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花火鳴らそか ひらひら振ろか

花火鳴らそか ひらひら振ろか

劇団銅鑼

あうるすぽっと(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/21 (木)公演終了

満足度★★★★★

本当、人は死んだらどうなるのでしょう。どこへ行くのでしょうね。

花火鳴らそか ひらひら振ろか

花火鳴らそか ひらひら振ろか

劇団銅鑼

あうるすぽっと(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/21 (木)公演終了

満足度★★★★★

良かったあー。
幸せな気分になれます。
おすすめです。

花火鳴らそか ひらひら振ろか

花火鳴らそか ひらひら振ろか

劇団銅鑼

あうるすぽっと(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/21 (木)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/19 (火) 19:00

座席1階

お盆に、亡くなった家族が帰ってくる。おじいちゃんの親友(故人)の孫が離れに住んでいるという設定。話はややこしく、それ故のドタバタ劇もあるが、涙も誘う物語だ。
お盆の時だけ帰ってくるとされる故人たちだが、この世に残っている人たちにとってはお盆の間だけでいいから話したいと切に願う。もし、話すことができたらこんなこともあるかな、という話が次々に出てくる。認知症のおじいちゃんの存在は、光っている。久しぶりに帰って来た息子が認知症の妄想だと考えて施設に放り込もうとする展開はあり得ると思ったが、息子の無理解の描き方はちょっと度を超している。
ドタバタ劇かと思いきやの感動舞台だった。真冬の今でなく、お盆の夏に見たい舞台だ。

AFTER塩原JUNCTION

AFTER塩原JUNCTION

塩原俊之自主企画興行

イズモギャラリー(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★

アガリスクエンターテイメントを休団中の塩原俊之氏による個人興行。
3本のオムニバスで、すべて再演。
「笑いの太字」を除く初見の2本は「雰囲気を楽しむ」感じで重さがなかったのが残念。
どちらか1本はもっと示唆に富んだり、胸を抉られるようなものだったりして欲しかったかな。

ネタバレBOX

「笑いの太字」(塩原俊之/淺越岳人)

三谷幸喜「笑いの大学」を題材にしたアガリスクの屁理屈演劇。
初演では熊谷/前田の女性コンビで見たので、キャストとしては初見。
男性だけにパワフル。飛び散る汗その他。
約50分まくしたてまくる演目なので、よく覚えられるなー、という気も。
見ていて、「どういうオチだったっけ?」って忘れてたけど、見ながら思い出す感じで。
元々キレイに纏まってスッキリ、という感じのお話ではないです。

「天気予報を見ない派」(塩原俊之/松本みゆき)

再演だけど初見。
同窓会と偽られて、元・彼女宅に呼び出された元・彼氏。
そこで過ごすしばらくの間のお話。
タイトルは、途中で買い物に出た彼女が雨に降られ、彼氏に「天気予報で雨降るって言ってたじゃん」に
対する応答から。
彼女はちょっと不思議ちゃんというか、無軌道な発言・態度・振る舞いが目立つ。
彼女は別れた後、結婚して、離婚したらしい。
「私たち、ヨリ戻そうか?」
「いや、やっぱり良い。あなたは寂しさを処理できる人だから」
「気が向いたら会う。そういう関係が良いんじゃないかな?」
どうしたいんだろう。
アフタートークで、「傷付きたくない、自信がない」みたいな話が出ていたけど、
タイトルからは、「かっちりしたことが苦手で、遊びがあるのが好きなのかな」と思った。
天気予報を見るような生き方はつまらない。たまに荒天に見舞われ、たまに望外の晴天に恵まれ、そういう風に生きていきたいのかな、と。

「いまこそわかれめ」(塩原俊之/大和田あずさ)

こちらも再演だけど初見。
喫茶店で先に待つ制服姿の女の子。そこに現れる制服姿の男の子。
どうやら高校の卒業式の後らしい。
二人は「仰げば尊し」の歌詞の意味を論じつつ過ごす。
最後に、「卒業」がテーマに。どうやら、彼女はもう生きていない存在のようだ。
お互いがお互いに依存しているからこそ、会えなくなることが惜しいからこそ、もう1年、もう1年と会うことに。
「だから卒業しよう?」と、別れる。

劇中のセリフでは何も具体的には語られていない。
後から、メニューが渡されるのも男の子だけ、注文するのも、飲み物が置かれるのも男の子の方だけ。
女の子が注文したコーヒーも男の子が女の子の前に移動させる。
そうか、そういうことか。と気づく。
そんなお話。

