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よせあつめフェスタ

よせあつめフェスタ

プロジェクトあまうめ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2010/06/13 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★

観ました
1話と6話がよかった。

よせあつめフェスタ

よせあつめフェスタ

プロジェクトあまうめ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2010/06/13 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

毎年6月13日は「あまうめの日#anaume」に
しちゃってもいいと思う。
日程を設定すると今回のような、お祭り的な感じは薄まるかもしれないけど、アイデアによっては、今回のようなイベント性と緊張感を演出できるイベントができるかもしれないと思ったり。それこそ、Twitterでアイデア募集したらいいかも。

と、思ってしまうほど、楽しいイベントであり、参加してよかったと思った。

Twitterで、シアターミラクルからの「つぶやき」で、次々状況が変化し、上演が実現化していく様は、単なる傍観者なのに、面白くって、スリリング。
上演前から楽しんでいた。
舞台が作り上げられる様子を、そばで見ている感じなのだ。

ネタバレBOX

6本の短編に+αの前説。
どれも面白い。6つの味わい。

短期間で、練習が1日のみということを横に置いても、なかなか良い出来で、どれも満遍なく楽しめた。
すっごく笑ったし。

初めて競演する役者たちと、初めて演じる他の劇団の脚本をもとに演じるのだから、役者たちの、いつもと違う頭と身体の使い方があったのではないかと思う。
そういう意味で、短期間ということだけではなく、彼らにとってもスリリングで刺激的なイベントではなかっただろうか。

そういう、根源的な、つまり、演じたい、という欲求と演じることの楽しさの再認識とでもいう、そんな喜びも、そこにあったように思える。

そんな場所に立ち会えたことのうれしさも、観客としてあるのだ。

1本目の「ツイッター」は、言ったもん勝ちの、ずるいオチで大笑い。
そして5本目の「あさはかな魂よ、慈悲深い雨となって彼女の髪を濡らせ」(作・櫻井智也(MCR))は、笑いとじんわり感のバランスが絶妙! 堀越涼さん(花組芝居)のロックな感じが印象に残る。

6本中4本は、関村俊介さん(あひるなんちゃら)の作によるものだろう。あひるなんちゃらで見ることができるような、独特の会話と不条理とも言えるような、ノイローゼ的な(笑)台詞が楽しい。
それが、あひるのテイストとはまた違った雰囲気で味わえるので、違う世界が観られるのだ。

とりあえず、観劇して数時間経つが、楽しかったことは身体に刻まれた。

今回のイベント的な舞台は、出会い頭的なモノではあったが、これが続かないだろうかと思ったのだ。

スリリングで刺激的な感じが。

もちろん、今回1回だけという良さもあるのだが、今のお祭り気分の余韻で言ってしまうと、「毎年6月13日はあまうめの日」にしちゃえ、と言いたい。

今回のような緊張感が醸し出されるとは思えないが、アイデアによっては、何か同じようなイベントができるのではないかと思うのだ。
それこそ、今回、Twitterで役者やスタッフを集めて、集客の大部分をTwitterで担ったように、アイデアもTwitterで集めたりは可能ではないかと思うのだ。

ついでに言うと、当パンに自分のユーザー名を発見して、ちょっとうれしい。
『MIMICRY』 ミミクリ(終演いたしました。御礼申し上げます!!)

『MIMICRY』 ミミクリ(終演いたしました。御礼申し上げます!!)

anarchy film

新宿アシベ会館B1(東京都)

2010/06/01 (火) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度

うーん荒くありませんか?
いろいろとサイコな登場人物出してきて、
目を引かせるものはあったのですが。
形の削り出しは、何とかできたけど。
表面処理や、精度の緻密さが足りなかったような気がする。

ネタバレBOX

萌え声DJさんは、なかなかリアルで演じられると面白かった。

男女共に多重人格の各個人の役が登場して、
話進めるのは珍しかった。
映画「ファイトクラブ」に感じが近かったかな。

ただ観客に物語の端々、想像させて話しを繋げるには。
情報の提示が少なすぎている気がしました。

それと、横に長い舞台を上手に使っていながら。
空調の悪さで楽しく観劇する事が困難では、ありました。

開演前の観客誘導等も、いま2つ位配慮が欠けている気がしましたので、
星も2つ削減です。



ドラゴンテイル2

ドラゴンテイル2

カブ)牛乳や

小劇場 楽園(東京都)

2010/06/10 (木) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

気配り社長かっこいいよ!
「カブ・」になっていたり、「カブ)」になっていたりして、どういうことかと思っていましたが…、読み方が「まえかぶ」で、納得!!

