最新の観てきた!クチコミ一覧

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アクアリウム

アクアリウム

DULL-COLORED POP

シアター風姿花伝(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/31 (火)公演終了

震えて眠れ
いやぁ〜、興奮しました。ヤバすぎる。DULL-COLORED POPの、というよりも谷賢一の作品、という印象を抱きつつ観ていたのだけれど。表現における禁忌、そこに分け入ろうとする意思を強く感じて震えた。エンタテインメントの衣を着てとんでもないことやってるんじゃないかしらん。そして初日だというのに、シェアハウス住人(動物含む)の演技の質感がすごく良かった。フリーフォームというか自由な感じがして相当好ましかった。物質的な距離感に初日ぽさ、手探り感みたいなものは感じたけれど。ゲストがゲストである意味も納得の使い方がされていて、これは全キャスト観てみたくなる。今月の予定を再考しなければ。余談だけれども、タイトルコールで清水那保さんの声がいちばんよく聴こえたような気がするのは空耳だろうか笑

虹色の涙 鋼色の月

虹色の涙 鋼色の月

企画演劇集団ボクラ団義

SPACE107(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★

長いですが、楽しめました!
3時間におよぶ芝居でしたが、
事件の真相が何重にも重なり合い楽しく観られました。
途中、現代の世の中を示唆する考えさせられる場面もあり。

♪~ご観劇ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。~♪ ミュージカル座ガラコンサート

♪~ご観劇ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。~♪ ミュージカル座ガラコンサート

ミュージカル座

六行会ホール(東京都)

2013/12/03 (火) ~ 2013/12/06 (金)公演終了

満足度★★★★

和製ミュージカル万歳!
伊東えりさんのルルドの奇跡の歌が聴けて、うるっとしました。
最高です
ひめゆりとバクマツ、センスオフワンダーしか観たことなかったけど、楽しめました。フォークソングのような昭和のにおいがする歌もたくさんあり。和製ミュージカルいいなと思いました。

THE BELL BED UNDERGROUND & XXXX

THE BELL BED UNDERGROUND & XXXX

不定期開催演劇ユニット マリーシア兄妹

Geki地下Liberty(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度

うーん…
率直な意見はとてもアンケートに書けなかったので、こちらに。

ハッキリ言って、典型的な自慰行為演劇ですね。
小劇場の公演は多かれ少なかれそういう要素があるのは承知していたけど、この公演は教科書のようなオナニープレイ。

ストーリーや人物設定は滅茶苦茶だし、役者は面白くも何ともないし、舞台は殺風景だし、音響も照明も何の効果も出さないし、演出らしい演出も無いし。
どこをどう楽しめば良いのか、全く分からない舞台でした。そもそも、劇団側に観てる人を楽しませようという意図があったのかは疑問ですが。

ここで面白かったって評価してる人たちもせめて声出して笑ってあげたら良かったのに。そうしたら、あの客席を包んでいた重い空気も少しは軽くなったかも。

さよならを教えて

さよならを教えて

サスペンデッズ

ザ・スズナリ(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

キャラクターが魅力的でした
舞台セットの作りやウェザリングなども良く出来ており、
なかなか笑わせてくれて楽しめた約100分でした。

ボンボン

ボンボン

みどり人

北品川フリースペース楽間(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/10 (火)公演終了

満足度★★★★

いい構成の2時間でした。
面白かったです。

詳しい感想は公演終わってからまたに。


12/21追記
日が空いてしまいましたが。

「寸劇集」ということで各作品が独立しているのかな、と思ってたら
それぞれがリンクしている部分もあって、こういう構成も面白いなと。

「ベランダ」の夏はもう少しコンパクトにしてもいいかも、と感じましたが
その他の作品は適度な長さで楽しめました。
演者さんたちも、他の作品だとどうなるのかなと感じさせてくれる面々でした。

どの登場人物にも幸せになってほしいなー、とそう思いました。

おばあちゃんかわいかったですw

CLUB SEVEN 9th stage!

