miss_youの観てきた!クチコミ一覧

2021-2040件 / 2395件中
審判【ご来場ありがとうございました!】

審判【ご来場ありがとうございました!】

映像・舞台企画集団ハルベリー

Geki地下Liberty(東京都)

2012/02/01 (水) ~ 2012/02/06 (月)公演終了

無題281(12-034)
19:00の回。18:45会場着、受付は始まっているのですぐに中へ。入って右が舞台、半円に6つの椅子、ロープで縛ってあるもの、樽が置いてあるもの、拾ってきたような棒切れ(もしかしてこれも骨?)で作った十字架、4人の子供が並んでいる写真、本と丸い眼鏡、制帽、これで6人。その真ん中の台に1人、これが登場人物たち。「審判」をみるのは3回目、ずっと昔、加藤さんで2回、内容は忘れていましたが、かすかに残っている印象と比較するとかなり違っていました。役者さんの違い、舞台装置の違い、芝居に慣れていない頃との比較なので、昔はよかったみたいな部分もあるかと思います。なので、2時間越えのひとり芝居という点では、インパクト等はあまりありませんでした(純粋に凄いなというのはあります)。19:02前説~21:32終演。

ネタバレBOX

どうも全体にぎこちなく(固い?)感じたのはなぜか、演出によるものなのか、役者さんの個性によるものなのかわかりませんが、なにか平坦...。人を殺して肉を喰った、という話が続くので、それが極限の狂気なのか、生きるための衝動なのか、セリフでいっぱいなのかつかみきれませんでした。

ダンスを除き、最近のひとり芝居は…4作目(だと思う)、うち2つは同じ役者さんだし、その役者さんはきっとこれからもみ続けると思うので、これは役者さんとの相性かな、と思いました。

最初はさっぱりした顔つきだったのが、徐々に目は窪み、妖しい光が宿り、頬がこけているように見えてくるのは、照明のせいではないように思うのでした。

もう一つ、加藤さんと今回との間に「生きてこそ」'1993がありました。
ベロニカは死ぬことにした

ベロニカは死ぬことにした

エトワール劇映画製作所

俳優座劇場(東京都)

2012/01/31 (火) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題280(12-033)
19:00の回、歩いて会場へ。またここでお芝居をみるとは思っていませんでした、「恋愛論」栗原小巻さんを観たのは1986年、内容は覚えていませんが会場の様子はなんとなく。チケット代が高いのはみないようにしているのではありますが、近いのとチラシの目線に惹かれ観劇。ちなみに、西条さんは「舞台版 女優」でみています。先日、新宿紀伊國屋の演劇コーナーに行ったら原作がありました…が 、手にとることなく帰宅(こりっちの「説明」も読んでいないので、予習なし)。終わってから検索すると映画もあるのですね。1/6「ぴあ」申し込みで1列目。幅広の舞台、上手から奥、下手に亘って数段の階段と廊下(?)、床には丸くて大きな白い絨毯が敷かれ、床面と階段の側面が黒、階段の上部は白、天井からは青白く大きな月が降りてきます。帰りにチラシをもらって読むと、15才未満(中学生以下)禁止とありました、確かにそうですね…。もう一回みたいけどな...ぁ

ネタバレBOX

あらすじすら把握していないので、冒頭、倒れた後は「(死に至る)夢」の中かと思っていました。看護師の左腕「赤」のなかでひとりだけ「黒」(双子さんなんですね)、彼女が「現実」なのかなと...。比較的ピンピンしていて余命が...とは思いませんでした。今、「ヒトラーの側近たち」という新書を読んでいて、黒十字→鉤十字→逆鉤十字…なんて想像してしまいました。
ピアノが出てきたとき、グランドピアノ…と思ったけど、音は左(左のブロックなので)のスピーカーから聴こえます。どうみても、弾いているフリではないです、ペダルも踏んでいるし、で。手を放しても音が続いていたのはなぜでしょう…弾いたのを再生しているのかな。ボディには「Roland」のロゴ、電子(サイレント)ピアノでしたでしょうか。

西條さんは、岡田さんとの舞台と比べ格段の成長ぶり(個人の思い入れ等あり)。文字通りカラダ全体を使った演技でした。最初、出演していらっしゃることを知らずにチケットを申し込みしていました。母親との関係はどうだったのでしょう、なんとなく曖昧なまま。

図書館に原作本の予約しました、きっとずいぶん思い違いをしているんだろうと思います。劇場ロビーは沢山の立派な花、いらしているお客さんも小さな劇場とはちょっと違ってみえます。絨毯の毛が舞ってしまいますね、後方でも見えるのかな。天井から降りてくる巨大な「円」、Pink Floydがライヴで使う円形スクリーンのようです、(照明)移ろう光を受け反射する月=ルナ=狂気、天から狂気が降りてきたのかの如く。

