平成戦後少女
lovepunk
座・高円寺2(東京都)
2011/04/16 (土) ~ 2011/04/17 (日)公演終了
満足度★★
ちと振り幅があり過ぎ!
若返ったおばあちゃんの年齢を曖昧にして、
各年代の女性が抱えている問題を全てブチ込んでいるから
肝心のテーマまで曖昧になってしまった感じがする。
もし曖昧さを起点にしているのであれば、その曖昧さを上手に
使いこなせていないと思う。
また若返ったおばあちゃんが現代の価値観に戸惑う処と
タイトルの「少女」が全く感じられなかったのは残念。
ネタバレBOX
ラストを「夢オチ」にしていた点、
ちと「逃げたな…」って思ってしまったので、
もう少し色んな意味で工夫が必要だと思う。
ゴドーを待ちながら
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2011/04/15 (金) ~ 2011/05/01 (日)公演終了
満足度★★★
少し違った見え方がしたのは…
いまや古典中の古典といってもよいこの作品が、少し事前に思っていた感じと違って見えた理由は…
(その1)舞台美術が凝っていた、(その2)新訳×演出が新しかった、(その3)震災のイメージがどうしても重なってしまった、(その4)観客の平均年齢がむちゃくちゃ高くて違和感…など、イロイロあるわけですが、その一番の理由は、「第一幕=喜劇、第二幕=悲劇」というような、自分の中にあった紋切り型のこの作品のイメージが邪魔してしまったようです。
もちろん、それは決して「失望」なんかではなくて、「意外」ということであって、むしろ「いま、ここ」性をもつ芸術として、「良い」作用ではあると思うんですが・・・正直いうと、ちょっとどうしてか予想通りには乗れなかった感じもありました・・・
『激闘!忍法帳』
劇団Spookies
SPACE107(東京都)
2011/04/15 (金) ~ 2011/04/20 (水)公演終了
満足度★★
惜しい!
惜しい! 以下ネタバレに。
ネタバレBOX
好みの世界観だっただけに「惜しい!」
煙、炊きすぎ(のど痛くなった)。パンフ見たから赤沼静馬が分かってしまい残念(パンフの作り方を工夫して)。作演出の人、でしゃばり過ぎで鬱陶しくなりました(ココぞというところだけにすればいいのに、勿体ない)。作演出の熱や思いが伝わるのはいいが、「ああ殺陣とか好きなのね」という事が伝わりすぎて他役者との温度差が悪目立ちしてしまいましたね。開幕して役者の踊り(?)が約30分後は、遅すぎ。そしてナゼ自来也がずっとセンターなのか謎。殆どの方が足音に神経がいってないのでムチャクチャ煩かった。もっともっとデフォルメしてほしい。新感線みたいにとことんやってほしい。効果音が無く、刀が当るカチ!パチ!の音しかしないから、子供のちゃんばらみたいです。よく言えば長編コントでした。エピローグがサラッと流しすぎです。本当「惜しい」舞台でした。
GUNG-HO
グーフィー&メリーゴーランド
明石スタジオ(東京都)
2011/04/14 (木) ~ 2011/04/17 (日)公演終了
満足度★★
よく分からん
結局何の話だったのでしょう。
主題が絞れていないし、舞台上の出来事に興味を持てなかった。
ネタバレBOX
登場人物達がずっとどうでも良い事を言い合っていて、話の概要が見えてこない。
そして見えてこないままに終ってしまう。
幕前で出演者たちが横並びで台詞を言っている様は、演劇ですらないように思える。
LINX’S∞VIBE’S
演劇ソリッドアトラクションLINX’S
TORII HALL(大阪府)
2011/04/15 (金) ~ 2011/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
重いお芝居ですが、思いが面白い。
面白いです、上々の物語が4幕
満月動物園 夢が、運命が、赤い糸が・・・。 ego-rock 世界が閉じていく時 閉じていくのです。 ポータブルシアター ラジオドラマのような 難しい感情が分かりやすい。 バンタムクラスステージ 暗殺者 繰り返される時間 変わらない でも変わる。 最高に面白いお芝居を有難うございました。
右手にテニスボール 4月15日(金)19:30開演*当日券若干枚数あり!
田上パル
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/04/15 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了
満足度★★
舞台セットが良かった80分
もともとコントものを書いているふじきさん作品ながらも、まるて、トレンディーコメディな作品になってしまったのは残念です。でも、舞台セットは、豪華なものは、すばらしかったです。
右手にテニスボール 4月15日(金)19:30開演*当日券若干枚数あり!
