
モグラ町1丁目7番地
龍昇企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/10/27 (水) ~ 2010/11/03 (水)公演終了
満足度★★★★
おもしろかった
不思議な芝居でしたが 世界がはっきりしていて、楽しめました。話に大きな展開があるようで無いし、前回観なくても、いつ終わってもいい感じが面白かったです。最後があまり好みではないですが 中年兄弟って魅力的

僕はまた今日も 未完成の音楽で唄う
東京ELECTROCK STAIRS
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了
満足度★★★
素敵
ダンスというか身体表現で、とても楽しかったです。 ご本人の魅力的なキャラクターが素敵でした。自分の中に音楽を感じている感じで これは、無音でも魅せれる人なのでは と思ったのですが実際後にそういう場面を見てみると、ちょっと違和感。 チラシにあまり惹かれない

飴屋法水『わたしのすがた』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎(受付)、巣鴨・西巣鴨周辺の4会場(東京都)
2010/10/30 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇なのかアートなのか…
飴屋法水氏の作品は
東京グランギニョルの頃から見続けている。
演劇なのかアートなのか…今回も驚かされる。
そこには普通であって普通ではない空間が待っていた。
説明にもあるように「 戯曲も舞台も俳優もない「脱・演劇的装置」」。
そこに息づく何かを感じながら4つの会場を鑑賞。
そこに息づく、息づいていた何か「人」「時間」「物」「言葉」を体験し
約1.5時間かけてゆっくり隅から隅まで堪能した。
暗い時間に見たが、明るい時間に見た方が光を感じられていいかも。
私も昼間にもう一度見直す予定。
たぶん全く違う「わたしのすがた」が見えてくるはずだから。
言葉では言い表すのは難しい…。気になったら是非とも体験を。

タンゴ-TANGO-
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/11/05 (金) ~ 2010/11/24 (水)公演終了

タンゴ-TANGO-
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/11/05 (金) ~ 2010/11/24 (水)公演終了
満足度★★★
不思議な魅力のある芝居
考えてみると、相当、粒揃いのキャストで、贅沢な舞台でした。
森山未来さん、初舞台から拝見していますが、いつの間にか凄い俳優さんになったなあと感慨深いものがありました。
今の若者のしたり顔の幼児性も仄見え、大変興味深い作品でした。
一幕は圧倒的に面白く、ニ幕は、一般的不条理劇風になり、途中眠くなったりしました。
一幕は、☆4、ニ幕は、☆2で、トータル3ぐらいでしょうか?

海と日傘
天戸日和
イワト劇場(東京都)
2010/11/05 (金) ~ 2010/11/10 (水)公演終了
満足度★★★★★
静かで確かな演技力
「素晴らしい!」のひとこと。夫婦の心の機微を綴った物語だったが全てのキャストの演技力がオニ素晴らしい!まったく欠点の無い舞台でした。観られて幸せ。
以下はネタばれBOXにて。。

ハコモノ
劇団お座敷コブラ
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

ホシニカエル
早稲田大学劇団木霊
早稲田大学小野記念講堂(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/03 (水)公演終了
満足度★★★
外へ向かうチャレンジ精神を評価!
劇団木霊には365日24時間使えるアトリエがあるので、大体の公演は基本そのアトリエで行うわけなんです。なんてったって本番2週間くらい前から本番仕様の舞台で稽古したり出来ちゃいますからね!そりゃアトリエでの公演がいいですよ!
そんなアトリエを持ちながら小野記念講堂という早稲田内の“外”に進出した今作。その姿勢だけでも充分に評価したいと思います。ただ、作品としてはチョット落ち着いていた感もあって少々もったいなかったかなぁ…とも。アトリエという武器を普段活用している団体だからこそ、外でも出来る事、外でしかやれない事…そういった部分がフルに出ていたかというと少々疑問。ちょっともったいなかったです。来年以降もドンドンこういったチャレンジをしていってアトリエ外でも良い作品を見せられる劇団になっていって欲しいなと祈ります。
こういう企画がもっともっと出て、大学と劇団がもっともっと繋がってくるといいですね。早稲田の演劇はどうも大学側から虐げられてるようにも感じる時があったので…。

ハコモノ
劇団お座敷コブラ
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
満足度★★★★
好み次第かも
好みが分かれる劇団だなと思ったけど、自分は大満足だった。
頭をフル回転にしないと分からない謎はちょっと疲れたけど、逆にこれくらい最小限にヒントを抑えるのもいいのかもしれない。(最近のミステリーは観客に合わせすぎているところがあると思う)
伏線もちゃんと張れていたし、回収もされていた。
何人か若い俳優を使っていたのも、好感が持てるが、やはりまだまだといった感じ。

