満足度★★★★
えらい完成度高い
NHKの教育テレビで、たまに、大人が見ても鑑賞に堪えうるえらい完成度の高い番組に出会うことがあるけれど、そんな番組のような舞台だった。
満足度★
ぺニノの方が良い
ネットでやたら評判良いので見に行った。
なんかお子様向けという感じがして期待外れ。
庭劇団ぺニノの「黒いOL」とかの方が好みだな。
タニノクロウは今後も応援したい。
実演鑑賞
満足度★★★★★
演劇の見せうるイリュージョンを存分に織り込んだ作品。
それでいて、演劇は虚構であると提示し続けるところが、ポストドラマ時代を生きる演出家らしい。
役者の身体、照明・音響・セット・生バンドの用い方が繊細。
言葉をほぼ封印しながら、本がキーになっているところも興味深い。
チェーホフと切り離して観ても、美しく、視覚的に計算されつくした作品として愉しめた。
満足度★★★
勿体ない自分
不思議な感覚に陥る瞬間がある舞台でした。チェーホフを全然知らないので知っていたら、この内容をどんな思いで見れたのか?無知な状態でみたのが勿体ない気がしました。個性的で上手い役者さんばかりだから、台詞が無くても見れる舞台です。でも、こんなに高評価なのが驚きです。
満足度★★★
観てきた20110212
視覚的にはチェーホフというよりディケンズの美しさ。
人間の気持ち悪い部分の軽い描き方はチェーホフっぽいのかな。
篠井英介さんが素敵すぎてよだれがでそうでした。
満足度★★★★★
大きな絵本
異空間に浮く。自分対舞台。そんな感覚で観ることのできる演劇ってあまりないようで、とても素敵なメルヘン?な舞台でした。チェーホフっていうのもわかります(なんとなくではありますが)。舞台の色使いもまたいいですよね。ぞくぞくっしっぱなしでした。子供のころ親に絵本を読んでもらって「もっともっと」「もういっかい」という。そんな気持ちです。
満足度★★★★★
なぜかシェヘラザードが・・・
旅をするチェーホフが、舞台を通じて、さまざまな妖精や魔物と出会います。そして人間という得体の知れない存在と。歌と極上の音楽の中で、彼の魂は迷い、そしてすべてを書き写していきます。
芝居のはずなんだけれど、バレエのよう。そして絵のよう。チェーホフが女性に向ける視線も・・・。
美しい舞台です。なぜか脳裏にリムスキー・コルサコフのシェヘラザードが勝手に流れ出しました。
満足度★★★★
夢の記憶
目ざめたまま、無意識な夢を観たような、
目ざめても、夢が現実の記憶のような、
幸せな面白さ。
皆様書いているように、美しい世界、豊かな音楽も魅力的。
観客の想像力を信じ、より豊かにしようとする企画、製作に大拍手です。
すべてが作品のため、つまり世界観を観客に届けるため、
個人的主張ではなく作品に奉仕(いい意味でね)している、アーティストたちにも大拍手です。
ですが、俳優としての基礎能力の鍛え方が足りない方もいる感じがした。
個性と技術の、どちらも兼ね備えてこそ、この作品を本当に生かしきれると思う。
満足度★★★★
まさしくタニノ
これまた芸術性が高いです。
まぁ、作品自体の好みは分かれかねないですけど。。
個人的には大好きです。
トラムとかでもまたやってほしいですね。
満足度★★★★
イマジネーションの世界
どういうストーリーなのかはタイトルの通り「チェーホフ?」「!」「?」でしたが、心地よい音楽が流れる美術館でじっくり絵画を楽しんでいるような贅沢な世界でした。その絵画が生きているんですから!!うまく伝えられませんが・・魅せられました。魔女とか好きですし〜ファンタジックです〜。少年はね・・アルケミストのサンチャゴのイメージ。ああ、こういうアートのような演劇もいいな!という感じ。あの生きている美しい絵画のなかに自分もいたような錯覚・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*: 思い出せば、イマジネーションの世界にどっぷり入れます。
『かもめ』と『三人姉妹』しか観ていないので、チェーホフではなく、上っ面しか楽しんでいないんだと思いますが・・
満足度★★★
絵画としての演劇
ある意味で期待していた舞台ではなかったが
予想には近かった舞台。
生オケ、豪華な装置、幻想的な舞台と
あっという間に終わってしまう上演時間。
眠りに誘われているお客さんも多かったけど
それほどこの舞台が夢の世界の入り口だったのでしょう。
満足度★★★★
せつないほど、シュール
美的だし精緻だしシュールだけど、どれも感想の言葉としては違う。たとえて言えば美術館で、何気なく横目に通り過ぎた巨大な絵を、そこを出てしまってから、やおらとって返してもう一度、3メートル離れて眺め直したい衝動に突然襲われる、そういう芝居でした。
「最初から”思い出”として設計された出会い」、「胸が高鳴るシュール」。そんな宣伝文句を捧げたい。
満足度★★★★
幻想的な世界
お芝居を観た、というよりも 影絵のような世界感を体感できた!と言う感じです。
チェーホフのことをほとんど知らないせいもありますが、手の動きひとつひとつまで、ARTな印象でした。
ステージというよりか、一枚の絵がつぎつぎと 生命を持ちながらうごいている といった印象でした。
しかしながら、これを理解して楽しめる域に自分が達していない ということが残念でした。。