最新の観てきた!クチコミ一覧

124661-124680件 / 189888件中
黒い花の咲く山

黒い花の咲く山

劇団演奏舞台

上野ストアハウス(東京都)

2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★

原因はある。
とは言え、女の嫉妬から生じた悲しい物語でした。

ネタバレBOX

青い国と赤い国の対立で白い国の原爆が使われた山村の物語。山村振興のような形で白い国の人が世話をしてくれていますが、結局は放射能の影響を長期に亘って調べているというのが真相で、原爆の影響で流産し、子どもが産めなくなった女の狂気じみた嫉妬が悲劇を生んでいくストーリーでした。

青い国と赤い国の対立ということでバンドも青側と赤側のニ倍構成になっていましたが、原爆投下以降の話ですからそんな対立の場面は全く無く、ドラムスのうるささだけが際立ってしまいました。

原発事故以後何かを訴えたい気持ちは分かりますが、原爆を巡る部分はミエミエで、ありきたりに感じました。女としての悲しみ、嫉妬から生じた悲劇の部分は良かったと思いました。
愛憎渦中 ~アイゾウカチュウ~

愛憎渦中 ~アイゾウカチュウ~

劇団ING進行形

タイニイアリス(東京都)

2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

【シークレット上演】観劇
最初に劇団ING進行形を観たとき何かおおぎょうだと思いましたが、このおおぎょうな喋り方と振る舞いこそ現代狂言とも言えるちょっとした裏が隠された今回の二つの短編にはピッタリで、ハマると最高に楽しいものでした。

ネタバレBOX

『熊野』(三島由紀夫作:約50分) 母親の病気を理由に北海道に帰省したいと訴える愛人に、花見に行こうと譲らない実業家。実業家の調査で、愛人が北海道の自衛隊に務める結婚を約束している元々の恋人に会いたいがための策略ということが分かり、バレた愛人は帰省を諦め、貯蓄のためでしょうか、再び愛人生活を続けるという話。

そういう裏があったのかというストーリーの面白さや、バレてからの愛人の堂々とした態度とそれに応える実業家の態度に対等性が見えるところなども素晴らしく、最初はおうぎょうな喋り方で変なところで息継ぎをしたりするなと思いましたが、現代狂言だと気づくと、なるほど太郎冠者だと納得でき、ハマって行きました。

『愛憎渦中』(ラディー作:30分強) 確かに理不尽に娼婦が虐められるのですが、実は夫が浮気をする度に一人の娼婦を殺害するという狂気じみた妻の話でした。

妻の手を広げる大げさな動作や開脚の凄さ、従えた男たちのコミカルなパフォーマンスが面白く、サイコ的な裏があったことにストーリーの良さを感じました。

これらの様式美は短編向きだと思いました。
ズーキーパーズ ★第24回 池袋演劇祭「優秀賞」受賞作品★

ズーキーパーズ ★第24回 池袋演劇祭「優秀賞」受賞作品★

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/09/27 (木) ~ 2012/10/01 (月)公演終了

満足度★★★★

イントロが良かった
最初ね、登場人物が15名っちゅうことで

分かるかなあ と不安だったのさ。

でも大丈夫だったわ
イントロのところで、主人公が丁寧に説明してくれてOK!

檻があって、誰かが動物に仮装すんのかな?と予測してた
けどそれは無し。

林さん好きだな。あの人がいれば安泰だね!

ネタバレBOX

旧作をどこか思わせる定番ネタが、
盛りだくさんでした。

ワンダーランド2400を思い出させる
哲平さんと、ヒロさんの危うい関係。

フィクション5のバイオレンスジャックを思わせる
智世さんの獅子吼!