女の子が去った後、男の子が「そんな苦汁みてーなもん」と表現した、女の子が注文したコーヒーを飲んで、「俺、コーヒー飲んでる」と呟くのだが……
花火鳴らそか ひらひら振ろか

花火鳴らそか ひらひら振ろか

劇団銅鑼

あうるすぽっと(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/21 (木)公演終了

銅鑼らしくない(!?)ふわふわした作品でした。

AFTER塩原JUNCTION

AFTER塩原JUNCTION

塩原俊之自主企画興行

イズモギャラリー(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/02/19 (火)

小さな劇場ならでわの醍醐味を味わってきました☆ とても良かったです☆

ネタバレBOX

「天気予報を見ない派」、なかなか今まで経験したことのないタイプのお芝居。とにかく演技が自然でリアル! 途中停電になるシーンは本当に真っ暗だし! すごく良かったです☆
新国立劇場演劇研修所「るつぼ」

新国立劇場演劇研修所「るつぼ」

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2019/02/08 (金) ~ 2019/02/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

「セールスマンの死」のアーサー・ミラーによる隠れた?名戯曲(少し前まで私はT.ウィリアムズ作と勘違い)。2012年の新国立劇場主催・池内博之主演の「るつぼ」は評判を耳にしたが、演出は今回と同じ宮田慶子(前芸術監督)。魔女裁判という日本になじみの薄い題材だが、現代の日本での上演に耐える作品である事が今回の上演でも証明された。最近やたらコールをしたがる風習に「右に倣へ」な雰囲気(長い拍手で役者を呼び出す理由は「そうしたほうが良い」空気だけ。みたいな。)を感ずるが、この舞台の役者らの奮闘には引っ張り出してでも拍手で応えたくなった。3時間超えの「るつぼ」を演じる俳優は俳優修業の成果発表にとどまらない鬼気迫る空気があった。
今の日本に置き換えるなら痴漢冤罪の被害(若い女性の心無い告発で無罪男性が服役した事例は一つに留まらないという)を連想させたが、真実は何によって明らかにされるものなのか、誤謬からやがて捏造された事実が真実となるこの芝居のような悪夢は今の日本と無縁の事柄とは思えない。
理不尽な状況の中でただ信仰厚く気高く死を受け入れる女性、高尚な死など似合わないと嘆きながら最後には自らの採るべき道を決断する男、彼の「心」に最後まで寄り添り彼の選択に心から安堵した妻・・一方で言いようのない愚かさを描きながら、一方で誇り高き生(死)を選んだ者らも群像として刻印した事がこの戯曲の名作たる所以である。千秋楽、この物語を「生きた」演者たちも誇らしく立っていた。

ドキュメンタリー

ドキュメンタリー

劇団チョコレートケーキ

ぽんプラザホール(福岡県)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

「キビるフェス2019」(福岡きびる舞台芸術祭)のチラシで劇団チョコレートケーキの公演が来るのを知り、すでに観た『遺産』に続いて観に行くことにした。

-その感染経路の一つは『薬』。-

1985年、後天性免疫不全症候群いわゆるAIDSの脅威が
日本の水面下に拡大しつつあった。とある製薬会社の社員の一人がジャーナリストに内部告発を行う。そしてジャーナリストと社員は日本医学界の深い闇を知る・・・(パンフより)

たった3人の役者で、歴史の中に埋もれた社会悪を描く力技とも思える手法だが、次第に解明される謎に、どきどきしながら食い入るように観た。フリージャーナリストの彼が聞き取り取材のために、調べておいた経緯をテープに吹き込む設定が、説明台詞を感じさせず、状況を上手く観客に伝えてくれる。
内部告発を決心した社員の動機に当事者にならないと、人の気持ちは揺れ動かないのだと気づかされる。
いかにも人の良さそうな小児科医を岡本篤が演じる。元製薬会社役員であり、戦時に人体実験を繰り返した医師である。
「人は医者の言うことは、信じますからね。」という台詞に愕然とした。信じなければ治療のために自分の体を委ねることができないではないか。真理の究明のためには人間は材料だ、なんて思われいるとしたら・・・。
怖くて医者にはかかれない。
3000人もの人体実験をした人間の手に、私たちの身体は委ねられてきたのだろうか。

闇を蒔く~屍と書物と悪辣異端審問官~

闇を蒔く~屍と書物と悪辣異端審問官~

虚飾集団廻天百眼

ザムザ阿佐谷(東京都)

2019/02/03 (日) ~ 2019/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/02/05 (火) 19:00

