ベロニカは死ぬことにした 公演情報 エトワール劇映画製作所「ベロニカは死ぬことにした」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題280(12-033)
    19:00の回、歩いて会場へ。またここでお芝居をみるとは思っていませんでした、「恋愛論」栗原小巻さんを観たのは1986年、内容は覚えていませんが会場の様子はなんとなく。チケット代が高いのはみないようにしているのではありますが、近いのとチラシの目線に惹かれ観劇。ちなみに、西条さんは「舞台版 女優」でみています。先日、新宿紀伊國屋の演劇コーナーに行ったら原作がありました…が 、手にとることなく帰宅(こりっちの「説明」も読んでいないので、予習なし)。終わってから検索すると映画もあるのですね。1/6「ぴあ」申し込みで1列目。幅広の舞台、上手から奥、下手に亘って数段の階段と廊下(?)、床には丸くて大きな白い絨毯が敷かれ、床面と階段の側面が黒、階段の上部は白、天井からは青白く大きな月が降りてきます。帰りにチラシをもらって読むと、15才未満(中学生以下)禁止とありました、確かにそうですね…。もう一回みたいけどな...ぁ

    ネタバレBOX

    あらすじすら把握していないので、冒頭、倒れた後は「(死に至る)夢」の中かと思っていました。看護師の左腕「赤」のなかでひとりだけ「黒」(双子さんなんですね)、彼女が「現実」なのかなと...。比較的ピンピンしていて余命が...とは思いませんでした。今、「ヒトラーの側近たち」という新書を読んでいて、黒十字→鉤十字→逆鉤十字…なんて想像してしまいました。
    ピアノが出てきたとき、グランドピアノ…と思ったけど、音は左(左のブロックなので)のスピーカーから聴こえます。どうみても、弾いているフリではないです、ペダルも踏んでいるし、で。手を放しても音が続いていたのはなぜでしょう…弾いたのを再生しているのかな。ボディには「Roland」のロゴ、電子(サイレント)ピアノでしたでしょうか。

    西條さんは、岡田さんとの舞台と比べ格段の成長ぶり(個人の思い入れ等あり)。文字通りカラダ全体を使った演技でした。最初、出演していらっしゃることを知らずにチケットを申し込みしていました。母親との関係はどうだったのでしょう、なんとなく曖昧なまま。

    図書館に原作本の予約しました、きっとずいぶん思い違いをしているんだろうと思います。劇場ロビーは沢山の立派な花、いらしているお客さんも小さな劇場とはちょっと違ってみえます。絨毯の毛が舞ってしまいますね、後方でも見えるのかな。天井から降りてくる巨大な「円」、Pink Floydがライヴで使う円形スクリーンのようです、(照明)移ろう光を受け反射する月=ルナ=狂気、天から狂気が降りてきたのかの如く。

    最近、この劇場のようにゆったりと腰掛け(もちろん全席指定)てお芝居をみることはありませんでした。昔は、コマ、帝国、日生、サンシャイン、三越、青山など、全部指定席でみていました…。一方、スズナリなんかは靴を脱いで体育座りだったように記憶しています。



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    2012/02/01 22:17

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