最新の観てきた!クチコミ一覧

43641-43660件 / 191771件中
ビョードロ

ビョードロ

おぼんろ

新宿FACE(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

ムーブメントアクターを加えた新しいスタイルのおぼんろ。初演では観客の想像力に委ねたシーンを可視化した感がありました。今日はあそこの席でしたが、あっちの席からだとどんな世界なのだろう。明日はどの席にしようかと楽しみです。
めぐみさんが演じるジョウキゲンはすごく可愛くていじらしくてタクモに代わって抱きしめたかったです。

ヘンリー五世

ヘンリー五世

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2019/02/08 (金) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

 取っつきにくいシェイクスピアの史劇を多くの観客にできる限り
わかりやすく伝えようと苦心惨憺されたあとが随所に窺われ、
上演場所がさいたまということもあってか大衆演劇張りのご当地愛
にも溢れていた舞台作品。

 ただ、ヘンリーがアジンコートでの戦いに臨む前に行う演説
(聖クリスピンの祭日の演説)の件などはほとんど...。ある意味、
清々しいといえなくもないが、それでもやはり、3時間を超える
上演時間に対して原戯曲の取捨選択というか上演台本の構成バランス
がどうも...。

『呼ばれぬ者の声を聴け』『散歩道』

『呼ばれぬ者の声を聴け』『散歩道』

演劇ユニットくものした

荻窪小劇場(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/02/14 (木) 19:00

「呼ばれぬ者の声を聴け」「散歩道」の2話オムニバス。
「散歩道」は、時間の流れの表現がとても面白い。半面、既婚の身としては、もっとドロドロした生活も、描いた方がいいのではないか、という思いも持つ。
旗揚げ公演という事もあり、脚本・劇場運営・その他、各所に粗削りな部分を多く感じた。一方、どこか目の離せない一面も持つユニット。今後に期待。

唐版 風の又三郎

唐版 風の又三郎

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2019/02/08 (金) ~ 2019/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

唐十郎の叙情あふれる戯曲を、テンポよく、視覚的にも音楽的にも大変楽しめる舞台に仕上げていた。期待以上の出来だった。読むと難解な戯曲なのだが、舞台で見てみると、ロマンチックな純愛物語の筋がしっかりと貫いていて、意外とわかりやすかった。(去年見た唐組の「吸血姫」など非常に複雑な芝居だったが)
主演の柚月礼音は「マタ・ハリ」でも見ましたが、あちらの女性の色気とはまた違う魅力でひきつけられました。そのほか、出演者は皆うまくて、舞台を活気づけていて、舞台に見とれるばかりの2時間55分でした(休憩含む)。風の又三郎が現れる時の「銀のマント」と黒い山高帽のダンサーたちの歌と踊りも、スタイリッシュだった。

キューティ・ブロンド

キューティ・ブロンド

東宝

シアタークリエ(東京都)

2019/02/11 (月) ~ 2019/02/28 (木)公演終了

満足度★★★

頭の中はファッションでいっぱいの女の子がハーバード・ロー・スクールに進学するボーイフレンドに振られたことで一念発起、猛勉強の末に合格し、独特の発想で教授を唸らせ、新しい恋も見つけるなど大活躍するミュージカル。

普通の男性には共感不可能のお話です。私も冥途の土産に一度観ておこうと足を運んだのでした。まあしかしおとなしく観ていると綺麗なお姉さんたちが歌い踊る華やかな舞台がなかなか楽しくなってきます。よほどのことがない限り2度目はないですがそこそこ満足はしました。女性の観客の皆さんは大満足だったのでしょう。終演後あちこちから「神田沙也加さん、可愛いね」の声が聞こえてきます。満員御礼も無理はありません。

さてその神田沙也加さん、歌はうまいけれど圧倒的というわけではありません。歌よりも、短い普通のセリフのニュアンスにしばしばハッとさせられました。唯一のベテランの長谷川初範さん、ハーバードの教授役ですが軽くて飛んで行きそうな舞台をしっかりと地面につないでいました。ところで私の今回の一押しはチア仲間の美麗さん。ベティ・ブープのような姿がとても可愛い。チラシの一覧写真よりずっと魅力的です。宣伝写真を変えるように事務所にお願いしましょうよ。