エログロ少な目、怪物大決戦多め、そして血糊噴出は超多め。
前説の時は劇場を出ており、血糊の件を聞いておらず、いつもは安心・快適な3列目中央寄りに着席。
しかし、お陰様で2列目の方と私の隣の方がバッチリと被弾してくれて、被害は最小限で済みました。
お2人とも、とんでもないことになっていましたが。
でも、顔にちょっと被弾した血糊がなかなか取れなくて、駅のトイレでは苦戦しましたが。

テッサリアの修道院内のヒェーラルキーがちょっと見えづらく、冒頭からすっと入って行けなくて、やや難儀しました。ラストのどんでん返しは、見事でした。けれど、登場人物の思惑や立場をもう少し整理されたら、よろしかったのでは。

稽古場公演2019「野鴨」

稽古場公演2019「野鴨」

無名塾

無名塾 仲代劇堂(東京都)

2019/02/08 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/16 (土) 13:00

仲代劇堂の地図はちょっと判りづらいので、初めての方は時間に十分余裕を持って行ってくださいね。

「野鴨」の舞台を観るのはこれで2回目だが、やはり演出の仕方でかなり違う印象を受けるものだ。
実のところ、前回の舞台では、グレーゲルスとヤルマールの印象だけが強く残っており、他の登場人物はまるで舞台装置のように、物語を進める上での存在でしかないように感じた。ヘドウィックの死さえ、この2人に振り回された不条理なものに思われ、釈然としない気持ちのまま終劇を迎えたと記憶している。
グレーゲルスとヤルマール双方に、嫌ーな苦々しい思いを抱いた。

しかし、今回の舞台は、登場人物個々が非常に際立っており、登場人物全てにある種の純粋さが存在していることに胸を打たれる。ヘドウィックの死も、野鴨よりも大事なものを代償にするといった清廉さをもって受け取れる。そして、暗示される最後のヴェルレの行為にも。
グレーゲルスの理想追及にも、青年期の稚拙さや無謬性が感じられ、偽善や自己正当化を感じることなく、ラストの悲劇を際立たせていたように思う。
よくできた舞台だった。


紡ぐ。

紡ぐ。

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/18 (月)公演終了

満足度★★★★

 いつもとはちょっと作風を変えた作品。(華4つ☆)にゃ~、二郎の表記がまちがってたにゃ~。べんかん!!

ネタバレBOX

敢えてドラマツルギーを壊して全き日常性から、表現する者として立ち上がり、土が土を捏ねて何らかの表現に到達しようと、己の実生活を見つめ、表現のできれば普遍レベルへチャレンジしようとする物語。ラストの一見漫画チックだが、そして途中に脂ギッタギタのラーメンの話が出てくるのに妙に爽やかなのは、言葉にするのは恥ずかしいが、純な表現への欲求が描かれているからだろう。以下には、今作に描かれる二郎系ラーメンの本家本元の話を書いておく。何となれば、自分は、本家本元のラーメン二郎の常連の一人であったから。
 では、参る にゃ! ラーメン二郎は、田町・三田から近い慶応大学の正門或いは重要文化財指定されている図書館側の門から近い位置にあった小さなラーメン屋。当時、未だラーメン戦争は無かった時代で、無論、地元では口コミで有名になっていた店ではあったが、基本オヤジが1人でやっていて3角カウンターに12、3人座れば満杯。旨いとか不味いとかの評価より、食えるか食えないかが、先ず本質的問題だったのではないかと自分や仲間は思っていた。食えれば絶対病みつきになるラーメンだったのだ。因みに当時、日本で営業しているラーメン屋は、醤油ベースで鳴門や法蓮草などもトッピングされたあっさり系が未だ結構あって、油が層を為し、臭いも九州ラーメン的臭みを発するようなものは余り無かった。そういう意味では革命的ラーメンでもあったと思う。安くて、ボリュームが凄くて、オーダーに独自のスタイルがあって一元さんはちょっと入り難い感もあった店であり、トウシローがオーダーの仕方も分からずに、今の内装にする前のエンコの神谷バーに来ていたホワイトカラーのように場馴れないオーダーをしたり、愚図愚図しているとホントに冷たく白い視線が居並ぶ常連から浴びせられる。そんな店であった。だが、一度、食えた者にとっては、何としても乗り越えねばならぬ壁、直ぐにノウハウをマスターして常連の仲間入りを果たした。
 紡いでゆくことの果てには、このような日常を自らのものとしてゆく為の努力と知り合った人々との人間関係の形成、そして仲間になることや、仲間になって何か一緒に作ってゆけるほどの濃い付き合いに至る過程と、その上で意識的に創造的な関係を築いてゆこうとする実存的選択がある。この辺りの事情が、小劇場劇団の作・演出家VS役者のキャスティングや役作りを巡る作品解釈、矢張り自分があわよくば自分の解釈通りに作品を作り上げたいとの自然な欲求との争闘として若干コミカルに描かれている点もグー。
悪童日記