最近、この劇場のようにゆったりと腰掛け(もちろん全席指定)てお芝居をみることはありませんでした。昔は、コマ、帝国、日生、サンシャイン、三越、青山など、全部指定席でみていました…。一方、スズナリなんかは靴を脱いで体育座りだったように記憶しています。



カップルズ

カップルズ

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2012/01/27 (金) ~ 2012/01/31 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題279(12-032)
19:00の回。指定席なので開演10分ほど前に到着、入って受付、奥には高木さんがいらっしゃる、階段上がって席へ、上手、大きなベッド(2つの枕)、その横、隣の部屋につながる出入り口、丸椅子。下手、黒いソファにガラスのテーブル、その後ろの壁にはインターフォン、入室にカードが必要なのでオートロックか、奥の壁にはクリスタルボードだろうか開演前の客席がぼんやり大きく歪んで映っています、何か暗示的。19:06開演〜20:35終演。鵺的は「不滅」からで3作目。いつものように、息を潜め、じっと舞台を見つめます。これで2012/1月終了。

※重松清「愛妻日記」なんてどうでしょう。

ネタバレBOX

男性4、女性4。中心でバランスをとることができず、登場人物の体温によって舞台は傾きねじ曲がり、男女の関係もそのカタチを変える、形式的な関係、支配的な関係、崩壊してゆく関係、曖昧にされたままの関係、お互いが背中にナイフを突きつけているような関係…それぞれの一対の関係、カップル。快楽を伴わない行為(?)、だからはっきりした終わりがなかったのでしょうかね…「これで繋がれたね」、そういうことかな。

性(生)的な繋がりへのこだわり、終わっていることは認めず、欲情に欲情している、一人だけ異質な…女性は、手段も道徳も犠牲も問わず、己との繋がりだけを求めているのだろうか。みんな、その後はないようにみえる。

印象 前作は暗闇の中の深い闇、今回は無色の中の細い闇
幕末純情伝

幕末純情伝

劇団EOE

都内某所(東京都)

2012/01/28 (土) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題278(12-031)
今回は1日だけの観劇、土曜日19:00の回です。招待状に「1時間前から」とあったので早めに現地着。ミニストップを目印に静かに前進、闇に浮かぶは挑戦状か「幕末純情伝」…。入口には、おとなしく待っているようにとの指示書も。でも、2階からはかなり音が漏れています…。ドアが開けられ、どかどかと階段を上がり、名を名乗り中へ…そこで見たのは、会場の一角での立食パーティじゃなくて…ご飯も山盛り、お食事の最中、そこを眺めつつ静かに指定された「南」へ、うしろは一面の鏡、棒、ということはダンス・スタジオ。なんとなく食事は始まったばかりのように見え…お客さんにも声がかかる。これがブログでよくみる、跡には何も残らないという食事風景かと感嘆凝視する。

食事姿、差入時の注意事項(兼催促)、(観客3人組も)ごはん、串カツをいただくうちに、時間が迫り全員中央へ、激しい呼吸。「After the War」ですね、はじめにかかっていたのは。

4面の舞台は初めて、コの字の3面や、対面は経験あり。椅子席、全てが「最前列」。お客さんの顔だけでなく、メンバーの様子が全てオープンになっています。舞台の上、外、その切り替え、待つ間の姿、赤ふんのままドアの向こうへ姿を消す最後の瞬間まで、どこから視線が注がれているか一瞬たりとも気を緩めることはできません。

劇中、役者さんと目があいます、床を踏みしめる振動が伝わってきます。
四角い空間そのものの鼓動、役者の発する想い、自在に変化し、物語を産み出しているようです。

※今回は、「幕末〜」「新幕末〜」を図書館から借りて、予習をしました。以前はこりっちの「説明」すら読まないことが多かったのですが、最近、ようやく当パンには目を通すようになりました。EOEらしいアレンジが施され、これも楽しかったです。

どこかからどこかへ

どこかからどこかへ

劇団CHAN’T

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2012/01/27 (金) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

無題277(12-030)
11:00の回。10:30受付、11:40開場〜11:08開演〜12:41退席。開場が遅れ次の予定に間に合わなさそうだったので、出口に一番近い席をお願いしました。予定通り開演していたら大丈夫だったかも。肝心のラストを見逃すことを考え、先に台本を購入。
入って左が客席、右が舞台、ずいぶん奥にあるなと思っていて、それにバーテンダーはカウンターのこちら側にいるし…、よーくみるとなんと、お客さんはカウンターの内側にいるのでした。「エビス駅前バー」はバーでも、客席は客席。

ネタバレBOX

台本に「天国への階段」とちゃんと書いてありました。「Led Zeppilin Ⅳ」はこの曲しか聴きません(たまにBlack Dog)、おっ、いいじゃないかと思って、どこまでかけるのかな、ボーナム君のドラムスが入るとこかな、Gのソロまでいっちゃうのかな…で、気がつくと先に進んでいない?ループしてますね?