ネタバレBOX

日常の中にある地獄巡り、面白い!!

社長にはサラリーマンの生活が地獄に見えるんだね。確かにあんな風に毎日同じことをしていたらそうだね。

夫婦間にある地獄、これは別に地獄巡りで見るほどのことでもないね、社長。

劇団および劇団員全員がぐるになって、新人を発掘して、おだてて、ノルマを課して搾り取るってことあるんでしょうね、社長。これは面白いス!!

20代前半の中途半端に可愛い女優さんや中途半端にかっこいい俳優さんは、煽てられてその気になっているんでしょうね。30過ぎると気が付くのかな。

小難しい芝居を観ていちいち自殺していたら、命がいくつあっても足りませんて、社長!

サークルの後輩をウサッって呼んでいたので、あ、こりゃウサギだなって思いました。アリス的だったし。

蒻崎さん、歌うまかったです!
ZED【12月31日で公演終了】

ZED【12月31日で公演終了】

CIRQUE DU SOLEIL

舞浜アンフィシアター(千葉県)

2008/10/01 (水) ~ 2011/12/31 (土)公演終了

満足度★★★★★

初めて観ました!よかった!
中国の雑技団と比べてみて・・・

身体能力の極限に挑戦!って意味では、中国雑技団もいい線をいってると思いますが、やっぱりシルクは違う!

ストーリー性がある。
衣装が素敵。
歌もあり、生バンド。バンドマンもショーに参加してくる。
パフォーマンスが洗練されている。見せ方も。

サーカスの分野において、総合舞台芸術としては、やっぱり、雑技団より上になりますね。
でも、コストパフォーマンスを考えれば、どちらもいい勝負です。

でもまた観に行きたいなぁ。

福喜多さんちの三兄弟2

福喜多さんちの三兄弟2

劇団925

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2010/06/12 (土) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました。
最初はちょっとゆっくりめ。後からトントントンと。そんな感じのお芝居でした。
役者さんそれぞれが良い味を出しておられました。

堕ちてゆくなまもの

堕ちてゆくなまもの

劇団わらく

中野スタジオあくとれ(東京都)

2010/06/09 (水) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

幻想と現実のシンクロが心地良い!
主役の俳優さん、悩める奥田英二さん風で渋いのが良い!

ネタバレBOX

空に堕ちてゆくなまものとは、死んでいく人間のことでした。

幼いころ母に捨てられたと思い母を憎んでいる男が精神を病み、幻想の世界と現実の世界を行き来しながらも母の生き様を知って、最後自殺するという話。

幻想と現実がシンクロしているところを興味深く見ました。白い衣装の人は幻想で、傍から見ると独り言を言っているように見えるということです。

結構キーマンのような易者の素性が説明されかけたものの結局良く分からず…、そもそも易者なんて嫌いだし…。

ホームレスが男の言葉で故郷に帰る勇気が湧いたというのも何でだっけ。

ま、話の筋がどうのというより、陰鬱な雰囲気の中で主役の俳優さんの渋さが光っていました。
『MIMICRY』 ミミクリ(終演いたしました。御礼申し上げます!!)

『MIMICRY』 ミミクリ(終演いたしました。御礼申し上げます!!)

anarchy film

新宿アシベ会館B1(東京都)

2010/06/01 (火) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★

やりたい事は嫌いじゃない
大きく二つのキツさを感じた。
会場の暑さから起こる慢性的な不快感を吹き飛ばすような、「この会場」である意義が作品に見いだせなかったことが一つ。この内容なら空調のちゃんとしたところでやってもらいたかった。
演劇の呼吸が上手くとれていなかったことがもう一つ。特に無闇に数多く長い暗転には、まだまだ二次元と三次元の質量差を把握しきれていない(か、その質量差に手をこまねいている)演出という印象を受けた。
これは多分演出をスマートにするだけで2時間切って観やすくできる芝居だなと。

カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

キコ qui-co.

