最新の観てきた!クチコミ一覧

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しらみとり夫人/バーサよりよろしく

しらみとり夫人/バーサよりよろしく

百景社

atelier SENTIO(東京都)

2010/04/14 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

『しらみとり婦人』『バーサよりよろしく』2本立て
フェスティバルディレクターの山田です。
SENTIVAL!2010のトップバッター百景社の公演がはじまりました。
『しらみとり婦人』『バーサよりよろしく』の2演目同時上演です。
今から70年くらい前の戯曲が、百景社らしく、おかしく、それでいて
戯曲の本質をきちんと見せてくれる作品になっていたと思います。
みなさま、ぜひご来場ください。

おたふく・氷解

おたふく・氷解

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2010/04/13 (火) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★★

安定感有り。
特に目新しいところはないが、小劇場には珍しく?ベテラン俳優多数で安心して見ていられる。特に漁師のおじさんとか和尚さんは演技とは思えないほど自然な感じ。ただ、今時あんなにあからさまに怪しげな詐欺師はいるかしら?

薔薇とサムライ

薔薇とサムライ

劇団☆新感線

赤坂ACTシアター(東京都)

2010/03/16 (火) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★★

2度目
RXは2度観ないとしっくりこない。今回は会場全体を見渡せる後列で観劇。華やかな作品を見るには後列がいいですね。やっぱり新感線は面白い!

丸ノ子ちゃんと電ノ子さん

丸ノ子ちゃんと電ノ子さん

芝居流通センターデス電所

「劇」小劇場(東京都)

2010/04/14 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

だって世界ってそうじゃない?(^0^)
何?コノ世界観は?!「elePHANTMoon」の世界観に似てる。だけれどこっちはもっとポップでファンキーだ。まるで「不思議な国のアリス」に登場するカラーで分けられた一つの部屋に迷い込んだような感覚。不思議だけれど魅惑的な部屋。たぶん好みは割れると思う。

以下はネタばれBOXにて。。




ネタバレBOX

失踪した『ふきさん』は、パトロンとアメリカに渡りそこでパトロンを事故で喪ってしまう。絶望の底に落とされた『ふきさん』は同時に感情も失う。事故のトラウマだ。そして感情と精神を破壊されてしまった『ふきさん』は、どこか見えない場所に大きな傷ができそこから血が流れ続け徐々に干からびてしまうように髪と皮と肉だけになった人形のようだった。誰のせいでもない。だって世界ってそうじゃない?

そんな彼女を水山が介護する日々が続いていた。そんな中、『ふきさん』は電動式丸鋸を使用する恐ろしい「実験公演」を思いつき、実行し始める…。理由はバケモノのようになってしまった自分を人間に戻す為の必要不可欠な公演なのだと訴える。そんな理屈も解らない。だけど・・・だって世界ってそうじゃない?

『ふきさん』に関わった男3人は殴られ監禁されて犬のように鎖に繋がれる。彼らは『ふきさん』を人間に戻す為に彼女がワクワクするような話を聞かせなければならない。話がつまらないと罰として『ふきさん』自身の指を電ノコで一本ずつ切り落とさなければならない。どんな理屈か解らない。だけど・・・だって世界ってそうじゃない?

舞台はその光景を血シブキと共に壁に張り付く様を見せる。しかしそんな壮絶なクライマックスを見せられても『ふきさん』と登場人物の滑稽でコミカルな演技から、おどろおどろした陰鬱さはない。パレードのようだ。なんだか映画の中の特撮映像の出来損ないの怪物でも見せられているような気分になってしまう。その圧倒的な喪失感は不安定で姿を持たないにも拘らず強大なる重力にも似て人を圧するすべての動きを止めてしまうかのように・・。だって世界ってそうじゃない?

