最新の観てきた!クチコミ一覧

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テノヒラノ鎮魂華

テノヒラノ鎮魂華

劇団生命座

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

命の重み
劇団生命座の公演を観はじめてからもう6年になります。その名の通り、「生命」をテーマにした作品の数々。毎回 ハンカチを手にしている私ですが、今回の作品は、まさに命の重みを痛感しました。自分ではない他者の命を感じるとは、どういうことなのか、その痛みや重みを体感できれば、それは、他人ごとではなく、自分自身のことになる・・・。特攻隊の青年のブレない気持ちはどこにあったのか、そんなことも感じられる演出でした。
とにかく泣きました。テレビや映画をみて 涙することもあります。しかし劇場という目の前で演じられる光景は、まさに体感するに等しく、これぞ演劇の醍醐味で、心を揺さぶるもの。まだ思い出すとその余韻に浸ってしまいます。

テノヒラノ鎮魂華

テノヒラノ鎮魂華

劇団生命座

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

満足度★★★★

久しぶりに
感動する舞台を観せてもらいました。

時々、考える事がある「もし今、戦争が起こったら自分は今の日本を守ろうと思うだろうか?」その答えをもらえた気がします。

愛のために文字通り、必死に生きる姿に主人公と同様に自分ならどうするかを考えさせられました。

恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★

磯川家に初訪問
磯川家のお芝居を初訪問。
コメディユニット、その名の通り、いやそれ以上にドタバタコメディで面白かったです。
ドタバタも、一歩間違えると文化祭の出し物レベルになってしまう印象を持ってますが、磯川家は決してそうではなかった。
お金を払って時間を費やして観に行って良かった。
お話も展開も掛け合いも好きでした。

妙に気になる衣装があったのは残念でしたが、これまでとこれからの作品に興味を持ったので、また是非とも観に行きたいと思っています。

ひとひらの犯罪

ひとひらの犯罪

ジ~パンズ

銀座みゆき館劇場(東京都)

2011/02/07 (月) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★

ブラック?
初見の団体でしたが、思い描くイメージとはちょっと違う舞台だった。小屋(舞台)のサイズに対して出演者があまりにも多すぎてビックリ。かといって私が知っている群像劇ともちょっと異なるようだし・・・・なんとも中途半端な流れで終わってしまった感あり。笑いもそれほど感じられないうえ、伏線をいろいろと仕込んだつもりが、それもうまく生かされていない。なによりブラックというほどでもないし。もっとホンをコンパクトにまとめればそれなりに面白さが増すと思うが・・・・。作者は、喜怒哀楽を盛り込もうとするあまりに、結果として詰め込み過ぎたのではないだろうか。

ひとひらの犯罪

ひとひらの犯罪

ジ~パンズ

銀座みゆき館劇場(東京都)

2011/02/07 (月) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★

まったりしそうなセットだなと・・・
開演前につくづく眺めてしまいました。このセットだと登場人物は2,3人だなと思っていたら、とんでもない!飲食店でもない、なんの変哲もないごく普通の部屋のあのセットであんなにたくさんの人が出入りするとはすごい!

ネタバレBOX

ブラックな感じもコメディな感じも薄かった。死んでなくてよかったね。
チェーホフ?!

チェーホフ?!

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2011/01/21 (金) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

201102081900
201102081900@東京芸術劇場小ホール1

熱海殺人事件 NEXT

熱海殺人事件 NEXT

RUP

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★★

圧巻
友人に誘われ、当日券で観てきました。つかさんの舞台を観たことがなかったのですが、びっくりしました。素晴らしかった!チケット価格も破格の2,500円と学生にやさしく、よかったです。

恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったです!
コメディユニット磯川家が東京で公演するようになってから毎回観ていますが、今回もテンポよく、楽しく時間を過ごすことが出来ました。磯川家以外のゲスト出演の方も多数ですので、その掛け合いも◎ 観に行く価値ありです。

恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

すてきでした!
久しぶりに磯川家さんを鑑賞しましたが、やっぱり面白くて、伝えたいことが心にぼーんとぶつかってきて、素敵だなあと思いました。
時間全部を楽しませてくれる磯川家さんがすきです!

新しい。びゅいーん、瓶

新しい。びゅいーん、瓶

コトリ会議

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

ふかい!
LINX'S02公演で初めて観させていただき、2月に公演があると聞き、1月頭からわくわくしていました!
見たときに思うのが、芝居を纏う雰囲気が素敵だなあということでした。
役者さんもスタッフさんも、何か心にぽーんと投げかけられるような、そんな表現があって、「おお」とか「わああ」とか思うのですが、心がいっぱいになって、なんだかすごく満たされた気持ちになりました。
言葉では表現できない、そんな気持ちです。
感想を言おうとすると、擬音語と擬態語しかでてきませんっ(笑)

心の栄養になった気がします。
是非次回も楽しみにしています!

