取っつきにくいシェイクスピアの史劇を多くの観客にできる限りわかりやすく伝えようと苦心惨憺されたあとが随所に窺われ、上演場所がさいたまということもあってか大衆演劇張りのご当地愛にも溢れていた舞台作品。 ただ、ヘンリーがアジンコートでの戦いに臨む前に行う演説(聖クリスピンの祭日の演説)の件などはほとんど...。ある意味、清々しいといえなくもないが、それでもやはり、3時間を超える上演時間に対して原戯曲の取捨選択というか上演台本の構成バランスがどうも...。
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2019/02/15 01:52
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