最新の観てきた!クチコミ一覧

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パーティーが始まる

パーティーが始まる

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/08/03 (火) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★

青春爆発だった
初日に観劇したら、終演後ビールもらった、さすがパーティーなだけある、何か得した気分。
『物語の始まるまでの話』
自分の大学生活を彷彿させる優しく懐かしい世界。
丁寧に物語を描いてたな~。
舞台と客席の距離が近い構造で、役者さんが目の前にいてドキドキ。

ネタバレBOX

『話がしたい』という台詞が印象に残った。
月影番外地その2「ジェットの窓から手を振るわ」

月影番外地その2「ジェットの窓から手を振るわ」

月影番外地

ザ・スズナリ(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/13 (金)公演終了

満足度★★★★

元気を貰えるかもしれません。
役者さんは実年齢どおりの設定で全員40代。
TPCのパーティーが始まるは、大学生が主人公でしたが
こちらは年月を経てもなお燻っている40代の悩みと再生。
そんなものが垣間見えます。千葉さん・木野花さんのコンビはいいですね。
渡瀬とあゆこの対比が面白い、渡瀬のツッコミの元気さにも笑えます。

ザ・キャラクター

ザ・キャラクター

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

今回もまた
 席が前方で、かえって見づらく、特に始まってしばらくは芝居に集中できませんでした。しかし、物語はかなり分かりやすく、もしかしてあの集団?というのはある程度予測して見ることができました。
 ことば遊びというより文字遊びが多く、耳で聞くだけではちょっと理解しづらいところもいくつかありました。

ネタバレBOX

 ラストではあんなにもはっきりと”モノ”を出されてしまい、逆に意外でした。
 また野田さんから事実を突き付けられてしまい、一体どうしたものかとちょっと途方に暮れています。福岡ではおなじみの烏山茜さんと菊沢将憲さんが、アンサンブルとしておふたりともかなりいい位置で活躍されていました。
 「パイパー」に比べてアンサンブルが非常に効果的であったように思います。
徒然なるままに…

徒然なるままに…

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

涙が止まらなかったです
やっぱり戦争の話は悲しいですね。
秋葉さんならではの女性目線の作り方がとても好きで
今回その色は少なかったように思いましたが、
男性がメインとなる戦争の話で
そこに生きる女性の心情に涙が止まりませんでした。

女の罪

女の罪

ブス会*

リトルモア地下(東京都)

2010/07/29 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★★

なんかフツー…だったような
いまごろ、「観てきた!」を書いても意味ない感じですけど。なんか、とてもフツーな感じの話が展開されていて、正直なところ、こういう感じの話を芝居で観ることの意味がもうひとつ分からんかったです。皆さんのように盛り上がれなくて、申し訳ないです。ま、そういう観客もいたという、記録・・・ですかね。

タスキノクニ

タスキノクニ

ザ・ビエル座

札幌市教育文化会館(北海道)

2010/08/07 (土) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました☆
今回も素敵な作品でした!!
次回も楽しみにしています♪

月影番外地その2「ジェットの窓から手を振るわ」

月影番外地その2「ジェットの窓から手を振るわ」

月影番外地

ザ・スズナリ(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/13 (金)公演終了

満足度★★★★

あの曲
クライマックスにかかるあの曲はなんという曲でしたでしょうか?聴いたことがあるような気がするのですが、思い出せません。が、オーバーふぉーてーの自分としても、うなづくばかりの内容でした。

2番目、或いは3番目

2番目、或いは3番目

ナイロン100℃

いわき芸術文化交流館アリオス(福島県)

2010/08/07 (土) ~ 2010/08/07 (土)公演終了

満足度★★★★

また福島へ来て欲しい
調べてみたら、実に8年振りとなるナイロン生観劇でした。
やはりナイロン100℃はおもしろい。

豪華なキャストに囲まれても尚輝いていたのが作・演出であるケラリーノ・サンドロヴィッチさん。
誰よりも存在感があったなぁ(笑)。
カーテンコールで登場した時は思わずときめいてしまいました。

ナイロン100℃のみなさんにはまたツアーで福島に来て欲しいです。

狂騒パレード

狂騒パレード

メッテルニッヒ

明石スタジオ(東京都)

2010/08/05 (木) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★

あやうく睡眠
何より脚本がもったいないなと。百物語に入って以降の怒濤の散漫さに思わずうそーんと吹き出してしまいそうになった。あのシーンを観ていて、言葉との距離を測れていない時分に書いた、一歩引いてみた形としてはなんとなく整ってはいるけれどよく見ると謎なアクロバテッィクさをみせる文章を思い出し懐かしい気持ちに。