あ●だみ●を ネタを取り入れるとはやりますな。

マイサンシャイン

マイサンシャイン

Utervision Company Japan

座・高円寺2(東京都)

2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★

受付が混んでいた
女性二名の演出家(演出Aが堀川炎=世田谷シルク主宰、演出Bが高田百合絵=快楽のまばたき主宰)による作品。確かに演出の違いを目の当たりにできた。同じ台本を演じる、異なる劇団の作品を観たことはあるが、今回のように一度に二作品を続けて観ると、また違った視点からの感想になるもので、面白い。上演時間も15分の違いがあった」。個人的には、演出Bのほうが好みだった。

幻想の方舟

幻想の方舟

ミームの心臓

荻窪小劇場(東京都)

2012/09/26 (水) ~ 2012/10/03 (水)公演終了

満足度★★★★

役者陣の力がありました。
ストーリーが自分には難しいながらも、役者陣の技量があったので、集中力が切れることなく最後まで観ることができました。舞台美術もとてもよかったです。

無差別

無差別

柿喰う客

イムズホール(福岡県)

2012/09/27 (木) ~ 2012/09/28 (金)公演終了

満足度★★★★

たっぷり。
2日間しかないので、初日はアリーナ(予約時に張り切りすぎたのか、六角形の最先端中央だった…)で、合ってないとは思いつつも、目の前に役者の目がある。
顔っていうか、目がある。
手を軽く置く音も聞こえる。

のに、激しい動きでは聞き苦しい踏み音もたてず、ブレスも安定。
どんな稽古をしたらこんな身体表現ができるのだろうと、またもや思った。
ほとんどの役者が唾を飛ばさず動きの中で汗を散らすのみ。。。
ファン気分満喫しました。
鼻水出るほど泣いて知り合いにひかれた。

2日目。
少し間をあけ、壁に写る影も楽しみました。
イムズだからね。
影すらも計算の内であるような濃淡と大きさ。
(いや、分かってるんだろうな)

同じとこでも泣いたし、違うとこでも泣いた。

それぞれの「命」と「心」と「摂理」の根底に響く観客への訴えを勝手に感じてしまい、中屋敷さんにも「世阿弥でなく、観阿弥の世界感を感じました。」と伝える事ができたので、ファン心理として満足。

天神様と狗子の存在が、自然居士の役割を代弁し、民衆と幽玄の境界にも思えたからかもしれない。

あとは「母性」と「女性」に対する中屋敷さんの想いなのかな。
人之子の「命」と「心」が、もしかしたら、最も素朴な生命の根源だったのかもしれない。とか思いながら、最も鼻水垂らして泣きました。

追伸・柿パーカーの素材いいです。めっさ暖かい。
大阪のひと、もう寒いから無くなる前に買ったが勝ちですよ。
九州ですが、既にはおってます。
…柿喰う客をなんでこんなに好きなのか、自分でも気持ち悪いよ、ごめんなさい。

ネタバレBOX

原爆が出てくるから原発事故と絡める感想も多く出ると思うけど
普遍的なテーマとして
「人が御しえるもの」と「自然の摂理に敵わないもの」という対極
あるいは
「差別と区別」をうむのは誰なのか?てとこで素直に観ればいいと思った。
カムイ伝知ってる人ならこの感覚分かってもらえるかも。
風の手紙 〜大地の記憶〜

風の手紙 〜大地の記憶〜

創造集団池小

北池袋 新生館シアター(東京都)

2012/09/27 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

これが演劇だなぁ。
そう感じさせる舞台だった。

演者たちの肉体・声・生音を駆使して世界を表現していく手法はとても新鮮に写った。

また物語の中で登場する大飢饉や噴火といった自然災害が、東日本大震災を経験した今と重なり。”驕ることなく自然と共に生きること”を忘れてしまった現代社会への警鐘というメッセージを強く感じた。

あずき

あずき

CHAiroiPLIN

相鉄本多劇場(神奈川県)