照明に輝くグラス、大振りのシェイク、舞台手前では、小学校時代、それぞれの「その後」、白と黒(どちらも死者の導き手らしい、行き先が違うだけ)、辛口の味わいが喉を潤す。明るさ控え目のバー、大人になりきれないようにみえるかつての子どもたち、今までの30年、いやいや、これから…。

どうして白い縄があるのか不思議でしたが、首にかけられ…、ここですみません、退席。

※追記:開場、開演が遅れる場合、はっきりと、早い段階での告知をお願いします。、また、受付け場所が狭い場合、受付後、どのようにしたらよいのか(例えば、こちらに一列にお並びください等)もあわせて。
H. C. Andersenの物語2篇による1時間

H. C. Andersenの物語2篇による1時間

d’UOMO ex machina

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2012/01/30 (月) ~ 2012/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題276(12-029)
申し込み時にお手数かけてしまいました、ありがとうございました。今までみたことがない表現に出会えることはとても嬉しく、楽しいことです。
(以下、雑記です)
20:00の回、19:00開場で開演でもありました。今夜の絵空箱は入口からみて奥が舞台、手前の道路側が客席(椅子3列)、中央に椅子、ラベルがないペットボトル、奥の壁際には木製のベンチ、左右にスピーカー。舞台には3人と角本さんですね。お喋り可、どう見るかも自由、語り手と3人だけでなく、店主も参加、かなり長い時間舞台上に(以前もお芝居に参加していらっしゃいましたね)。

台本(という言い方でよいのか)を手にお芝居というのは3作目、但し、今までは演者全員が手にしていましたが、本作では(ほぼ)おひとり。

「童話」の世界だから好きに想像してよいのでしょう、開場前、待っている間にふと夜空を見上げると、向かいのビル上空に上弦の月、薄い雲が横切っていました。寒さに凍える冬の夜、ページの間からことばたちが抜け出し、本の精(霊)たちがそれを追いかける、とか。

語り手は台本を手にお話を語り、聴こえてくるのは異質なことば、小さなことばたちが未成熟なまま一生懸命お話を紡ごうとしているように感じます。ことば(語り手)の周囲では3人(ヒト?)が動き回り、赤と白、明と暗、照明が移ろい、テーブルの上、ロウソクに火が灯ります。

後半、黒い髪、眉、眼、衣装の踊り手が舞います。踊り手だけが衣装らしい衣装、あとの3人は普段着っぽい衣装で素足。男性は観客に近づき、語りかけ、ドリンクを飲み、肩を抱き、また、舞台の回りを走り回り、椅子を振り回す。その間も語り手は休むことがありません。

アンデルセンの童話集、角川文庫版(3巻)は「小さい人魚姫」「雪の女王」「馬車できた十二人のお客」、水色と白を基調にしたとても綺麗な表紙絵です。今まで買った本の半分位は未読かもしれません、整理する機会があったら探してみましょう。

3/11(日)14:46というとサラ・ケインとどこかで関係が…と思いましたがあっちは「4時48分」でしたし、この時間は地震の発生時間ですね、当パンに「2011」とありますが「2012」。

最後のページをひとつ、またひとつと折り曲げるのは、物語の終わり、お話を閉じ込め、封をしているようにも見えました。開いていた本を閉じ、部屋を出てゆくかのように。

開場して聴こえてくる音楽はポップなものもあれば、ピアノ曲もありました…、他のお芝居でもそうですが、開演までにかかる曲を選ぶ基準はなんでしょうね、演出家さんの好み、それとも音響さん…

乱歩の恋文

乱歩の恋文

てがみ座

シアタートラム(東京都)

2012/01/26 (木) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題275(12-028)
14:00の回、楽日、すみません都合がつかず、今回は1回だけ、16:20終演。

今回は指定席なので開演少し前着、入口を通りながら如何にも怪しげな(顔の下半分が上下につながっているようにみえる)灯りに導かれ客席へ。両側に立ち見のお客さん。
深紅の緞帳が下りていてどんな舞台なのか見えません、ただ、客席左右の天井に荒縄、これも妖しい。てがみ座は3作目(「線のほとりに〜」から)、乱歩は読んだことがありません、どこの出版社だったか文庫全集の中の1冊は持っていて、多分、「人間椅子(ロック・バンドのほうです)」を聴いていたのが理由かなと思います。乱歩がSFの理解者であったことは読んだ気がしますが、横溝正史との関わりは初めて知りました。

