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『嵐が丘13番地 殺られる前にヤってやる』

『嵐が丘13番地 殺られる前にヤってやる』

劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】

ザムザ阿佐谷(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★

役者さんはgood!!
ふたつのストーリーが同時に進行してゆく 時間軸ものでした。
ひとつは笑いなしのシリアス、そしてもうひとつは、小ネタ満載のフィクションものと 異質のものでしたが、その2つのストーリーの接点である 一人の老人にちょっと説得力が弱かったかなぁ~

役者さんたちの演技力はすごく良かっただけに ちょっと残念感がありました。

芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)

芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)

東京芸術劇場

水天宮ピット・大スタジオ(東京都)

2011/06/24 (金) ~ 2011/06/27 (月)公演終了

満足度★★★★

無題28
だてさんつながりでやっとのこと最後の公演に間に合いました。また予習していないので、みたことがあるのは「ロロ」だけで(でも、15分)、「範宙遊泳」は熊川さんのお名前くらい。水天宮も初めて。面白かった2、そうでもなかった2、激しすぎてことばがでない1。

ネタバレBOX

黒い壁面、黒いリングのような舞台。囲むように3方に椅子席。それぞれ前2列には雨具。昨年の毛皮族以来の防護服。迷わず、正面センターへ。

既に他の方々のコメントがあるので、いつものように個人的なところを。最近、守備範囲が狭いことを自覚しているので、落ち着いて観劇。※洋楽でも、Hard Rock/HeavyMetal/Progressive Rockは聴きますが、Jazz/Bluesは全然ダメ。チャイコフスキーは概ねいけるけど、マーラー、ブラームスなんかはサッパリみたいなものです。

「ロロ」15 Minutesのときの印象が良くなかったので、慎重にみました。ブルーシートの海/波、NHKの人形劇をみているようで感激。アイデアとそれをいかすセンス。3人の女性はラインの乙女(神々の黄昏)のよう。ライトの使い方、ブルーシートに映る影絵がいいな。

「範宙遊泳」、突如、奥の扉が開いて遠くに小動物…ウサギか…相当野生化してるな、舞台に上がって横柄な態度、これには笑いました。人間の役者にダメ出し。途中から熊川さん登場するも着ぐるみなので、最初、わからず、名前を呼ぶシーンで気がつく始末。役者たちが外の車に乗り込み明るく手を振る姿にまた笑ってしまう。これからアフタートークみるたびに思い出しちゃうんだろうな。

「ジエン社」、繰り返しや、セリフの重なり、という形式的なところで受け入れられず。清水穂奈美さん、「XTC」ご出演ですよね。チケット取れたら行きます。

「バナナ学園」、きょうは、だてさんが出るというので来たのです。えー、始まるや超大型ハリケーン「レデイ バナナ」が目の前で暴れ回るので、何がどうなっているのか…わからず。物が飛ぶ、水飛沫が吹き荒れる。座席と舞台との間を走る、転がる、寝る。ひとりとして止まっている者はいない。我先にと舞台の端に立たれると圧倒されます。だてさんもばく進。セリフは全く聞こえないけど「撤収」と叫んでいる。ここからがまた大騒ぎで舞台の現状回復。手を抜かず、最後は秒読み。

台風一過。

「マームとジプシー」おなじように、頻繁に繰り返しがあるとダメみたい。映画では、繰り返しのシーンには新しい意味付けがされていたり、普通にみているだけではわからないものを(ラストか終盤で)明らかにしたり、複数の視点から描いたりするんだけれど、お芝居ではなかなか、そういったものには出会わない。

【思い出したので訂正】冒頭のシーンが最後に繰り返される、というのがありました。
確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】

岡田あがさ×須貝英

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/21 (火) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