CLUB SEVEN 9th stage!

東宝

シアタークリエ(東京都)

2013/12/01 (日) ~ 2013/12/19 (木)公演終了

満足度★★★★

何はなくても50音ヒットメドレーは最強
もう10周年なんですね。

初演から、全公演観ているから、まるで、子供の成長を見る思い。

やはり、玉野、西村、吉野さんの3人が揃うと、舞台が締まります。

コント部分が、昔ほど面白くなくても、後半の50音メドレーの楽しさが、全てを凌駕。

これからも、続く限り、見続けたいと思いました。

やはり、女性陣がいないのは、やや淋しいけれど、若いエネルギーと、それを温かく見守る3人のバランスが絶妙でした。

ネタバレBOX

2003年の初演時には、先日逮捕されたマネージャーが、会場で悪目立ちして闊歩されていたななんて、余計な思い出までが脳裏をよぎりました。

今日の民主主義崩壊記念日に、観劇し、初演時のあの頃は、日本はまだ平和だったとつくづく、この10年を回顧してしまいました。

時が移り、様々な出来事があっても、「クラブ7」を観ると、元気な気持ちになれるのは、昔も今も同じ。

女優さんがいない分、女装して美しい出演者が増えて、視覚的には、あまり女優さん不在も気になりませんでした。

若い俳優さんが増えたので、ジックリと観るコント芝居より、ダンスシーンが多いのも、個人的には、嬉しかった!

吉野さんのダンスの美しさには、相変わらず目を奪われました。
女装の古川さんの美しさも、必見もの。橋本さんも、まるで韓流スター風で、可愛かった!

吉野さんが主演の、創作ミュージカル風な演目は、視的に綺麗で、印象的でした。ただ、これ、画家が、時の権力者を騙し絵によって告発するという内容の芝居で、今日のこの日に観るのは、ある意味象徴的でした。

以前、パロディの元ネタをあまり知らず、気持ち的に置いてきぼりを食らったので、今年は、早くから予想をつけて、「あまちゃん」も「半沢直樹」も観て予習を怠らなかったので、50音メドレーも、目いっぱい楽しめました。

いつもながら、50音メドレーの、玉野さんの選曲と構成の妙には、感服します。あれだけの振り付けや段取りを覚えて、間違えないキャスト陣にも、拍手と畏敬の念を惜しみません。
ショッキングなほど煮えたぎれ美しく×アイロニーの夜

ショッキングなほど煮えたぎれ美しく×アイロニーの夜

KAKUTA

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2013/12/02 (月) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ショッキングなほど煮えたぎれ美しく
久しぶりのKAKUTA。今回はフリサトとのコラボ。
フリサトってバンド知らなかったけど、いいですね。水本さんおかしいし!
竜史さん、よかったデス。いい演技でした(*^^*)
僕の中では、KAKUTAの1番の作品が「帰れない夜」が不動ですが、
「ショッキングなほど煮えたぎれ美しく」も負けてないですね(*^o^*)
桑原さんは、もう自分が楽しんじゃってる感じで微笑ましかった(^∇^)

National Theatre Radu Stanca  ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場(ルーマニア)「NORA ノーラ」

National Theatre Radu Stanca  ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場(ルーマニア)「NORA ノーラ」

特定非営利活動法人舞台21

あうるすぽっと(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/05 (木)公演終了

満足度★★★★★

天使×2
kids' perspective?

ミニマリストの美、省略あるいは誇張。

・・これは、誰から見た世界なのか?

