こりっちチケット!v2をご利用中の皆さま、いつもありがとうございます。
2025年11月の正式リリースから、およそ半年。この間、現場の主催者様・票券担当者様・出演者の皆さまから寄せられた声をもとに、20を超える機能の追加と改善を重ねてまいりました。
本記事では、半年間で積み上げてきた主要なアップデートを7つのテーマに整理してご紹介します。「最近こんな機能が増えていたんだ」「次の公演ではこれを使ってみよう」といった発見につながれば幸いです。
1. 決済の選択肢が広がりました
お客様にとっての「予約のしやすさ」は、そのまま動員に直結します。v2では、若年層・モバイルユーザーを取りこぼさないための決済手段を強化しました。
PayPay決済に対応
予約ページ(クレカ決済等)の「支払方法」で「PayPay」にチェックを入れるだけで、一般のお客様の予約画面にPayPayが選択肢として表示されます。クレジットカードをお持ちでないお客様や、スマートフォン決済に慣れた若い世代へのリーチが広がります。

当日精算でもPayPay決済が可能に ― チケット整理札(QR付)
当日精算をご希望のお客様にも、当日受付でPayPay決済をお使いいただけるようになりました。事前に印刷したQRコード付きのチケット整理札を予約者のスマートフォンで読み込むだけで、PayPay決済が完了します。現金管理の負担を軽減し、釣り銭の準備や受付混雑の解消にもつながる機能です。(PDF出力)

物販決済の追加
物販機能を追加しました。
2.アーカイブ配信機能
公演映像をオンラインで販売できるアーカイブ配信機能もリリースしました。ライブ公演に来られなかった遠方のお客様や、もう一度観たいというリピーターのお客様に向けて、新しい収益チャネルとしてご活用いただけます。
現在販売中のアーカイブ配信「いきなり本読み! in 三越劇場 (2025年11月28日公演)」
https://ware-ikinari.corich.co/archive_products/1
3. 座席管理が劇的に進化しました
小劇場〜中劇場の現場で、もっとも要望をいただいてきた領域です。v2では、指定席運用の柔軟性が大きく広がりました。
自由席にも対応
これまで「指定席」のみの対応でしたが、自由席公演でもv2をご利用いただけるようになりました。客席を指定する必要のない公演形態の団体様にも、v2の便利な予約管理・売上分析機能をフルにお使いいただけます。
予約者ご自身による座席指定予約
映画館や航空券の予約でおなじみの、予約者が座席表から自分の好きな席を選ぶ方式に対応しました。お客様の体験価値が向上するだけでなく、配席作業の負担そのものを軽減できる、運営側にとっても大きなメリットのある機能です。
配席画面に予約番号を表示
主催者側の配席画面で予約番号が確認できるようになりました。予約データとの照合がしやすくなり、配席作業の精度とスピードが上がります。
4. 抽選・先行販売に対応しました
ファンクラブ会員様向けの先行抽選や、人気公演の抽選販売にも対応しました。
抽選機能
会員向けの先行抽選などにご活用いただける抽選機能をリリースしました。当選者の選択は自動・手動の両方に対応。同一公演内での重複当選の制限など、運用上の細かい設定も可能です。

抽選申込のCSV出力
抽選申込一覧をCSVで出力できるようになりました。Excelでの集計・分析や、当選通知のメール差し込み準備など、抽選運用に伴う一連の作業をスムーズに行えます。
5. データで次回公演を設計できるようになりました
「売れた/売れなかった」を感覚で振り返るのではなく、データで把握できる体制を整えました。
販売推移
チケットがいつ・どのように売れていったのかを、推移グラフで確認できるようになりました。チラシ配布のタイミング、SNS告知、メディア露出、出演者からの告知など、施策ごとの効果が一目で見えるようになります。