通し狂言 国性爺合戦(こくせんやかっせん)
国立劇場
国立劇場 大劇場(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/26 (金)公演終了
満足度★★★★★
華美できらびやか
近松門左衛門による作。中世の中国をの史実を元に作られた通し狂言
壮大なスケールでの異国の活劇。市川団十郎さんがぐいぐいと芝居を引っ張る。藤十郎さんの錦祥女はさすがといった風格。久しぶりの歌舞伎観劇で合ったが、今回はあたり

カーディガン
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2010/11/01 (月) ~ 2010/11/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
スマートなコメディー
中井貴一さん、いろいろな役をやられるが、こういうコメディーが一番合うような感じがする。
今回はリストラされて怪我にあってしまう役柄だが駄目さ加減が実にいい。市原隼人さんも、うまく役柄を演じている。
脚本、演出もスマートであり、いい芝居を観たなという感じ

乱歩の恋文
てがみ座
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/10 (水)公演終了
満足度★★
ナルシズム
俳優たちの演技がどうにも自分に酔っているように思われ受け付けなかった。演技の問題というより台詞の問題かもしれない。主演の女優にだけは説得力を感じた。

乱歩の恋文
てがみ座
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/10 (水)公演終了

葬送の教室
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2010/10/06 (水) ~ 2010/10/13 (水)公演終了
満足度★★★★
どれもが合っている
どの役者が吐く台詞も、どの役者が演じたキャラの心情も、どれもが間違ってないと感じさせられる。
役者陣に関しては、演技など相当苦労したと思われるが、客席まできちんと、気持ち・心情・痛みなど伝わってくるように作り上げた、詩森さんと各役者陣に脱帽です。
素晴らしい舞台でした。

無邪気で邪気なみんなのうた【総製作期間2週間終了しました!】
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/10/08 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★
カオス空間だ(笑)
幼稚園が舞台ということで、幼稚園児を演じた役者のキャラ設定は5歳が基本です。
これが不思議と幼稚園児に見えたり、見えるからこそ変に大人びてる台詞に笑わせられました。
もう不思議なカオス空間でした(笑)
面白かったです。

【ご来場ありがとうございました】も字たち
FUKAIPRODUCE羽衣
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2010/11/09 (火) ~ 2010/11/25 (木)公演終了
満足度★★★★★
相変わらず楽曲が素敵だ。
ゴールデン街劇場は彼らにとってホームグランド。最近、大きな劇場での公演が多かった羽衣だが、本拠地に戻って伸び伸びと演じている様子がわかる。
相変わらず糸井幸之介の楽曲が素敵だ。初めて聞いても耳に心地よく響く。歌も踊りも進化しているようで見ていて気持ちがいい。2バージョンあるそうだが、台本は同じ、音楽だけ違うという試み。そういう2バージョン今まで聞いたことがないぞ。楽しみでならない。
ちなみにこの劇団、最近、全ての観客に無料で台本を配ってくれる。これは凄い。公演を観る前に台本を見ることが出来るのだ。そんな劇団、他にあるだろうか?あらためて、糸井幸之助の書く台詞を文字で読んでみたが、台詞自体も音楽になっている。

りんご 木村秋則物語
シーエイティプロデュース
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2010/11/05 (金) ~ 2010/11/14 (日)公演終了
もっと仕掛けがあったら
脚本の生真面目さを
脇役梅沢やラッパ屋木村の演技力で和らげる
栗山演出が見事。
ホンに趣向があれば、大作の域だったかも。
こういう真面目な実話系の芝居が
大箱のルテアトル銀座で平日満席というのは、
ちょっとビックリ。
役者(V6長野クン)の集客力に拠るところなのだろうか。
カーテンコールでも笑わないサトエリが印象的。