芸人と兵隊

芸人と兵隊

トム・プロジェクト

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2019/02/13 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

作・古川健、演出・日澤雄介、とくれば、チョコレートケーキ。タイトル「芸人と兵隊」とあれば、これは芸能と戦争に関する秘話をもとに反戦大討論会か、と予期して見に行ったら、そこはまるでこちらの見当違い。当代の売れっ子の方が一枚上手だった。
かつて、中間小説にならって、中間演劇と言う商業演劇のジャンルがあって、新派や新国劇、新劇のプロデュース公演には楽しめる作品 (そういえば、中野実などという達人がいた)があったものだが、ここ三十年ほどで駆逐されてしまっていた。ところが、最近、中劇場プロデュース公演や地方まわりの興業になどで、この路線の作品を見かけるようになった。
「芸人と兵隊」は「南の島に雪が降る」のような戦時中芸能秘話で、笑で戦争をなくす、とか、戦地でこそ兵隊には平時の芸が必要だ、とか、いかにものテーマはあるが、纏めは人情劇。いつもの古川節とは異なり、呆気ないほどわかりやすい。だが、中間演劇は全体の座組みも重要だ。本と演出はこれでいいとしても、このキャスティングには大いに疑問が残る。村井、柴田はさすがベテランで畑違いの戦前の芸人世界らしい雰囲気を出しているが、あとの四人は期待の新人ではあろうが、戦地に駆り出された場違いの芸人を演じるにはキャリアが足りない。これは本人たちの責任ではなく、キャスティング・エラーである。今は芸人ばやりなのだから、芝居の出来る芸人や落語家が、せめて半分(四人うち二人)入っていれば、戦地の慰問隊の楽屋の雰囲気も出たことだろう。中間演劇は大人の芝居で、こう青臭くては折角の柴田の好演も飛んでしまう。中間演劇はウエルメイドで、しかも時代をはずさない、商売になる、という課題がある。ややこしい問題劇ばかりが能ではないから、トムプロジェクトのこの路線の作品も円熟していくともっと劇場は楽しくなる。。

Le Père	父

Le Père 父

東京芸術劇場/兵庫県立芸術文化センター

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

認知症になった父と娘の物語だが、父役の橋爪功、娘役の若村麻由美、主演のふたりが非常に良かった。認知症の父から見た世界で、「あなたの娘です」というのが全然別の俳優だったり、時間が前後したり、主人公の経験が、夢なのか現実なのかが曖昧なままだったり、技巧的に面白かった。自分の部屋と思っているのに、壁や家具の配置が物語が進むにつれてどんどん変わっていくのも効果的だった。
父は「自分は呆けてなどいない」と頑固で、周囲を振り回しつつも、どこかに自分自身の変化を感じ取っていて、不安と寂しさを覚えている。橋爪はその心情の振幅、心底の孤独感をよく垣間見せてくれた。高齢者はわがままを言いつつも、結局は弱い存在なのである。そのことを本人も十分わかっている。橋爪功がさらに10年後に、87歳で再演した舞台もぜひ見てみたい。

接点 vol.1

接点 vol.1

チーズtheater

新宿スターフィールド(東京都)

2019/02/13 (水) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/14 (木) 14:00

価格3,500円

チーズtheater・TOKYOハンバーグ・フロアトポロジーがそれぞれ書き下ろした30分ほどの短編を短編集形式でなく、場ごとに併走する形式で構成し1本の作品として編み上げたスタイル。
明確な共通のテーマはなさそう……どころかオーソドックスな人情噺、σ(^-^)の大好きな某有名文学作品を想起させるファンタジー系、手法が(やや)異色なもの、と作風・味わいも三者三様でありながら、人物の境遇など共通点が散見され(この感覚はまさしくタイトルの「接点」)、深読み・誤読が得意な身にとって「こっちのあの人はあっちで話に出た人ではないか?」などと勝手に想像を膨らませることも可能。(笑)
また、一通り観た後で再見するとまた新たな共通項も見つかりそう。

なお、そんな風にそれぞれ異なってはいるが、根底には「優しさ」がある、な感じ。

ところでタイトルに「vol.1」が付いているということは、第二弾、第三弾も期待してイイのかな?そしてどんな団体とコラボするのかな?