カリガリ博士を思わせる、前世紀前半の表現主義を思わせる誇張されたパースペクティブ。それはしかし狂ってない。

物語には天使がふたり、登場する。


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エミーリア・ガロッティよりメイジーの瞳って映画の方が似てるかも知らん。映画はまだ観てないけど(苦笑

ネタバレBOX

ひとりは、人形の家の娘、女の子の姿をしている。あるいは女の子そのものである。白い服を着る。

そしてもう一人は、堕天使のように穴の開いた黒衣に身を包んだ医師の男。

ふたりはけっして報われない。

自分勝手な大人、あるいは狡猾な人妻に翻弄される♨

男は、やがて天に召される。

まるで、自分の運命がズタズタになって身が滅びるのを楽しんでいるようでもある。

パンクじみた衣装がそれを象徴しているようでもある。

堕天使と仲良しの、天使のような少女はしかし、すべてを見通すようでもある。

少女は、母親に言う。「すべての人間は、孤独なのよ」と。

人間はどこから来て、どこに行くのか?

もし、天のようなところから魂が来て、子供に宿るのだとしたら、天国に近しいのは、より小さな子供かもしれない。あるいは死を目前にして悟る者。


この物語は、二人の天使の視点を通じて、人形(=人間)たちの踊るダンスを神にささげた供物なのかもしれない。

舞台上で一番狂った操り人形じみた動きをする、クログスタ役の俳優の演技がとりわけ印象に残った。

経済と言う名の糸に引かれて、首を傾けながら・・・壊れた人形のように、亡霊のように、陰気にノーラを脅迫するくすんだ色のスーツを着こなす男。

ただ彼はやがて、未亡人の愛を得ることによって生気を取り戻す(笑

洗練、ロック、パンク。

音楽と天使とが、世界の果ての人形の家で交叉する。



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ちなみに会場内で「これはさいたまのエミーリア・ガロッティだよ」
という声が聞こえましたが、
自分も観ましたが、作品としては全く別かと・・
それを言ったら、神戸の維新派とかも・・?・・念のため(苦笑
♪~ご観劇ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。~♪ ミュージカル座ガラコンサート

♪~ご観劇ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。~♪ ミュージカル座ガラコンサート

ミュージカル座

六行会ホール(東京都)

2013/12/03 (火) ~ 2013/12/06 (金)公演終了

「シャッフル・ミュージカル」は貴重ー次世代の台頭も感じた

『ミュージカル座』創立19周年を迎え、名場面を惜しげもなく披露するガラ・コンサート…。年末という時期柄、今年上演された作品10本の総特集でも問題なかった。10本の「あのシーン、このシーン」だけで、十分 観客を喜ばすことのできるミュージカルのボリュームだろう。ところが、10年前の舞台作品であったり、戦争ミュージカルとして高い評価を受けた『ひめゆり』等の名場面すら、省略せずに「あの時の涙」を再現したのである。


これほど絢爛かつメッセージ性に溢れたガラ・コンサートを観たことがない。数々の名場面を通し、その歴史や、人物の生きる力、メッセージをまっすぐ贈った。すなわち、私は 半数以上が未見だったから、『ミュージカル座』を初めて観劇する人も楽しめる。『ミュージカル座』を毎回観劇しなければ済まないファンは…言うまでもない。自らの人生とリンクさせ、最大19歳若返ったのだと思われる。


※バレてないネタバレへ




ミュージカルの力を濃縮した、アンサンブルの圧倒的歌唱。地響きこそ聴こえないが、改めてミュージカルのファンを開拓しそうな熱量を含む。
「素晴らしきミュージカル」を まとめあげてくれたと思う。そして純国産ミュージカルに誇りをもつ段階かもしれない。

ネタバレBOX


シックな大人の雰囲気のなか、途切れない名場面は、新たなる可能性を試す場だった。最もシンボリックだったのが『トラブルショー』である。設定は舞台裏、役者として待機していた少女が高熱のため、出番直前にもかかわらず倒れてしまうシーン。このトラブル下、二人三脚で少女の女優生活を支える母親が「わたし…やります!」と名乗りを上げた。しかも、難しいもので、少女の役柄が「マッチ売りの少女」であった。私が『トラブルショー』の名場面を一つ示すとすれば、この「代役シーン」だろう。今回のガラ・コンサートでは、母親を演じた女優が娘になり、母親は男性プロデューサーとなる。「名場面」のチョイスが申し分ないのは もちろん、ユーモラスな その演出は『ミュージカル座』の貫禄だった。時折、「素晴らしきミュージカル」を俳優の声に乗せて伝え、「ユーモラス」で より心を鷲掴みにする。距離感の近さは アメリカン・パーティ(東海岸)である。
江口君と私