田上パル
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/04/15 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了
満足度★★★★
やんちゃなコメディ
「右手にテニスボール」なんてタイトルだから、てっきり、爽やかに晴れ渡るお話かと思いきや、まったく期待を裏切られ、実に可笑しいコメディだった。笑
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
田上くんの奥さんの出産の際、立ち会いをした田上くんは、右手にテニスボールを持って奥さんのお尻の穴をぎゅうぎゅう押していたそうな。この物語はそんな男性に巡り合うまでの話です。
あさみは臨月だったが出産してしまうと、もう元彼に会えないから。って理由で家に「遊びに来ない?」って声をかけたかつての元彼たち。元彼たちは自分だけがあさみに呼ばれたのだと勘違いしていたから、過去の男・3人が集った時には、すごく気まずいムードに。
そんな所にあさみの夫が帰宅してしまう。いよいよ、嫌な空気が流れる中、当のあさみはあっけらかんとしていた。その不穏な空気の中で元彼達はちょっとした自尊心の小競り合いをする。笑
2番目の彼から夫までの遍歴をまったく同じデートコースとして電気店に訪れる。そこで購入する電気釜の大きさで、男に結婚する意志があるかどうかを図るのだ。つまりは電気釜で男を試し、結婚という爆弾を抱えながら査定するのだ。笑
ありえない設定だけれど、人間同士の嫉妬にも似たしっくりこない空気の流れの描写や、あさみ自身の憎めない大らかさみたいな描写が面白い。目次立樹(ゴジゲン)の母役はそれなりに、きちゃならしくてお見事!
ロング・グッドバイ
羽生一家玉組
ザ・ポケット(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/04/17 (日)公演終了
満足度★
残念!
凄く残念。以下、ネタバレ。
ネタバレBOX
残念ながら途中退席。ダンディ=あのスーツ(サングラスや小物含め)は「そりゃないだろ!」でしたね。なにかを履き違えてましすね、完全に。芝居て何をやっても許されるけど、やってはいけないことも沢山ありはずです。観ていて「あ、自分でもこのレベルなら出来る。」と思わせたらおしまい。キャラクター同士の関係性も薄く、演出がひどすぎますね。見応えのあるものを期待していたから、凄く残念でした。役者も怒鳴ってばかりで、それを乗せた演出の責任ですね。強盗してきた大切なお金をあんな雑に扱いますか?強盗するのにあの靴で走れますか?大体あんな派手なシャツを着ますか? はじまった瞬間から説得力に欠けます。たとえ強盗してきて途中で着替えた設定なら、それを説得させて欲しい。サングラスやイヤーカーフも「記号芝居」としかいいようがない。刑事の身振り手振りの台詞も気味が悪いです。他にもギムレットや着物などにも説得力皆無。
わが星
ままごと
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2011/04/15 (金) ~ 2011/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
カタストロフィー
いい作品でした。
初演を見た人は、また違う手つきで作品を観ることになることでしょう。
はじめて観る人は、その世界の完成度を堪能してください。
完成度が高いのに現在(いま)の風が吹いている。
そんな作品でした。
ロング・グッドバイ
羽生一家玉組
ザ・ポケット(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/04/17 (日)公演終了
満足度★★★
楽しい世界観
地下室を舞台に、コミカルでテンポ良い展開で楽しめました。
10年ほど前から羽生一家玉組を観劇していて、変らない温かい舞台に感動を覚えました。
もう1回ぐらい観に行こうと思います。
三千世界の彼方
劇団熱血天使
d-倉庫(東京都)
2011/04/14 (木) ~ 2011/04/18 (月)公演終了
満足度★
ちょっと…
セットは凝ってた。
役者さんも飛び抜けて下手な人はいなかった。
照明もキレイだったし、オリジナル曲はいいと思う。
その評価を考えても、脚本がお粗末過ぎる。
ネタバレへ
ネタバレBOX
先ず、あの扱いなら張飛はいらないだろう。
ただのギャグの為に配役されたのでは役者さんが可哀想だ。
三国志、鎌倉、幕末を繋げるのが意味がわからない。
主軸の人物が三国志で戦を選び、その責任を取らされ鎌倉時代で人々を救う仏教を説く、で幕末で再び戦を推進する。
なにが言いたいのかサッパリ解らない。
余りにもチグハグ過ぎではないだろうか?