ビョードロ

ビョードロ

おぼんろ

新宿FACE(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

何となくティム・バートン×ジョニー・デップの『シザーハンズ』を想像していたら、全くの別物。筋肉少女帯の世界観。この世を憎み滅ぼすルサンチマン・ファンタジー。真の主人公、ジョウキゲンの登場から物語は加速する。わかばやしめぐみさん演ずるジョウキゲンの恐ろしいこと。トラウマ級のキャラ設定に呆然。子供騙しではない、濃密な世界観。戦争兵器としての病原菌作りを生業としているビョードロという民。一族を皆殺しにされた最後の生き残りのほんのひとときの月夜のお話。土方巽を思わせる軟体サーカス団の呪術的舞踏がまた凄い。

ネタバレBOX

ラストが観たかったものとちょっと違った。観客の想像力に委ねるということなのだろう。ジョウキゲンが虐殺をするシーンももっと震え上がらせて欲しかった。『炎628』という映画のように。
芸人と兵隊

芸人と兵隊

トム・プロジェクト

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2019/02/13 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

漫才落語家などの戦地慰問団「笑わし隊」を描いた。作・演出は今年の読売演劇大賞の優秀作品賞を受賞した注目のコンビ。前半はあっさりした展開で物足りなく感じたが、後半になって大きなヤマがあり、何度も目頭が熱くなった。できれば、もっと笑えると一層良かった。
芸人たち登場人物にくっついているだけで、時代への批判精神がなければ、今日的な意義はない。かと言って、言葉だけの戦争批判はいまさら空疎であり、観客の心を動かさない。その難しい壁をよくクリアして、彼らもまた時代に押しつぶされた存在であることをしめした。笑いのある悲劇を通して戦争の残酷さ、惨さ、非人間性を切々と感じさせる舞台だった。
柴田理恵のパーっ場を明るくする存在感、村井國夫の抑制の末に真情が溢れてくる演技がよかった。戦死した弟弟子の事を語る高橋洋介の高座の場面も良かった。

カーテンを閉じたまま

カーテンを閉じたまま

Ammo

シアター風姿花伝(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/14 (木)

Ammo vol.6 「カーテンを閉じたまま」@シアター風姿花伝

いまは1本のドキュメンタリー映画を観た気分。

上演時間2時間5分…2時間超を予告されると流石に身構えてしまうが、ポル・ポトが祖国に戻り革命を進める過程も見たくなる。

若者の革命ストーリーといえば、連赤やあさま山荘が定番だが、ポル・ポトという人物にフォーカスしているのが興味が途切れなかった理由の1つかも。このStageがFactかフィクションかは別にして、自分が知っているポル・ポトは政権を取った後。それ以前の彼がどんな足跡なのか探ってみたくなる。

セットや衣装も変に凝る事なくシンプルな分、各キャラの性格が際立っており演者さんたちの熱量は大きかった。

今後も注目したいユニット。

花に嵐

花に嵐

南山大学演劇部「HI-SECO」企画

ナビロフト(愛知県)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかったです。

ビョードロ

ビョードロ

おぼんろ

新宿FACE(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

2011年に上演されたものを、二度観劇した経験があります。今回の物語は、そのときの作品に多少手が入ったようですが、内容にはほとんど変更はありませんでした。本演劇は、童話の世界を借りて、残酷な世界を表現したものです。この世に生まれて、うまく自分の愛を表現できない。それは、何が間違っていたのか。感じながら、なぜか涙があふれる。とても不思議で、美しい演劇です。前回あった軽いつなぎの間を消し、かわりに、今回は幻想的な新感覚パフォーマンス集団が、驚くほどうまく情景をつないでいました。一見の価値は、あるかと思います。