『ふきさん』は変わることを切望しながらも自分が変われないことを嫌というほど理解しているのだ。眠りと覚醒の狭間を行きつ戻りつしていた『ふきさん』は見えない部分に負の要素を押し込めて鼓笛隊のようにファンファーレするのだ。「だって世界ってそうじゃない?」

とにかく面白い!陰鬱な光景を見せつけられているのに、ポップでパラダイスな音楽は足でリズムをとってしまうほど。エキサイトな展開や明暗が混在する世界も全てひっくるめてパッションなのだ。だって世界ってそうじゃなーーーい?!(^0^)





Side Show

Side Show

フジテレビジョン

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度

2度は観ません
ともかく中心にいる数名の俳優さんたちに感動をもぎ取られる舞台でした。
声の出てない方、演技にハートが全く篭ってない方、自己愛中心の方。。。とても鼻に付く気分を害する程の演じ方・歌い方で、2度と観たいとは思いませんでした。役者さんが替わればもう一度観てもいいかも、程度です。
楽曲が素晴らしいと定評でしたが、せっかく双子状況なのにハモリが少なかったり、絶唱っぽい歌い上げる場面が多すぎて疲れ、期待はずれでした。
主演のお2人は本当に体が合体しているのかと錯覚するぐらい、背格好と息がぴったりあっていて、素晴らしかったですが、彼女たちの演技力・歌唱力も台無しな感じの舞台でした。もったいない!

夕焼けとベル

夕焼けとベル

カムヰヤッセン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

満足度★★★

複雑な想い・・・
統一された時間の概念が崩壊しているメランコリックなイラストに終わる世界の続いていく話。と詠う紹介文、それに加えてファンシーなタイトルから時空が歪んで世界が反転する、時系列シャッフルのダークファンタジーを想像したのが誤算だったようだ。
家族という誰もが逃れられない奥行きのあるテーマや、描かれる人間ドラマのなりゆきにまったく非はないのだが世界、終わる、という言葉に対するイメージの乖離をなかなか埋められず、少々もどかしい気持ちになった。

ネタバレBOX

北陸地方のどこか。定期便の船でしか本土に行くことのできない孤島が舞台。
2つの家族の日常を交互に描き中盤、銀行強盗に失敗し、島に逃亡してきたテロリスト集団によって物語は加速する。

ここが海に囲まれていることを主張しているような、しかしそれがまるで義務であるかのように淡々と脈打つことを恐れない波の音が聞こえる複雑な形をした島。
その島の周りを取り囲むように配置された客席からは、島の住人のものと思わしき使い古された持ち物や、営みを垣間見る道具が見え隠れする。
暗転になりきらぬうちにのっけから、白装束の集団がまたぞろやってきて円陣をつくり全員揃うと奇声を発声しながら奇妙な宗教的儀式を執り行う。
この集団は人間の臓物を売ったりしていて、島の住人は彼らとは距離を置いているらしい。

主人公はこの奇妙な宗教家の教祖の息子、拓。
彼は父親の後を継ぎたくないから小学校を卒業したら島を出て本土に行きたいと思っていることを、クラスメイトの女の子、静香に話す。静香には知的障害者のお姉ちゃんがいて、お母さんはお姉ちゃんばかり構うから彼女は姉をとても嫌っているけど、島を出て行きたい、とは思っていない。

この島で生まれてこの島で死んでいくことに概ね満足しているように見える。
この島に暮らしているひとたちは現実と向き合いながら淡々と毎日をこなしている堅実な人びとでもある。しかし、自分が本当に居るべき場所がここではないとおもう者にとって島で暮らすことは苦痛でしかない。男の子の家のお姉さんふたりもやっぱりこの島を逃げ出したかった。一番上のお姉さんは東京に行くことが出来た。二番目のお姉さんは、男の子のお母さんでもある。

自分が父との近親相姦によって生まれた子供であることを悟りはじめる拓の心は、お姉さんをひとりにできないこと、島を出て行きたいことの狭間でゆれる。

一方、すべてを終わりにしたかった男の子の姉はテロリストとなって、力には力でしか対抗できないとの声明文を表明し、銀行強盗を起こし、すべてを終わらすために島へ戻ってくる・・・。

