最新の観てきた!クチコミ一覧

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水をめぐる

水をめぐる

劇団こふく劇場

西鉄ホール(福岡県)

2010/04/29 (木) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

宮崎の伝統芸能
神楽とか能っぽい動きをする現代劇だった。知り合いが宮崎弁がなつかしいと言ってたので、これが宮崎弁なのね、と納得。
きれいだな〜とうっとり見ているうちにうとうとと眠気が。。(^_^;
福岡では見られない形態なので、こういう舞台は演劇人や観劇人への刺激となるかな。

15 Minutes Made Volume8

15 Minutes Made Volume8

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/04/29 (木) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

満足度★★★

企画はおもしろい
こういう企画をやり、横のつながりを構築すること
また、観客への宣伝の場としての役割は十分に果たしている。
肝心の中身は・・・

ネタバレBOX

15分という短い時間、6団体合同ということで舞台美術の簡素化
さまざまなハンデがあったので一概にそれぞれの作品を評価してはいけないのかもしれないが・・・

どうも最近の若手演劇団体は笑いに走る傾向にあるらしい。
今更、演劇とコントは違うなんて言うつもりはないけれど
笑いがある舞台がよい舞台という信仰めいたものがあるらしい。
共感できる部分と理解出来ない部分。
そのバランスが大事なのではないかと自分は考えたりするわけで
ただただ共感されて笑える舞台もいいがそれだけでは刹那的で記憶に
残らないし、新たな感動というものも得られない。
また、一方で何が伝えたいのかまったくわからない舞台も考えもの。
見る側がその意図を考えて想像で補完するのも観劇の楽しみの一つだが
その要素となるもの指針となるものさえ曖昧な表現でしか
提示できないとなると、気持ちの悪さだけが残る。

また、ちょっとサボってんじゃないの?
という傾向ある団体も多々あった。

唯一、面白かったのは”芋屋”
やっていることは戯画的でバカだなぁと思うけれど
その馬鹿さ加減を妥協なくちゃんと完成されたものとして
提示していたのはこの団体だけ

ほかの団体も面白い要素があったので
もっと突詰めていってほしい。

残念だったのは”時間堂”
ここの団体をみたいと思って観劇した分
正直、落胆した。
同じ場所で違う時間軸が交差している
といった設定は面白いが見せ方がまずい。
二組の男女(同一人物たち)が交互に対話を繰り広げるのだが
一方のダイアローグからもう一方に移るときのやり口がマズすぎる。
しゃべっていない方をよりよく注意していたのだが
細かい表情の変化や身体の動きなどはあるものの
そこに宿るべきその人の心情のようなものが全く見えてこず、リアリティがなく
ただ台詞を言う順番を待っているようにしか見えなかった。

末尾になるが”PLAT-formance”はふざけすぎで(中身も役者の演技の質も)まったく好感が持てなかった。
アメリカン家族

アメリカン家族

ゴジゲン

吉祥寺シアター(東京都)

2010/04/29 (木) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日から完成度が高い!
 200席以上ある吉祥寺シアターで2階席まで満席。勢いのある劇団の勝負を賭けた公演はやはり違う。初日から完成度は高く、練習が行き届いていることがわかる。役者同士の間合いも絶妙だ。

 次男の誕生日を題材に、母親が家出をして崩壊しつつある家族の、なんとか崩壊を防ごうとする涙ぐましい努力と、どんなに取り繕ってもぼろぼろと崩れていく様子を少しデフォルメしながら切なく描いている。

 客演陣にさまざまな劇団から味のある役者を揃え、登場人物一人一人がそれぞれ違ったタイプながら全員破滅型という、その役の設定が作品を面白くしている。

役者では長女役の安藤聖が気の強い長女役を好演、素敵だった。また父親役の島田曜蔵が、芝居を支える。この人がいなかったらこの芝居は成立しなかっただろう。

ネタバレBOX

 しいて言うなら時間がやや長かった。密度の濃い芝居だけに観客側の集中力が途切れる瞬間がある。

 そして客演陣に中心的な役回りを与え、ゴジゲンの松井大悟と目次立樹は脇の難しい役を演じている。彼らをもっと中心に見たかったと言ったら欲になるか。
水をめぐる

水をめぐる

劇団こふく劇場

西鉄ホール(福岡県)