正造の石

正造の石

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/25 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/14 (木) 18:30

座席1階

婦人活動家福田英子の家にお手伝いに入った女性、サチの人生を通して、足尾鉱山の鉱毒に汚染され水中に沈められた谷中村を描く物語。分かりやすい展開で進む。
作者の主張はラストシーンで語られる。今でこそ、自分たちはこうあらねばというメッセージだ。明治時代と今は比較しづらいかもしれないが、今の政府の方がずっと信用ならない。だから、サチのように勉強し続けなければひどい目に遭うのだ。
初日だったためか分からないが、音楽の入りなど、民藝らしからぬミスが目立ったのは残念。福田英子役の樫山文枝は体調不良だったのではないか。聴き取りにくかった。
いつもは安定感がある丹野郁弓の演出だが、今回は細切れすぎて、成功したとは言いがたい。

荊姫~いばらひめ~

荊姫~いばらひめ~

演劇ユニット 金の蜥蜴

ブディストホール(東京都)

2019/02/13 (水) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

 能の「鉄輪」という作品を戯曲化した作。

ネタバレBOX

時代設定は平安、場所は京の貴船、鞍馬辺り。現在でも鞍馬山は山岳宗教のメッカの一つだし、由緒のある鞍馬寺もある。義経が天狗から様々な兵法を学んだ場所との伝えも有名だ。叡電で隣の駅が貴船で、ここには立派な神社がある。未だに京都市内とは隔世の感のあるこの辺り、今作には実に相応しい舞台設定である。  
女性達の纏う衣装の衣擦れも良いし、立ち居振る舞いもグー。すり足や内股で歩く和服の着こなしもキチンとしている。今和服を着こなせる女性は殆ど居ないから、猶更、感心した。
 物語りの荊姫は、今回婚礼を上げる姫・沓子の母親世代の姫君だった女性が、夫に捨てられ鬼と化すところを安倍 晴明に邪魔立てされ、鬼にも人にも成れぬ哀れな怨霊と化した嫉妬の権化だが、婚儀を挙げることとなった沓子を唆し、臣下なのだが彼女の幼い頃からの憧れの君・幸治と添い遂げようとしないのか!? 幸治は、沓子の親友・楓と生涯を伴にすることを誓い合っているというのに、と更に焚きつける。元々、荊姫の思い人は、源 博雅。沓子の属す五土家は安倍家や博雅と縁が深い。
 荊姫の悲劇は、彼女の恋が純愛であったことだ。源氏物語にも、源氏に狂った六条の宮が怨霊になって恋敵を苦しめる話が出てくるが、実に恋は罪なもの、業の深いものである。閑話休題、純愛故の嫉妬と凄まじい業が経糸だとすれば、この嫉妬を転化させる対象として沓子が選ばれ家の犠牲として見たことも無い物部 保人に縁ずけられる己が身の、矢張り断ち切りたくはない初恋と親友・楓との因縁に二律背反を背負いつつ、流されかける緊張感が中盤の流れを引き締める。晴明一党の助力のなかで保人に出会い、彼が及ばぬながら物の怪と化した荊姫から沓子を守ろうとした伏線を経て、彼女が徐々に心を開いてゆく様に就かず離れず関わる晴明一派の明察などが龍脈を見極める風水のように作用しつつ、保人・沓子を自然に新たなカップルとして育んでゆくが、荊姫の怨念が消えた訳ではない。一旦この場は引くものの、ラスト荊姫が再び登場し、若夫婦の今後に緊張を残す作りがグー。
ドメスティック ラブソング

ドメスティック ラブソング

FREEDOM SPHERE

荻窪小劇場(東京都)