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/06/11 (金) ~ 2010/06/14 (月)公演終了

満足度★★★★

ほぉ
静かだけど、熱いのかな

よせあつめフェスタ

よせあつめフェスタ

プロジェクトあまうめ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2010/06/13 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

美味しくて楽しくてお腹いっぱい!な公演。
場所における偶発性のつぶやきに、スケジュールの空いてしまった劇場を『穴埋める』救世主的なつぶやき、延いては緩い助け合いの精神からはじまった企画公演が、演劇の常識を覆してしまったかもしれない、ビッグな結果に。
最初ついったーでこの企画を知った時には半信半疑だったのだけども、公演に至るまでのドキュメントをついったーでみる度に、ドキドキワクワクさせられた。
面白そう!という素朴な好奇心から携わったひとたちによる公演だったためか、やらされている感が全くなかったことが観ていて非常に心地よかったし、人のチカラってすごいなぁと素直におもった。
本編はとても2週間で準備したとは思えぬほどの完成度の高さ。役者の演技も素晴らしく、スタッフワークもみんなに楽しんでもらう配慮がナチュラルにこなされており、何だか胸が熱くなった。
このような突発的な祭りにまた今度、はないものかもしれないが、また観たい!気持ちが募る公演だった。

ネタバレBOX

前説と前前説がある公演ってはじめてみました。前前説では、なんちゃらの関村氏がうだうだ何かしゃべってましたが、「携帯電話の電源はお任せします」的なことを言っていたことしか記憶にありません。汗

前説では、オケタニ氏が以前ENBUゼミに通っていたころの裏話や、ウルトラマンや仮面ライダーの1シーンを映像でみながら、ツッコミを入れていくだけのシンプルなトークショーだったのですが、オケタニ氏のヒーロー愛がたっぷり感じられる内容で、これがめちゃくちゃ面白かったです。

さて本編は、短編6つ。物語に前後のつながりは特にありませんでした。

一話目。
今回の公演の発端である『ツイッター』を題材にしたお話で、ツイッターでつぶやきまくっている女子社員と社長の休憩時間の雑談。女子社員のつぶやきに興味津々な社長は「社長は社員を愛している」のでアカウントを教えるよう命じるものの、「社員は会社を愛している」とあっさり断られ、それでも何とか女子社員の気を惹こうと自身がツイッターでつぶやいているエロポエムを音読しようとしたりする。この時、応援団のようなスタイルで意気込もうとする社長が可笑しい。ラスト、「球団買った(なう)」とツイッターでつぶやく社長が、後の孫○義である、とのナレーションのオチに場内爆笑。まさに一話目にふさわしい内容でした。

二話目。
舞台は、とある男の子(仮にAくんとします)の部屋。
Aくんの家で遊んでいるオトモダチ(仮にBくんとします)は、『明日バイトがあるから』もう家に帰りたそうなのだけど、Aくんは、Bくんのライフスタイルを邪魔したいのか、一緒にまだ遊んでいたいのか、理由は何なのかよくわからないけど、とにかくあれこれ理由をつけて、時にはウソをついたりして何とかBくんを家から帰らせないようにしている、っていうただそれだけの話。
朝からバイトのBくんが、朝マックで働いてるってことにAくんは勝手にしてしまったり、マクドナルドの略し方がマクドナだったり、すき焼きしようと思いたったり、ペプシコーラを開ける時、ペプシ!って音がしないのはなんでなんだろーとかにわとりの鳴き声がアメリカと日本じゃ随分違うよねーとか、特に何がある、って訳でもない無駄話がだらだらと続いていくだけで、結局彼らの名前すらよくわからなくて、ヨモギダとかいう何やら陰謀を企てているらしいひとしか固有名詞は出て来ないんだけど、Aくんのホラ吹き話しをもっと聞きたいって思えるクセになりそうな絶妙な間とふたりの仏頂面と視線が孤高でよかった。六話みたなかで、私はこの話が一番好きだったかな。

三話目。
知りあって間もないお見合いパーティーが趣味のスピカ、この3人のなかで中心的存在の何故か自分のことをビッチって呼んで欲しいと懇願する女の子、2人の会話の聞き役に徹するおっとりなナオちゃん。ら3人がお互いの親睦を深めるために、どっかの貸し切り会議室でおしゃべりをする話。
お見合いと掛けて相撲と解きます。その心は・・・『見あう』的な、ビッチとスピカの相撲は見物。体当たりでぶつかりあったふたりが、最後、握手を交わし、満足気な顔をして退室し、最後にここの場所台が21万なので、ひとり7万円づつお願いしまーす!と言ったスピカに「えーシアターミラクルより高いじゃん!」の捨てゼリフに、脚本家のセンスを感じた。

四話目。
喫茶店を切り盛りするお兄ちゃんと、ニートな姉、学生(だったかな?)の妹の話。ニートな姉はカフェの店長になりたいのだが、どうしたらいいのかわからない。妹にはとにかく働け!と怒られ、取っ組み合いのケンカをするものの、途中で疲れて姉は寝そべってしまう。突然姉の運命を変える電話がなって、スーパー○ショーのレジ打ちに見事合格したとつたえる、ラストは爽快。