ネタバレBOX

14:04開演、幕の前に男が現れ、続いて女、男、原稿が書けないと…そして幕が上がり、薄暗い空間に浮かび上がるのは大きな小屋のようにもみえ(傀儡一座の興行場)、柱が組まれ、上に続く螺旋階段、あがればそこは人が通れるようになっている、「みすゞ」の時がそうであったように、時を隔てた乱歩、そこをめぐる人々が描かれていました。人形に命が与えられ物語は進み、過去の自分を見つめる「隆子」、時は回りまわり「真珠のごとき、君の住む島」に戻り、そして冒頭のシーンへ還るのでしょう…

座席が前方でしたので、暗さ、セリフは大丈夫でした。後方からみたとき、舞台奥あたりはどうだったのでしょう。柱が崩れる場面は迫力ありました。

終演後、銀座に移動、少し時間があいたので国際フォーラムにある「相田みつを美術館」で「詩人の魂 金子みすゞと相田みつをの世界」をみようとしたら、入館は17:00まででした(またの機会に)。
パブリック イメージ リミテッド <リーディング公演>

パブリック イメージ リミテッド <リーディング公演>

かもめマシーン

若山美術館(東京都)

2012/01/29 (日) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題274(12-027)
19:00の回、前作の屋上から5階に降りて室内公演、4月(下北沢/楽園)公演のリーディング、会場は銀座の若山美術館5階、少人数での公演、役者さんは5人、ビデオ撮影1名、ここは2回目、記憶と違ってやけに狭いなと思ってよくみるとパーティションで仕切ってありました。その手前、椅子と譜面台(台本用)、客席側は椅子2列、18:45受付、開場〜20:20終演。かもめマシーンは3作目、過去の2作は清水さんおひとり、今回、初めて複数。なお、ジエン社を水天宮、先日もd-倉庫までみに行っているので、清水さんは5作目。(お話の)場所は新宿駅南口周辺、新宿経由で出勤していた頃は南口改札を毎日のように利用していました。目指すは、もちろんタワーレコード。一時期、HMVにも行ってましたが、高島屋まで行くのが面倒なのでそのうちタワレコだけに、路上ライヴもあって河野悠里さんはここで聴きました。ですので、セリフと同時に場面が目に浮かびます、これが不慣れな場所だったらどうだったでしょう。内容についてはあらためて…

ネタバレBOX

入口でスリッパに履き替え、床はフローリング、壁はクリーム色(照明のせい?)、便宜上(途中から)、上手から1〜5番として筋を追っていましたが、話の中でポジションが入れ替わるの(男女も)で、意識をテーマ別に切り替えます。街頭募金、待ち合わせとメール、無差別殺人予告、小さい頃の記憶、革命。19:43、5分ほど休憩。みなさん、手振り、表情で表現。本公演では普通に立って演るそうですが、まだいろいろ変ってゆくのでしょう。孤立、共有、他者には見えていない、ふと振り返られる等々。

さて、4月はどのようにみましょうか。場所/時間/話題/主体が変化し、お話はぐるぐる回って進んでは戻り、これで役者さんが歩き回るとどうなるか…楽園行ったのは、ちょうど1年前。
バージンロード

バージンロード

企画集団回天木馬

シアターシャイン(東京都)

2012/01/27 (金) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

無題273(12-026)
14:00の回、13:32受付(予約の名前がありませんでした)、13:40開場〜13:56前説〜14:06開演〜16:10終演。懐かしい曲がかかっていました..開場直後はエンヤですね、「Alone Again」「Ventura Highway」「The House of the Rising Sun」...他の選曲も私の好みにピッタリ、どなたの趣向でしょう。

※名前がなかったのは仕方がないけど、本人かどうかもう少しちゃんと確認した方がいいと思います。また、外で待つのはかなり寒いので…開場時間が遅れないようにしてほしい。

ネタバレBOX

舞台はとてもシンプル、四角い箱の椅子、上手はバーのカウンター、下手の階段は白地に赤のバージンロードでしょうか。最初、暗転が多くどうかなと思いつつ観劇。しだいに役者さんたちに惹かれてゆく、構成のひとつひとつは目新しくないけど面白い取り合わせ。中には、お父さんだったの…のような飛躍しすぎもあり、お話全体をもう少し整理するといいかなと思いました(リアルな部分/仮想・ファンタジーな部分/時間の経過)。また、天使の羽が落ちないように。キャンディいただきましたが後方には届かなかった…。
舞台奥に映像が映されますね、舞台では撮影シーン、それが映像で、なので手ブレがそのまま、リアルといえばリアルだけど、ちょっとみにくかった。
「6ペンスコイン」というのはポピュラーなのでしょうか、他のお芝居(←ここで初めて知りました)でもありました(さっそく学習効果あり)。
最後にながれる「Chiquitita」は歌詞を思うと…Try once more … Sing a new song…なかなかいいなと思いました。
SINGLES【ご来場ありがとうございました】

