演劇

東京芸術劇場プロデュース チェーホフ生誕150周年記念

哀しいテーマに関する滑稽な論考

チェーホフ?!

デザイン:松下計

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演劇

東京芸術劇場プロデュース チェーホフ生誕150周年記念

チェーホフ?!

哀しいテーマに関する滑稽な論考

実演鑑賞

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2011/01/21 (金) ~ 2011/02/13 (日) 公演終了

休演日:1/31、2/7、

上演時間:

公式サイト: http://www.geigeki.jp/saiji/025/index.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
これがチェーホフ?!
誰も知らなかった妄想世界

 チェーホフが人生における大仕事として取り組んだが、未完に終わった博士論文。そこには民間伝承、いいつたえ、奇術、魔術など超自然的で観念的な事象に対して異常なまでに興味を示したチェーホフの姿が見て取れる。結局、論文を書き上げることなく生涯を...

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公演詳細

期間 2011/01/21 (金) ~ 2011/02/13 (日)
劇場 東京芸術劇場 シアターイースト
出演 篠井英介、毬谷友子、手塚とおる、蘭妖子、マメ山田
脚本 タニノクロウ
演出 タニノクロウ
料金(1枚あたり) 2,000円 ~ 4,500円
【発売日】2010/11/21
【プレビュー公演】
 一律       3,000円
【通常公演】
 S席        4,500円
 A席        3,200円
 A席(25歳以下) 2,000円
公式/劇場サイト

http://www.geigeki.jp/saiji/025/index.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 これがチェーホフ?!
誰も知らなかった妄想世界

 チェーホフが人生における大仕事として取り組んだが、未完に終わった博士論文。そこには民間伝承、いいつたえ、奇術、魔術など超自然的で観念的な事象に対して異常なまでに興味を示したチェーホフの姿が見て取れる。結局、論文を書き上げることなく生涯を終えたチェーホフだが、実際は様々な作品の中にそれらの要素は散りばめられている。そのようなチェーホフが興味を示した幻視的世界を元・精神科医という特異な顔を持つ演出家タニノクロウが独自の視点で描き、異形の顔ぶれと生演奏を指揮する。
これがチェーホフ?!と思うかもしれません。
いや、これこそチェーホフ!!

公演情報==================

プレビュー公演:3,000円(1/21、1/22共に19:00開演)
通常公演:S席:4,500円
     A席:3,200円
     A席(25歳以下):2,000円

上演時間:1幕 80分(予定)

<2011年1月>
21[金]19:00 P
22[土]19:00 P

25[火]19:00
26[水]14:00 TD
27[木]14:00 TD/19:00 T
28[金]19:00 T
29[土]14:00/19:00
30[日]14:00
31[月]休演

<2012年2月>
1[火]19:00
2[水]14:00 D
3[木]14:00
4[金]19:00
5[土]14:00 S/19:00
6[日]14:00
7[月]休演
8[火]19:00
9[水]14:00 D/19:00
10[木]19:00
11[金祝]14:00
12[土]14:00/19:00
13[日]14:00

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P=プレビュー公演
全席指定席3,000円
チケット取扱いは芸劇チケットサービスのみ


T=ポストパフォーマンス・トーク(withタニノクロウ)
キャスト5名(1/26 14:00)
毬谷友子  (1/27 14:00)
手塚とおる (1/27 19:00)
篠井英介  (1/28 19:00)

★追加ポストトーク決定!茂木健一郎氏来る!
日程:2月1日(火)19:00公演終了後(この回をご観劇の方に限ります)
出演:脳科学者 茂木健一郎 X 作・演出 タニノクロウ
司会:中井美穂(フリーアナウンサー)

脳科学者と元精神科医が、医者チェーホフが見た世界について語る30分!残席わずか!お見逃しなく!


D=託児サービス
定員あり・有料・事前予約 料金:0歳児3,000円/1歳児〜未就学児童2,000円
申込み方法:各公演の10日前までにお申込みください。
イベント託児マザーズ
TEL:0120-788-222(土・日を除く平日10:00〜12:00/13:00〜17:00)

S=舞台観劇サポート
聴覚障がい者のための「ポータブル字幕機提供」を実施いたします。
詳細は、劇場HPもしくは事業企画課(03-5391-2111)までお問合せください。

一般前売開始日:11月21日(日)

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チェーホフ生誕150周年記念連続サミット
『チェーホフ?!』はこうして生まれた
メインパネリスト:鴻 英良
今作『チェーホフ?!』を紐解く鍵を握るドラマトゥルク鴻英良氏による連続サミットを開催。 ロシア芸術思想のまなざしが今作をどのように導いたのか。チェーホフの151回目の誕生日、1/29に向けて魅力溢れるパネリストと共に連続サミットにて軌跡を辿ります。

鴻 英良(おおとりひでなが)
1948年生まれ。演劇批評家。ロシア芸術思想専門。ウォーカー・アート・センター・グローバル委員、国際演劇ラオコン芸術監督、舞台芸術研究センター副所長歴任。著書に『二十世紀劇場―歴史としての芸術と世界』、共著に『反響マシーン―リチャード・フォアマンの世界』、訳書にカントール『芸術家よ、くたばれ!』、タルコフスキー『映像のポエジア』など。『シアターアーツ』第一期編集代表、『舞台芸術』(1~10号)編集委員。

《第1回 はじまりのチェーホフ》
日時:2010年12月4日(土)14:00-16:00 
会場:東京芸術劇場 中会議室
ゲストパネリスト:福田善之/徳永京子/タニノクロウ