五話目。
体内グーグル(笑!)の検索をかけて唯一、ヒットしたトモダチひとりと別れた妻の兄とともに、ロックバンドを組んで、余命いくばくもない別れた妻を勇気づけようとする夫の話。
楽器を弾いたこともなければ歌ったこともない元夫が、音楽があれば何とかなりそう、という幻想を抱き、同じく音楽に全くド素人なふたりを、めちゃくちゃな論理を振りかざして巻き込んでいく様は圧巻。弱り果てて行く妻を横目に病院内の看護婦と安易な浮気に走ってしまった夫が、もうしゃべることもできない妻からくる不意打ちの電話口で、彼女が何を言っているのかわからなかったけれども、彼女を気遣うやさしい心がまだ彼に残っていることには救いがあるように思え、やっぱり最後は3人でバンドやろう!ってことで団結するのは、彼らの遅すぎた青春を観ているようで、痛々しいけれどもいいな、とおもった。この話しは六話の中で唯一、長編で観たい、と感じた作品であった。

六話目。
部屋のなかにいる男女。ふたりは向かい合っているものの、彼らの間には、透明な石があり、これ以上近づくことができない。この石を通して彼女を見ると彼女はふたつに分裂しているように見えるらしく、彼は彼女を「君たち」と呼ぶ。この導入部分はかなりいい。最初彼がこれぐらい、と両手で示した石の大きさが彼女が触れる大きさとずいぶん異なっており、同じ大きさを共有していないことがふたりの距離感に大きく作用しているのかとおもうと面白くおもえたのだが、見えない透明な石が、途中から赤い石に変わり、最後は石の大きさが彼と彼女がこれまで触れた大きさとはずいぶん違った適当な大きさに変わり、そのことに対する説明は、特になされておらず、赤い石というのも情熱の赤に見立てた、とか何とか思わせぶりな発言があるだけで、でも、最後にふたりが外に放り投げた石でふたりの共通の知人であるらしいスズキくんはつぶれて死んでしまったので、透明の石は重かったということになる。
のだけれども、この石の心理的な質量の注訳がなされていなかったことから、ただ何だかよくわからない話しに終始してしまったのが惜しい作品だった。

上司と部下、トモダチ、家族、知人、複雑な関係、恋人・・・。6話のなかで、関係性がひとつもダブっていなかったことも楽しめた要因だった。
余談だけど、6月のカレンダーの『13』にだけパンチで『穴』をあけたまぁるいチケットも凝っていて素敵だった。
庭劇団ペニノ『アンダーグラウンド』

庭劇団ペニノ『アンダーグラウンド』

庭劇団ペニノ

シアタートラム(東京都)

2010/06/06 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

ほぉ
期待以上でした!

カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

キコ qui-co.

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/06/11 (金) ~ 2010/06/14 (月)公演終了

満足度★★★★

堅守速攻
qui-co、初めて観劇。

劇場のセレクトも演目もどちらかといえば
イマドキではなく、熱くて人間臭い。
しかし、黒澤世莉のサッパリした演出と
女優 堀奈津美の華やかさが
その暑苦しさに涼やかな風を通しており
作風に反してとっつきやすかった。
作家と演出家の組み合わせがよかった。
また観たい。



≪演出についての感想≫


ある教団がかつて起こした「事件」。
登場人物達の家庭に起きた「事件」。
それによって、家族関係・人生までもが
大きく軌道を変えてゆくというお話。

芝居は「とある事情」で郷里を離れていた兄が、
父の葬儀で久しぶりに実家を訪れたところから始まる。

舞台は黒を基調とした抽象舞台で、
喪服の男が二人出てきてフツーに喋っているだけ。
二人の複雑な関係や、事件の全容など肝心のところは
語られないので、冒頭はとても地味な時間帯であった。



黒澤世莉の演出作品は過去に5回観劇していて、
人間関係や場の空気を丁寧に創って見せる
ドラマのような作品が多いと感じていた。
よって、「やばい。飽きるかも。」と思った(笑)。

ところが、今日の観劇でキュンときたのはこの後の展開で
芝居全体のリズムが途中から起伏を持ち始めたのだった。
特にラスト20~30分は急速にスピードアップするのと同時に
登場人物達が冒頭30分では押さえ込んでいたいろんな感情が
鮮やかに爆発し、物語にグッと引き込まれた。



脚本の良し悪しは自分には判断がつかないが
楽しめた最大の要因は演出であろう。
「芝居のリズムに起伏が~」と書いたけれど、
「リズム」というのは台詞が刻むビートのBPMという意味だけではない。
観客に提示される情報量、投入される照明の光量、音楽、
女優の衣装替え、立ち位置の変化、動きなどが連動して
「リズム」のようなものとして感じられたのだった。
粋な試合運びだった。