夜にだけ咲く花

夜にだけ咲く花

楼蘭

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

慣れるまで時間がかかったが
歌劇?とりあえず腑に落ちる展開

く・ち・づ・け

く・ち・づ・け

むーとぴあ

駅前劇場(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/10 (木)公演終了

満足度★★★★

贅沢な時間!種子さん、一生ついていきます。
駅前劇場で\4,500?高くない?って思っているあなた!
脚本・役者・舞台装置など、3本揃ったハズレなしのウエルメイドなお芝居が、こんな間近で観られるんですよ!

むーとぴあ第3弾。わかぎさんの脚本はさすが手練れ!武藤さんは相変わらず愛らしく、種子ねえさんは相変わらずおいしいところをもってきました。
最後はいささか唐突に終わってしまいましたが、スピーディなのは歓迎!

むーとぴあ3作、武藤さんいずれも可愛い役が続いていますね。
そろそろ癖のある役や汚れ役など、本領(?)を発揮してほしいなぁ。

流れ姉妹 たつことかつこ 〜エンド・オブ・バイオレンス〜

流れ姉妹 たつことかつこ 〜エンド・オブ・バイオレンス〜

真心一座 身も心も

本多劇場(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

寂しいですね
ファイナルらしいゲスト二人が作品を盛り上げてくれて楽しく拝見出来ました。これでファイナル寂しいですが、たつことかつこはやっと落ち着いた日常を過ごせるのかな?番外編などやらないかな~。

ピアノピア

ピアノピア

インパラプレパラート

シアタートラム(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

「ピアノ」が見つめる流転輪廻。
作者は映画の好きな方なのでしょうね。ピアニストを巡る映画に駄作なしと思います。この作品は「ピアニスト」ではなく「ピアノ」が中心だけれど、モチーフ的には
海の上のピアニスト」や「戦場のピアニスト」を彷彿とさせるものがありました。
ピアノという楽器自体の、「そこにある≒動けない」という特性をうまくいかした、美しい物語でした。

またチャップリンのモチーフなど、作者の方の好きな映画が伺われるものでした。

ダンスも交えているというので、感情移入できるか心配でしたが、若々しさを感じさせるダイナミックな舞台では、違和感を感じさせませんでした。
ただ、個人的にはいささかtoo muchな印象かな。
欲を言えば、もっとピアノに絡んでほしかったです。

とはいうものの、これほど緻密で斬新なのにわかりやすい、というのは、素晴らしい!
今後が楽しみです。

ネタバレBOX

ピアノ役の女性、演技はよかったのですが、ピアノの音がなんとも残念でした。音色はもう少し演出できたかなと思います。なんといっても「スタインウェイ」なのですから。
オリジナルと思われる曲も、いまひとつ魅力に欠けました。

それぞれの衣装はとても素敵でした。内山さんが印象的でしたが、他の役者さんも、若さにあふれていて、はじめて「夢の遊民社」を観たとき、役者さんの活動量に驚いたことを思い出しました。

生まれ変わった人物が、同じしぐさでピアノをいじるなど、小道具としても要所でピアノを使うとさらによかったかた。

終盤のピアノの鍵盤を奏でたり、走馬灯の場面、よいのですが少し長いかった。年寄りには疲れました。



恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★

みんないい人
ジャジーな雰囲気で、古典喜劇の手法を踏襲しつつ、コメディにおけるテクノロジーの開発に意欲的な姿勢がよかった。

熱海殺人事件 NEXT

熱海殺人事件 NEXT

RUP

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

ブラボーー
つか作品はいくつか観てはいますが、そこは観劇新参者、この1973年に初演の「熱海殺人事件」は初見でした。

“紀伊國屋つかこうへい復活祭”と銘打たれて しかも、チケット代が2,500円と破格なプライス

チケットは既に完売らしいですが、一部当日券も出るらしいです。

山崎銀之丞さんに本格的舞台へ初挑戦という長谷川京子ちゃん
D-BOYS の柳下 大くん。 そして、現役北区つかこうへい劇団の武田義晴とキャストも魅力的でした。

いやぁ~、「つか作品」らしい あの流れるような機関銃的 台詞回し 最高でした!!

とくに山崎銀之丞さんは艶っぽくて、おかしくて カッコイイ~!!

BGMは懐かしい昭和のものもなんですが、それは現代版にアレンジされてい
て、これが、30年前の作品とは全然感じられませんでした。

上演時間 2時間 ラストにはググッときたり さすがに名作ですなぁ。。

カーテンコールは3度、そして最後には舞台中央の机に吸いかけのタバコから煙がユラユラ~・・・

そこにピンスポットがあたりました・・・

本来はそこにいるべきはずの人のために・・・

ネタバレBOX

AKB48を4人でおどったり、ハリーポッターのパロディ、楽しんごネタまで飛び出して 大笑いでした。

柳下くんが客席の女性にキスしたり(手ですが) 山崎さんも最前列の女性をハグしたりとサービス精神たっぷりのエンテイメントになっていたと思います。
ベイビーベイビー

ベイビーベイビー

劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★

意外と面白かった
最初はベタで、くどいなと感じたが観ていくにつれ、これでもかこれでもかかとギャグが積み重ねていく。しまいには苦笑が本当の笑いに代わって行った。

SETらしいといえばそうだが、アドリブもあり楽しい芝居であった。

ネタバレBOX

その場しのぎの言い逃れ(うそ)が積み重なって、どうしようもなくなってしまうが、最後にはうまくほどけていく。元気がある芝居で乗せられてしまった。
ひとんちで騒ぐな

ひとんちで騒ぐな

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

貫き方ががっつりとしていて
どちらかというとコンサバティブな感じがする
シチュエーションコメディではあるのですが
その中に輝きを作ることができるいくつもの力があって。