因果で繋がった三つの時代を扱った1つの作品というより、出来の悪いオムニバスを見せられた気分だ。
役者さんやスタッフさんには申し訳ないが、脚本のお粗末さで星は1つにしました。
新・日ノ丸レストラン
ドリームプラス株式会社
あうるすぽっと(東京都)
2011/04/09 (土) ~ 2011/04/17 (日)公演終了
満足度★★
どちらかといえば初心者向き
ブラックコメディという触れ込みだったが、これといって笑えるシーンは少ない。これなら小劇場で観るコメディのほうがよほど、良かったな・・。とちょっと後悔する。ものすっごくベタ!
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
最終的にイチローは敵刺の支配人の娘、麗美と恋仲になるのだが、そこまでになる設定が実にメンドクサイ。麗美自身が自分の気持ちに素直になれないことから物語りは捻じ曲がって、更に素直になれないを通り越して、捻くれた性格に写ってしまう。
元来、こうしたグズグズ、イヂイヂは嫌いな性質なので、観ていてイライラして、「どこまで捻じ曲がってんのさっ!」と叫びたかった。
好きなら好き。嫌なら嫌!とはっきりせい!みたいな描写のコメディの方が、観ていてすっきりする。こういった相手の気持ちを探りあいする的な物語は観客の性格によって評価が違ってくるのだ。それでも解りやすかったのは事実だが、あまりにもバカ馬鹿しくてコメディってほどでもないしで、久しぶりに眠くなった。
weekly2【或る、致し方ない罪に対する やるせない復讐のはじまり】
アヴァンセ プロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/04/19 (火)公演終了
満足度★★★★
まさに・・!!
あらすじに書いてあった通りに・・
血みどろの舞台 でした。
アヴァンセプロデュースの常連メンバー!? たちが ときに激しく、時に下品に、そしてグロテスクたっぷりの舞台でした!!
とある場所に集められた、異常とも言える 超反社会的な人間が "死" というテーマに"生"を見出すストーリ。
いゃあ 好き嫌いがはっきり出る お芝居でしょうねぇ。
坂上忍作品を見なれている人には どうってことないですが・・
禁止用語がびしばし飛び交い、流血シーンもたっぷり。。 それでも今回の作品は、笑い所もありました。
久々に観た アングラっぽいお芝居でした。。
三千世界の彼方
劇団熱血天使
d-倉庫(東京都)
2011/04/14 (木) ~ 2011/04/18 (月)公演終了
満足度★★★★
開始5分で。
引き込まれてしまいました。
余震のこととか、放射線のこととか。なんだか芝居前に色々考えてたら、集中できないんじゃないかと思っていたんですが。
オリジナル曲を今回の公演のために作成、それを劇中で歌うんですが、美声に惹かれ気がついたら作品にのめりこみ、地震の事を忘れていました
日曜日まで日暮里でやっているので良かったら是非。
今後も楽しみな劇団です。
線のほとりに舞う花を
てがみ座
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/04/12 (火) ~ 2011/04/18 (月)公演終了
満足度★★★★
戦争の悲劇、そして新たな出会い!
抽象的な話になるのかなと予想していましたが、意外と具体的な筋立てでした。
乱歩にも出ていた和田真季乃さん良かったです!!