シビれました。
やっぱり、演出の倉本さんは「男の子」の描き方が巧い。

『ヒールのブーツ』『東京の空に』の2本しか観たことがないけれど、「オトコの稚気」の出し方がイイな、と。

良い雰囲気の芝居でした。

確率論と運命についての話の合間合間に、今しがた空港を飛び立った飛行機のアクシデントの放送を挟み込む・・・この次元の違う緊張感の連鎖にシビれたなあ。。。

「誕生日のパラドックス」や「周期セミ」を持ち出してきたのは「巧いな」と思った。
両方とも、数学が苦手な人でも、知的な刺激は受けられる題材だから。

だからこそ「誕生日のパラドックス」は、もう少し使って欲しかったかなー。

「誕生日のパラドックス」は、確率と直感とのズレを語るときに使われる題材なんだけど・・・「人間は、自分を中心にモノを考えてしまうことから逃れられない」というところまで、踏み込んで欲しかったような気はする。


あっそうそう・・・この日のアフタートークは、出演者のおふたりと、『コロブチカ2』の座長(?)、柿喰う客のコロさん(←すっげー男前!)&出演なさる右手愛美さん(←「意外と理系なんです!」と宣言した後、「因数分解得意です。」発言に・・・コケた!笑)。

超ロングアフタートーク。堪能いたしやした!

『コロブチカ2』。

即、予約!笑

ネタバレBOX

数学者役の須貝さんのしゃべりかた&たたずまいが、アクチュアリーの友人に似ていて・・・「なんかスゲー!!」と思っちゃった。

その友人のことを思うと・・・岡田さんが日本行きの飛行機内で、熱く口説かれていないか心配です(笑)
ユメノナカノウツツノナカノユメ

ユメノナカノウツツノナカノユメ

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2011/06/23 (木) ~ 2011/06/30 (木)公演終了

満足度★★★

Aバージョンを観た
Aバージョンを観たのは剣持が出演されてたから。彼ほど人間臭いおっさんキャラは居ない。まあ、どこからどーみてもおっさんなのだが・・。彼が吐く自虐ネタはアドリブなのかセリフなのかよく解らないが切羽詰まったものがあり、そこがまた人間らしさを強調していた。剣持のジャージの穿き方はあれでいいのか・・?笑

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

閉鎖された空間に閉じ込められた見ず知らずの5人。彼らはなぜこんなところに拉致されたのかも解らない。解っているのは彼ら全員が佐々木ゆうきという名前だったこと。突如現れる3人の黒崎。しかし彼らは3人で一人の黒崎だという。そして黒崎はゲームと称する生死を掛けた殺人ゲームを用意する。

5人の佐々木はゲームのシュミレーションを試み、全員が疑心暗鬼になり葛藤する。ゲームの合間に5人の佐々木らが将来の夢や希望やなりたかったものについての告白タイムが設けられるが、彼らは一様に役者としての現況を熱く語る。たぶんこの告白は全ての役者が思っていることではないだろうか?大抵の役者は結婚を機に人生を再考せざるを得ないのだ。

やがて5人の佐々木は同じ記憶を共有する、ベースとなっている一人の青年だということが解る。他の4人の人格は客観的に佐々木を見つめるもうひとりの佐々木だ。彼らはゲームを繰り返しながら5人の人格を出し入れし、己の葛藤を繰り返しながら自分の意志や考えをまとめて新境地へと進んでいくのだが、割とこういった物語は多い。だから舞台そのものに斬新さはないが、役者としての苦悩や現況を素直に表現した部分で共感を得る観客は多いと思う。

殺人ゲームの割に緊迫感が足りないのはどうしてだろうか?音響や照明のせいなのだろうか?殺人ゲームは芝居でよく観るがどのホラーな展開にも音響と証明が大活躍している。そういった場面での演出が足りなかったように思う。だからなんとーなく緩い演劇娯楽の範疇を越えなかった。この部分がひじょうに残念だった。

相変わらずスタッフワークは最高!
芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)

芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)

東京芸術劇場

水天宮ピット・大スタジオ(東京都)

2011/06/24 (金) ~ 2011/06/27 (月)公演終了

満足度★★★★

水天宮ピットなかなかイイ
興味があった団体をまとめて観られて、それぞれのカラーが楽しめた企画でした。

注目団体やお気に入りをより楽しむには座席のポジショニングが重要だったようだが、そこも運良くクリアできた。

遠くから見てるだけ

遠くから見てるだけ

パセリス

サンモールスタジオ(東京都)