SINGLES【ご来場ありがとうございました】

青春事情

調布市せんがわ劇場(東京都)

2012/01/25 (水) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

無題272(12-025)
19:30の回、せんがわは初めて、18:45受付、19:02開場、入ってみると役者さんたちすでに「修行中」、開演までずっと、21:45終演。「静かの海」に続いて2作目。

ネタバレBOX

今回、座禅体験の場が舞台なので、座ったり、横になったり(畳だし)、なので動きがやや少なめ。開場後の横一線の座禅の図は全てがアドリブではなさそう…携帯電話の隠れ見、胡座できない発言、居眠り…。大部屋を庭から見ているようなアングル、舞台転換では、天井にセットされている障子戸がスルスルと下りてきて舞台を隠し、その手前でもお芝居が進められます。

和尚に携帯電話を取り上げられたメンバー、引きこもり、旅人、バツイチ母、CEO、元ボクサー、元アイドル、空っぽの子、それぞれの青春と人生、挫折と諦め、別れのとき、空は青、みんなひとつずつ元気の素を手にするのでした。

終演後、前作のDVDを購入(最近、これが多い)。
白夜王アムンゼン【観客動員数1000人突破!】

白夜王アムンゼン【観客動員数1000人突破!】

劇団バッコスの祭

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/01/25 (水) ~ 2012/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題271(12-024)
19:00の回、18:20会場着、受付は始まっていてすぐ中へ、なぜか3階まで上がって客席を前の方まで下ります、舞台が高いので2列目、舞台には、4つの箱、5本の(布の)柱、奥は薄緑、柱はこれも薄い紫、静かに音楽が流れています。バッコスの祭り4作目(メゾン・ド・ウィリアムから)、さらに本作では竹内さんが客演(「other side」からで、GEKIBAの「シトラスちゃん」を含め、こちらも4作目)、川崎には行けなかったので、昨年の6月以来、久しぶりやっとでしたので、終演後ちょっとだけ声をかけさせていただいた。舞台はオーロラが輝いているかのような静謐な佇まい、聞こえてくる音楽も小さな音で、場内を歩く足音、小声での会話のほうが大きく聞こえてくるほど、どことなく「タイタニック」で聞いたような音色、18:51前説、19:04開演~20:46終演、役者のみなさん1階に、前作(@大塚)のDVDと今回の台本を買いました。

ネタバレBOX

始まってすぐ、いまさらながら、自分はこの劇団が好きなんだなと(なぜかしら)自覚。ですので☆5は完璧にファン意識。当パンに演出上の注意点があるので事前のご確認を。お話はフィクションを含み(終演後に配布される「作品解説」参照)、殺陣や言葉のやりとり、布の柱が氷柱になったりクレバスになったり、照明も照度や色合いを変えつつお話全体を支えています。氷の世界、というと「彼方へ(SCREAM OF STONE '91年)」や「アイガー北壁(NORDWAND '08年)」がありました、みていて寒さが伝わってくる映画でしたが、今回、場内、実際に寒くなかったでしょうか?
「救う」…物語の定番、でもそうじゃなきゃね、と納得。ノルウェーの国旗、デンマークの「赤地に白十字」に重ねられた「青十字」は海だそうです、先日、大規模なオーロラ(緑色に輝く夜空)が観測されたというニュースがありましたね。
「魅せられて、南極-初の女性観測隊奮闘記」(森永由紀著)を読んだのはずっと前、小松さんの「復活の日」も南極でした。
アドバタイズドタイラント【ご来場ありがとうございました!!】

アドバタイズドタイラント【ご来場ありがとうございました!!】

The end of company ジエン社

d-倉庫(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

270(12-023)
18:00の回。17:00 受付(整理券なし)、17:30開場で実質的には開演、役者さんは舞台上、始まっています。客入れの時の音楽はイヤホンからの音漏れ、前説はお芝居の中の(遠くに聞こえる)放送。水天宮のときのように、会話が縦横斜めにやりとりされ、絡み合わないけど、時々、接点を持つ。なのでそれらをまとめようとはしないで、細切れ状態のものを飲み込む。目と耳、特に耳は口調、トーンに注意する。清水さん(4作目)つながりで観劇、終わって(19:36終演)ロビーに戻ると萩原さんがいらしたので銀座に行く旨をお伝えする(かもめマシーン)。


ネタバレBOX

動くもの、声のする方向に私の意識は向かいます、それは危険であるかを判断するために必要な自然なもののひとつなのでしょう。舞台では、左右と前後(高低あり)で状況はひとつながら、事情(あるいは損得勘定)は異なるヒトたち。客席にあってもそれぞれのものを抱えているヒトたち、静かな客席も火田七瀬からみたら騒々しいのでしょう、どう取捨選択しましょう、台本をみると上下2段書きです。