また、特筆すべきはそのリズムが機能するために
冒頭の地味な(と自分には感じられた)時間の存在が不可欠であり、
黒をベースにしたディプラッツの一部のような
渋い抽象舞台も一役買っているという点である。
(後半では時間空間をシャッフルして舞台が様々な使われ方をする)

なんか海中生物とかで、ずっと砂の中に身を潜めていて
獲物が近づくと物凄い勢いで襲い掛かるヤツがいたりするけど、
そんな感じのする芝居であった。



≪役者 堀奈津美についての感想≫


約10ヶ月振りに観た。
これまでネガティブな感情吐露が冴え渡るイメージがあったが、
今回の配役はポップな一面でも舞台に彩をあたえており、
守備に攻撃にバランスよく参加していた。
実年齢に近い年齢設定であったように思え、そこがプレーに安定感を
もたせていたように感じた。

描かれているのは人間やし、喜怒哀楽みたいなシンプルな感情だけしか
出さないわけではない。
今回の配役は特に色で喩えるなら「赤を下地に上塗りした藍色」とか
「黄色と灰色のマーブル」とか、ねじれた、微妙な、難しい感情表現が
多かったように思える。
うまく文章にするのは難しいし、作家と俳優が表現したかったことが
全て受け取れたとは言い切れないけど、
ちゃんと一人の人間の人生に触れた感がした。
2500円の見ごたえがあった。



---【蛇足】---

また、こういった実際の事件をベースにした演目を
例えば新転位21の俳優が極限状態まで稽古して中野光座で
上演したって、ポップなオーディエンスは遠ざかるだけだろうと思う。
堀奈津美が演ることにも意味があったとも言える。
足を運んだお客さんはラッキーだったと思う。

事件と家族についてちょっと考えてみたくなった。
ずっと気になってた塩田監督の映画『カナリヤ』も観てみよっと。



なっちゃん、せりさん、御馳走様でした!

「花サク」

「花サク」

劇団マニアック先生シアター

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/06/11 (金) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

感性が研ぎ澄まされる
音も声も映像も体も流れあるもの全てがよどみなく進んでいった。
感想をコトバで表わすのが難しい。余韻の残る作品です。

カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

キコ qui-co.

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/06/11 (金) ~ 2010/06/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

感動しました☆
饒舌に演劇を語れる程の場数はないのですが…

この劇は、凄かったです。感動しました。

ここまで密度の濃く、研ぎ澄まされた演劇は、初めて観ました。
広くない空間に居合わせられるこの劇は…贅沢な空間と時間でした。

そして…私の心に響きました。

4人の役者さんの感情の波を感じて…
普段は見えない、ココロの内面を感じました。

あ、私もそういうココロ、持っているかも。
ココロって、生きてゆくって、水面下はこんな世界かも。
…とか。

一言で言うと…

“見れば分かる、見て欲しい”

もう今日で千秋楽ですが、友人等にも勧めたい1本です。

Do!太宰

Do!太宰

ブルドッキングヘッドロック

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/05/14 (金) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった。
関係性を把握するのに時間がかかった。太宰読んだ事無いけど楽しめました。

ヒメ

ヒメ

チェリーブロッサムハイスクール

吉祥寺シアター(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

想い…
ラストシーン美しすぎて号泣してしまった。

庭劇団ペニノ『アンダーグラウンド』

庭劇団ペニノ『アンダーグラウンド』

庭劇団ペニノ

シアタートラム(東京都)

2010/06/06 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

うつくしかった
斬新!なんか不思議な世界でした。

何も言えなくて...唖

何も言えなくて...唖

ゴキブリコンビナート

木場公園 多目的広場(東京都)

2010/06/11 (金) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

箱が崩壊する
可能性もあるのにすごいですねぇ、しかも2台。役者が動かしてるほうが長くない?!

さっぱり!親子丼

さっぱり!親子丼

動物電気

駅前劇場(東京都)

2010/06/05 (土) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

立って笑って大はしゃぎ!
いやー面白かったー!初めて拝見したのですが、
それもこれもボケと突っ込みが最高過ぎました。
バカバカしいほど発想が凄すぎます!

ネタバレBOX

ふんどしファックス最高。
あと、義兄さん人形気になりました。
よせあつめフェスタ

よせあつめフェスタ

プロジェクトあまうめ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2010/06/13 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

層が厚い
というか演劇関係人口の多さだろうなぁ。メディア論的なこともおもしろいけど。

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