2011/06/23 (木) ~ 2011/06/27 (月)公演終了

満足度★★★★

友達の詩!
中村中の『友達の詩』をふと連想しました。

ネタバレBOX

神様はお願いするもの、相談するものではない、願いは先着順、だから空気は読まない、殺しの願いは喧嘩両成敗でどちらも殺してしまう、神頼み的神様の定義としてスッキリしています。

間に入っている人は少し出しゃばったり、もう少し力があったらと思っています。カウンセラーとか宗教家でしょうか。

白っぽい衣装の女子6人によるお芝居、明るく、ピンポーンによる場面展開はテンポ良く、楽しかったです。

ところで、安藤君が女性だと知ったとき、『遠くから見てるだけ』が、「簡単にばれてしまう どこからか流れてしまう … 大切な人は友達くらいでいい♪」という、好きな人に告白できない同性愛者の胸の内を歌った中村中の『友達の詩』の歌詞のことを言っているような気がしました。
マゴビキ

マゴビキ

ミミトメ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/18 (土) ~ 2011/06/25 (土)公演終了

満足度★★★

極めて実験的な作品
評価が分かれる・・・というか、多数の人は困惑し、少数の人ははっきり拒絶し、
ごくごく少数だけは支持するのかな?

ネタバレBOX

6人ごとに部屋へ案内されるが、ロビー(と言っても狭い)で前説が始まった・・・と思ったら、
前説からいつの間にか変な話(パブロフの犬の条件反射の話とか、
ペンギンの脱走話とか)を聞かされる。
ここからもう「演劇」は始まっていたのだ。

そして、部屋に案内されると、前の6人が真っ最中。
そして交代する・・・前の6人に「よろしければ次も見学できますが」
と案内しているが残る人はいない。

そして、3人ずつ向い合せに座り、向かい合った人とはペアとなり、
ヘッドフォンの指示に従い、机上の地図上のフィギュアを動かしたり、
ペアの方を見つめたり、トンボの目を回させるような指で円を書かされたり、
口笛を吹いたり・・・と、まあ他愛のない指示に従う。

時々、6人の周囲にいる役者が、
前説やヘッドフォンの話に関連ある芝居をする。
これがあるから、かろうじて「演劇」の範疇に入るのか、という気はする。

まあ「それだけ」なので、実験演劇の実験台になったというか、
そんな程度の気分で、
特に感銘が残るというわけでもなし・・・。

ただ、ヘッドフォン手法をうまく使えば、場合によっては、
(観客ではなく)参加者に相当強いインパクトを与えうるかな、という気はした。
もっともそれは、不快感や精神病理的なものかもしれないが・・・
そして、そういうことをやれば、退席者が続出するかもしれないが。

しかし、インパクトを与えるためには、「前説」、ヘッドフォンの「話」「指示」、
そして、周囲で演じられる「パフォーマンス」、その他を通じて、
(理屈上ではなくても)何かしら関連性あるメッセージを
参加者に与えられなければならないのではないか?
少なくとも「サイト」上の説明にある程度のインパクトは与えられなければ、
公演の成功とは言えないだろう。
(だから、次も残って観てみよう、という気にもなれない。)

そして、ヘッドフォン音声が時々(特に肝心な指示のところで)聞き苦しく、
この辺も改善する必要があると思われる。

ということで、今回のものが良いとは思わないものの、
批判を受けることを承知であえてこのような斬新な手法を試みたことや、
そして、今後の期待をも込めて、3Pとした。
芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)

芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)

東京芸術劇場

水天宮ピット・大スタジオ(東京都)

2011/06/24 (金) ~ 2011/06/27 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しめた
一度に色々な劇団が楽しめるという企画、最近多いですね。
でも、初めて見る劇団の色が楽しめるので、便利です。
で、初めて見る劇団が多く、好き嫌いが分かれますが、
個人的には範宙遊泳が一番、楽しめました。
会場の特徴を生かした演出に笑ってしまいました。
本公演も見に行きたいです。

グッドモーニング・ブルーバード!

グッドモーニング・ブルーバード!

