最新の観てきた!クチコミ一覧

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LOVE YOUR LIFE

LOVE YOUR LIFE

readymade foundation

pit北/区域(東京都)

2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★

絶対的な正義と悪
弱者が居て強者が居る。
戦争はいけない事で、人を殺すのも絶対悪。
なんてことは通常の教育を受けた人間ならば分かっている事だが、
ただ『分かっている』事と『実感できている』事とは違う。
どれだけその伝えたい相手(今回の場合は観客)に実感させるか、
その相手と共鳴する所までもっていけるか、
それを動きも少なく言葉でのみ訴えかけるには、
相当な技術がいるのだと思った初朗読劇でした。

ネタバレBOX

フリートークで感想を聞かれたので、直接お話しさせて頂いた事もありますが、
台詞が言葉として伝わってこず、ただ音として耳に入ってきてしまい、
戦争の悲惨さや恐怖、世の中の理不尽さや虚しさが実感できない部分があった。
それは”単語の意味を知らないから”という事ではなく、意味のあるものとして
言葉や文章がただ伝わってきませんでした。

今回の題材が題材だけに、仕方が無いのかもしれないが、
全てに於いて物凄く”負”の部分だけを繋ぎ合わせたストーリーになっており、
共感できない部分が多々ありました。
例えば派遣をきられた息子や、仕事が見つからずホームレスになるか
自殺するしかない等、話す若者達。
如何にも社会や会社の理不尽さだけをクローズアップするかの様な件があるが、
仕事が何ヶ月も見つからないなんて事は、その本人にも何かしら問題があるのではないかと思ってしまう。

あと主催の方が進行役として出ていらっしゃいましたが、音響に負け(爆撃音など)
活舌もあまり良くないように思われました。
ジャーナリスト役の方は良かったですね、感情の出し方や抑え方が上手いと思いました。

主催者の方の演劇に対する熱意や人間性が伝わってきたので、
終演後のフリートークには参加して良かったです。
若さ故のがむしゃらさには、かなり好感が持てました。
多分劇だけ観て帰っていたら、良い印象は残らなかったと思います。
ただ、お金を取って観せる以上、その方の熱意や人間性の好感度は
評価には加算しませんでしたので★は二つとさせていただきました。
暖かそうな場所 【ご来場ありがとうございました。次回は12月クリスマス】

暖かそうな場所 【ご来場ありがとうございました。次回は12月クリスマス】

ろりえ

nakano f(東京都)

2010/07/22 (木) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

はるばる、
関西から観に行きました。
そして、、良かったです。

小ネタが、所々に混じってて、個人的に好きな感じでした。
女優さんが、それぞれうまいなぁと思いました。

関西にも、またきて欲しいです。


ただ、、、
あの暑いのは、もういいです。

お気に召すまま

お気に召すまま

子供のためのシェイクスピアカンパニー

あうるすぽっと(東京都)

2010/07/17 (土) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

久々に
見に行けて嬉しい限り

あいかわらずの面白さの中にある新しい才能に心踊る

LOVE YOUR LIFE

LOVE YOUR LIFE

readymade foundation

pit北/区域(東京都)

2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★

戦争もの
以前、朗読劇はセリフ劇より難しいかもしれないと
ベテランの俳優の方から聞いたことがあるが、
その意味がわかった気がする。

戦争モノは非常にバランスが難しい。
最後のフリートークまでいなかったらあまり印象が良くなかったかもしれない。

ネタバレBOX

当然ながら若い人たちは戦争など経験したことがない。
それでも脚本にある残酷な事実を表現しなければならないが
役の置かれたあまりの過酷な状況を前に、入れ込みすぎて、説教臭くなる。
それに押し付けがましさを感じて、観客が戦争モノを避けるようになっていく。

この舞台もそうなりそうな感じがしたが、
ジャーナリストの男性を演じた方の冷静な演技が温度を下げてくれたことと
最後の主催の方のフリートークを聞いたので印象が上がった。