水天宮でみたときこれはあわないと感じていました。舞台設定の関係もあったのでしょう、どこがどうなのかわからないままでした。あれから演劇の荒波にもまれ面白い(というより不思議の方が近いかも)と感じる波長は少し拡がったようです。今回、焦点を合わせるため、多少視野の移動が必要でしたが、何となく全体の動きはつかめました。ただ、耳を集中させると視界は一気に狭まります。ぼんやり、聞いているようで聞き流すようにしたほうがよかったのか。
日常、二つをいっぺん(同時)に相手することはなさそうですし、もし、そんなシチュエーションになったら、どちらか一方を止めるでしょう。でも、同時通訳などは2つ一緒なんでしょうね…。
瓦礫に囲まれた場所じゃない場合、どうなるのだろうと考える。
シーザー真田

シーザー真田

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2012/01/21 (土) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題269(12-022)
14:00の回、雨は何とか大丈夫、鉄扉が開き13:00受付(整理券なし)、外は寒いのでロビーの椅子に座って待ちます。13:30開場、場内にはインストナンバーが流れています。14:00前説…英語でやってる、初めて聴いた。初めてでしたけれどたいへんよかったです。内容を確認せず予約、「カエサル」に関係するお話かと思っていましたが、全然違いました。舞台は倉庫みたいで、縄梯子、加湿器、椅子にテーブル、コーヒーメーカー、ティッシュ、「安全祈願」神棚、白い顔のお面、縄跳びにカラフルなボール、下手には深紅のカーテン??これらをみて、いったいどんなお話か見当もつきませんでした。ので、当パンで確認...なるほどー。15:31終演。

ネタバレBOX

クラウン(確かに涙がない)が読んでいるのは三島の「獣の戯れ(新潮文庫)」。ここはサーカス団の楽屋。時間が飛び、戻り、2世代を演じたり、途中、ちょっと気をつけなければならないかも。
サーカスの舞台は深紅のカーテンの向こうにあるのですが、出番になり出て行くとき、終えて戻ってくるとき、聞こえてくる音や照明の様子が巧い。華やかさの裏側が描かれ、事故にあった同僚のその後、離婚し独り身になった男に会いにくる娘、人生模様ですね。
ガールズロック!

ガールズロック!

lovepunk

テアトルBONBON(東京都)

2012/01/17 (火) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

268(12-021)
19:00の回、今夜は音楽モノ、チラシでは楽器を持っていますが、実際に演奏したのはアコースティックギター、どこのギターでしたでしょう、ヘッドにカポをとめているのでよくみえませんでした、焦茶のサンバースト…あっと、もうひとつトライアングルがありました。女性のバンドあるいはメンバー(ヴォーカルのみは除く)というと…ライヴをみたのは、SHOW-YA、M.ジャクソンのG(Jennifer Batten)、J.ベックのB(Tal Wilkenfeld)、オリビア・ニュートン・ジョンのB(Gail Dorsey)くらいです。ランナウェイズとかS.クアトロ、K.キング(キャロルじゃなくて、カーキ)あたりは聴いていました。ちなみに、クラシックの場合、ピアノもヴァイオリンも女性しか聴きに行きません…(爆)、指揮者はさすがに西本さんおひとり。

ネタバレBOX

フォークvsロック。アコースティックもエレクトリックもどちらも好きですし、ヴォーカルが女性のロックもよく聴くのでとてもお得。J.ヘンドリックスはちゃんと左利きでしたね。お話の内容はあるようでないようで…はじけたパフォーマンスを楽しませていただきました。でもですね、終わりかたとして男どもをひれ伏すくらいのノリがあったらいいなと思いました。でもでも、男の役者さんいないですし、難しいですね。

マイクを通した時、もっとライヴ会場っぽい音にするとさらに雰囲気でたとおもいます。
乳首鎹【ご来場ありがとうございました】

乳首鎹【ご来場ありがとうございました】

桃尻犬

王子小劇場(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

無題267(12-020)
19:30の回。18:50受付、19:00開場。舞台手前、大きなカブトムシの抜け殻ではなくキグルミ、畳敷き和室(20畳くらい)、下手には祠と石像(?)、大きなテープル、山積みの座蒲団、タンス、木魚にお経、障子に2ケ所穴が開いているのは作為的なのか事故なのか。19:26前説「モノが飛んでくるかもしれないが安全です」宣言、
19:35開演~21:21終演。

ネタバレBOX

お話そのものというより、役者さんがやっている(演っている)ことが面白かったです。テンションの急騰急落、自分勝手な理屈、「ドクター・オクトパス」のような改造人体と樹液の滴り、ちょっと変わった珍味を口にしたところ病み付きになったようなカンジ。

はじめ、土足でなにしているんだろうと思ったけど、あのシーンは屋外なんですね。

座布団、叩きつけるとホコリが...