2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

レクイエム
 大人から子供まで楽しめる。実に多様な解釈のできる作品だ。と同時に深いレクイエムでもある。

ネタバレBOX

 
 この作品の意味を解釈するのは尚早、との批判を覚悟で意味に挑んでみよう。冒頭、飛び出すのは座敷わらしである。わらしは、自分はこの家の妹で生まれて直ぐに死んだ、と自己紹介する。一方、家族はあずきご飯を炊き掛けており、祝賀の際に供される小豆ご飯で祝うもの・ことについて多くの質問を出すが、その問いは悉く否定されてしまう。それでもあずきご飯を炊く準備は総て整っているのである。おかずに掛ける調味料の好みについてさえ多くの質問が為され、各々の好みに応じて調味料は人数分用意されているのだ。
 而も、その後、家族は離散の憂き目に遭い、捜索願が出されるが、出したのは死んだ妹、わらしである。更に家族の居ない邸には、毎日、一通ずつの手紙が届く。家族から家族へ宛てた手紙は、郵便配達によって毎日読み上げられる。言の葉が、誰に伝えられることも無く、意味の埒外で死んでしまわぬように。手紙は、再び家族が見出された時に終わる。366通目だ。その日、集まった家族は、出来上がった赤飯をこぞって食べる。これは舞台上で現実に為されることにも注意を喚起したい。次に最後の儀式が待っているからである。最後のシーンで家族の一人一人が笊を頭上に掲げる。何が入っているか察しの良い読者には既にお分かりだろう。小豆である。それを全員頭からかぶる。当然、小豆は床に落ちて音を立てる。実は、この音こそが狙いである。かつて飢饉で命を落とす農民の間には竹筒に玄米を入れて振り、瀕死の者に米の音を聴かせる風習があったと聞く。周知の如く封建体制下にあって人口の95%を占めた農民の常食は、粟、稗などの雑穀であった。経済の指標であった米は、生産者の口には入らない高嶺の花であった。当然、死にゆく者に聴かせる米の音はレクイエムである。ChiroiPurinは、小豆でそれを為したと言わねばなるまい。作者の鈴木氏は、3.11、3.12以降、甚大な被害の前で演劇やパフォーマンスに何ができるかを深く考えただろう。その答えの一部が、この作品として形象化された。

黒い花の咲く山

黒い花の咲く山

劇団演奏舞台

上野ストアハウス(東京都)

2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★

この国
発声法が独特なこの劇団であるが、生演奏が入る為に楽器の音に負けない発声で演じているためだろう。非常に人工的な発声の為、良く通りはするが、シチュエイションによって煩く感じたり、また発声法に戸惑って間を外すケースがあるので、この辺り、根本的な演技方法レベルで考えてみる必要があろう。
 今回の舞台は、戦争と支配・被支配、人の紐帯とそれを破壊する競争原理や効率化の問題である。実際に、それがどのように機能し、人々のコミューンはどのようにして崩壊してゆくのかを描いていると言って良い。当然、現実に我々の生活の中で起こっていることとも関係している。観客は、自らの国の政治屋等を頭に思い浮かべながら観劇するのも楽しかろう。それに充分耐える内容である。勿論、デフォルメはされているが。

「みごとな女」「妹の着物」

「みごとな女」「妹の着物」

劇団グスタフ

シアターグスタフ(東京都)

2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

若手VSベテラン
 時代背景を考慮した演出だろうか? 古色蒼然たる音声案内。これには、流石に驚いた。まるで、数十年前の浅草に迷い込んだような錯覚さえ覚える。今回は、森本 薫の「みごとな女」と川端 康成の『掌の小説』から「妹の着物」を舞台化した二本立てだ。
 「みごとな女」では、若手が中心の舞台作りで、看板女優の渡邉 宰希が胸を貸す、といった舞台作りになっていたので、こちらはエチュードの仕上がりを見る、という感じであった。
 が、休憩を15分挟んで演じられた「妹の着物」は、殆ど渡邉の一人舞台という形式で演じられるのだが、実に上手い。演出、照明、効果音も適切である。

ネタバレBOX

 幾つか、例を挙げておこう。開演早々、姉、妹の早変わりを演ずる場面があるが、一瞬部屋の隅に身を隠しただけで、玄人と素人の本質を演じ分けるのだ。更に病み衰えてゆく妹の顔が痩せ、目が大きく見えるようになり厚化粧をすると崩壊の美を彷彿させることなどを話しながら、口紅を引くシーンでは女そのものを感じさせる。
 また妹の亡くなる晩、危篤状態の妹を夫に託し医者を呼びに走る途中で、妹の結婚前の恋人に呼び止められ、妹と間違って為される恋人の呼びかけ、嘆願の言葉から、妹が大恩あるあねに義理を立てる為に、気の進まない結婚を承諾した事情を知るが、妹の着物を着、髪型も妹と同じに替え、体つき、顔立ちもそっくりな姉は、そのまま妹を演じその男と情を通じるのだが、川端の筆の冴えをきちんと受け止めて伝えてくる。
 他にも印象的なシーンは多々あるが、見る時の楽しみを殺ぐのは本意ではない。伏せておくとしよう。評価は二本合わせて★4つとした。
「ヘロペ」