静香の家族らはテロリストの人質となり、怖いおもいをしたことで家族の絆を思い出し、これからは姉に少し優しくなろうとする静香の小さな成長がとても愛らしい。

同じ頃、男の子の姉は生家を訪れ妹を殺そうとする。しかしそれも未遂に終わり警察に連行されて再び島を出て行くことに…。
最後、勢いよく飛沫をあげて発進する定期便の船にゆられる男の子は生まれ故郷を振り返らずにまっすぐ前だけを向いて姿勢を正す。

閉鎖的な村社会、謎のカルト集団、近親相姦、時刻の異なる時計、何層にも塗りたくられた薄暗く紫色の淀んだ空のイラスト、島を出たい少年。等のキーワードは寺山修司の半自叙伝的映画、田園に死すと共通するものがあるがこちらの作品は、これらのものに対して誠実であろうとしており、また本当の気持ちを伝えるために、一字一句丁寧に話そうとしていた。

家族。という絶対的な組織には言わんとしていることは伝わるはずだ。きっと通じ合えると信じていたい気持ちと、血が繋がっているからある程度は妥協しなければならないという強制が上乗せされているのではないだろうか。
その微妙なさじ加減が家族ドラマの醍醐味だとすると、息子と父親の関係性の描き方は少々軟弱なようにおもえてしまった。
臓物をえぐりだして売ってお金にしている父親みたくなりたくないし、そんな父親の後を継ぎたくない、第一気色悪い、という息子の常識人らしい感性はいいのだが、命を粗末にする父親に、どうしてそんなことをするのか。は、何を言ってもどうせ分かってくれないことを承知のうえで、結論だけではなくきちんと問いただして対話する場面は省略しない方が説得力が増したのではないかとおもう。あと、臓物はどこの誰のモノなの?というのが気がかりだった。なんかこういうのって島の若い女が生け贄になってるイメージだから。

それから作品タイトルを意識したと思われるベル(というよりも鐘)の舞台美術は非常に凝ったつくりであったのだが、副次的な要因を絡めると、違った味わいが出たかもしれない。たとえばベルを鳴らす日課は父親と拓との約束ごとである、臓物が奉られた時には鳴らす回数が変わるので村人たちは感付く、
ベルは12歳までの男子にしか鳴らせない、など。なぜって夕刻に鳴らす、という行為が退屈な終わりなき世界を終わらす方法であると同時に、長津田が売りさばく臓物もろもろ死者の霊を、拓が清めているように私には見えたから…。
夢の裂け目

夢の裂け目

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/28 (水)公演終了

満足度★★★★

追悼文書いてきました。
誰に戦争責任があったのか!、誰が責任を取ったのか?

角野卓造さんの身のこなし、良かったですね。

ネタバレBOX

前半は、みんなが戦犯?!、みんなが戦争協力者?!、庶民は実質的に国会議員を選べなかったので、庶民には罪は無い。

後半は、やはり旨い汁を吸ったやつもいたはずで、罪無しとは言えない。

「満月狸ばやし」の屋島は八洲、四国は米英中ソ…。私も最初の頃に紙芝居を聞いていても話の内容が良く分からなかったです。それが、私もあっと思い、留吉もはっと気付く、そのときの角野卓造さんの顔は見応えありました。

庶民は生きるためには何でもします。原理主義にならず、庶民に優しいところが井上ひさしさんです。
おたふく・氷解

おたふく・氷解

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2010/04/13 (火) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★

おでんで…、
身体も心も温かくなれそうです。

ネタバレBOX

B級グルメ詐欺のネタもおでん、親子の氷解もおでん。材料は獲れたての魚で作った練り物、美味しそう!

しかし、「私のおでん食べていってよ」ではなく、本当は、「私のデザイン画見ていってよ」かな?!

商店街青年部長は、偽メール事件のときの前原さんのようでした。成果を焦ると周りが見えなくなりますね。
平成派遣版・窓ぎわのセロ弾きのゴーシュ

平成派遣版・窓ぎわのセロ弾きのゴーシュ

劇団黒テント

イワト劇場(東京都)

2010/04/04 (日) ~ 2010/04/14 (水)公演終了

満足度★★★

斎藤晴彦さんから目が離せない!
最後の最後で、とても暖かい気持ちになれる芝居でした。
ゴーシュを演じた斎藤晴彦さんがいかす!

