![ハイイロノ・ド・ンゾコ [皆様、応援ありがとうございました!大盛況のうちに公演無事に終了いたしました。これにて休止させていただきます。ちょっと充電してきます…では、また。]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/178/stage17809_1.jpg)
ハイイロノ・ド・ンゾコ [皆様、応援ありがとうございました!大盛況のうちに公演無事に終了いたしました。これにて休止させていただきます。ちょっと充電してきます…では、また。]
サルとピストル
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
よくぞここまで徹底したと!!
ハードボイルドな男たちの登場シーンで、つかみはOK!
男のロマンとは思いませんが、よくぞここまでやってくれました。

AC アガリスクコント vol.1
アガリスクエンターテイメント
DRESS AKIBA HALL(東京都)
2010/11/25 (木) ~ 2010/11/25 (木)公演終了
満足度★★★
「笑い」への意欲は伝わった
秋葉原DRESS AKIBA HALLでのコントライブ。アガリスクは4組の出演者の1組である。
プロジェクターで投影する画像がPCの不具合で出てこないというハプニングがあり、画像なし見切り発車で始まったコント7本約30分。
私はそもそも長時間の芝居とコントを区別しない見方をしているのだけれど、演劇人のコントというのは、ある程度の期待をもって見るのも事実。
「今回は"笑わせ方"をテーマに色々試行錯誤してみようと思います。」とのことですが、出演者が段取りにバタバタしているように見え、5本くらいに絞ったほうがよかったのでは、と個人的には思いました。
また、長時間ではないコントライブの場合、画像に頼らないでシンプルに作ったほうがよいと思う。
「冠婚葬祭」「差別」「自宅がメッカ」がやはり演劇的で面白かった。最近は大学生でもウーンと唸るような面白いコントを作るものだから、今回の小ネタについては、さほど面白くは感じなかった(スミマセン)。詳細はネタバレで。

不要な○○、下取りします。
劇団わらく
中野スタジオあくとれ(東京都)
2010/11/24 (水) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
さわやか笑顔の陰で…!
「いきいき人材開発再生技術構想研究啓発総合支援センター」、よく覚えられるもんです。で、ここが舞台。

ロドリゴ・ガルシア『ヴァーサス』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2010/11/20 (土) ~ 2010/11/24 (水)公演終了
満足度★★★
舞台に挑発され続けたようだが
そうとは感じなかった。
生理的にキツい舞台ではないかと思っていのだが、そうでもなかった。
それは、こちらが、今の暴力的な状況に慣れて、感覚が麻痺していたのか、あるいは、演出がそこまで達していなかったのか、またはそもそも暴力を演出しているように見せかけて、それを感じさせないような演出だったのかはわからない。
しかし、どのシークエンス、エピソードも一皮剥くと、ざらざらしたような手触りや牙があったような印象がある。
そして、それらはきちんと計算され、エンターテイメント的に仕上がっていたと言ってもいいだろう。
まあ、誰のためのエンターテイメントなのかはわからないが(笑)。

黄昏
劇団青年座
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/11/20 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
名優は何があっても名優だと実感
この作品は、私は映画での出会いの方が先でした。
そのためか、山村想さんと確か八千草薫さんが演じた舞台を観た時は、これは絶対映画に軍配が上がると感じたものです。
でも、私も、そろそろアラ還世代となり、身近に親子仲のギクシャクしている親戚等を見ていると、今回の舞台は、自分でも予期しない場面で涙腺が緩み、やはり、この作品は、珠玉の戯曲だなあと、改めて実感しました。
たかしまちせこさんの翻訳台本も、最近の若者言葉をうまく取り入れ、古さを感じさせず、秀逸でした。
ただ、残念なのは、背景のセットが、ゴールデンポンドの広大な大自然の広がりを微塵も感じさせず、いつもの青年座の書き下ろし芝居風のセットだった点。このセットの雰囲気だけは、昔見た日生劇場の「黄昏」の方が空気感を感じました。
ノーマンが、娘の恋人ビルに嫌味を言う肝心な場面で、津賀山さんが台詞を忘れ、久しぶりに、客席にはっきり聞こえるプロンプターの声に、一瞬こちらも冷や汗でしたが、舞台上の津賀山さんと横堀さんは、全く動じる様子がなく、目も泳いだりすることもないので、やはり名優の舞台は違うと、逆に感じ入ってしまいました。
津賀山さんは、「オリバー」で拝見した時から、大ファンです。どうか、いつまでも、舞台上で輝く役者さんでいらしてほしいと心から念じてしまいました。