江口君と私

トライフル

ナンジャーレ(愛知県)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★

おしゃれな感じでした
面白さ ☆3
役者 ☆4
ストーリー ☆3
演出 ☆3


虹色の涙 鋼色の月

虹色の涙 鋼色の月

企画演劇集団ボクラ団義

SPACE107(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

大スペクタクルな物語でした。
上演時間はやや長めでしたが、ハイレベルな舞台でした。姫2人の役がかなりよかったです。

トリコロールバッドエンド

トリコロールバッドエンド

劇団MAHOROBA+α

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

その終末に、光はあるかー。
Aキャストを観劇。
開演直前の前説で、開演を遅らせることを理由説明とともに謝罪なさったのは大変好印象。
ただ、スタッフさんがダメです。役者が舞台上で前説してる最中に「お手洗いご案内お願いします!」とか大声で言ってたらいけません。スタッフは役者の邪魔しちゃダメ。支えないと。
予約席なら、入口から入って見える方向に「予約席」と張っておかないと。どれだけの人が座ろうとしたことか。

さて、本編。
ほとんどが暗闇の中で進む、三本立て短編集。
「-白-見知らぬ、花」は明るい場面が多いが、その他の作品は灯りがほとんどない。あったとしても、ぼんやり見える程度。
暗所恐怖症の方は観劇できません。

脚本や試みは大変興味深い。
しかし、役者陣も脚本も演出も、改善の余地あり、といった印象。
ほとんど見えないので、観客は想像力をもって見ることになる。そしてそれを促すかのように、劇中、様々なことが断定されることはない。

三編それぞれが、バッドエンドであり、ハッピーエンド。
それは作品をどのキャラクター視点で見るかによって変わる。観客がどう捉えるか、それも観客に委ねられる。
私は全体的にバッドエンドと捉えた。

こういった分野の観劇は初めてだ。
見終わった後も、不思議な感覚に包まれたままだ。
喜怒哀楽とか、そんな単純な感情ではない。
好きな人は、すごく好きな作風なのではないだろうか。

私の結論としては、
         赤→光なし
         白→光あり
         青→光あり かな。

ネタバレBOX

『-赤-レスラーの墓』
一言で表すと「世にも奇妙な物語」風(と私は捉えた)。
これ、何か無限ループしそう。
男の「選ぶときは小指を選ぶんだよ、生まれる時は後から生まれるんだよ。」が印象的。
いきなりナニが終わった後、というのは驚いたが、暗闇というのが自然に受け入れられる。
そして、それが続くことで「暗闇」で進む物語ということが理解できる。
「いたい」と「したい」の言葉遊びには笑うしかない。

『-白-見知らぬ、花』
彼女は蜘蛛なのか、花なのか。途中、「あれ、蜘蛛だったよな?」ってなる。
青年とその想い人にとってはハッピーエンド、蜘蛛から見たらバッドエンド。ものすごーくバッドエンド。
青年が「蜘蛛は嫌いじゃないよ、大嫌い。」と去っていったラストは「えぇ!?」ってなった。

『-青-クドリャフカ』
これは光ある結末。それは人間に都合の良い解釈かもしれませんが…。
犬の言葉を幼い無垢な子どもの言葉にすることで、より残酷さを増す。
私は三編の中ではこれが一番好きだ。
「お前は優秀じゃない、褒められたくて頑張ってただけだよな」の言葉は涙を誘う。
優秀であるが故に、人類の進歩の礎となった犬。人類にとっては大きな一歩だが、クドリャフカに待つのは確実な死。
殺されるために訓練する、この矛盾は何だ。
クドリャフカの冥福を祈る。
ゆびに のこる かおり