2010/04/29 (木) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

土俗的かつ現代的
宮崎弁とユーモラスな動きから
「日本昔話」みたいな感じかと一瞬思ったら、
人間の心の暗部がじわじわと描かれていて
いい意味で裏切られました。

生きていくのは、きれいごとだけじゃないなぁ。。。

ネタバレBOX

神楽や狂言などの要素がとりいれられて、舞台もそれっぽい四角の舞台。
衣装も上は白の着物、下に黒のレギンス、柄の着物等。

土俗的で性に対してもおおらかな民話の世界観を醸し出しつつ、
音楽は邦楽の楽器ではなく(たぶん)現代的なものを使っていて、
そのバランスが洗練された場を作っていたように思います。

水の周りをぐるぐる廻っているのが、おかしかった。

下手のかなり端で見ていたので、
あべゆうさんの体に目がくぎ付けでした。
夢の裂け目

夢の裂け目

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/28 (水)公演終了

満足度★★★★

紙芝居屋が東京裁判を語る
紙芝居屋が東條英機の裁判を語ってしまうあたり、お見事。
あういうアプローチをするんだ。
井上ひさしならではの描きで、感心しました。
個人的に土居さんヴォイスのファンなのでその点でもかなり嬉しい。
あと2作の『夢の~』のチケットが取れなかったのが残念無念。

In The PLAYROOM

In The PLAYROOM

DART’S

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/04/27 (火) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

満足度★★★★

こりゃおもしろい。
前のタイミングでは観れなかったので、今回観劇できてよかった。
こりゃおもしろい。くいいるように観ました。
飲み物までついていて、感激。
しかしな、夜の回が20時開始って、遅過ぎでしょ。
しかしな、<以下一応ねたばれ>

ネタバレBOX

終盤になってからの、じゃじゃーん、実はーっ!っていうひっくり返しの展開が多過ぎて、くどいかな。
15 Minutes Made Volume8

15 Minutes Made Volume8

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/04/29 (木) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

またたくさんの新たな出会い
前回面白かったのでまた行きました。
舞台美術がパワーアップしていたし、出演6団体どれもおもしろかったです。
この企画、本当に素晴らしいと思います。
ぜひぜひ続けていってほしいです。
あー、笑った。
各団体ごとの詳しい感想は長くなりそうなのでブログに書きます。

In The PLAYROOM

In The PLAYROOM

DART’S

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/04/27 (火) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

満足度★★★★

強引な設定なのだけど…ドキドキ!
「そんなのありか?」と突っ込みたくなるくらいの強引な設定なのに、観ていてドキドキしてしまうのは、役者さんのうまさか、脚本のよさか・・・
これは演劇だからこそ成立するサスペンス!

7の椅子 6

7の椅子 6

7の椅子

劇場MOMO(東京都)

2010/04/28 (水) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

満足度★★★★

三編の取り合わせが絶妙
ちょっとコワい&ちょっと切ない、な、かすかにリンクした2編の後に嘘を重ねる王道コメディという取り合わせが絶妙。
また、王道コメディとはいえ終盤に一瞬ホロリとさせるのも巧い。

夏の砂の上

夏の砂の上

Pカンパニー

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/04/28 (水) ~ 2010/05/03 (月)公演終了

満足度★★★

人間関係の静かな漣
松田正隆さんの芝居は、結構観ていますが、最近の作品より、昔の作風の方が好みです。
この作品は、1999年の文学賞受賞作ですから、もう10年ぐらい前の作品なのでしょう。
ですから、結構、好みでした。
面白いかと聞かれたら、ちょっと即答には迷いますが、でも、決してつまらなくはない舞台です。
磯貝さんが、とても、松田作品の波長と合う演技をなさるので、何だか作品世界にすんなり誘われてしまうのです。
客演の尾崎愛さんもとても良かった!!私が男性客なら、彼女の虜になってしまうのではと感じました。