販売分析「詳細」機能
チケット別「詳細」、取扱窓口別×チケット別「詳細」にて、チケット種別ごとの数値が確認できるようになりました。「学生券は何枚売れたか」「特定の出演者の取扱窓口経由でいくら売り上げたか」といった粒度での把握が可能です。次回公演の券種設計や、出演者へのフィードバックにもご活用いただけます。
6. チーム運営を支える権限・運用機能
主催者・票券担当者・出演者・マネージャーなど、複数の関係者でひとつの公演を運営する現場の実情に合わせた、きめ細かな権限管理を実装しました。
「マネージャー」権限の追加
出演者ご本人に代わって、マネージャーが会員登録してシステムをご利用いただけるようになりました。マネージャーは、担当出演者の取扱窓口URL発行や予定登録などを行えます。事務所所属の俳優さんが多数出演する公演でも、運営をスムーズに進められます。

「票券」権限の追加
票券業務に特化した「票券」権限を追加しました。この権限では、上部メニューに「予約」「受付」のみが表示され、操作対象外の機能にアクセスする心配がなく、票券担当者様が業務に集中できます。
操作履歴機能
主催者向け管理システムへのログイン、登録、編集、削除の履歴が確認できるようになりました。各データの詳細画面には最終更新者も表示されます。複数人で運営する公演における「誰が・いつ・何を変更したか」のトレーサビリティを確保できます。

出演者権限まわりの強化
- 座席番号の表示制御:座席を確定する前は、「出演者」権限では予約の座席番号が非表示になります(座席確定後に表示)。配席途中の混乱を防ぐ仕様です。
- 販売分析の数値表示制御:「出演者(自身のデータのみ)」権限の場合、販売分析の数値を「個人の数値のみ」または「個人の数値と全体の合計数値」のいずれかを選択して表示できるようになりました。出演者ごとに見せる範囲をきめ細かく設定できます。
お知らせ機能(ログインユーザ向け)
こりっちチケット!にログインする関係者向けにお知らせの掲載ができるようになりました。

7.予約ページの改善
日程ラベル機能
公演スケジュール表に、ダブルキャストやアフタートーク回などをラベルで分かりやすく表示できるようになりました。お客様が回を選びやすくなり、特定回への予約集中・分散もコントロールしやすくなります。

予約ページ「共通URL」
「クレカ決済等」と「銀行振込等」で別々だった予約ページURLを、1つの共通URLにまとめられるようになりました。お客様への告知やSNS投稿で、URLを使い分ける必要がなくなります。共通URL内での表示順もカスタマイズ可能です。

取扱窓口の見える化
- 予約ページに取扱窓口を表示:予約者が「応援している出演者(取扱窓口)」を選択して予約できるようになりました。出演者ごとの集客数を正確にカウントできます。
- 電子チケットに取扱窓口を表示:当日券面にも取扱窓口情報が表示され、お客様にも分かりやすくなりました。
+α モバイル対応と、日々の使いやすさの改善
派手さはありませんが、毎日触れる場面だからこそ効いてくる改善も数多く積み上げてきました。
『Android版』主催者向け入場管理アプリ
iOSに加えてAndroid版もリリースしました。受付スタッフのスマートフォンを問わず、QRコードによる入場管理を行っていただけます。
予約画面の改善
- 予約一覧で表示順を変更できるように
- 予約詳細画面の上部に主要項目を表示(スクロールせずに確認可能)
- 五十音順ソートに対応
表示・非表示の細やかな制御
- 公演の予約ページ:チケット毎に表示・非表示を設定可能
- 公演ログインユーザー:ユーザー毎に「販売メニュー」の表示・非表示を設定可能
ドキュメントもご用意しています
各機能の詳しい使い方は、以下のドキュメントからご確認いただけます。
初期設定でつまずきやすいポイントは、11ステップガイドに沿って進めていただければスムーズです。それでも分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
2025年11月のリリースから半年。ここまでのアップデートは、すべて現場の皆さまからのお声がベースになっています。
こりっちチケット!v2は、これからも舞台芸術の現場の声を聴きながら、進化を続けてまいります。皆さまの公演運営に、少しでもお役に立てれば幸いです。
こりっち株式会社
こりっちチケット!v2 開発・運営チーム