ネタバレBOX
最初一人二人と登場し、上顎と下顎を横にずらすようにモグモグし始め、足で土を蹴り、こりゃ牛さんの話になってしまうのかな。
ロビーからは、まもなく芝居が始まりまーすの大声が…。役者さんに知らせる風なのか、テント小屋の外を歩いている通行人に知らせる風を装っているのか、移動民による移動芝居という雰囲気を醸し出していました。
戦車が通り牛が殺されるはヨーロッパか、収容所もヨーロッパ、国境線を越えるは朝鮮半島か東西ドイツか、国境線を越えた先で言葉が通じにくいは難民を表現しているのか…。
抽象的に戦争や民族問題を扱っているのかと思っていると、密かな恋愛があり、時が経過した後に孫の働きによって国境を隔てて別れ別れになった姉妹が再開することになって…、これは『ナツひとり』だって思いました。手紙が届かなかったところ、ま、こちらは出さなかったのですけど…。
演奏はジェンベという打楽器と指ではじく小さな鉄琴のようなもので、音楽は役者による美しいハーモニーで表現されていました。
飼い主の再開の喜びを確認して旅立つ墓の中の牛さんは、元移動民の魂の象徴ですね。
アンダー・ザ・ロウズ
虚構の劇団
座・高円寺1(東京都)
2011/04/08 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
物語の力っっ
初虚構の劇団・初座高円寺。笑って泣けて、素直に面白かったです。きちんと各役者さんに見せ場があって、起承転結もしっかりして、物語自体はわかりやすい。でも、登場人物の葛藤やメッセージが胸に響く。登場人物や出演されてる役者さんとおそらく同世代の自分には、まるで自分の事を描かれてるような共感がありましたが、僕より上や下の世代の方はどんな風に見たのだろうと気になります。
青臭いと思われるのか、空想的で現実離れしてると思われるのか。世代を超えて共感できるのかなって思いました。
ネタバレBOX
パラレルワールドなんて手垢のついた設定で大丈夫かな、、、って思って序盤は見てました。でもすっかり「空振同盟」の世界に強く心惹かれる自分がいました。
自分の孤独を認めて、自分自身で生き直しを図る。それはまるで、学生運動の時代のような暴力的な変革だけど、とても理想的な「空気と世間」への対処方法に見える。大事な事は、今いる共同体での自分の立ち位置や宗教や政治ではなくて、自分自身なんですよと突き付けられてるように感じる。宗教には神と教典があって、政治には理想的な事を口にする政治家がいて、そこに盲目的に身を委ねれば自分は何も変わらなくても救われるような錯覚を覚える。でも、動かないと何も変わらないんですよ、と突きつけられる。
実際は、一之瀬に背中を押された者の生き直しはうまくはいかないし、世間の風に一蹴されて「空振同盟」は崩壊していくようにみえるけれど、正しさや道徳的な価値感にそぐわないものは、とことん叩いてかまわないんだって風潮は息苦しいよなって思う。もがいて、もがいて、でもパラレルワールドから戻ってきた一之瀬のように、舞台を見終わった観客のように、現実に戻った自分達は現実的な形で自己実現していくしかない訳で。
でもそうは言っても「この息苦しさを感じてるのは自分だけじゃない」ってわかるだけでも安心です。だから僕は、生き直しを図るためにバットを持たなくてすみそうだし。観劇後、自分の背中も押してもらってげんきもらえた気がします。見れて良かったっっ!!
全国小学生漢字検定者大会
劇団天才ホテル
エレクトーンシティー渋谷(東京都)
2011/04/15 (金) ~ 2011/04/16 (土)公演終了
満足度★★★
大人の事情もあったりして!
お客さん参加型でしたが、漢字って簡単なものから難しいものまで色々あるので客いじりのようで楽しくもあり可哀そうでもあり。
ネタバレBOX
開演前から出演者が客席内で勉強していたりナーバスになっていたり、お客さんに話し掛けたりしていました。
大会が始まると、お客さんと思しき競技者も三人参加しました。小学生にしてはいくらなんでもというお客さんもいて、そして、「牡丹」が書けず即退場となりました。可哀そうに。
あとの二人には簡単な漢字が出題され、他の参加者からは不公平だとの苦情もありましたが、それが人生だと一蹴され、大人の事情を経験していました。
間違えたらその時点で脱落する形式で競技は進み、昨年度の準優勝者が優勝して終了。書き順はいい加減な気もちょっとしました。
ところで、当日パフレットに、「漢字に人生を掛けた」と書かれていましたが、「人生を賭けた」ではないでしょうか!?
参加者にとって漢字とは、ちょっとカバンをフックに引っ掛けるような軽いものではなく、全財産を博打に賭けてしまうくらいの重い意味があると思うのですが。
オバケなスパイ
山下幼稚宴
相鉄本多劇場(神奈川県)
2011/04/14 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了
満足度★★★
杮落とし観劇です
震災の影響による自粛ムード蔓延でしょうか?
15席ほどの座布団席で、観客もほぼ同数でした。
入場ルートは舞台上を通っての着席でした。
なかなか面白いトコ通らせますねー。
舞台は昼と夜でスナックとお化け屋敷を交互にやってる、
「ゴースト」という店にアルバイトの男女が入るところからスタート!
