時刻表のない駅 公演情報 時刻表のない駅」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★★

    さすがの秀作
    4度目のメガバ。

    毎度素晴らしいセットと
    初心者でも楽しめるわかりやすい
    優しいも少し悲しいお話。

  • 満足度★★★★

    初メガバックス
    私の場合、ほとんどの劇団が初ですが。
    木の作りこみがすごかったです。その一点をもってしても真摯さが伝わります。

  • 満足度★★★★

    哀しく優しく温かく
    賞賛と言うか礼賛すべきセットと役者陣の熱演と音響・照明の効果的活用は、皮肉的な意味でなく本当の美辞麗句を並べても足りない。
    老若男女が楽しめ、感動させられ、又考えさせる舞台であり、観劇初心者にも安心して薦められる劇団であると今回も感心させられました。が

    ネタバレBOX

    もうこれは感性の問題なので自分のせいと言えば自分のせいなんですが、ラストの母親の微笑みがどうしても是とは出来ないんですよね。
  • 満足度★★★★

    好みが別れそう
    ひとりの国会議員が自殺をする とい場面からはじまります。

    女性記者とカメラマンが 彼の故郷である「子出村」で取材をはじめると 次第に その村の 変な部分が明らかになっていく・・・

    今では廃線となっている「子出駅」を舞台に その村に古くから つづいている 普通ではない真実・・

    というようなストーリーだったのですが、 テーマや廃駅 という時間の止まった場所での設定ゆえでしょうね、

    2時間という時間全体に ゆっくりと展開されていきます。

    後半の真実が徐々に明らかになってくるにしたがって ようやく 「そうなんだぁ!!」 的に納得できるのだけど

    65%くらいまでは きっと個人的な好みなんだろうけど やや まったり過ぎたのかなぁ・・ と感じてしまいました。

    最近は 台詞も早口で 若さガンガンタイプのものを多く観ていたからかもしれないけど。

    ラストの とっても真摯なテーマ を際立たせるために あえて前半部分は もっと軽いノリ のほうが良かったのかなぁ・・・   なんてえらそうに言ってしまった(焦)

    でもでも 駅舎のセットなどなかなかしっかりとしていたり、作品としの芯はビシッとしていると感じられたので、

    また次回作品などチェックしたいなぁ と思いました。。

  • 満足度★★★★★

    素敵ですね。
    相変わらず良かったです。

    前作に引き続きの日本が舞台の作品ですが、こうなってくると今度は海外が舞台の作品が観たくなるから不思議です。

    あつし役の役者さん、声の出し方を変えたのでしょうか。とてもいい声になっていて驚きました。

    女性陣がとてもキレイで見てるだけで楽しめました。

    ネタバレBOX

    本作、なにかが足りないな・・・と思っていたら、そっか、今回は子役が出ていなかったんですね。それと、いつもの彼の泣き芝居も無かったなと、なるほど、けれどしっとりと緩やかな時間の流れが感じられてとても癒されました。

    駅長さん良かったです。
    前回の外国人役とはまったく違った役所で幅の広さを感じました。
  • 満足度★★★★★

    やっぱり、秀作です
    メガバックスさんならではの、重厚だが温もりもある作品で、観劇後の充実感に浸れました。ジャーナリスト達が追う真相を、サスペンス調に展開し、浮かび上がる真実は、決して甘い物ではないが、人としての根幹でもある、人とのつながりや絆の大切さ優しさを、感じました。相変わらず、感じのよい受付制作スタッフの方々、見ごたえのある脚本に演出、素敵な美術に音響効果、魅力ある役者陣と、質の高い作品でした。3月の公演も楽しみです。

    ネタバレBOX

    ストーリーは、他の方々のレビューがあるので、、、個人的に好きな部分としては、廃線になった駅なのに、駅そして村を見守るような駅長(新行内啓太さん)の存在が素敵でした。長年預かっていたのは、その時の想い。約束があり待っていた訳でもなく、遠い記憶だけになっていても、大切な想いでした。そう、ただその時だけを、待っていてくれる想いが素敵でした。
    まぁ~駅長の顔は、若いが(20代の役者さんなので、当然だが)、立ち居振舞いや佇まいは年配らしく、話し方も、とても似合っていたが、話し方が変わるだけで、声までも変わったように感じました。

    ジャーナリスト真実(森下みなみさん)の、ジャーナリストらしいテキパキ感がありつつ、ちらりと見える普通の女の子らしさも、良かったです。

    カメラマン役(下田修平さん)も、ちょっとした心情の揺れも、瞳が語る目力ありなので、ついつい注目してしまいます。

    腰の折れ曲がった老婆(高瀬佳奈さん)も良かった。膝腰を曲げてるだけでなく、背中の丸みを意識していたのだろう、肩が内側に入っていた(肩甲骨を内側に丸めた?感じといった方が、良いであろうか?ジャケットを着た時に、前袖ぐりに脇があたる感じ)そんなちょっとしたことで、腰の折れ曲がった老人らしさが、増すと思うのだが、実践してる役者さんは、少ないので、高瀬さんの姿や動きは、良かったと思いました。

    代議士の母の姿は確かに若過ぎると思いましたが、駅長との会話を聞いているうちに、気にならなくなった。駅長や村に託さねばならなかった時の切羽詰まった状況より、時がたち、いろんな意味で母に余裕ができた状況と、解釈しました。

    いつもより大きめな音量の挿入曲だったが、サスペンス色濃くなり、効果抜群で、選曲センスも作品に合ってて良かったです。

    大木がある駅の風景、とても情緒がありました。
    ラストの駅の構内を、カラーの照明で浮かび上げる様は、駅の歴史を物語るようで、素敵でした。
  • 満足度★★★★