ゆびに のこる かおり

大人の麦茶

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

期待以上だ。
話も、キャラクターも良かった。
セットもシンプルで素敵だった。

星降る闇にピノキオは、青い天幕(サーカス)の夢を見る

星降る闇にピノキオは、青い天幕(サーカス)の夢を見る

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

人形
チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。

ネタバレBOX

雪の降る夜。コオロギのジミニー・クリケット(加藤晃子)が入ったとある家。壊れかけの操り人形・ピノキオ(渡辺実希)と出会いその一生を聞く。
男やもめのゼペット(渡辺望)が木を彫って創った、純真なピノキオは、無邪気な表情と裏腹に、自分が人間でないことに傷つき、人間になりたいと願う。ペテン師(佐々木豊)に騙され、サーカス団に売られるが、船が難破し、なんとか家に戻る。そしてゼペットの死後もなお生き続けていた。そして、ピノキオはクリケットに終わられてくれるよう頼み、クリケットは火を放つ。

随分とシンプルな話と展開。だけど、グッときた。
自己肯定できないピノキオの絶望と願い。父たるゼペットの温みと、死を間近に控えたゼペットが感じたピノキオの温み。そしてピノキオは、自分は人間だと(嘘を)いう。
ピノキオの解決できない悩みに心打たれたのか、ゼペットとの親子愛に感動したのかわからないけど、決して明るくない舞台でありながら、魔法はこの世に無いんだってことを受け入れ生きること(誰かと生きていくこと)を、肯定するような暖かさをちょっとだけ感じられた気がする。

話はシンプルでも、見せ方は飽きないようになっててよかった。70分位。
美人懺悔

美人懺悔

艶∞ポリス

仙行寺(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/07 (土)公演終了

満足度★★★★

みてきた
ロケーションを活かしたおもろい芝居でした。

ネタバレBOX

みんなが悪口いってても敢えてそこに加わらないコトネッティな私です。
美人懺悔

美人懺悔

艶∞ポリス

仙行寺(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/07 (土)公演終了

面白い
完成度は決して高くはないのだが、それでも十分に面白い。
ただ、笑いの種類としては、「演劇的な笑い」というよりも「セリフに頼った笑い(漫才のような笑い)」の側面が強い。「演劇的な笑い」を身につけられるかどうかが今後の課題となると思う。
出演者に関しては皆さん安定している(セリフのど忘れなどは散見されたが…)。特に、お杉役の井上晴賀さん、昴役の谷戸亮太さんは印象に残る(キャラ設定で得している面もある)。琴音役の竹田りささんもノーマルな演技とアブノーマル(?)な演技の使い分けが良かった。

THE BELL BED UNDERGROUND & XXXX

THE BELL BED UNDERGROUND & XXXX

不定期開催演劇ユニット マリーシア兄妹

Geki地下Liberty(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

遅くなりましたが
今回はじめてマリーシアさんの舞台を観させていただきました。
映画と舞台を混合させたような独特な演出が特徴的で、新しいジャンルの舞台だと思いました。
キャラクターそれぞれの描写もあり、見応えがある舞台でした。
全体の感想としては、脚本・ストーリーは面白かったんですが、全体の空気に一体感があまり感じられなかったです。(見た回がたまたまそうだったのかもしれませんが...)
役者さんが自分の役の立場や役柄をちゃんと理解してないのか、段取りに見えてしまう部分や、個人プレーなどが目立っていた気がします。
変に目立とうとしたり、無駄な動きをして、間延びしてしまっている部分が気になり、そのせいでところどころ、あ...と思ってしまう部分があったり、途中ダレてしまった部分はありました。
せっかく、それぞれのキャラクターの見せ場があるのに、上手くメリハリがついていないように感じてしまいましたが、それ以外は普通に楽しめました!