お前がオールドファッション買ってきたんだからお前が食えよ!
試験管ベビー
ユースクエア(名古屋市青少年交流プラザ) (愛知県)
2010/11/06 (土) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
満足度★★★★
試験管ベビーらしい舞台でした
とある雑誌編集部
ドーナツを溺愛する編集長のわがままのため
散々振り回されるスタッフ達
一癖も二癖もある作家に
「ドーナツ」をテーマとした作品を依頼しに行くものの…
と
細かいストーリーを書き始めるときりがないので
思いっきり省略(;´▽`A
次号はドーナツをメインテーマとした特別企画
新人記者・田代を含めた編集者達は
無理を承知で作家の元へ
そこで出てきた作品は
アル中の漫画家・青塚不二夫
「あくまで秘密のアッコちゃん」
ノリがいいのか悪いのか歴史小説家・吉波尚太郎
「隠し剣鬼の爪のドーナツ」
パクリばかりの映画作家・吉崎駿
風の谷出身!?
赤い服を身にまとい
腰には針の剣…
「一人暮らしのウリエッタ」
とりあえずアーティスト・吉渕剛
インタビューの内容は
逮捕歴・広島暴力事件・ギター弾けない&口パク疑惑?
お調子者写真家・ヨラーキー
「は」の文字の右上にドーナツで『ぱ』
「ひ」にドーナツで『ぴ』
ハイキングに出掛け行方不明の漫画家・吉井儀人
無事に帰ってきたものの
編集長の
「夢オチはないでしょ!」
の一言で没
ひとつの作品を
きついパロディで綴る短編集
それぞれを(芝居中の)雑誌記事として
採用か不採用かを決めるのが我々観客
採点方法は
客席に張り巡らされた流しそうめん風のレール
入場時に一人ひとりに渡された5個のスーパーボールを
面白かった作品ひとつにつき1個流し
一か所に集められたボールの多さで
採用・没が決まるシステム
よくわかんないけれど
これも何かの番組のパロディ(パクリ?)らしい
そう
それが今までにない大掛かりなお客様参加システム
確かに大掛かりなセットだ…
なんとなく感じたんだけど
これをやりたかったがために
今回は小さな小屋を選んだんじゃないか( ̄ー ̄;)
ちくさ座のキャパで流しそうめんは大変だもんねぇ
短編一つ一つに
ドーナツの商品名をタイトルとして用いたセンス
ドーナツ(と編集長)に振り回される
編集部記者と作家達のドタバタパロディ
編集長と副編集長の恋話(?)
お客様参加システムを仕切るMCウリエッタ
ウリエッタと少年のおバカなかけ合い…
この芝居にテーマはない(でしょう、きっと…)
ドカッというよりも
ジワジワと利いてくるニヤリとした笑い
いやっ
楽しかったっす!!
後にはスッキリ何も残らない
いいんですよ
その時に楽しければ…
それが試験管ベビーです…よねっ (・∀<)
【余談:1】
今回
いつもは選ぶはずのない
最前列ほぼ中央に座っちゃいました
で
目の前に何度も登場するMCアリエッタ役の奈々さん
極力目を合わさないようにしていたけれど
見ないと話に集中できないし
でも間近で見つめると妙に照れくさくて…
終演後にお声掛けしたところ
ボクが最前列にいたのを認識していたらしく
(当たり前ですよね、最前列ですもん)
奈々さんも目のやり場に困っていたとのこと
そりゃ、やり難くかったでしょうね
知ってる顔が目の前にあったんだから…
次は迷惑かけない席を選びます (´-ω-`;)ゞ
【余談:2】
新人記者・田代役の佐川祐未
以前は
頭なでなでしてあげたくなるキャラだったのに
いつの間にやら素敵な女性に…
何があった???
【余談:3】
漫画家以外の作家陣を一人で演じた吉森さん
吉渕(長渕さんのパロディ)は
あまりに無理がありすぎでしょ
「オォ~ イェ~イ♪」って…
笑いすぎて腹が痛くなった (≧∇≦)
吉森さん
最高 (*・∀-)☆

タンゴ-TANGO-
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/11/05 (金) ~ 2010/11/24 (水)公演終了
満足度★★★★
すっごくカロリー消費してるよな…
森山未來くんは、感動ものでしたね。大量のセリフ、しかも早口。動きも激しいし、圧巻でした。
吉田鋼太郎さんは、私が以前拝見したのと全く違った役柄だったこともあり、すっかりハマってしまいました。
また、観に行きたいな〜。

霜月狂と私
賛否両論
エビス駅前バー(東京都)
2010/11/08 (月) ~ 2010/11/12 (金)公演終了
満足度★★★★
モダン古山氏の初 作・演!
いつも注目しているモダンスイマーズの古山憲太郎氏が
賛否両論の石戸良氏と共に初めて作・演とのこと。
どんな熱い世界が待っているのかと初日、さっそく観劇!
エビス駅前バー、そのものが舞台。かなりオモシロかった!
“ 男 ” と “ 女 ” と “ 男 ” の関係・人生がユーモラスに、
ときどきかなり熱く、残酷に描かれていた。
でも重すぎず、観やすい。60分あっという間だ。
この三人のぶつかり合いは見応えがあった。
バーにやってくる個性的なキャラの登場人物にも注目。
マニアックな笑いが折込まれていてかなり好きだ!
役者さんがナチュラルでうまいのももちろんあるが、
リアルに隣で痴話げんかしてるのを飲みながら聞いてる…
みたいな感覚に浸れておもしろい。
エビス駅前バーならではの役者が間近にいる迫力がうれしい。
観終わった後に飲みながらワイワイ男と女について話したくなる
楽しい芝居だった。オススメです。
演出の古山さんから毎日進化するとうかがったので、
もう一度、観ようっと!