    クリアーで美しい台詞廻しと
    音楽のシンクロがすごい。音が大きすぎると感じる人もいるだろうが、それでもきれいに聞き取れる。私はこれぐらいが好きかな。楽曲のセンスの良さと発音、発声の美しさに聞き惚れました。何というか、役者さん全員の声の透明度が非常に高い。素晴らしかったです。ストーリーはもっとサスペンス色が強くなるかと思ったが、やはり演劇の王道を行くパターンですね。ただ、代議士の自殺と祭りの持つ意味と、ちょっと欲張り過ぎた感も強い。劇の最初に出てくるにもかかわらず、代議士のストーリーのほうが付け足しっぽい感じになってしまったのが残念。しかし、物語の重厚さ、演技、効果、ライティングとすべてがうまく美しく噛み合った劇で、さすがのメガバックスだと感じ入りました。そして3月にまた公演。公演数の多さもさすがです。

    ネタバレBOX

    観劇後、代議士の母親の年齢のことで質問している人がいたが、確かにあれは私も突っ込みたくなりました。駅長も若過ぎるけどこれは何とか我慢するとして、代議士の母親が何でミニスカートにピンヒール??実は本当の母親ではない、とか何とか裏があるのかと思いました。靴や服装は色が地味であればいい、というものではなく、特に靴は意外なぐらい女性の年齢をはっきり表します。50代の女性はあんな華奢なピンヒールの靴はまず履かない。(履きにくいし、足の太さが目立ってしまうから) それで年齢不詳な感じが強く出てしまったのだと思います。また、代議士の自殺が物語の発端ですが、彼が自殺にいたる説得力が弱くて、ちょっとモヤモヤ感が残ってしまいました~。
  • 満足度★★★★

    これは良作!観れば分かる!
    個人的には非常に良い時間を過ごせた!
    B観劇。さすがメガバックスコレクション、期待を裏切らない。
    小劇場ファンには、一度は観劇することをオススメしたい劇団。
    上演時間2時間。

    ネタバレBOX

    細かいネタバレは控える。とにかく観劇することをオススメする。

    <良かった点>
    ・魅力的な役者陣。
    特に森下みなみさんは初見であったが、好演していて良かった。
    ・相変わらず舞台美術が良かった。駅の雰囲気、バッチリ!
    ・芝居の終わり方は、こちらが望んだとおり。
    駅構内を照明で順々に照らし、最後に駅名を照らして終了。
    非常に素敵な終わり方であった。

    <ちょっと残念だった点>
    ・音響が大きすぎて、役者のセリフを遮った感じがした。
    音の迫力があって良かったのだが、あれだけ音を大きくするのであれば、
    セリフはない時が良いと思う。
    ・肝心なところで役者が噛んでいた。良い場面だったので残念。。

    観劇して良かったと思える作品!
    メガバックスコレクションに、ハズレ無し(笑)。
    次回公演も楽しみである!A公演も気になるところだ。
  • 満足度★★★★


    荻窪閉館以来。少々社会派のテーマ。例によって感動の盛り上げ方がよい。立ち位置、照明、セリフの細かいところでちょっとだけ粗があった。お茶の味わい。

  • 満足度★★★★★

    無題266(12-019)
    13:00の回(A)、12:30受付・開場、ほぼ予定通り開演〜14:58終演。会場に入ってまず舞台に目をやります。チラシにある駅がそこにあります。左右に大きな木、天井にまで枝を伸ばしています、下手、小径に見立てた花道、「拾得物預かり所」、かつての改札、ベンチ、季節は夏、蝉の声、からすの声、もうすぐ「夏祭」。壁に「山は空、銀は星、人は空から生まれ星に帰る…」。オープニング、真実と哲平が追う真実…、黒装束の死神のような者たちが示す真実とは?スピード感あっていいですね。

    …本日初日(雨)、「湖(@メガバックスシアター)」のお話から、間に2作品をおいて2回目です。確かに「自ら経験していないこと」について感想なんか、という気もしますが、以下、雑記。

    ネタバレBOX

    村=駅長のようにも思える、だから「預かり所」なのかな。列車、線路は絆なのかな?

    祭の場でそうさせる「力」は何だったのでしょうね、それは生き残るための儀式…断ち切られ、光を取り上げられ、山は死んでしまい、居場所がないから?今も世界のどこかで起こっているのかもしれない。

    ちょっとずれますが、冬に夏祭りというのはけっこう難しいなとかんじたのでした。たっぷり着込んでいる客席、座っていてもなかなか「夏だ、汗だ!」モードへの切り替えができない。

    前川さん好演(なので☆5)。音楽も効果的(でも、大き過ぎるかどうか、ヒトによるかも)、アディエマスありましたよね?受付、スタッフの方も好印象。

    閉じた世界、慣習、内と外、待つだけの時間、時刻表も時計もない。ならば、自ら、時を刻み始めましょう、ゆっくりと。

    物語は静かに進みますが、祭りの部分にかけてもっと緊張感を盛り上げたほうよかったのかなとも。そうすると大きな壁が水のひとしずくから崩れ始め、駅長さんの言葉にもつながるのではないかなと。

    代議士の自殺は...んーー、もっともっと深いモノ、一人では受け止めきれないモノ、定めと思うモノであって、そうなんだけど、変わることはできるみたいな筋書きがいいな。

    始まったばかりなので、ネタバレしないようにしたら、曖昧な言い回しばかりで、自分でも何を言ってるのかワカランです。

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