「ヘロペ」

.comet <ドットコメット>

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/09/27 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★

素人向け
ヘロペ
 劇団の志が低いように思われる。意味のあることをやろう、という強い意志を感じない。

ネタバレBOX

 森に住むと言われる謎の生き物。高速で移動し、その姿を見た者は願いが叶うと言われる。また、その声を聴いた者は幸せを得るとも。かつては統合されていたものの分離して150年経つ村の再統合にこのヘロペを利用しようとの計画が持ち上がるが、村の青年団に強硬な反対派がおり、交渉は中々纏まらない。明後日には、領主が視察に訪れるという時になっても対立は続いたままである。この対立は、一つの村の村長の長女ともう一つの村の若者がかけ落ち寸前に、それを取り止めたことで遺根を残していたことにも一因があった。
 一方、対立で混乱した村へ、調査の為に珍しい物を研究している博士とその夫、好奇心の強い領主の娘がお忍びでやってきて巻き起こす珍騒動を描いた作品だ。
幻想の方舟

幻想の方舟

ミームの心臓

荻窪小劇場(東京都)

2012/09/26 (水) ~ 2012/10/03 (水)公演終了

満足度★★

空中分解
 箱舟に乗り込めば救済されるとの情報で、我がちに人々が集まる。然し、乗り込めるのは、ごく一部の人間だけであるから、当然、競争は苛烈なものになり、多くの者は、残されたまま滅ぶと考えられている。然し、実際に船に乗り込んで見ると、乗船している人々が幸せだとは思われない。幸せでも不幸せでも無い状態は、極端な悪さにも陥らない為、これがベストなのだという発想が、主流を為しているのである。
 然し、新しく乗船したシャンスラードは、この船の救世主になる可能性があると、この船の歴史を総て知っている道化が、彼に告げる。
 乗船者達は、それぞれ個性を持っているはずであるのだが、毎日、同じ議論を繰り返していて、一向に結論は出せない。然し、革命を目指す者が一人、彼女は情況を打開する為に先を見越すことを提言する、が。
演者たちの演技が空中分解していたように、この革命議論も幻想論の域を出ていないことが、一弾深みのある論理によって浮き上がってこない。このことに象徴される舞台であった。
本来、役を振られた役者が、己の実態と役の間にある溝に悩む姿を形象化しなければならないはずのこの舞台で、演出がその点に気付かず、きちんと駄目出しもできていない。 
ここで描かれているキャラクターは前に進もうとはしない、が、幻想を持つほどに進みたいとのアンビヴァレンツやアンチノミーを表現したかったはずの舞台で、脚本の意図を汲んでいないであろうからである。
 ハッキリ言って演出・役者の力量不足。道化を演じた役者に役者としての芽を感じた他は、見るべき所無し。それぞれのキャラが立つような演出になっていないのは、脚本の読みが浅いのと、脚本自体が頭でっかちなのであろう。
脚本に直接あたっていないので定かでは無いが、恐らく脚本自体コンセプチュアルなものであったろうことは想像できる。演劇は身体性に根ざしていなければならないだろうが、その点についての考察の甘さも感じる。

「ハッピー・タイム 灰」&「とーく・おぶ・ざ・でっど 異」

「ハッピー・タイム 灰」&「とーく・おぶ・ざ・でっど 異」

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★

両方観劇
でっどを観てからハッピーを観る。どちらも面白かった。

ネタバレBOX

でっどは確かに弐から見たら異だな。しかし段々世界観のリアル度が上がってきてるな。
特にVSシーンはリアル感・ガチっポイ感が伝わってきてよかった。なかなかにおもろかった

ハッピーはそう繋がってくるかーでしたね。面白かったですし、抜けてたピースの一部がはまる感じでした。
SUMMERTIME

SUMMERTIME

TOKYO PLAYERS COLLECTION

LIFT(東京都)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

過ぎ行く夏に相応しい
やわらかく優しい物語でした。よかったです。
もう少しクロスオーバー(現在の自分達が過去の自分たちの出来事を見つめる)を多くしたら、現在の自分たちの物語がより印象強くなったかなと感じた。

舞台版「ビーナスファンタジスタ」

舞台版「ビーナスファンタジスタ」

㈱メディアゲート舞台制作部

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/08/29 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★