一部でルックス批判のようなコメントがありますが、男性の方かな?
女性から見ると、イケメンでした!

次回も必ず見に行きます!

ネタバレBOX

組織のお金を6回も持ち逃げした男、七森隼人(大浦力さん)、めっちゃ格好良かった!七森のイケメンキャラに、まんまと惚れてしまいました!
演技も自然で、声、表情、仕草どれをとっても、表現力がズバ抜けて高い役者さんです。
ルックスも格好よくて超!好みなんですが、ちょっと痩せすぎてるので、もうちょっとお肉をつけたほうが良いと思いました(笑)
今後の活躍に期待大です!!

七森の幼馴染、佐野治(飯村孝太郎さん)、七森役の方と同じくイケメンさんでしたが、その分、カッコつけての演技がちょっと臭く感じてしまいました。
途中までのコメディシーンは良かったんですが、ラストのシリアスなシーンで、この舞台とは合わない演技をしているように感じてしまいました。もっと自然な演技の感じで見たかったです。

佐野のボーディガードで元殺し屋の鉄(吉田哲也さん)、雰囲気がとても良かったです!
背中から哀愁が漂ってるように感じたのは私だけでしょうか?元殺し屋という重荷を背負ってる感じがなんとも言えませんでした。
ただ、セリフが詰まったり誤魔化してる感があったのが残念でした。

オカマの殺し屋、プリティ(酒井絵理南さん)、ルックスがとてもいい(いわゆる美人さん)演技は自然で、ちょっと近寄りがたい美人さん。
感情をあらわにする場面では、もしかしたら素?と、思わせるキレっぷりでした(笑)
若干、滑舌の悪さを感じた部分もありましたが、次回が楽しみな役者さんです!

オカマの殺し屋、ジュリエット(大嶋わくりさん)、とても自由に演じているように見えました。それがいいのか悪いのかわからないのですが、もっと洗練された演技が出来そうな役者さんだと思いました。
じゅうぞうさん、とても美人!

ピザ屋に変装した女性捜査官、並木麻央(矢野文葉さん)、キャラクター像が出来上がっていたので、普段の並木というキャラがどんなキャラクターなのか、想像出来て楽しかったです。好きな男性に一文字づつ「愛してる」と送るキャラクターがハマってました!
演技は上手かったのですが、最初から最後まで同じ調子でメリハリがなく感じたので、勿体無いなと思いました。

ピザ屋に変装した男性捜査官、薬師寺一丸(島隆一さん)、全体的に不安定さを感じました。脚本家さんが産んだ薬師寺というキャラクターは面白いのですが、いまいち演じきれてないのか、並木とのやり取りも息があってないように感じてしまったので、役者さんの力量不足が否めなかったです。
そのせいか、全体的の空気感を崩してしまっていたので、それも残念でした。
ただ、狙撃ネタとシリアスなシーンでの声の張り方は良かったです!


長々と長文失礼しました!
ローカルの劇団さんの中で、今までにないタイプの劇団さんなので、今後が楽しみです!
Mr. Fujino

Mr. Fujino

世田谷シルク

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★

詰め込みすぎ
どうしても芝居にしたかった原作でなく○○祭だから仕方なくあるいはやむをえず採用したのだろうし、その舞台が東北だからという理由で東北に関することを盛り込んだのであろう作品は、難解というよりは雑多であり、そういう理由で作者の意思は薄弱気味で作品自体もちぐはぐなものになっていた。当パンでの文字による説明がなければ理解不能のシーンや演出があり、これらは恐らくは作者の意図をうまく反映させていなかったと思う。全体的にはどちらかと言えばおもしろかったのだがモヤモヤが残った。

ショッキングなほど煮えたぎれ美しく×アイロニーの夜

ショッキングなほど煮えたぎれ美しく×アイロニーの夜

KAKUTA

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2013/12/02 (月) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ロックでした
生演奏の持つ破壊力、緊張感がよかったです。
完全暗転せず装置替えする演出がよかった。

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