どうして乳首なんでしょう、幼児の体験かな。

死んでなかったということは...なんだろう?



時刻表のない駅

時刻表のない駅

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2012/01/21 (土) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題266(12-019)
13:00の回(A)、12:30受付・開場、ほぼ予定通り開演〜14:58終演。会場に入ってまず舞台に目をやります。チラシにある駅がそこにあります。左右に大きな木、天井にまで枝を伸ばしています、下手、小径に見立てた花道、「拾得物預かり所」、かつての改札、ベンチ、季節は夏、蝉の声、からすの声、もうすぐ「夏祭」。壁に「山は空、銀は星、人は空から生まれ星に帰る…」。オープニング、真実と哲平が追う真実…、黒装束の死神のような者たちが示す真実とは?スピード感あっていいですね。

…本日初日(雨)、「湖(@メガバックスシアター)」のお話から、間に2作品をおいて2回目です。確かに「自ら経験していないこと」について感想なんか、という気もしますが、以下、雑記。

ネタバレBOX

村=駅長のようにも思える、だから「預かり所」なのかな。列車、線路は絆なのかな?

祭の場でそうさせる「力」は何だったのでしょうね、それは生き残るための儀式…断ち切られ、光を取り上げられ、山は死んでしまい、居場所がないから?今も世界のどこかで起こっているのかもしれない。

ちょっとずれますが、冬に夏祭りというのはけっこう難しいなとかんじたのでした。たっぷり着込んでいる客席、座っていてもなかなか「夏だ、汗だ!」モードへの切り替えができない。

前川さん好演(なので☆5)。音楽も効果的(でも、大き過ぎるかどうか、ヒトによるかも)、アディエマスありましたよね?受付、スタッフの方も好印象。

閉じた世界、慣習、内と外、待つだけの時間、時刻表も時計もない。ならば、自ら、時を刻み始めましょう、ゆっくりと。

物語は静かに進みますが、祭りの部分にかけてもっと緊張感を盛り上げたほうよかったのかなとも。そうすると大きな壁が水のひとしずくから崩れ始め、駅長さんの言葉にもつながるのではないかなと。

代議士の自殺は...んーー、もっともっと深いモノ、一人では受け止めきれないモノ、定めと思うモノであって、そうなんだけど、変わることはできるみたいな筋書きがいいな。

始まったばかりなので、ネタバレしないようにしたら、曖昧な言い回しばかりで、自分でも何を言ってるのかワカランです。
宇宙船

宇宙船

3.14ch

東演パラータ(東京都)

2012/01/18 (水) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

無題265(12-018)
19:30の回、予約しようと思っていたけど、気がついたら24時を過ぎていたので当日券での観劇。詳しくはあとで追記しますが、「SFの絵」としてよくできているなぁ、と感心しました。最初、幕があいたとき(壁はハニカム構造か...)、おっとスタートレック、と思いましたが、なかなかおもしろい設定でした。18:50会場着、19:00受付、19:10開場、舞台には白い幕が下りていてどんな設定なのかみえません。1列目と2列目ではかなり段差があるので2列目に座ります。クラシックがかかっていて、交響曲ですね(誰の作品でしょうか?)、第一楽章~第二楽章...で開演かと思ったらもう少し後でした、19:29前説、19:36開演~21:23終演。

■当日券の販売について、朝、サイトにあったG-mail宛に問い合わせメールをしたのですが返信ありませんでした。

ネタバレBOX

SFの素材が散りばめられみていてナルホドーと思うのですが、よくわからないところがありました。最後になって「おおーっ」とならないまま終えるのは作品の意図するところなんでしょうか...。寿命を伸ばすことはすでに現実となっていて(ハインラインのSFには長寿族のお話がある)、器官の補完もできている、人工授精や冷凍保存も可能なので、それなりの準備をしておけば人口維持(2000人)は簡単だろうし、専門のクルーたちだったらクローンでもいいし。「都市と星」では記憶がデータベース化されていて、肉体的に復活できるようになっている。150年の寿命と突然の「終わり」には何か理由が欲しい、そうではない「例外」についても同じ。緑色のかたまりに何か理由がありそうな気がする。実は、小説家もアンドロイドで、何か隠された使命(指令)があるんだけど自分ではその指令をオープンにできなくて、SEXアンドロイドは、保護者兼メンテナンス係であるとともに暗号キーだったとか(妄想ですね)。セクサロイド、眉村さんの「わがセクソイド」を読んだのはいつだったかな。船自体にもっと大きな目的とか策略とかがあってもいいと思います。ドラッグでトリップしているシーン、「時計じかけのオレンジ」でしょうか、スラングと「第九」だし。トマトみたいな方は何かな、誰にも見えない設定?正面上部の数字、ヤクはどこから調達…?こういったことが一気に明らかになるといいなと思いました(そのために他の繰り返し的シーンを削ってでも)。
誰かの星空