2019/02/09 (土) ~ 2019/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

Bキャストを観ました。小劇場の演劇は初でしたが、少ないセットで複数の場面を表現する演出が素晴らしいと思いました。ストーリーはわかりやすく、役者さんがそれぞれ役にはまっていて(本当は違うキャラなんでしょうが)臨場感あふれるお芝居でした。ストーリー的には身につまされるものがあり、考えさせられました。今後の舞台も期待したいと思います。

モルディブの星 モルディブの月

モルディブの星 モルディブの月

劇団東京イボンヌ

cafe&bar 木星劇場(東京都)

2019/01/29 (火) ~ 2019/02/05 (火)公演終了

満足度★★★★

この数年活動を停止していた劇団東京イボンヌが活動を再開するということで、その公演を観てきた。作品は主演女優がダブルキャストで、孝島佑香が主演を務めるのが『モルディブの月』、坂口彩が主演を務めるのが『ノルディブの星』で、他の役はシングルキャストで話の内容は全く同一。主演の女優が変わるだけで舞台がどう違ってくるのか、それを楽しめる貴重な公演であった。

主人公は宇都宮でキャバクラ嬢をしていた田中布美。キャバクラを辞め、海と星の美しさに惹かれてモルディブに行きダイビングのインストラクターを目指していたが、子供が欲しくなって日本に帰り結婚し一児の母に。しかし、夫を愛しているわけではなく子供が欲しかっただけの布美は専業主婦に飽きてきていた。そこで地元の飲み屋で知り合った会社員と仲良くなり、布美は再び自由を求めて子供を連れてモルディブに。彼女には、新たなパートナーとして会社員だった男がそばにいた。
途中、布美の妹や宇都宮のバーのマスターなどの絡みもある、90分の作品。

フライヤーに「何かを選んだら何かを手放さなければいけない」「人生は、選択の繰り返し」と書かれていたが、まさにその選択の苦悩をしんみりと演じていたのが主演の女優二人。孝島佑香はどちらかといえば精神的な表現に長けていて静的な雰囲気で、反対に坂口彩は動的な演技で田中由美を演じていて、共演者はそれぞれの持つ雰囲気に引っ張られて月と星を自然と演じ分けていた。
個人的な好みのから言えば、坂口彩の演技に見入っていた。
それと、男優陣でモルディブのインストラクター役を務めた森山太と、布美の夫役を務めた米倉啓は、独特の存在感があって興味深くその演技を観させてもらった。

過去の東京イボンヌの作品の『無伴奏』にどこか精神的に通じるところがあるように感じたこの作品。演じる女優を変えて再演したら、さらなる発見があって面白そう。

この公演を機会に、東京イボンヌの活動再開を祝したい。

稽古場公演2019「野鴨」

稽古場公演2019「野鴨」

無名塾

無名塾 仲代劇堂(東京都)

2019/02/08 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

不義の娘は、出生の秘密を知りショックを受ける。大人の事情で、彼女は自殺に追い込まれた。後半の修羅場が、秀逸!とても感動的に仕上がっていました。

接点 vol.1

接点 vol.1

チーズtheater

新宿スターフィールド(東京都)

2019/02/13 (水) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

3団体が一つづつストーリーを作り最後にリンクしていくという作り。
登場人物はどこかで劣等感を感じながら生きている人々で、心の底で苦しさや悲しさ、寂しさが出ていてこのまま重い感じで舞台は終わってしまうのかと思ったが最後には少しの希望が見えてよかった。
物語のキーとなった海の見える駅、たぶんあそこだろうと想像しながら一度行ってみたいなぁと思わせてくれた舞台でした。
前2列は背もたれの無い席なので95分辛い方は3列目以降がおすすめです。

柴田智之一人芝居「寿」

柴田智之一人芝居「寿」

Atelier柴田山

なみきスクエア 大練習室(福岡県)

2019/02/11 (月) ~ 2019/02/13 (水)公演終了

満足度★★★★

オールマイティな柴田さんだったけど、やはり舞踏に秀でていた。
前半は観やすかったけれど、後半は心に訴えかけてきた。
効果音や音楽も心に残った。ハイテクもいいものだ。

このページのQRコードです。

拡大