ネタバレBOX

タイトル通り、平成派遣版の、窓際のセロ弾きのゴーシュ。

この作品、17年ぶりの再演だそうだ。

時代に取り残されてしまい、
今じゃ仕事の出来ない、会社のお荷物的存在のおじさん・ゴーシュ(=斎藤晴彦)

今日も書類をうまく作成できず、
自分よりも若い上司(=滝本直子)にいびられたあげく、残業を命じられる。

はやく終わらせて帰ろうとがんばるゴーシュだが、
どうにも集中できない。

すると事務所の扉の開く音が…


事務所を訪ねてくる面々との会話が、
(だいぶおやじギャグが多いが)軽妙で楽しい。

ゴーシュを演じる斎藤晴彦さんの疲れたおじさんぶり、
そして時折見せるハッスルぶりは見事。
どんな場面でも、ゴーシュから目が離せない。

訪問者たちとの出会いがあった後、
ゴーシュは
「やろうと思えばやれたんじゃないか。」
という言葉をもらい、
ゴーシュはちょいと照れくさそうにつぶやく。
この一言で、この芝居を観に来た甲斐があったな、と。
この一言へ、芝居は向かっていたのだな、という感じがあり、とても印象的なラストとなった。

ただ、訪問者の来訪が若干ワンパターンにも見え、
少し中だるみのようにも見えた。
ゴーシュが正論を言って迷惑な訪問者たちを追っ払っているように見えなくもないので、
もっとこう、ゴーシュとのやりとりの中で、
訪問者たちが個性を発揮できると、
というか、「めんどくさいけどいいやつら」的な感じがあると良かったなぁ、
というのが個人的な感想。

斎藤晴彦さんが魅力的すぎるだけに、
他の面々(若い方が多いように思えた)にもっとインパクトが出てくると、
作品全体のバランスも良くなってくるのではないだろうか。

歌、良かった。
紙風船、芋虫、かみふうせん❤

紙風船、芋虫、かみふうせん❤

オクムラ宅

TARA(東京都)

2010/04/10 (土) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇への愛情が詰まった小空間
奥村さんの演劇への愛情がたっぷりとつまったオムニバス公演となってました。
役者もセリフも同じひとつの作品を演出ひとつで別の作品に仕上げてしまうセンスが演劇です。
そして「芋虫」は遊び心に溢れた力の抜けた作品でユーモアたっぷり。
この作品は奥村さんの芝居がなければ成立しないですね。

人によって見方も感じ方も変わってくると思われる構成で、それ自体が演劇的でした。

ネタバレBOX

「芋虫」はとにかく遊びに走った作品で、その遊び心が楽しかったです。
乱歩のまがまがしい世界を気ぐるみによってポップに演出して軽やかに見せてくれます。
話自体は重たいのだけど、全然重くない。
でも、しっかりと伝わってくる。
そんな丁寧な作品作りが素敵でした。

「紙風船」「かみふうせん」は実際に見比べてみてこその2作品。

飾り気のない会場だけど、その分しっかりと芝居に集中できて、無駄をそぎ落としたとても良い舞台です。
会場のクッションが、思いの外見ていて疲れなくて良かったです。
Side Show

Side Show

フジテレビジョン

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★

観て良かったとは思うけれど
誰もがミュージカルに期待するような「ワクワクと、楽しい気分」とは全く対極のストーリーなので、ミュージカルなのに、ずっといろいろ頭の中で、思考がやむことがありませんでした。
予備知識なく観に行きましたが、この主人公の姉妹は実在の人物だったのですね。
だったら、実際の姉妹の話に即したストーリーなのでしょうが、これが、ブロードウェイミュージカルだという点に、ちょっと引っかかりました。
作者は、どういう思惑でこの作品をミュージカルにしようと決めたのか、大変気になりました。