P・Q・R

ザ・ポケット(東京都)

2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

大人な舞台
これ、舞台上にも客席にも知り合いがたくさんで、
本当にこれ、東京で見てるのかと思うくらいでした(笑)
でも、ホント、大人な完成度の高い舞台で、見応え十分でした。
それに、テーマ曲も親しみやすく、耳に残ってます。
楽しい舞台でした。

【バナ学eyes★芸劇大大大大大作戦】

【バナ学eyes★芸劇大大大大大作戦】

バナナ学園純情乙女組

水天宮ピット・大スタジオ(東京都)

2011/06/24 (金) ~ 2011/06/27 (月)公演終了

満足度★★★★

初バナナ
初めて拝見しましたが、噂通り、、、いや、噂以上でした。
舞台を見ていてあんなに心臓がバクバクしていたのは初めて。
ホント、大狂乱でした。
本公演も一度、見てみたいです。

untitled

untitled

shelf

atelier SENTIO(東京都)

2011/06/02 (木) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★

観劇
なぜだか睡魔に襲われてしまいました。既成の言葉を発する、身体表現するというのは、個人的に惹かれる要素なはずなんですが。ひとりひとりの役者さんの自己顕示が見え隠れするのが、とても気になりました。 空間が素敵だった。

おかわり。

おかわり。

SORAism company

中野スタジオあくとれ(東京都)

2011/06/24 (金) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

一言のみのショートコントもあるが・・・
「説明」にもあるとおり、ショートコントの連続。

ネタバレBOX

もっともショートなものは「一言」のみ。
もちろん、もっと長いものの方が多いが。

それから、「単発」ものと、時々同様の場面となって
「続きもの」となっているものがあり、
「続きもの」により、(一応だが)全体のストーリー(らしきもの)が
提示されている。

そうなると、一番の問題は、それぞれのショートが受けるかどうかだろう。
特に「一言もの」の場合で、受けずに「すべった」時は、
「ちょっとなあ」となってしまう(笑)

それから、私がよく書くことだが、「関係者・知人・友人」にだけ
ウケているだけではだめで
(もちろん、今回、すべてそうだったわけではないが)、
関係の無い初見のお客さんでも満足できるよう頑張ってほしい。
「悲劇より喜劇」の方が難しい」ことも承知しているが。

そして、どうせコント中心・ナンセンスで行くなら、
「全体の筋」にはあまりこだわらないで良いのでは?
と個人的には思った。
あるいは、笑いも取りながらも、
大きな筋の流れもしっかり感じさせる内容にするか、
どちらかかな、という気が私はする。

なお、「おかわり」という題名は最後に出てくるが、これも大した意味はないもの。
これも、個人的にはなにか、もっとパンチのあるものにできないかな?と思う。
芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)

芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)

東京芸術劇場

水天宮ピット・大スタジオ(東京都)

2011/06/24 (金) ~ 2011/06/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

「場」がなければ、何も育っていかない。舞台は創造したことに対して受け手があって初めて成り立つものだから。
好企画。
ショーケース的なものと考えていたが、それ以上に各団体の特色がよく現れていた。
しかも、公演の順番がお見事。
たっぷり楽しんだ。

ネタバレBOX

ロロ『夏が!』
男子中高生が妄想するような夏のアバンチュールというか、その妄想度が高い。なんたって人魚みたいだから。この世のモノではない、そんな何かに取り憑かれてしまう。『高野聖』的なと言うか。違うか。
海に見立てたブルーシートが楽しかったのか、海ブルーシートのシーンが多く、できればもう少し妄想度を深めてほしい気がした。
「いくら払えばいいんですか」の台詞がツボだった。

ジエン社『私たちの考えた移動のできなさ』
舞台とキャットウォークなどを使い、立体的な同時多発台詞が心地良い。
事象としては、まるで3.11直後の東京近郊を彷彿とさせるのだが、差し迫った危機感もなく、人と人との距離が縮まらない、表に出づらい苛立ちと、諦めが伝わる。
早くなんとかしなければ、と思いつつも、結局何もできずに今に至っている。
自分への苛立ちでもあり、東京に入れない、避難している、デモ隊が、という不安要素が充満している中での自分がいる。
キャットウォークをいつまでもくるくると歩いて回っている男女がすべてだ。どこにもたどり着けない。着いたとしても行く手は阻まれる。阻まれる意味もあまりなく理不尽。音楽をやってるんだという自負とも言えぬ、そんなものにしかすがれない。宗教というかセミナーみたいなものも自分のことだけで手一杯。
閉塞感とも違う、閉じた感。
見終わって、とてもすっきりした味わいであった。
…のだが、すっきりしすぎではないかとも思った。つまり、もっと混乱、ノイズが欲しいと思ったのだ。台詞なんてもっと聞き取りにくくていい。こんなにすっきり諦めてしまっていいのかと思ったのだ。