頑張ってました
疑ったのを謝っただけで認め合う仲間になる展開はちょっとどうかなと思ったのと、もう少し物語にエピソードが欲しいかなと思った。
出演者たちは頑張ってました。

リリィ

リリィ

劇団競泳水着

元・立誠小学校(京都府)

2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★

小説を読んでいるようなお芝居
小説を読んでいる様な静かな日常を具象的に描いたお芝居♪
まるで辻仁成の小説みたいな空気感…

役者さんは3人だけですが落ち着いた自然な演技で
穏やかな世界観を創り上げています♪
今回の作品は今までの公演の中でも静かなお芝居らしい⁉

話も淡々と進みながら少女の絵や先生に対する
悩みや葛藤などの複雑な心境を会話や表情で伝えています

書きたいものしか描かないちょっと変わっているけど
絵が大好きで芸大を目指して浪人を繰り返してる青年も
話の中でアクセントになっていて雰囲気を和ませてくれます(^^)

そこに緩やかな時間が流れて、人間の心情が伝わる優しい作品

分かりやすいお芝居なので仕事帰りのサラリーマンの人とか観にくるらしい♪
(アフタートークで話されてました)

関西ではあまり見かけない感じで次の新たな小説のページを巡りたい気持ちにさせる劇団

多分これはクセになる…(^^;;

シェイク!!

シェイク!!

ゲキバカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★

2日たった今ごろ
あの白塗りが夢に出てきたー!
怖い夢だったのか楽しい夢だったのかよーわからん(笑)
毎回インパクトありすぎなんだもん。
女性陣がよかったし、むちゃくちゃ楽しめました!
裸まつり、目の保養にはならない?けど
いや、結構鍛えられてる感もあり。。。
まぁそこはどっちでもいいか。

中也論 よごれたかなしみ

中也論 よごれたかなしみ

趣向

STスポット(神奈川県)

2012/09/23 (日) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかったわー
ちゃんとした言葉と、ちゃんとした演出と、ちゃんとした演技が合わさって、+αの色気が発生。こういう芝居にこそ、小劇場の真ん中にいてほしい。星50個

黒い花の咲く山

黒い花の咲く山

劇団演奏舞台

上野ストアハウス(東京都)

2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

どこかの国
あの国とあの国を彷彿させるストーリー。
あれだけバンドが大きな音ながら、セリフを邪魔しないタイミングが絶妙。

半世紀以上前の日本の田舎のような衣装と最新のテレビ報道が同居していたのが面白い。

ねぼすけさん

ねぼすけさん

バジリコFバジオ

サンモールスタジオ(東京都)

2012/09/27 (木) ~ 2012/10/02 (火)公演終了

満足度★★★★

トラ爺がかわいい
中盤ダレたけど面白かった。

ネタバレBOX

サザエさんバリに愉快で楽しい家庭。そんな現状に違和感をもつきな子(浅野千鶴)。きな子の息子・ちゃー坊(佐々木千恵)の担任・吉永先生(阿久澤菜々)が家庭訪問にやってきて、きな子の家に疑問を投げかけ、「ヨーゼフK」という人物ときな子の夫・めめ男(武田諭)のことに言及し、気にかけるきな子。電気屋になりすましたヨーゼフK(猪股和麿)は、この家のドタバタを動画でみて、自分らは救われたときな子に話し、さらに動転するきな子だった…。

きな子らの世界は月にあって、実際のめめ男は地球にいる。めめ男はきな子らの世界と人間を作ったが、ここらで話を終わらせようとするって、確かに「少し不思議」な話。
序盤のTV騒動と遺書の話で爆笑をかっ攫い、めめ男に消される吉永先生(腕すっぽ抜けて砂)とかいい感じだったが、中盤がやや冗長に感じた。正直、設定を飲み込めてないとこもあるが、きな子の暖かな今の家庭(やダンナ)を思う気持ちは、終盤の仮装カラオケシーンの後ろ姿でも伝わってきた。そして、そのあとの決意した表情もいい。一秒も満たないくらいだったけど、確かに意思が篭ってた。

ラストの二人のオブジェと砂の演出も、いいシーンだった。ヨーゼフKの乗ってきた舟で地球に行けたが、きな子は月で終わること選び、月のめめ男と永遠に結ばれたのか。

このページのQRコードです。

拡大