ヒルトン姉妹を演じたのは、元宝ジェンヌの中でも、演技力に定評のあるお二人なので、後半は特に二人の哀切な演技表現に、涙が出そうでしたが、お一人、長く某劇団に在籍されていた役者さんが、演技者としての表現力が乏しい方だったために、その出掛かった涙が何度も目の奥に引っ込みました。
むしろ、大澄さんと役を交代されていたら、もっとクオリティの高い作品になっていたかも知れません。
その反面、若い伊礼彼方さんが、演技も歌も、身体表現も、実にフランクな表現力があって、また彼の表現者としての資質に、頼もしさを覚えました。

板垣さんの演出は、全体としては好きでしたが、最初、アンサンブルの人達が、一人一人登場してから、音楽が始まるところだけは、再考の余地ありと感じました。
楽曲の素晴らしさ、照明の美しさは、特筆ものだと思います。

ネタバレBOX

テリーのデイジーに対する真実の思いが、テリー役の役者さんの演技表現から、全く読み取れないので、このストーリーの真の哀切さがまるで伝わらない気がしました。テリー役が、もっと感情表現に優れた役者さんだったなら、もっとこの作品の深さが理解できたかも知れません。
逆に、伊礼さんは、歌も演技も身体表現も、実に見事で、感心しました。
最後に、姉妹が、二人が生きて行くために選ぶ道が、最善策ではあるだろうけれど、観る者には辛い選択なので、カーテンコールになっても、しばし、心が宙を彷徨うような思いでした。
最後の、樹里さんと貴城さんのデュエットは、心の琴線に触れる名曲でした。
この歌を聴いたことと、伊礼さんの好演を観られて、行って良かったと、心から思えたような気がしています。
私のこの目で【ご来場誠にありがとうございました!】

私のこの目で【ご来場誠にありがとうございました!】

劇団スカラベ

シアターブラッツ(東京都)

2010/04/09 (金) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

満足度★★★★

後半は素晴らしかった
前半も悪くはないが,それよりも後半は見事。声も出ていたし,聞き取りやすかった。連れは前半と後半の役者さんは別の人だと勘違いしていたくらい。芥川龍之介の三つの短編「藪の中」「袈裟と盛遠」「龍」がミュージカルになるなんて想像もつかなかったが,見事にミュージカルだったなぁ。黒澤世莉の演出,とても良かったけど,谷賢一の演出ならどうなっているんだろう。それも興味の湧くところ。

春の海

春の海

世田谷シルク

シアター711(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

満足度★★★

今回はちょっと・・・・
好きか嫌いかと聞かれれば、世田谷シルクは好きな劇団である。
まず、いままでの形式と少し変え、オリジナルの新作に挑んだ意欲を買いたい。
また、これまで築き上げてきたこの劇団のスタイルに敬意を表すれば、本作のみを取って劇団を評価することも避けたいと思う。
まだまだ可能性を秘め、発展途上にある劇団だと思うので、今後にも期待している。
ただ、もしも、先入観や予備知識なしに本作を初めて見たとしたら、自分は、また次回も観てみたいとは思わなかっただろうというのが正直な感想である。解説文から内容を想像していたときのほうが楽しかった。それだけ、期待感が大きかったのだと思う。

ネタバレBOX

過去と現在が入り混じって描かれ、劇の半ばまで時系列の仕掛けがよく理解できなかったのが、あまり楽しめなかった理由だと思う。
児童対象の理科の実験塾とダム開発をめぐる人間関係という着想は面白いと思ったが、自分の長い観劇歴の中では、本作はさほど出来のよい芝居だとは思えなかった。
過去と現在の場面をシルクお約束のダンスでつなぐが、配役表に書いてなければ、あのダンスが海の生物たちを表しているとは理解できなかったと思う。
わけのわからないお遊戯に見え、タイやヒラメの幻影が眼前には浮かんでこなかった。役者は楽しんでいるが、格別上手なダンスを踊るわけでもないし、演出的にも新鮮だとは感じなかった。むしろ、2005年ごろから、大学の学生演劇でさんざんこういうダンスを見せられてきて、いささか食傷気味である。
ダンスはこの劇団の特徴でもあり、好きだと言う意見も多いようなので、いちがいに否定するつもりはないが、マンネリに感じられなくもない。
「山田君とヤドカリ」の描き方も想像したほどの意外性がなく、山田君のセリフが背景スクリーンに投影されるが、スクリーンの海中模様や役者の頭が邪魔で字が読みとりにくいのも気になった。
ダム開発について、はるこが「ダム」を憧れの「海」に見立てることで、何とか自分を納得させようとしたという場面と、酒屋の町田が「狭い町でダムができたら新規のお得意を一から開拓することがどんなに大変か」と語る場面に、リアリティーが感じられた。☆3つはこの2つの場面に捧げたと言ってよい。
ファンタジー的要素がある芝居でも、堀川さんの台詞には何気ないひとことにも味わいが感じられるのが魅力だと思う。
所見の日、ポカポカ陽気だったので配慮してくださったのだと思うが、空調が寒すぎてからだの芯まで冷え切ってしまったのも辛かった。厚手の上着を持っていなかったら、耐えられない寒さだった。