新明治仁侠伝

新明治仁侠伝

劇団め組

吉祥寺シアター(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

明治武士
ちょうど「龍馬伝」が薩長同盟結ばれるや否かを放送していたので、なるほどこの先そんなんになってゆくのかと勉強になった。
歴史に明るくないのでどこまで史実でどこから物語なのか判断つかなかったが、それでもなんとなくかなり史実に忠実に、隙間に物語を組み込んでいるんだろうなーと感じた。歴オタだったらもっと楽しめたのかしら。
体感時間は長かった。というより、一つの場面が大河ドラマの一週のように、いちいち盛り上がり暗転するタームの積み重ねで、終わりかなと思ったら終わってないというのが何度か続いたので体内で終わりのタイミングを逃した感。
個人的に、関ヶ原後のカブキ者みたいに生き延びてしまった虚しさを反骨パフォーマンスとして変換していくような、愛嬌のある思想の方が共感を持てるので、葉隠思想な侍魂は根本的に受け付けないんだなと気付かされた。

広島に原爆を落とす日

広島に原爆を落とす日

RUP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/08/06 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★

響く、生の声
コレは舞台芸術としてでこそ、役者の生の声でこそ魅力が発揮される作品だ…そういう気持ちにここまでトコトンさせて頂いたのは久しぶりな気がします。正直、物語にそこまで魅力を感じたわけではないのですが、終演後すぐ「もう一度観たい」という気持ちにさせられました。まさにLIVE。心にズバズバ刺さってきました。終盤なんて何を言われてもズバズバ。ただ「ふ~ん」と客観的な視点で観たりは出来ませんでしたし、してはもったいないのでは!?せっかくなんで‘えぐられる気’満々で劇場に行ってみて欲しい作品です。聞き取りづらいセリフあるもご愛敬、の精神で(笑)

サーフィンUSB

サーフィンUSB

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★

軽いのり
夏らしく、サーフィンがテーマかと思いきや、実は情報社会にたいする風刺を描いている。
ポップ調な舞台設定で、演台が高く設定されていて、前から2列目だったので、仰ぎ観るような感じであった。
この劇団の芝居を観るのは2回目であるが、ヨーロッパ企画の雰囲気は十分に伝わった。なかなか面白かった。

ノクターンだった猫

ノクターンだった猫

ニットキャップシアター

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/08/06 (金) ~ 2010/08/09 (月)公演終了

満足度★★★★

独特の感性
劇団初見です。

一風変わったテイストを持った舞台で、一つずつのシーンに織り込まれた創意のようなものにぐいと引き寄せられました。

ただ、着地点についてはすこし違和感がありました。

ネタバレBOX

冒頭から、なにかシュールな感じの舞台。

ちょっと常ならぬ色をたたえていて
観る側を引き寄せます。
舞台美術もそれほど凝った印象はないのですが
どこかユニークで、
重なっていくエピソードたちのどの風景にもなりうる感じ・・・。
ちいさな魚を上に仰ぐ球体とそれを照らすライトもきれい。

ばらけてしまうような危さを秘めた物語の構成ではあるのですが、
支配するロジックのようなものが
個々の場面にしなやかに縫いこまれていて、見飽きることがない。
別れさせ屋のことについても、自分の恋人のことについても
劇団のことについても、絶妙なデフォルメから生まれる
不思議な実存感と説得力があって・・・。
観る側は
それぞれのシーンが次第に常軌を超えた色や深さを持ち始めても
むしろ前のめりになって追いかけてしまうのです。

役者たちには安定した力があって
よしんば強いデフォルメがあるシーンや
ニュアンスが強調されるような場面でも、
あるいは何かが滅失していくような感覚も
実にスムーズにすいっと演じて
観る側を取り込んでしまう。

やまない雨、
仮面の裏表、
メビウスの輪を歩き続けるような
舞台上に存在する彼女についての痴話げんか、
存在していたものが
猫のようにすっと逃げていく感覚・・・
多重構造が柔らかく崩れていくときの質感。
どこかアンニュイなのに、
多様でぞくっとするほど鋭い。
それらは、作り手の内面をめぐるものたちの、
あからさまな、でもしたたかに作りこまれた
表現にも思えて。

ただ、
ラストシーンについては、
すこし安易かなという感じがしました。
そこまでに舞台はしっかりと満ちているのですが、
さらに昇華したり収束したりするには
何かが足りないような気がして。
それまでのクオリティがしっかりあるからこそ、
最後に広がりでなく平板さを感じてしまったのかもしれませんが・・・。