悪童日記

サファリ・P

横浜美術館レクチャーホール(神奈川県)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/02/17 (日) 14:00

山口さんが、この小説を写実化するのではなく、文体自体を舞台で立ち上げたいとおっしゃっていたが、その試みは十分に成功していると思う。
60分と言うと短めの舞台だが、おそらくここまでのパフォーマンスを実現するには十分に長く複雑だ。
この公演のために、どれほどの稽古を積んできたのだろうと考えると、眩暈をしてしまいそうだ。
体力的な負担も、ただごとではない。(舞台上の5台のテーブルはかなり重いらしいが、これを終始動かし、積み上げる)セリフなど軽く飛びそうな気もするのだが、登場する5人に一切の淀みはない。そして5人で登場人物30名以上を演じ分けるのである。
「財産没収」とはまた異なるコンセプトで、素晴らしいものを見せてもらった。
佐々木ヤス子さん、力持ちだなあ。

ハイドロブラスト(太田信吾)「幽霊が乗るタクシー」

ハイドロブラスト(太田信吾)「幽霊が乗るタクシー」

ハイドロブラスト

STスポット(神奈川県)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

舞踊や映像等形態を跨いだ表現を追求‥的な文句に惹かれ随分前から公演情報を待っていた。速報時点では確か公演名は「領土」。舞台を見た印象もそうだが、内容を絞り切れず変転した事が窺えた。幽霊とは津波の被災地東北のそれ。演出者が現地で聞いた幽霊に関する証言が映像にも出てくる。ドキュメントな映像には説得力があるが、この素材が生きるような舞台が作られたかった。
出演者に託したもの・・まず幽霊に関する基礎知識。円山応挙の絵が日本の幽霊のイメージを作ったが他国では違うといった導入や、災害当事者の証言、映像にあった死んだ娘の冥界からの言葉、僧侶の出立ちで「朝には紅顔・・夕には白骨・・」とある蓮如の御文、など。映像が代弁する現実に対し、舞台ではその解釈的な事柄が展開する。つまり「説明」となっている。最終的に亡くなった娘は「良い子」が言うような台詞を吐き、幽霊とは自分自身の投影であるとの解釈で結論づけられる。
これら全て、私には冗長で不要に思われた。恐らく映像が持つ性質と舞台の性質の違いを把握した上で組み合わせる技術を持たなかったためではないかと想像した。舞台の補助手段として映像がある、のでなく今回は映像を軸に舞台を構成しようとした、その順序であればそれは難しかった。舞台人の補助を必要とする映像作品はあまり観ない。舞台を引き立てる映像なら、今その使い手は増えている。

AFTER塩原JUNCTION

AFTER塩原JUNCTION

塩原俊之自主企画興行

イズモギャラリー(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

上質なオムニバス短編を3本、どれもが見ごたえがありました。
 お勧めします!

ネタバレBOX

3作品とも未来に向かって力強く生きていこうという物語。

特に、「笑の太字」絶品でした。
 学生の屁理屈(熱弁)と担当教師との白熱した論議の応酬は圧巻!見ごたえがあり、惹き込まれてしまいました。
 また、学生の持論に同調し応援してしまっている自分がいました。

 題目だけ替えて三谷幸喜「笑の大学」そのまま卒論として提出した学生に劇団の強く熱い思いを感じました。また、担当教師には三谷幸喜の影もちらりと、、
 そこには、まるでクラシックの名曲と同じように、一音違っても完璧さを失い芸術性が損なわれてしまう。一音たりと替えることなど絶対に出来ない。
作曲家に対するものと同じく、一字一句変えるこなどできないという戯曲家への敬意の念が胸に熱さがひしひしと伝わってきました。
 立場上、認めることが出来ないとわかっていながら、徐々に引き込まれてしまっている教師の姿に、演劇界の将来と劇作家後進に対しても、そして並ならぬ演劇愛と熱意を感じました。
ラストシーンに、全てが表現されていました。思わず笑ってしまいました。

