1st impression
1st impression
実演鑑賞
王子小劇場(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.qui-co.net/
期間 | 2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月) |
---|---|
劇場 | 王子小劇場 |
出演 | 堀奈津美(DULL-COLOREDPOP)、東澤有香、如月萌、佐藤健士、酒井和哉、木下祐子、吉田小夏(青☆組)、田中のり子(reset-N)、千葉淳(東京タンバリン)、木村友美、三枝貴志(バジリコ・F・バジオ)、サキヒナタ、小栗剛 |
脚本 | 小栗剛 |
演出 | 小栗剛 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,000円 【発売日】2010/02/24 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 【全公演、無事終了致しました。ご来場誠にありがとうございました!】 キコの旗揚げ公演です。 肌を破かないで出血するような、鼓膜を揺らさないで脳震盪を起こすような、性交を用いず妊娠するような、五感や生の理を狂わす演劇。 禍々しくも美しく、可愛らしい「はなよめ」たちのお話です。 10年代の始まりにふさわしい幻想がここにはあります。 【ストーリー】 1984年。人々がまだ、世界はひとつだと夢を見ていられた時代。 舞台は、はなよめのまち。 戦後、進駐軍の管轄から隠すように廃線となった線路がある。 途切れた線路の先を勇気と共に歩み、ふたつほど山を越えると、やがて、かつては駅として機能していた社(やしろ)がある。三本足の鳥居をくぐり、あぜ道を辿れば大きな旅館が見える。 地図に無い町。はなよめのまち。 この町の特産品は「はなよめ」。 この町に生まれた少女は教育を施され、「はなよめ」となって売られていく。日本の特権階級の人間のために作られる、特別な花嫁。 まちは夜明け、堕ちてきた藍色に濡れる。 旋律のような喜びが、まちの女達を触発する。 ピアノの音が坂の上から漏れてきていた。女たちが生命活動を始める。土手の上を歩く花嫁たちに、農家の男たちが手を振る。 決して触れることの許されない、汚れた手が橙色の光で煤けている。 看護婦たちが笑っている。 春祭りが近い。 ナギは、これが最後の春祭りになるかもしれないと感じていた。それは誰にも言わなかった。 本当に本当の最後まで、言わなかった。 わたしたちの肌は、いつか破けてしまう。 ぼくたちは飛び散ったあたたかな飛沫を浴びて、大人になるんだ。指が5本では足りない。弱い。 ぼくは(わたしは)離れることのない手が欲しい。 ---------------------------------------- キコがファーストドロップする本公演は、リリカルで、ガーリィで、笑えるぐらい残酷で、死ぬほどロマンチックなラブストーリー。 どうか、忌まわしい思い出を連れて観に来てください。 あなたが清らかに発情して家路に着きますように。 ★稽古場ブログ始めました!→ http://blog.goo.ne.jp/qui-co_1977 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 【舞台監督】桑原淳 【照明】ミゾカミクニコ 【音響】井出"PON"三知夫(La Sens) 【美術】松本謙一郎 【衣装】萩野緑 【映像/宣伝美術】荒船泰廣(sushi film) 【宣伝写真】堀奈津美(*rism/DULL-COLORED POP) 【振付】如月萌 【劇中音楽】yusuke kamijima 【制作】北澤芙未子(DULL-COLORED POP) 、赤羽ひろみ 【協力】 (株)エムマッティーナ、DULL-COLORED POP、青☆組、reset-N、東京タンバリン、バジリコ・F・バジオ、sushi film、La Sens |
[情報提供] 2009/10/08 01:12 by mk
[最終更新] 2010/07/18 23:02 by 小栗剛(キコ/qui-co.)
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー11
最新のトラックバック
トラックバックURLはこちら
キコの旗揚げ公演です。
肌を破かないで出血するような、鼓膜を揺らさないで脳震盪を起こすような、性交を用いず妊娠するような、五感や生の理を狂わす演劇。
禍々しくも美しく、可愛らしい「はなよめ」たちのお話です。
10年...
もっと読む