範宙遊泳『うさ子のいえ』
演劇のアフタートークという形式を通じて、「真実」と「虚構」を見せた。
ただし、真実は何かということや2つの対比というよりも、「虚構」とは何かということではなかったのだろうか。
受け取る側にとっては「真実」でも「虚構」でも関係なく、「虚構」が大きくなれば、「真実」は単純に飲み込まれるというものだ。
外に通じるドアから見えた、自動車で走り回る姿のけたたましさに笑った。それは虚構が勝った瞬間だった。


バナナ学園純情乙女組。『【バナ学eyes★芸劇大大大大大作戦】』
始まる前のわくわく感がたまらない。アトラクションだ。カッパ着て、荷物をビニール袋に入れたりという準備があるから、それは否応なしに高まる。
そして、見事にコントロールされたカオスで、観客全員ニコニコ顔。
全力さがいい。1人ひとりの力が、きちんと活きているのがよくわかる。マスゲームのごとく動きが揃うところもツボ。
準備から後片付けまでがよくできたパフォーマンス。見どころ多すぎ。この大人数を、立体的に構成する力は半端ない。
アフタートークで、二階堂さんが「時間があれば練習して、ダメなところを1つでも潰したい」と言っていたのがよくわかる。
カッコ良すぎるぜ!
ただし、口に含んだ水を吐き出すのは正直好きではない。だって、男が吐き出した水が顔にモロかかっちゃったんだから(笑)。


マームとジプシー『帰りの合図、』
台詞のアンサンブルが美しい。
まるで歌詞のようなリフレイン。
ミニマムな出来事を切り取り多面的に見せる。
そして、ラストには、ぐっと胸に来る。
それは大声で叫ぶようなことではなく、静かに胸に染みこむようなモノであった。



今回は、「20年安泰」というタイトルだったけれど、彼らが演劇を今後20年間安泰にするわけではなく、彼らが20年安泰かどうかにもあんまり興味がない。
しかし、例 えば、バナナ学園純情乙女組などの登場により「これは演劇と呼べるのか」なんて、まったく愚にもつかない批評(感想)がされることがなくなるであろうことで、次々と新しい人や集団が出てきて、演劇は20年と言わず安泰となるだろう。
つまり、新しいことや、変化、破壊を恐れずにできるような「環境(場)」ができていけば、もっと凄い人や団体も出てくるだろう。今回早々とチケットがソールドアウトになったということは、そのための1歩となったのではないかと思う。
「場」がなければ、何も育っていかない。舞台は創造したことに対して受け手があって初めて成り立つものだから。
それは、新しいこと、変化、破壊であったとしても、同時に「場(観客や社会など…空気とも言う)」に受け入れられなければならない、一見矛盾しそうな関係でもあるのだから難しい。
とは言え、創造するときには「場」を意識する必要はないと思う。
それは、受け手の勝手な言い分だけど。


来年またこの企画があったとしたら、次の5団体はどんな顔ぶれになるのか、なんて考えながら劇場に足を運ぶのも面白いかもしれない
アメノクサリ

アメノクサリ

ELEGY KING STORE

高田馬場ラビネスト(東京都)

2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり生がいい。
さてと・・・

観てきた。
面白かった。

期待していた鈴木智晴氏の演出を堪能出来たし、探偵役の伊智生士冶氏がこれまで観たことも無い珍しいパフォーマンスを見せてくれたので、改めて舞台っていいなと、やっぱり生っていいなと、ビールとかエ○チの話だけじゃなくそう思った。