若い人が戦争モノに挑戦するという気概は素晴らしい。

個人的に、人間が生きるとどこかで必ず戦争は起こると思うが
それを文化の力でとめるということは、芸術の究極の使命であると思う。

それを真っ直ぐ語れる主催の姿勢がとても好感を持てた。
ただ、フリートークに参加してなかったら★は二つだったかもしれない。
だからこそ舞台の中で、その誠実さや素直さに変わる何かを示してほしいと思った。

なるべく公平にと書かれた脚本だとは思うが、
遠い戦争を描いているとはいえ、思想はデリケートな問題。さまざまな視点が必要だと思う。
今回も事実を積み重ねているのだろうが、やはり一方的だと感じる部分もあった。
戦争モノは見る側も、無条件で無批判になりがちである。
どうしてもつらかったりかわいそうな人たちを出されると同調しなければならない気になる。
観る人の哲学や判断も大事になる。

また舞台を作る側の人々が、もっといろんな観方を提示するべきなのだろう。
戦争についての舞台も作っていかなければならないのだと感じた。
考えさせられる一日になりました。
エーデルワイス

エーデルワイス

feblaboプロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2010/07/23 (金) ~ 2010/07/30 (金)公演終了

満足度★★★★

最高に贅沢な藝術!
演劇はありとあらゆる藝術の中で最高に贅沢な藝術と呼ばれる。それはまさにそこに役者がいるという贅沢さである。

その中でもこの恵比寿駅前バーは、さらに贅沢感が味わえる会場だ。なにしろ少し手を伸ばせば届くところであこがれの役者達が演技をしてくれているのである。

ただいつもはこの劇場、超満員で、贅沢感も味わえるが居心地の悪さもあった。ところが今回はステージ数が多いせいか、席に余裕がある。こんな少人数の観客のために、これだけ豪華なメンバーが少しも手を抜かず、最高の演技を披露してくれる。まるで貴族にでもなった気分だ。チケット代1万円くらいの価値がある。

三瓶大介、石井舞、筧晋之介、西尾友樹、平塚正信、堀雄貴、萱怜子、いずれも小劇場を代表する人気役者だ。その役者たちの息づかいから、匂いまで感じられるのだ。そして、終演後、少し残っていれば話も出来る。あらためて、恵比寿駅前バーは最高の劇空間だと思った。

アームストロング・コンプレックス

アームストロング・コンプレックス

劇団ショーマンシップ

甘棠館show劇場(福岡県)

2010/07/22 (木) ~ 2010/07/29 (木)公演終了

久しぶりに
芝居を見た~という感じがした。福岡の有望若手ががっつり大活躍。期待以上のおもしろさ!でした。福岡で演劇にちょっとでも興味がある人なら、絶対に見た方がいいと思います。

ネタバレBOX

若手の活躍を支える劇団ショーマンシップの皆様が素晴らしい。おとなの仕事だ~!と思いました。
家庭の安らぎの喜びと恐怖

家庭の安らぎの喜びと恐怖

本能中枢劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

パンを与えた民衆
おフランスでは、パンがなければお菓子を食べればいいじゃないの。なんて言葉が歴史に残る中、本能中枢劇団では、フライヤーを通して観客に「パン持参」とお願いするなど世の中は混沌としておりますが・・・、

主宰 西島明曰く。「ぼくはただ、秩序だった物語には観客としても飽きているので、シーンを「物語ること」に代わる「部分」や「カケラ」のように並べ、わからなくても眠くならない舞台を作りたいと思ったのです。

そのためには、マンジュウをわきの下で暖める女や、氷をつめたランドセルに顔をつけて涼む男などを登場させ、舞台と客席が体臭や体温のイメージを互いの中枢神経を通して共有する必要がある、と本能的に思っています。」とのこと。

確かに物語りはカケラのようなコントもの。そのコントはコメディか?と問われたら失笑してしまいそうな、まんま苦笑!とか、失笑!の世界観。観客の感性で好みが割れる芝居だと思う。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