かなりおもしろかったです。

ネタバレBOX

このお芝居には
常ならぬ魅力がいくつかあって・・・。

ひとつは女優陣がとてもしっかり。
多田香織が演じるキャラクターの
淡々と大胆に切れる風情が抜群に可笑しい。
こういう踏み込みは作れそうでなかなか作れないかと。
その切れ方の繰り返しが、
終盤、熱湯をぶちまける部分でがっつりと生きる。
観る側の心情をその過激さできっちり拾ってくれて。
横山祐香里の演じる二股ぶりもしっかりと笑えた。
ぎりぎりの雰囲気をしっかりと仕切って見せて。、
舞台にテンションを醸し出していく。
女優がへたれないコメディって
それだけで観る側を惹きつけるのです。

それといろんな設定のバランスが
とてもしなやかで、あざとさを感じさせないのもよい。
テレビ撮影、選挙、劇団や幼いころの人間関係・・・。
ありえるけれどもなかなか常にはない設定が
舞台の無茶をきっちりと通してしまう。
挙句の果てには自分の家じゃないというのもかなりすごい。
天丼もがっつりと機能していました。
麦茶ねたなどにしても、
とことんまでの貫いてそれが舞台の骨にまでなっていて。
後半など、麦茶がふたつ並んでいるだけで
可笑しさが醸し出されていて・・。
こういう繰り返しが舞台にしっかりと根を作るのだと思う。
主人公が家を取り違えるという部分の
開示のしかたも上手いなあと感心。
じわじわとした伏線の張り方がしたたかでした。

この手の喜劇って
ご都合主義というか無茶を貫くことが
どうしても必要な場面がでてくる。
観客がそれを白々しく感じるか
面白いと思うかが勝負の分かれ目みたいなところがあって。
そういう意味では、
舞台に細かく築かれた厚みが
物語を構成するいくつもの力技をしなやかにしていく感じがあって
それが観る側を引きつける力になっていたように思います。

まあ、本当に細かい部分のタイミングなどは
もっと詰められるかなとはおもったりもしたのですが・・・。
柱の陰に隠れる動きが一瞬遅れたように感じたり
押入れを締める間もちょいともったりしていたり。
ラストのポン酢ネタはもう0.5秒暗転が遅ければ
さらなるインパクトがあったに違いない・・・。
もちろん、絶妙なタイミングで決まっていく部分もたくさんあるだけに
そういう小さな部分が凄くもったいなく感じる。

とはいうものの、
だれる時間のない舞台はとても楽しく、
終演後もなにかほくほくとしておりました。

ぶっちゃけ、かなり面白かったです。、
また、東京に来演の際には
是非に観に行きたい劇団となりました。


チェーホフ?!

チェーホフ?!

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2011/01/21 (金) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

なぜかシェヘラザードが・・・
旅をするチェーホフが、舞台を通じて、さまざまな妖精や魔物と出会います。そして人間という得体の知れない存在と。歌と極上の音楽の中で、彼の魂は迷い、そしてすべてを書き写していきます。

芝居のはずなんだけれど、バレエのよう。そして絵のよう。チェーホフが女性に向ける視線も・・・。

美しい舞台です。なぜか脳裏にリムスキー・コルサコフのシェヘラザードが勝手に流れ出しました。

恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★★

本当に、良いお話*
途中下ネタが結構あったりもしたけど、それ以外でも沢山笑いどころが盛り込まれていたし、後半では久美ちゃんの台詞にちょっぴりホロリと泣かされました。
他の方も書かれていましたが、結ちゃん演じる理香のツンデレ具合は、もう少しデレ部分があっても良かったかも?

素晴らしい演技だったなと思ったのは、ゲキバカ・渡辺さん、シマちゃん、岡くん。
特に岡くんは、最後の最後まで背を向けたままの役でしたが、その背中から伝わるものは大きかったかなと思います。

また、舞台美術がとにかく凄かった。
開演前に隅々まで見たけど、本当よくここまでやったなって感じ。
なんというか、気合いを感じました。

笑いと汗と涙が入り混じったオリジナルパンフレットも、これから会場に足を運ばれる方には是非手に取ってもらいたいです!

満足度は、千秋楽までに更なる進化があると期待して★4つにしておきます。
もう一度足を運びたい!!

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