実は、「自由席」の設定のまま、券種名や公開期間などを工夫するだけで、劇的に販売戦略の幅を広げることができます!
今回は、「自由席設定だけど、実はこんな売り方ができる!」という具体的な応用アイデアをまとめてご紹介します。
自由席設定を「指定席」に化けさせる備考欄ハック
「基本は自由席にしたいけれど、一部だけ指定席として売りたい」という相談をよく受けます。これを最もシンプルに解決するのが、システムはすべて自由席のまま、備考欄を使って主催者側で座席番号を振る方法です。
やり方: 「自由席」とは別に、「指定席」という別券種をどちらも自由席設定で作ります。指定席の在庫数は、用意した座席数(例:限定50席)に合わせて制限しておきます。

ここがポイント: 指定席チケットの予約が入ったら、主催者側で用意している座席表(手元のExcelや紙など)を見ながら、空いている席番(例:A-5など)を決定します。そして、こりっちの予約管理画面にある「備考欄」にその座席番号をサッと入力しておきます。

メリット: システム上で座席表登録をしたり、複雑な設定を組んだりする必要が一切ありません。当日受付では、こりっちから出力した予約リストの「備考欄」を見るだけで、「〇〇様はA-5番ですね」とスムーズに案内・発券ができます。

自由席なのに!「簡易・指定席風」設定(エリア指定)
「手動で1席ずつ番号を振るのすら大変、でも場所である程度区切りたい」「本当は指定席にしたいけれど、座席表の登録や管理が大変…」という場合、自由席設定のまま“エリア”で分けることで、実質的な指定席(風)の運用が可能です。
やり方: 客席をいくつかのエリア(例:最前列・中央席・後方席など)に区切り、それぞれを別券種として登録します。
券種A:【前方センター確定】プレミアム自由席(限定10席)
券種B:中央エリア自由席(限定30席)
券種C:一般エリア自由席

ここがポイント: それぞれの券種に個別の在庫数(販売上限数)を設定します。

メリット: 座席番号まで指定しなくても、「座るエリア」を確約することでチケットに付加価値(プレミアム感)をつけることができます。
指定席との混在悩みを解決!「10分前(先行入場)チケット」
「基本は自由席にしたいけれど、高い料金で良い席(指定席)も少しだけ売りたい」という相談をよく受けます。しかし、1つの公演で指定席と自由席をシステム上で混在させると、座席管理がカオスになりますよね。これを解決するのが「10分前チケット」です。
やり方: 「一般自由席(通常料金)」とは別に、「10分前先行入場チケット(高めの料金)」という別券種をどちらも自由席設定で作ります。10分前チケットの在庫数は、劇場内の見やすい良席の数(例:限定20席)に合わせて制限しておきます。

ここがポイント: 指定席を買いたいお客様の本音は「席番号が欲しい」ではなく「並ばずに確実に良い席に座りたい」です。そのため、座席を指定する代わりに「一般開場より10分早く客席に入れる権利」を売ることで、実質的な指定席(プレミアム席)の価値を作ります。
メリット: 主催者側はシステム上で座席表を管理する手間が完全にゼロになります。お客様も早くから行列に並ぶ必要がなくなり、満足度がアップします。
来場特典付き!「グッズ付き自由席」
座席は一般と同じ自由席のままで、チケットの単価を上げたい時に有効な手法です。
やり方: 「一般自由席」とは別に、「【パンフレット付き】自由席」や「【非売品ブロマイド付き】自由席」を料金種別で設定します。

ここがポイント: 全体の在庫(総キャパ)は共有しつつ、券種だけを分けます。

メリット: 自由席でありながら、客単価アップを狙える定番のテクニックです。
まとめ:「自由席」はアイデア次第でどんなチケットにも化ける!
こりっちチケットv2の自由席設定は、ただ「席が決まっていない券」を売るだけのものではありません。
・備考欄を活用する
・販売期間を変える
・エリアで分けて在庫を絞る
これらを組み合わせるだけで、自由席のまま柔軟で魅力的なチケッティングが可能になります。「指定席にするのはハードルが高いな…」と悩んでいる主催者の方は、ぜひこの自由席の応用ワザを試してみてくださいね!