緩くてバカバカしいコントの連打。その打撃は馬鹿笑いとは程遠いゴロ球。そんなだから、ストローの袋を吹いて飛ばしたり、テディベアだと言って、北海道の木彫りの熊を重鎮を抱きかかえるように登場させたりと、ナンセンスな笑い。殆どが何の根拠もないような短編の集りだから、万人受けはしない。だから、これを観て心が震えるような感動とか、落涙とか、そういった物語から受ける感銘は何もない。

ワタクシ自身はこれだけの芝居の本数を観ているが、秩序だった物語を観客としては全く飽きていない。そんなだから、わからなくても眠くならない舞台を観たいとはあまり考えていない。観客に解るように眠くならない舞台を作って初めてプロの作り手だと認識するし、そうあらねば自己満足で終わってしまうからだ。

究極、作り手は観客を喜ばせ満足させてナンボの世界だと常日頃から思っている一人だし、また、観客あっての劇団だと思う。この劇団の表現方法はコントとして、「まあ、ちょっと観てやるか。」くらいの生ぬるいナンセンスコメディだから、これを観て失笑しユル楽しい世界には違いないが、それだけだ。。

で、当のパンは何に使ったかだが、舞台でちょっと一回だけ使用した程度で、残ったパンはたぶん、スタッフと役者らが喰らうはずだ。これこそが本能中枢劇団の喜びではないか。パンがなければ・・・なんて不景気はどこ吹く風なのだ。笑
[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!!

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オッセルズ

シアター711(東京都)

2010/07/21 (水) ~ 2010/07/26 (月)公演終了

満足度★★

むむむ
うーん。楽しめなかった。
コンセプトがむずかしいところ。
いまはお笑いブームで、テレビでプロのお笑いのコントを見ることができるのに、
劇場まで来てお金を払ってまで見るというのはけっこう大変なことだと思う。

もっと劇場に特化したなにかを探さなければだめなのではないかな。
以前ミラクルシアターで見たときは、ダイナミックさがあってもう少し笑えたのだけど、
今回は…これならテレビかな、と思ってしまった。


ネタバレBOX

ケンタッキーとマックの話は、良かった。
MACの女性がとても良かった。
圧されて促されるケンタッキー派とのやりとりに
ライブならではの良さを感じられた。
また、女性陣をバイクに見立てたシーンなんかは
舞台でしかできない表現で良かった。
女の子にドア越しに向かって「やらせて」という話は趣向が面白い。

時間が少なかったのか、今回は全体的に笑いまで昇華してないものが多かった気がする。

また劇場はミラクルシアターみたいに横に長い方がたぶんよかった。
シアター711は初めてきたけど、タテに長いので
後ろに座るお客さんまで笑いの波を届かせるのは難しいと思う。

役者は達者な方が多いので、もっと演出のスパイスをきかせてもよかったかも。

蟹

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★

蟹が赤いわけ
劇団桟敷童子ってほんと関心しちゃいます。今回は水。ステージの作り込から劇団員が手掛ける。スゴイ。客入れから劇団員さんたちの意気込みも感じられ、看板女優の桃子さんの演技がこれまた迫真に迫りいうことなし!!

僕の東京日記

僕の東京日記

劇団伊達組

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2010/07/22 (木) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

時代を感じさせる
下宿先の入り口、居間、各部屋に通じる廊下、二階に通じる階段、それだけの舞台。
でも、芝居が展開するほどに奥行きを感じさせるいい芝居でした。
70年代に入った時代をその時代を生きていなかった役者陣が見事に演じて、時代を共感させてくれる内容でした。
2時間強の芝居も充実した時間に感じました。

『霧ケ島ノ春』~ご来場ありがとうございました~

『霧ケ島ノ春』~ご来場ありがとうございました~

劇団ヘラクレス

ワーサルシアター(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度★★★

妖艶な天草四郎でした。
想像していた通りとても妖艶で美しい天草四郎でした。女性物の衣装をまとった姿がとても似合っていて不思議な世界観がよりいっそう不思議に思えました。笑いもちりばめられていて面白かったです。アフタートークの日に行ったのですが、汐崎アイルさんの役柄と素とのギャップに大笑いしました。おしゃべりがとても上手くて、とっても仲がいいカンパニーなんだなぁってほのぼのしました。アクションもパワーアップされていて素晴らしかったです。

