時刻表のない駅 公演情報 メガバックスコレクション「時刻表のない駅」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題266(12-019)
    13:00の回(A)、12:30受付・開場、ほぼ予定通り開演〜14:58終演。会場に入ってまず舞台に目をやります。チラシにある駅がそこにあります。左右に大きな木、天井にまで枝を伸ばしています、下手、小径に見立てた花道、「拾得物預かり所」、かつての改札、ベンチ、季節は夏、蝉の声、からすの声、もうすぐ「夏祭」。壁に「山は空、銀は星、人は空から生まれ星に帰る…」。オープニング、真実と哲平が追う真実…、黒装束の死神のような者たちが示す真実とは?スピード感あっていいですね。

    …本日初日(雨)、「湖(@メガバックスシアター)」のお話から、間に2作品をおいて2回目です。確かに「自ら経験していないこと」について感想なんか、という気もしますが、以下、雑記。

    ネタバレBOX

    村=駅長のようにも思える、だから「預かり所」なのかな。列車、線路は絆なのかな?

    祭の場でそうさせる「力」は何だったのでしょうね、それは生き残るための儀式…断ち切られ、光を取り上げられ、山は死んでしまい、居場所がないから?今も世界のどこかで起こっているのかもしれない。

    ちょっとずれますが、冬に夏祭りというのはけっこう難しいなとかんじたのでした。たっぷり着込んでいる客席、座っていてもなかなか「夏だ、汗だ!」モードへの切り替えができない。

    前川さん好演(なので☆5)。音楽も効果的(でも、大き過ぎるかどうか、ヒトによるかも)、アディエマスありましたよね?受付、スタッフの方も好印象。

    閉じた世界、慣習、内と外、待つだけの時間、時刻表も時計もない。ならば、自ら、時を刻み始めましょう、ゆっくりと。

    物語は静かに進みますが、祭りの部分にかけてもっと緊張感を盛り上げたほうよかったのかなとも。そうすると大きな壁が水のひとしずくから崩れ始め、駅長さんの言葉にもつながるのではないかなと。

    代議士の自殺は...んーー、もっともっと深いモノ、一人では受け止めきれないモノ、定めと思うモノであって、そうなんだけど、変わることはできるみたいな筋書きがいいな。

    始まったばかりなので、ネタバレしないようにしたら、曖昧な言い回しばかりで、自分でも何を言ってるのかワカランです。

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    2012/01/21 15:45

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