誰かの星空

冬の公会堂企画

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/01/18 (水) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題264(12-017)
19:30の回、全席指定。19:25院内向けの前説、19:36開演〜21:11終演。「観たい!」を読み返してみて、(内容)かすりもしないだろうと思っていたらそうでもありませんでした。本作品のような味わいは始めてです、わかりやすく、楽しみやすく、涙腺緩めの方はご注意。脚本、役者さん、もちろん照明も音楽もよく、暖かい気持ちになって夜空の星々を見上げたい方はぜひ劇場へ。帰るとき台本購入、DVD予約などして駅に向かうと、わざわざ追いかけ、公会堂記念病院処方の「幸せ袋」を手渡していただきました。チラシ、両手にあるのは色鮮やかな「音」たちであり、想いを届けてくれる瞬く星たちでしょうか。

ネタバレBOX

小学校4年の女の子、入院し手術を待つ、隣のベッドの同い年の子、同室の大人、3組の父と娘。思わせぶりなところなどなく、幼い心の揺らぎか優しく描かれています、役者さんが上手いのでしょうね。舞台は広めに設定してあり、病院内の探検もいい雰囲気。物語が進み、みていて、こうあってほしいという方向に星の光たちが導いてくれるようでした。

下手の高い位置に十字架があり、柔らかい色を帯びて院内を照らします。

10年前に演じられた作品、どうやって生まれたのか、パンフを買って読んでみる価値はあると思います。小さな娘さんがいらしたら、その手をそっと包み込んであげたくなる、そんなお話。
トーマの頃を過ぎても

トーマの頃を過ぎても

Pal’s Sharer

「劇」小劇場(東京都)

2012/01/12 (木) ~ 2012/01/16 (月)公演終了

無題263(12-016)
昨晩に続いて2回目です、終わって帰るときから、今日は映画にするか迷い(もうすぐ上映終了なので)、午後、当日券について電話で問い合わせ。ありますということなので、名前を告げる。18:45着、昨日から1段上の席に座ります。お話は知っているし、「観てきた!」も書いたし…それでも萩尾望都さんの作品(そのものではありませんが)をこれほど印象的に表現、封印される前の透明感あふれる演技、役者陣、脚本も演出も衣装もメイクも、みることができる舞台はもうないだろうと思い観劇。墓地の階段から降りてくるシーン、ちょっと変えていましたね。
■2回目なので評価はしていません。以下、余談(萩尾望都さんのことだけ書いてます)。

ネタバレBOX

買っていたのは、文庫と初期の作品集(赤いカバー)、新書版は「スターレッド」か「百億〜」あたりだったか、出るとすぐに書店へ行き、何回も読んだ。「銀の三角」はSFマガジンをたまに立ち読み、単行本になって購入。それからマンガそのものを読まなくなり、作品たちは永い間、静かに眠り続けている。数年前、原画展、講演(もちろん御本人)と久しぶりに作品世界に触れる機会があったものの読み返してはいなかった。繰り返しページをめくり、作品とひとつになったかのようなあの頃の感覚が蘇らなかったら…と思っていた、そういうことだったんだろうと、観劇しながらあらためて思っていました。
当パンに「手にとるだけで、今でも胸の奥が疼く」とある。同じように感じるひとがいること、それを知ることができたことがなぜか嬉しい。
劇団サンプル『女王の器』 公開稽古

劇団サンプル『女王の器』 公開稽古

川崎市アートセンター

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2012/01/15 (日) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題262(12-015)
公開稽古をみてきました(50名先着順)。今まで、稽古が1回(ポかリン記憶舎)、リハーサルが1回(高襟)、どちらもダンス系。

メイキング(映画とか)やアウトテイク(音楽)モノが好きなので、面白く/興味深い(ですので☆×5)内容でした。

14:40開場、H列より後方で自由に着席、前列には機器が設置され、台本、PC、マイクなども。舞台上には白と黄のラインが引かれ、動く範囲を定めているようです。既に、役者さんたちは舞台上、台本をみたり、カラダを動かしたり、話し合っていたり。

15:00音楽が止み、「そろそろ始めます」という挨拶、出入り自由、17:00までで間に休憩あり、「普通にやりますので、リラックスしてご覧下さい」とのこと、少し本番の舞台がどうなるのか説明、どうやら布を使うと。

いくつかのシーンを繰り返し練習、役者さんへの指示、心情の説明、間・タイミング、腕やカラダの動き、小道具の扱い、目線、声の大きさ、確かに受ける印象が変わってきます。

演出家(松井さん)の他に、セリフをチェックする方や何をしていらしゃるのかわからないのですがスタッフの方。

全体のお話がどうなるのかはわかりませんが、ここまでみたら本番がどうなるのかみてみたいものです。

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