ネタバレBOX

話の内容が若干「???」でした。しっくりこない部分があるというか・・・。

でも、四郎のお姉さんと、流浪の画家・右衛門はとても好演でした。
あと鈴音のお兄さんも面白かったです。
マルチノの最期もとても素敵でした。また次回作を期待してます。
[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!!

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オッセルズ

シアター711(東京都)

2010/07/21 (水) ~ 2010/07/26 (月)公演終了

満足度★★★★

実は計算したクレバーな構成
バカバカバカ、バカ丸出しの大バカ(決して貶しているのではなく、逆に褒めているつもり)…に見せかけておいてアヴァンパートでタイトルの解題はするわ「オムニバスなので筋は追うな」と断りながらもちゃんとタテ軸の通った連作にしてなおかつ変化も付けるわとかなり計算したクレバーな構成に感心。

ネタバレBOX

また、ステッペン・ウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」をバックにした場面でのバイクの表現が見事。
gravity Live vol.4

gravity Live vol.4

gravity

新宿FACE(東京都)

2010/07/23 (金) ~ 2010/07/23 (金)公演終了

満足度★★★★★

新世界
今まで体験したことのない世界でした。ありがとうございました。存在感が半端ないですね。

肝っ玉おっ母とその子供たち

肝っ玉おっ母とその子供たち

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

あとから生まれてくる人たちに
このタイトルの意味どおり、信仰戦争に巻き込まれた人々がこの戦乱の時代を生き延びていくためにどんな風に生きたか、どんなことを強いられ、どのような知恵をもたなければ生きられなかったかを、戦争に生きる庶民の姿をとおしてブレヒトの時代精神が持つ希求の貴さを問いながら訴えた物語。
確かに、中学生・高校生にも観て欲しい作品でした。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

戦乱の中、肝っ玉おっ母は3人の子を連れて小さなホロ車を引きポーランド、チェコ、バイエルン、イタリアなどを転々としながら行商をしてその命を繋いでいた。この戦乱の世を生き抜くためには人間は肝っ玉を持たなければ生きていけない。」そう3人の子供たちにも教え諭し、「体だけは大事にしろ」と口を酸っぱくして言ってきたはずなのに、息子のアイリフとスイスチーズは半ば兵士に騙されて軍に希望入隊してしまう。

やがて、戦乱の世はそれぞれの兵士たちにも災難が降りかかる。良かれと思って行動した結果が思わぬ方向に誤解を受け、酷いことに二人の息子は虐殺されてしまう。その間、息子を助ける為におっ母は賄賂を画策するも、その駆け引きに手間取って最愛の息子が殺されてしまうシーンはあまりにも残酷な場面だが、戦争というバケモノは人間の理性も崩すものなのだろう。200グルデンの駆け引きの為に失った命。この間、何度もキャストが歌うシーンがあったがイヴェットはもっと練習したほうがいいと思う。歌唱力がないのだ。

そんな最中、娘のカトリンだけはおっ母の言いつけどおり、おっ母の行商を手伝っていた。カトリンは言葉を発することが出来ない障害を持っていた為、後に男から襲われ暴力を受けてキズモノになってしまう、更に抵抗した時に額に受けた深い傷が残ってしまうのだった。おっ母は娘をみて、慰めるもこれはもう嫁にやることは出来ないだろうと覚悟を決め、更に行商に励み、戦争を見込んで仕入れに没頭するのであった。

一方でおっ母の留守中のカトリンは3人の敵の兵士が街をうろついている様子を味方の軍に知らせるべく城壁に登り太鼓を叩いて知らせるのだが、このシーンはあまりにも壮絶で美しく感動する情景だ。敵の兵士が「叩くな、降りろ、撃つぞ!」との脅しにも負けず、自らの命を犠牲にして、とうとう街を救ってしまった英雄だった。