りんごりらっぱんつ
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

jam 【活動休止公演】
グリング
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/12/09 (水) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

夜のジオラマ
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2010/11/19 (金) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★
“台詞の密度が濃い”
という印象の芝居でした。
ストーリーも面白かったし、
どの役にも見せ場があり、
無駄な感じがありませんでした。
初見の劇団です。
お手洗いに可愛らしい飾り付けをしてあったり
チラシが入っている袋が布製のエコバックだったり
アンケートを書くと抽選で景品がもらえたりと
わたしにとっては目新しいことが満載でした。

『三丁目6番地のオズの魔法使い』
CAPTAIN CHIMPANZEE
テアトルBONBON(東京都)
2010/11/17 (水) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

COVER / Rose+
reset-N
ザ・スズナリ(東京都)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/14 (日)公演終了

取り立てや お春
明治座
明治座(東京都)
2010/11/01 (月) ~ 2010/11/26 (金)公演終了
満足度★★★★★
ケチの付け所が殆ど無い・・・・
細かい伏線、豪華なキャスト、楽しめる周り舞台。
最後は、ラッキィ池田氏振り付けのショウタイムって!
至れり尽くせりの3時間でした。
えーい持ってけドロボウ!
星5つくれてやるわー

ジゼル・ヴィエンヌ『こうしておまえは消え去る』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2010/10/30 (土) ~ 2010/11/03 (水)公演終了
満足度★★★★
日本では中々出会えないと思う。
男と女と暴力と殺人、そして森と霧。日本人の感覚だと中々産み出せない作品だと思う。
まず、装置に度胆を抜かれる。
あれ、
にしすがも創造舎に森が出現してました。
どこから持ってきたの!?ってゆー大木がにょっきり、にょき生え。踏みしめた落ち葉の音すら超リアル。
それらを覆い隠すように時折、出現する霧。
半端ない霧。
音楽がまたカッコいい。
森を怖いと感じるアノ感覚を、廃校の体育館で再現しちゃったのがトテツモナイ。
日常の中から非日常へ踏み込んでしまって「不味いぞ」と分かっているのに引き返せない、不安なんだか、通り越して気持ち良くなっちゃってんだかってゆーアノ感覚が鮮やかに甦らされる。
そして俳優の存在。
台詞を発さなくとも雄弁に語られる身体を通して、舞台の森を更に身近に感じる。
東京の都会ど真ん中の室内で森を体感する不思議な舞台でした。
視覚と聴覚を完全に支配される、それは美しい舞台でした。

ロジェ・ベルナット『パブリック・ドメイン』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
池袋西口公園(東京都)
2010/10/30 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
本当に西口公園で驚いた。
『出演者はアナタ。実物大ボードゲーム演劇が池袋に登場!』
フェスティバル/トーキョーの総合チラシに書いてあった煽り文を見てから気になって仕方なかった。
観てきました。というよりは、参加してきました。がしっくりとくる作品でした。
何だか精神分析のテストを受けてるようだった。膨大な量の中に、大事な質問が入り交じっているんじゃないかと思わせられる。
私と何かを測る非常によくできた物差しって感じ。
価値観だったり人生観とか、他人と測って分かること。集団対個人、生まれた場所によって考え方はぐっと変わるってことを目の前で認識しました。
設問が用意周到で感心した。時に皮肉やブラックジョークが効いていて面白い。またどんな立場でこの作品を楽しむのかも、観客それぞれの選択次第なんだなぁ。
1人で行って十分楽しかったけど、カップルで行くと更に楽しめたと思います。

BATIK『あかりのともるかがみのくず』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2010/11/09 (火) ~ 2010/11/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
きらきらひかる、ファンタジー
<おかあさん>をテーマに繰り広げる130分の大作。
ダンスの公演を観て初めて号泣した。私たちは皆、母から産まれてくるとゆー当たり前で当たり前じゃない奇跡の一瞬に涙したんだと思う。
静寂と喧騒を繰り返す様は祝祭と葬列が入り混じった、さながら命のパレードのようである。
<母>なるものを突き詰めた黒田育代の思考の旅を追体験する舞台。拒否反応を起こす人もいるであろうってほどの強烈な世界観。
包み隠さず曝け出された生々しくも不思議な空間に引き込まれました。
黒田育世の圧倒的な存在。
赤いワンピースを纏った彼女の奔放な動きに目が離せなかった。
『あかりのともるかがみのくず』……不思議なタイトルだなと思っていたけれど、鑑賞後は納得のタイトルになりました。なるほどなぁ。
鑑賞後、色んなことを考えたくなる舞台でした。

