぞかしナチュラルな芝居が見られるんじゃないかと勝手に期待したのだが、残念ながらテンパったときの役者の演技が大袈裟すぎて、いささかゲンナリしてしまった。

このままでそのままであのままでかみさま
COLLOL
BankART Studio NYK(神奈川県)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★
すべてが詩的で幻想的。
横浜の倉庫を改造した素敵な空間。何より広く天井が高い。その会場と音響と照明と本と役者と、全てが相乗効果をあげている。特に音響と照明が立体的なことに驚く。
観客は決まった席がなく、会場の好きなところに移動しながら見ることができる。まだまだ演劇は決まった座席で見るものという固定観念が強く、動きながら見る人は少なかったが、劇場の人からアドバイスをうけて、意識的に動いてみた。すると本当に空間の広がりを感じ、芝居が何倍も魅力的に思えた。役者が演じているエリアまで進んでいく勇気はなかったが、この芝居にはそれもありだろう。面白い試みだ。

かたりの椅子
ニ兎社
杜のホールはしもと(神奈川県)
2010/03/19 (金) ~ 2010/03/20 (土)公演終了
満足度★★★★
すばらしいです
人間のあさましさをうまく描けていると思います。
また、日本人特有の長きに巻かれ易い単純さを非常に分かりやすく魅せています。
役人の保身しか考えないバカさ加減、ちっぽけなプライドにしがみつきあがくみじめさが滑稽です。
現実世界でも嫌というほど繰り広げられている実態でありますが。
この世界を打破するにはどうすべきか、そのヒントなのかもしれません。

泣き虫なまいき石川啄木
ハイリンド
赤坂RED/THEATER(東京都)
2010/03/27 (土) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★★★
刹那すぎる啄木の晩年
啄木の晩年3年間を描いた井上ひさしの戯曲を原作に沿って上演。
井上戯曲の真髄を見事に表現。
前作「華々しき一族/お婿さんの学校」に引き続いての観劇となったが、質の高さの脱帽。
ハイリンドの底力を感じさせる秀作であった。

止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★
物語とかではなく
舞台上に流れ出した空気にやられた。途中、なぜだか息苦しくなってる自分に気づきビックリ。息をうまく吸えなくなる舞台なんて、これはなかなか出来ない経験…。たしかにストーリー展開で気になる部分、もったいない部分はなくはない。でも、それよりも他に感じるべき部分が沢山ある舞台だと思った。お見事。
7月、この脚本家さんとやれるのが楽しみです。

止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★
良作品です
外国の安宿に泊まる若者たちを描いた良作でした。
舞台のコンパクトさが、この芝居の世界にぴったりマッチしていたように思えます。

アドルフに告ぐ
Studio Life(劇団スタジオライフ)
天王洲 銀河劇場(東京都)
2007/12/20 (木) ~ 2007/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
スタジオライフ嫌いの方におススメ
山本芳樹さんのファンでいながら、いつもスタジオライフに行く時は、ひとつの勇気が必要です。ほとんど、客席が、芝居の中身でなく、役者さん目当てでいらしている方が大半の気がするので。いつでも、部外者感が尽きないのです。
でも、これは、勇気を振り絞って行った甲斐がありました。
原作が素晴らしい上に、倉田さんの演出もスピーデイで、その上、何と言っても、山本さんの好演が、舞台に深みを与えていました。
ボーイズ・ラブ物が苦手な、スタジオライフ食わず嫌いの方にこそ、是非ともおススメしたい作品でした。
再演していただけたら嬉しいのですが。

ONEOR8プロデュース「思い出トランプ」
こどもの城 青山円形劇場/ネルケプランニング
青山円形劇場(東京都)
2008/10/10 (金) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
これなら向田さん、合格点出しそう
昔、放送作家を目指していた頃、私にとっての3大作家のお一人だった向田さん。向田作品は映像も脚本も全部制覇したファンでしたから、正直、観に行くまではかなり不安でした。
何しろ、主演の田中麗奈さんは初舞台だし…。
でも、観始めたら、一挙にその不安は解消されました。
田村さんの一つの舞台で、何箇所もの多数のシーンを、マジックさながらの見せてしまうテクニックは素晴らしいし、田中さんは、とても初めての舞台とは思えない好演振りで、一気に田中麗奈さんファンになってしまうくらい、素敵な主演ぶりでした。
田村さん、原作のある舞台演出作品は、やはり今後も追いかけたいと思わされました。

演劇機関説・空の篇
劇団再生
Asagaya / Loft A(東京都)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/27 (土)公演終了

どん底
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2008/04/06 (日) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
ケラさんの才能に気付かされた作品
「どん底」は、昔々、滝沢修さんの舞台を拝見したことがあり、もうとにかくひたすら暗いという印象しかなかったのですが、今回のケラ版を観て、あまりの面白さに面食らいました。
キャストも適材適所だし、生演奏などもあり、2幕の明るい外の風景にも目を奪われました。
こんな、若い人には見向きもされないだろう、新劇の古典を、若者向きに見事にアレンジした、ケラさんの天才肌の演出にただただ感服しました。
映像役者さんではダントツごひいきの江口さんの好演も嬉しくなりました。
ずっと以前から、江口さん、舞台でも活躍されたらと期待していましたから。
山崎一さんの演技が切なくて、涙が出ました。段田さんは、まさにはまり役。
こんな「どん底」なら、また見たくなると思いました。

スイングバイ
ままごと
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★★
すがすがしいポップ
つらさとか、真理とかをえぐるだけが、芝居じゃない。
それよりも、社会をつくっているだけで、ちゃんと大丈夫なんだよって
言ってもらえたような気がしたのが、ほんとにうれしかった。
システムとコンテンツのバランスから言えば『わが星』の奇跡と比べられるから、きっと分が悪いと思う。
でも本質はそこじゃなくて、きわめて個人的なテーマ選びから、いっきに普遍的な広がりに持って行ける大胆さと、伸びやかな清廉さだ。
いつまでも等身大のことばかり考えているわけにいかなくなった演劇に対して、柴さんはちゃんと彼なりに、アプローチしている。
ままごとという、虚構を虚構として認識し、その上で、現実との境界を再構築する遊びを、きちんと果たしている。
彼が、想像もできないくらいの大きさの時間や空間をおもちゃにして遊ぶとき、わたしたちは自分の相対的な小ささを認識する。
そしてわたしたちの悲しみや寂しさはちゃんとわたしたちのものとして返ってくるのだ。