余談になりますが、
 この劇を観て、指揮者チェルビダッケの姿が脳裏に、、
 自分の創り出す音の世界にはかなりの拘りがあり、私の演奏を聴きたかったら、ホールへ!
 彼の生前中、CD、レコードでは真価は分からないと、録音ものは一切許可しなかった。というエピソードが、、

私も、演劇も生で観て肌で感じて五感全てで味わうものでは、と思います。

三谷幸喜にもぜひ観てほしい舞台でした。
ボーダーライン

ボーダーライン

ジャグリング・ユニット・フラトレス

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

しっかりとした脚本の演劇でありながら、
そこにジャグリングの要素を取り入れ、
静と動をうまく表現しておられました。
初めての方でも楽しめる劇団だと思いました。おすすめです❗

カーテンを閉じたまま

カーテンを閉じたまま

Ammo

シアター風姿花伝(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

見ごたえのある素晴らしい舞台でした。
 凄かった!傑作です。

ネタバレBOX

 新入生歓迎のための催し物として提案された演劇には、首謀者ポルポトと賛同する仲間によって巧妙な策略が仕組まれていた。
 演劇の稽古は隔離された部屋の中で、洗脳のための都合の良い環境がつくられ、周りからの一切の不都合な情報を遮断するため、個々に分断する。逃げ場をなくし、ひとりひとりを包囲し同調圧力をかけていく。台詞を何度も言わせ、精神的に追いつめ相手の考え方、表現を徹底的に否定し思考停止させて、自分の考えを捨てさせ革命の考えを刷り込んでいく・・・・
 
 けっして目立たぬよう周りから感じとられぬよう透明に、無自覚に、空気そのものを変えていく。
 SNSやメディアが発達した今の世の中では、簡単に誰でも静かに拡散でき、情報のやり取りも、考えも共有でき、知らず知らず風潮が創り出されてしまう。やり方によっては、誰でもポルポトのような人物に、ISのような組織が、、
いつでも、、
観劇していて恐ろしく感じました。

 役者皆さんの迫真の演技によって、洗脳されていく過程の恐ろしさに、肌がたつ興奮に襲われました。
 
接点 vol.1

接点 vol.1

チーズtheater

新宿スターフィールド(東京都)

2019/02/13 (水) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/16 (土) 19:00

 カラーの違う3劇団が持ち寄った作品を、オムニバス上演するのではなく、シーン毎に交互に上演するという面白い形式にチャレンジした。3つの作品そのものはそれぞれに面白い題材を扱っているのだが、チャレンジが成功したかどうかはやや疑問である。というより、敢えて混在させる意味は何か、というのがポイントで、混在させて出てくる味と、損なわれてしまう部分のバランスが問題だろう。チャレンジそのものには敬意を表したい。

芸人と兵隊

芸人と兵隊

トム・プロジェクト

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2019/02/13 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/15 (金) 19:00

 トム・プロジェクトらしい実直な舞台だった。劇団チョコレート・ケーキの古川脚本/日澤演出だが、社会派として知られる同劇団のカラーを出すというより、トムに合わせた作品作りになっていて、戦闘シーンが出て来ない反戦劇というのはなかなか興味深い。同じく社会派として知られるトラッシュマスターズのカゴシマジロー・高橋洋介がいい味を出しているが、やはり村井国夫の貫禄は流石で、エンディングの独白は実に見事だった。

カーテンを閉じたまま

カーテンを閉じたまま

Ammo

シアター風姿花伝(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/14 (木) 19:30

 かのカンボジアの独裁者ポル・ポトの若き日を描いた、興味深い舞台だった。フランスに留学中のカンボジア学生たちが集まるアパルトマンで、新人歓迎のため『リア王』を上演することになるが、その稽古での支配-披支配の関係作りが、後のクメール・ルージュの手法と重なるあたりは面白い。インテリで後にポル・ポトの妻となる役を演じた石井舞などが、いい味を出していたが、登場人物が多すぎて、キャラクターを描き分けきれていないように感じたのがやや惜しい。タイトルは実に秀逸である。

台所太平記~KITCHEN  WARS~

台所太平記~KITCHEN WARS~

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/25 (月)公演終了

満足度★★★★

とても良い雰囲気、前説から観客と一体化して盛り上げ、歌あり踊りありの大衆演劇風。名作、谷崎潤一郎『台所太平記』を下敷きに、見方のよってはいろいろ考えられる作品。単純に観ても楽しめる作品でした。ただ台詞を噛んだ俳優さんがいたのは若干残念。終演後は、劇団員全員でお見送り。温かい。受付の対応のきちんとしてとても好感が持てました。「目指せ。浅草公会堂!」、期待していますよ。

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