おまつりしましょ
劇団娯楽天国
TACCS1179(東京都)
2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
劇団娯楽天国本公演初日観ました。
劇団娯楽天国本公演
「おまつりしましょ」初日観ました。
今年でこの劇団をみ始めて8年目。
益々凄さを出してくる劇団になっています。
毎回世相を反映させ、世の中の矛盾や人間の本質に迫る。
そこを、面白く、可笑しく、またホロリとさせてくれれのが、
この劇団の真骨頂!
今回も、よく出来た本で、東北の田舎が舞台とやや異色。
方言を使い役者も頑張っている。
もちろん舞台美術は必見ですよ。
しかしやはりその場で観て感じるのが芝居。
ぜひ、劇場でご覧あれ!
劇場に行こう!
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ハイイロノ・ド・ンゾコ [皆様、応援ありがとうございました!大盛況のうちに公演無事に終了いたしました。これにて休止させていただきます。ちょっと充電してきます…では、また。]
サルとピストル
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
たけのこ、タケノコ、にょっき、き!
ってセリフがあるのですが、私は好みのタイプの変態ぶりでした?なんだか、わけわからないけど、熱い思いとロマンを感じる姿に、ノリと勢いで引きずられ、楽しかったです。スピード感溢れる中で、手錠やら包帯で縛られながら、見え隠れする、純粋さや独占欲も有り。アフタートークでも話が出ましたが、無意味に向かっている、かっこ良さは、体感の価値、ありました。

『りすん』
七ツ寺共同スタジオ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2010/10/21 (木) ~ 2010/10/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
「りすん」のこと。
天野天街の演出で夕沈が振り付けするので見たいと思い。東京には来ないらしいので。じゃ行くか、名古屋。とするっと決断。
原作の小説好きな友人を道連れにいざ名古屋。
私はその小説を全く読んだことがないんだけども、地の文が無くて台詞だけなんだそうです。実験的な小説を書く作家だそう。
ま、胸を膨らませていざ観劇。中に入って衝撃。七ツ寺共同スタジオが予想よりも小さくてびっくり。なのに大入り満員、開演時間になっても客足が絶えない。
や、よくお客さん全部はいったなぁ。
舞台は病院の一室、カーテンで仕切られたベッドの上には入院している妹、傍らには兄。
繰り広げられる会話、会話会話。
繰り返され意味が変化していく言葉、ループする時間が進み変化し境界が曖昧になる。
全てが絶妙なバランスで成立している。
兄妹の会話がエキセントリックで美しい。
とんでもないことが起きているのに、それが普通にみえてしまう不可思議。
会話に内包されたモノが
琴線をチクチク刺激する。
分からないけれど、胸にこみあげてくる『うわ~っ』て気持ち。
頭で理解するのでなく肌で感じる舞台である。
衝撃の2時間10分。
とんでもないものを観てしまった。
名古屋まで足を伸ばした甲斐がある、素晴らしい舞台でした。それは間違いがないのです。今現在、自分の中の今年の舞台ベスト1でございます。

現代能楽集Ⅴ『「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2010/11/16 (火) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
ラストの演出にホロリ、ポカリ
いやぁー好きな作品でした。観るかどうしようか悩みつつちょっとしたきっかけで観ることができました。ぞくぞくしたりわらったり。。。舞台美術、衣装、そして振付が良かった。社会的なこともドキッと伝わってきて、、、。ベンガルさん大好き!!

THE HONEST VILLAGE
ジーモ・コーヨ!
OFF OFFシアター(東京都)
2010/11/24 (水) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
謎解きモノ
コメディですがこの作品は謎解き要素ありですね。
笑わせようとしながら空回りな前半のコントが痛すぎ
ますが、そんな前半にも微妙に伏線が張ってあり油断
できません。
後半から謎を解き明かすべく物語が展開していきます。
最後のほうになって、そういうことか!と唸る。
チープではありますが衣装にも凝ってますね。
いや、凝る理由があったのか。
劇場が狭く、平日でも満席でした。
これから観に行かれる方は、予約可能であれば予約し
たほうがいいかも。

架空の箱庭療法
Nichecraft
東中野レンタルスペース(東京都)
2010/11/20 (土) ~ 2010/11/23 (火)公演終了