店の近くまで進出してきた大型レジャー施設の圧迫ありながらも、
従業員一致団結して店を守る、
という王道物語にモノローグやお化け屋敷のショーでのダンスに歌と。
アクションの入ったミュージカルでした。
雑みは感じたが熱量はあった90分でした。
ネタバレBOX
開場が30分前かなーと行ったら、20分前からの入場でした。
メインのドラキュラ役のイケメン俳優さんが棺の中に入っていて、
舞台通って席に着く観客を驚かせる為の演出に時間かかったのかな?
基本は素舞台で、様様な小道具などを時々に配しての状況変化・
としていました。(同じ劇場での昼の違う公演もやってるので、その為かな)
受け付けの方々は黒服統一で、なかなかピッシっとしてましたが、
舞台セットの(えーっと右側は下手だったっけ)黒いドアは持ち手が無く、
穴が開いてるだけなので、開ける前に指が見えてしまい。
急にドアが開いて、驚かせるという手法には向いていない。
一考が必要と思われました。
さて物語りは就職難で、片っ端から履歴書送ってた主人公が。
怪しい会社に誘われて、
「ゴースト」にスパイとして入り込むところから始まります。
暖かい人間関係の中で良心の呵責に耐えてスパイを続けますが、
結局「ゴースト」の人達を助けます。
主人公の父親が実は「ゴースト」の創立者で、
地上げしようとしていたレジャーランドの社長(主人公をスパイにした張本人)
この人も実は「ゴースト」の黄金時代に活躍した元仲間で、
店を守ろうとするために、のっとり考えていましたという話でした。
(うーむ古典ですねぇ)
なので、なんとなくレトロ調の印象が抜けず雑みも感じていたのですが、
ミュージカルですので、役者さんワイヤレスマイクつけての。
生声で歌います・踊ります!
メインのドラキュラさん=剣道部のクリハラ先輩さんカッコよくて、
よく動くんですが、持ってるレイピアの刃の部分が黒っぽい上にマット加工
してるみたいに見えて、舞台映えしないんですよー・・。
もったいない。お化け屋敷の設定通りにブラックライト使ったとこもあり。
蛍光塗料塗っとくとか、直刃のサーベル風にアルミの角棒で小道具作れば、
光って目立って良かったのに(せめてアルミホイル巻くとかね)
踊りは皆さんよく動くけど、利き足とかの動きは良いけど。
そうでないほうの足などの動きは今ひとつに感じました。
主人公に着せる熊男って着ぐるみってより、
アニマル服でしたし(シューズは白で統一感無いしー・・)
もちっと衣装も統一感出して欲しかった。
劇中の「オドレンジャー」ショーは設定よかったけど、
衣装が前述通りに今ひとつでしたし、ホントもったいない。
食事のシーンなどもホントの食材食べてて、リアルにやってるのに。
練の時間が足りなかったのが雑みの原因だったのかな?
がんばれー!頂点はまだ先だぞって感じを受けました。
グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》
KAKUTA
アトリエヘリコプター(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
洗練された朗読劇
群青の夜を観ました。 そこはかとなく切なく、ほっこりとホンワカな話に感動させてもらいました。
こういった芝居を観たのは初めてで、この朗読劇がこんなにも秀逸なのは、原作自体がそもそも良かったからなのか、それを選んだことも含めた脚本演出が優れていたからなのか、役者の演技が卓越していたからなのか良くわかりませんが、恐らくと言うか、間違いなくその全てが素晴らしかったからだと思います。
アンダー・ザ・ロウズ
虚構の劇団
座・高円寺1(東京都)
2011/04/08 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了
満足度★★★★
秘密とつながり
シンプルだけど構成が美しい舞台美術と演出にやられた、演者さんの
声の通りのよさが当たり前だけどとても心地よかった、以下はネタバレBOXで。
ネタバレBOX
まず開場に入って鴻上さんのご挨拶にやられた、ネットと現代という部分で自分が悩んでいるものををものすごく納得できる言葉で書かれていて、グサリと胸を刺された。
作品は思ってもいなかったSFテイスト、平行世界の日本、過剰な統制と世間の風。
みんながみんなの事を当たり前に思いやる薄っぺらい平たい世界。
見ていて恐ろしいと思ったし、そういう世界に生きたくない、生きてはいけない。
いや寧ろそんな世界にしてやるもんか!と思ってしまった。
揺らぐ鏡に囲まれた秘密の花園、舞い落ちる薔薇がただただ美しい。
自分も劇団を運営していますが、作品と劇団にあった熱をどうにかして
自分も伝えていかなければ、と思わせてくれました。