まあ、でも、べたな言い方ですが
おもしろく拝見させていただきました。
この劇団の独自の作風に、もう少し触れてみたくなりました。

○○●●●▲



徒然なるままに…

徒然なるままに…

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

朱雀隊の舞台を観劇しました
千秋楽の「朱雀隊」を観ました。

最初はコメディ?かと思いましたが、やはり設定は戦時下のお話。

終盤に向かうにつれ、その厳しい現実にぶつかることに。


特攻の白羽の矢がたった「秋山」との別れのシーン。


ここに至るまでの同僚「ふうこ」の

身振り手振り、目線の動きから喋り方、、、

すべてがこのシーンのために丁寧に積み重ねられ


そして秋山との別れの際、抱きついて泣き出すまでの

ほんの少しの間。。。

スッ、、、と辺りの空気を、客席を、舞台を吸い込んだあの瞬間、

いたく感動し、泣きました。


ふうこ役、『加藤なぎさ』さんの演技、、とても良かったです。

通りゃんせ

通りゃんせ

ユニークポイント

座・高円寺1(東京都)

2010/08/05 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

凄く良い!
日本人同士ならありふれている光景、韓国人同士でもそうだろう。
でも、「日韓」という言葉が混ざると、ありふれることすらできなくなってしまう、もしくは多くの作家は過剰にしてしまう(しまいがち?)ように感じる題材を、
美しさすら感じる物語の構成によって、「日韓」の「ありふれた」光景と感じさせてくれる、その劇作に感動をおぼえる。

ず~~と観ていたい、と思える舞台に久し振りに出会いました。

TangPeng30 Aグループ公演

TangPeng30 Aグループ公演

TangPeng30 Aグループ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/08/03 (火) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★

イメージの飛躍、難解だが面白い。
今回3団体ともストーリーが難解。あちこちにイメージが飛躍しながら、全体として世相をさまざま諷刺するという作り。三作目(東京ペンギン)の最後に三チーム全員が登場した。そしてそこからラストシーンに移るところが素敵だった。逆にトップバッター、二番手劇団は終わったということが明確にわからないまま次の作品に移っていった。それが残念。それぞれ、お辞儀ぐらいして、終わりを強調してもよかったのではないか。若干一番手、二番手が不利だったように感じた。

通りゃんせ

通りゃんせ

ユニークポイント

座・高円寺1(東京都)

2010/08/05 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★★★

幸福感溢れる舞台
箱根の旅館での行われる日本人と韓国人のカップルの結婚パーティーを描いた作品でした。巧みな伏線とか予想外の展開がある脚本ではありませんが、暖かみのある演技と演出で和やかな時間を過ごせました。

前半は場所や時間がめまぐるしく飛ぶのですが、説明的な演出が全くないのにどういう場面か分かりやすかったです。
後半の宴会のシーンもその場に一緒に参加しているような雰囲気が上手く出ていたと思います。

舞台上には天井から吊されたオブジェと円柱状の椅子が数個だけだったのですが、照明が素晴らしくて、それぞれのシーンが美しく立ち上がっていました。
日韓の役者が大勢出演していましたが、個性が書き分けられていて無駄な役がなかったと思います。妖精みたいな存在の2人の女も良い効果をあげていたと思います。

東京エンペラー

東京エンペラー

劇団東京ペンギン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/08/03 (火) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★★

ラストシーンが素敵だった。
TANGPENG30Aグループの中では役者の演技力が一番あった。物語は夢の中の物語が重なっているような作りで、今回3団体とも難解。ツイッターのフォロワーの数でエンペラーになれるなど、準一流の物語につながる部分がある。

ツイッター役の寺尾みなみに演技の達者さを感じた。ラストシーンが素敵で、主役を演じた丸塚香奈が輝いた。

わんわんぶりぶり

わんわんぶりぶり

準一流

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/08/02 (月) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★

犬の首輪に象徴されるもの。
犬と人間の世界をうまくミックスさせながら、描いていることは階級社会に対する強烈な諷刺だったりする。投票で階級がどんどん変化していくところが面白い。また犬の首輪に象徴される飼い慣らされるということにサラリーマン的イメージを重ね合わせ、自分たちのこれからを模索しているような作品。

独特の世界観が面白いが、役者が少し経験不足。柱となりうる俳優がまだいない。ただそれぞれ素質は感じるので後は場数を踏めばいい役者に育つのではないか。現時点では、残念ながら作家の描く世界を体現出来る核になる存在がいない。それが惜しい。

そこに道理など、いりませぬ

そこに道理など、いりませぬ

THE☆偏差値

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/08/03 (火) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★

やや難解だが想像力をくすぐる!
さすが偏差値の高い人達の作っただけある難解な芝居。舞台上に1本のロープがあり、ひとりの男が縛られて倒れている。あたかも不条理演劇のような舞台設定で興味をそそる。

象徴的なシーンや象徴的な言葉が飛び交い想像力をかきたてる。魅力的なところもたくさんあったが、全体としては残念ながら私の頭脳では理解しづらい作品だった。

あらためて当パンのタイトルを見て気がついた。「そこに道理(ワケ)など、いりませぬ。」・・・そうか、頭で考えてはいけなかっったか。もっと感性でこの芝居を観ればよかったのか。

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