ネタバレBOX

別役作品に、電柱と死体がつき物みたいに、松田作品には、雨や子供の死、うまく行かない夫婦関係などが、必ずついて来るようです。
セットには、必ずと言って良いほど、長机が出てきます。
そんな松田作品の静かな時間の流れにピッタリのキャストと演出だった気がします。
後で事故死してしまう、主人公の同僚が、「眠くなった」と居眠りを始めた時、私も何故か睡魔に襲われたものの、それ以外は、結構単調な流れにも拘らず、ずっと舞台に集中できました。
特に台詞で説明せずとも、登場人物の心の内が如実にわかる作劇は、さすがだと感じます。

陣野の妻が、主人公の治の許に、泣き言を言いに来るシーンには、ちょっともらい泣きしてしまいました。このシーン、全体の単調な流れの中で、良いアクセントになっていました。
治と姪の優子が、雨水を飲むシーンは、如何にも松田作品らしさに溢れ、秀逸な場面でした。
最後、治が職場の事故で、指を失うという設定は、必要悪だった気がします。それがない方が、リアルな家族劇、人間劇として、洗練された空気に満ちていたように思うのですが…。
動け!人間!

動け!人間!

鰰[hatahata]

アトリエ春風舎(東京都)

2010/04/16 (金) ~ 2010/05/05 (水)公演終了

満足度★★★★

「出世魚」白神ソロダンス 〜一世一代のソロ〜
「出世魚」メイン企画は、岡崎藝術座の朝公演同様、お散歩付きである意味健康的な楽しさ。が、出世魚企画中出色なのが「白神ソロダンス」。昨今のコンテンポラリーダンスをさくっとパロった返す刀で、バレエもめった切り。その刀には毒ではなく、愛が詰まっているのも切実に伝わってきて。その愛の歪みっぷりが、また、人間らしさを醸し出していて。空間構成力も確かで、あんなにきちんと踊れているダンスを観ながら大爆笑したのは初めて。美しいダンスも作れるのに、おバカダンスを創ってしまうその情念と思想性まで透けて見える、まさしく一世一代の目が覚めるようなソロ。生きる活力をもらったような、本当に嬉しい時間であった。

水をめぐる

水をめぐる

劇団こふく劇場

西鉄ホール(福岡県)

2010/04/29 (木) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

やっぱり美しい
形式化された動き、リズミカルな打楽器の音がおもしろく、宮崎弁のイントネーションがゆったりとここちよい。わけはよくわからなかったけれど、照明や音や装置や衣装が、シンプルながら非常に美しく、世界をつくりあげる助けになっていた。こういう舞台をもっとたくさんの人に見てもらいたいよなぁ。

アンポテンツ

アンポテンツ

劇団チャリT企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/04/28 (水) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

なんだろう
初日のせいか冗長な感じが…。
温まるまでに時間がありました。

部分的に面白かったです。
カムカムミニキーナの女優さんの熱演と
岡田さんのジャンプがよかったです。

ネタバレBOX

古典好きは楽しめるのかな。
ゴドー待ちあんまり知らないんで…90分長かったです…。

残るものがなかったのでちょっと残念でした。。
パンラが野毛にやって来た★GA~!GA~!GA~!

パンラが野毛にやって来た★GA~!GA~!GA~!

studio salt

OFF OFFシアター(東京都)

2010/04/24 (土) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

満足度

地元愛は満載だけど
登場人物の名字が「桜木」「鶴見」「戸塚」「反町(さすがに[そりまち]でしたけど)「石川」と横浜に縁のある地名が満載。
野毛山動物園ならぬ野毛丘動物園を舞台にしたゆる〜いコメディ。

ネタバレBOX

でも正直ゆるすぎた。まぶたの重さに負けてしまったのに、それでも話には全然ついて行けたことにも驚いた。
微細なエピソードとクライマックスシーンに精力つぎ込み過ぎで、全体的に抑揚がなくなってしまった感じでしょうか。
横浜では人気ある劇団なのかなー?
PerformenⅤ~Purgatorio~

PerformenⅤ~Purgatorio~

電動夏子安置システム

ザ・ポケット(東京都)

2010/04/21 (水) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった!
今回も感動した、笑った。芸術性も評価する!
脚本と演出の難しさを、上手く役者達が表現できていた!
とても楽しめた!