《第2回 チェーホフ劇の展開》
日時:2011年1月15日(土)14:00-16:00
会場:東京芸術劇場 中会議室
ゲストパネリスト:津野海太郎/扇田昭彦

《第3回 新たなるチェーホフ》
日時:2011年1月29日(土)16:00-18:00
会場:東京芸術劇場 中会議室
ゲストパネリスト:岩松 了/タニノクロウ ほか

メインパネリストより
今後、チェーホフはどのような視点で読み直されるべきか、チェーホフへの新しい視座はどこにあるのか、そのための方法をわれわれはどのように獲得していくべきなのか。たとえばチェーホフにおける近代性の問題は、彼が近代医学の教えを受けたことと不可分であるが、それは、チェーホフ作品のかなめにある伝説や魔術など、近代が排除したものとどうかかわっているのか、そうした広大な思考の領野で生起するものこそ、今日われわれがチェーホフの作品に読み取るべきものだ。その意味で、われわれは、たとえばチェーホフのサハリン旅行とロシアにおける近代の展開とを結びつけながら、さまざまなかたちでチェーホフを紐解いていかなければならない。そうした試みを作家の直観的な分析に委ねつつチェーホフ劇を作るという試みが、『チェーホフ?!』という舞台に結実しているわけだが、その舞台を批判的に分析しながら議論を深めていく、そのような作業とともに、新たなチェーホフ論を呼び寄せていくこと、そうした学究的な目論見がここでは実践家たちの想像力と火花を散らすであろう。

パネリストプロフィール

福田善之(ふくだ・よしゆき)
劇作家・演出家・1931年、東京生まれ。東大仏文科卒。新聞記者を経て、劇作家木下順二に師事。代表作『真田風雲録』は62年初演、63年に加藤秦監督で映画化された。93年に『壁の中の妖精』が紀伊國屋演劇賞、94年に『私の下町―母の写真』が読売文学賞・文化庁芸術祭演劇部門大賞を受賞。

徳永京子(とくなが・きょうこ)
演劇ジャーナリスト。朝日新聞劇評の他、公演プログラムや雑誌、web媒体などにインタビュー、寄稿文などを執筆。現在、「シアターガイド」(モーニングデスク)にて『File-P プロデュース公演のbeforeとafter』、「花椿」(資生堂)にて『ステージが』、「Choice!」(ネビュラエクストラサポート)にて『StageChoice!』を連載中。東京劇術劇場運営委員および事業企画委員。

津野海太郎(つの・かいたろう)
1938年福岡生まれ。編集者・評論家。早稲田大学在学中に劇団・独立劇場を結成。演出家として活動する一方、1962年には『新日本文学』の編集に携わり、花田清輝、長谷川四郎らと出合う。雑誌『宝島』の前身である『ワンダーランド』の刊行など、60年代、70年代の若者文化の一翼を担った。編集のほか、著作も多数。2003年、坪内逍遥伝『滑稽な巨人』で新田次郎文学賞受賞、2009年『ジェローム・ロビンスが死んだ』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

扇田昭彦(せんだ・あきひこ)
演劇評論家。1940年、東京生まれ。元・朝日新聞の学芸部記者・編集委員として多くの劇評、ミュージカル評を執筆。現在、武蔵野美術大学非常勤講師。朝日新聞、『ダンスマガジン』『ミュージカル』に劇評をレギュラー執筆中。主な著書に『現代演劇の航海』(芸術選奨新人賞)、『ビバ!ミュージカル!』『日本の現代演劇』『ミュージカルの時代』『才能の森―現代演劇の創り手たち』『唐十郎の劇世界』(AICT演劇評論賞)、『蜷川幸雄の劇世界』など。

岩松了(いわまつ・りょう)
1952年長崎生まれ。東京外語大学ロシア語科中退。劇作家・演出家・俳優。1988年に『蒲団と達磨』にて第32回岸田戯曲賞受賞。舞台、テレビ、映画監督など多岐に渡る活動をこなす。1994年『こわれゆく男』、『鳩を飼う姉妹』で第29回紀伊國屋演劇賞個人賞受賞。1996年『テレビデイズ』で第47回読売文学賞受賞。また、1997年『東京日和』で第21回日本アカデミー賞脚本賞受賞。

参加費:無料
※「チェーホフ?!」公演チケットをお持ちでない方もご予約可能です。
定員:各回50名
※事前申込み制/定員に達し次第締切

お申込み方法
受付開始日:11月22日(月)より受付開始
① E-mail→件名を「チェーホフ?!サミット申込み○月○日」とし、希望人数・希望者全員の氏名・電話番号・メールアドレスをご記入の上、お申込みください。こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
② 電話→「チェーホフ?!サミットお申込み」とお伝えください。
※なお、お申込み時に頂きます個人情報については、本サミットのお申込み以外の目的には使用いたしません。
お問合せ・お申込み 東京芸術劇場事業企画課
03-5391-2111/E-mail:geigeki@geigeki.jp
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その他注意事項
スタッフ ドラマトゥルク:鴻 英良 音楽:阿部篤志 美術:田中敏恵 衣裳:太田雅公 照明:山口 暁 音響:中村嘉宏 ヘアメイク:川端富生 演出助手:若月理代 特殊小道具:小此木謙一郎 舞台監督:白石英輔 宣伝美術:松下 計 制作:勝 優紀/樺澤 良 制作助手:坂田厚子 票券:大迫久美子

[情報提供] 2010/10/06 21:55 by 樺澤 良

[最終更新] 2012/01/10 09:50 by 芸劇チェーホフ?!チーム

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この公演に携わっているメンバー3

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芍薬

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