多い日も安心

多い日も安心

柿喰う客

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2005/06/30 (木) ~ 2005/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

過去の観劇歴中
1、2を争う素敵作。

PUZZLE

PUZZLE

PLAT-formance

MAKOTOシアター銀座(東京都)

2007/03/02 (金) ~ 2007/03/03 (土)公演終了

満足度★★★★★

これは
とても 好みでした

JUNK

JUNK

PLAT-formance

千本桜ホール(東京都)

2009/11/05 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

前はシンプルで良かったのに
欲が出ちゃったのかな。
もっと、小技を、きかしてくれるほうが、個人的には好み。

リチャード・イーター

リチャード・イーター

劇団銀石

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★

全体は良い。
情報量が多いなか、判りやすかった。

復讐回帰

復讐回帰

劇団銀石

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/03/30 (火) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★

役者コンディション
がわるかったのかな。脚本は、すてきでした。

おたふく・氷解

おたふく・氷解

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2010/04/13 (火) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★

ベタな人情劇
寺町での訳ありの親子と商店街の青年達らの物語。物語はものすっごく解り易いが、内容は何処にでもあるような人情劇。昼ドラのような感覚。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

青年達らは町の再活性化を目指していた。そんな折、図ったかのように男女の詐欺師らが現れ、青年らは男詐欺師を料理の鉄人だと思い込む。同時に町おこしの為にこの鉄人を頼りに商店街の店舗を「B1グランプリ」に出場させる道筋を作って貰おうと持ちかける。誘い水に乗ってしまった青年らに詐欺師は袖の下をちらつかせる。

一方で、常光寺の山門脇の茶店「おたふく」では総一が病に倒れた後、一人娘のさくらは茶屋の仕事を手伝っていた。そんな時にさくらの種違いの妹が現れる。デザイナーで社長である母親の近況を伝え、母を助けて欲しいと頼まれるも、自分と父を捨ててデザイナーの道を選んだ母親の事を、さくらはどうしても許す気持ちにはなれなかった。それでもさくらは小さい頃に母に書いてもらったデザイン画を後生大事に持っていたのだが・・。

親子の確執は溶けないまま、青年たちは詐欺師に言いくるめられて、いざ金を渡すという日に、この町にやってきた母・良子はかつて自分が詐欺られたこの男を覚えていたのだった。詐欺師の正体を暴き青年たちを救った母とさくらはここで対面したが、さくらの心は頑なに閉じたままだった。しかし、母が帰るというその瞬間にさくらは、母親に今まで淋しかった心の内を打ち明け、親子は抱き合うのだった。。

今回の物語は何か物足りない気がした。前作があまりにも秀作だったからかもしれない。それとも暗転の時の間が気になったのだろうか?キャストの人数に対して舞台が広すぎたような気もするのだが・・。

博覧會

博覧會

パルコ・プロデュース

東京グローブ座(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/21 (水)公演終了

満足度★★

おもしろかったのかな?
別につまらなかったわけではないし、それなりにスリリングな展開もあった。
要所要所で笑える箇所もあった。
ただ、イマイチなんだかなぁ?という感じ。
こういう芝居を見慣れていないだけかも…。
決してつまらないわけではないですよ。

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