こうして肝っ玉おっ母は一人ぼっちになってしまったが、それでも命ある限り生きなければならない。重いホロ車を引きながら身を粉にして行商する姿は天から舞い落ちる雪のなか、マッチ売りの少女を連想させるが、泡のような雪と対比してその足取りは果てしなく重いのであった。

終盤にキャストらが歌う「あとから生まれてくる人たちに」を合唱する情景でヤラレル。この劇団の「戦争で犠牲になる庶民の姿を見せよう」と後世に訴える姿勢を汲み取ってワタクシは沸々と落涙し、感動するのだ。



僕の東京日記

僕の東京日記

劇団伊達組

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2010/07/22 (木) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

懐かしい雰囲気の中、
下宿屋のそれぞれの人生、心に沁みますね。

ネタバレBOX

「泣いてくれるな、おっかさん」の時代、あんなに反抗的な態度をとっていたのに、結局母親に助けられたってこと。

不条理劇に出てきそうな母親でしたが、肝っ玉が座っていました。「されど、母は強し」でした。

化粧であんなに変わるんだとか、かつらであんなに変わるんだとか、あぁ面白い。

おでん革命の女性、細面で、繊細で、頼りなげな、何か恵まれてなく、昭和のあの頃いたような気がします。

「不発」で終わったのはちょっと残念のような気もします。
幸福な職場

幸福な職場

劇団 東京フェスティバル

小劇場 楽園(東京都)

2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

良い芝居でした
知的障害者の雇用問題という難しいテーマを扱いながら、自然に入り込んでいける良い芝居でした。俳優さん達の丁寧な演技にも感服。皆様が書いているように多くの人に観てもらいたいものです。 

僕に似合いの身体

僕に似合いの身体

散歩道楽

シアターブラッツ(東京都)

2010/07/20 (火) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

20100722
201007221900@新宿シアターブラッツ

ザ・キャラクター

ザ・キャラクター

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

感慨深い
抵抗感のあった野田作品を初観劇。評判の高さを思い知る。セリフもセットも演出も、もちろん演技も素晴らしかった。古田さんはどんな舞台でも存在感すごい。宮沢りえさんは完全にノドやられててすこぶる残念。チョウソンハさんの躍動感ステキでした。
時を同じく観劇していたクロムモリブデンの「恋する剥製」を思い出す。似たような題材でも描き方でこんなに違うのだと、改めて演劇の奥深さにしびれました。

ネタバレBOX

でも、観終わった後、不思議な重圧を身体全体から感じ、その足で軽妙なクロムモリブデンをもう1回観に行ってしまいました。リピート割りで値段6分の1以下・・・演劇って不思議すぎる。
くちづけ

くちづけ

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★

判ってても・・・
泣ける、もしくは泣かすと評判の東京セレソンDX。題材を知って、こりゃー泣かされるぞ、でも泣くものかと、アマノジャクな気持ちで観劇しましたが・・・それでも泣かされました。泣きました。
単なる題材としてではなく、深い思いがあって、きちんと取材して、時間を掛けて作られたことがヒシヒシと感じられ、取り上げるテーマはしっかりめでも、メッセージが重すぎるわけでもなく、笑いどころもたくさんあり、見所満載でした。

今日のてんき、星のあかり

今日のてんき、星のあかり

よこしまブロッコリー

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2010/07/15 (木) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★

気持ちよく家路につきました
それぞれの悩みを抱える日常の会話劇。

ネタバレBOX

そこに存在する事で、その周りに影響を与え合う、そんな関わりを宇宙に例えて表現してる。
星(過去)の「あかり」に囚われながらも、またそこから前へ向かうキッカケを見出す場面は、穏やかな?懐かしい?気持ちになりました。
自然のままに、雨が上がると、全てが何となくあっさりと好転していくのは、あまりにもストレート過ぎる気もするけれど。。。
心地良いエンディングではありました。

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