はつかねずみと人間

はつかねずみと人間

ワザヲギプロジェクト

東演パラータ(東京都)

2010/04/28 (水) ~ 2010/05/05 (水)公演終了

満足度★★★★★

あまりにも秀逸な舞台に感無量!
スタインベック「はつかねずみと人間」を舞台化した作品。初観の劇団だったが、舞台セットといい、キャストの演技力といい、非の打ちどころがなかった。いあ、それどころか終盤の悲哀には号泣したほど。
完全無欠のストレートプレイ。

以下はネタばれBOXにて。。


ネタバレBOX

純情で白痴の大男レニーと目端が利く小男ジョージは幼馴染の季節労働者である。二人は貧困に苦しむが、奇妙な、それでいて暖かいお互いの友情に支えられる。彼らの夢は、金を貯めて自分達の小さな農場を持つことであった。叶う望みの薄い夢に向かって現実の厳しさに耐えてきた二人であったが、ある日、レニーの過ちが元で夢は破れ、悲劇が訪れる。

舞台はアメリカの農場労働者の夢と現実の悲哀が見事に描写されていた。苦しい状況の中でも夢をみることでお互いを支える友情。しかし、その友情さえも奪ってしまう現実の厳しさ。そのことを感じ取るだけでも、本公演は観劇に値する。

舞台はメイに関わったレニーが些細な誤解や不運で起こった悲劇だったが、この物語の特徴は悪役らしき人は出てくるが、そういう人達もどことなく同情を誘うように描かれている。結果、悪人はいないのに些細な誤解が元で悲劇的な結末を迎える。「しかたがねえよ、ジョージ。まったく、しかたがなかったのさ」というスリムの言葉がすべてを語っているという気がした。「しかたない」だけに非常に悲しい。

終盤、メイを誤って殺してしまったレニーをカーリーと農場労働者が射殺しようとくまなく探すが、その前にジョージがレニーの後頭部を打ち抜く場面でのジョージのセリフが胸を打つ。舞台はこの二人の悲劇で終わるが、この二人の演技力あってこその感動だった。観客の感情をうまく高めて芝居に感情移入させてくれる。見事な舞台だった。どのキャストも見事な演技だった。

ああ、素晴らしい舞台を観ると満ち足りた幸福感を味わえる。
ソルフェリーノの夜明け-アンリー・デュナンの生涯-

ソルフェリーノの夜明け-アンリー・デュナンの生涯-

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2010/03/26 (金) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★

良い演出だった
2本とも、いつもの宝塚公演と少し違っていて、個人的には良い演出だと思った

ガイズ&ドールズ

ガイズ&ドールズ

東宝

シアタークリエ(東京都)

2010/04/03 (土) ~ 2010/04/30 (金)公演終了

満足度★★★

笹本玲奈さん
意外と登場人数が多くて、予想より4人の主役のイメージが薄くなった気がします。宝塚公演との違いがあまり感じられず残念。錦織さんが今一つ。

2人の夫とわたしの事情

2人の夫とわたしの事情

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/04/17 (土) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★

面白かった
松さん、お茶目な役は自然に面白い。二人の夫も絶妙なバランスでよかった

戯伝写楽

戯伝写楽

フジテレビジョン

青山劇場(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/17 (土)公演終了

満足度★★★

普通に面白かった
初日見てきました。
おもしろかったです。
恋愛風味があっさりなのが良かったです。
大和さんが生き生き演じられていました。
ソニンさんの気迫がすごかった。
橋本さん東山さん山路さん、それぞれいい味出してました。

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