ネタバレBOX

それにしても探偵役の伊智生士冶氏・・・

どうしても品川庄司の庄司に見えてしまい、いったいいつあれをやってくれるのかとワクワクしながら待ち構えていたのだが、残念ながら彼は庄司じゃないし、どこぞのアイドルと結婚もしていないわけで、当然愛する女性の名前を公共の場で叫ぶようなことはしなかったが、代わりに舞台の上で言うべきセリフをすっかり忘れてしまっていたのには驚かされたし、というか、まだ始まって数分なんだけど・・・と、舞台の始まりがあまりに危うい感じで、こちらがついつい叫びそうになった。

そして終了後、伊智生士冶氏は舞台挨拶の後に冒頭のシーンをもう一度やり直すという強硬手段を取ったわけだが、おかげでこの日一番に会場が沸いたし、なんだかあったかい雰囲気に包まれたし、そんなの見たことない・・・ってものが見れたしで、まぁ、なんだかいろんな意味でよかったなと、いやはやほんと・・・生っていいなと、なんだかそう思った。

さて、そんなセリフが吹っ飛んだところから始まった伊智生士冶氏の登場シーン、どこかで聞いた様な曲、どこかで見た様なスポットライトの当て方・・・って、ん?あれ?これって脚本の鈴木氏が脚本・演出を手掛けた『時給探偵』の冒頭と一緒では・・・

と思ってるところに出てきたキャバ嬢のキャピキャピ具合、これもなんだかどこかで見た様な気がするが、これはどうだったろうか・・・。

まぁ、なんにしろわかりやすいキャラのつくりは嫌いじゃなく、むしろ好きで、そうやって、そのわかりやすいキャラ設定と同様にわかりやすいコメディが展開されることを期待していたのだが、物語は一転シリアスに、そしてミステリアスに、とかなりの急角度で方向を変えていったのだが・・・多重人格に探偵モノに盲目の少女に殺人・・・となると少々盛り込み過ぎているのでは・・・と感じずにはいられなかった。

そして名前、これがまたなかなか覚えられず、途中、サチコだかチハルだかミサトだかシンジだか誰だかなんだかよくわからなくなり、昔の彼女であるマユミやらチサトやらの名前を思い出しながらウトウトしてしまった。

ところで、行方不明の女性が実は亡くなっていた、そして誰かがすり替わっていた、というネタは宮部みゆきの小説『火車』でも使われていて、そのネタにとても衝撃を受けたのを憶えているが、今回同様のネタでほとんど衝撃を受けなかったのは・・・うーん、なんでだろう。

まぁ、なんにしろ難解な話で観終わった後にストレスを感じるかも・・・と思った途中の考えとは異なり、最後にはある程度すっきりさせてくれたので・・・ふぅ、なんだかホッとした。

布にライトを当てて人物を浮かび上がらせるアイデアや、枠に鎖をかけてアメノクサリにかけている(?)ところなども、なんてゆーか、良かった。

色んな意味でとても面白かった。
MITSUKO

MITSUKO

梅田芸術劇場

青山劇場(東京都)

2011/06/11 (土) ~ 2011/06/29 (水)公演終了

熱演は買うけれど。
出だしの方はまあまあ面白くて飽きないけれど、中盤少しだれてしまった。
最後の方は、MITSUKOの厳しい生き様に、考えさせられるところがあったが、全体的に地味な作品といった感じ。
マテさんの日本語は流暢とは言えないでしょう。
ジュリアンくんは、そつなく演じていて、歌も上手ですよ。

復活!<八百比丘尼伝説>

復活!<八百比丘尼伝説>

柴崎正道プロジェクト

アトリエ春風舎(東京都)

2011/06/24 (金) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

好みが分かれると、思います。
セリフは、ほとんどなく、演劇というより、パントやダンスの身体表現で紡ぐ作品でした。

ネタバレBOX

床が、海を思いおこす薄いブルーに、部分的に波のような白。照明の加減で、薄いグレーにも見え、砂浜だったり、アスファルトだったりと。

セリフがほとんどないからと思われるが、説明的なナレーションが、多すぎるように感じました。数え歌的なのとか導入曲は、作品に合っていたと思います。
映像もやや具体的過ぎた感が、、、抽象的な映像や照明効果は、好みでした。

かなり表現力豊かな方ばかりで、良かったのですが、演劇と思い見に行ったので、やや物足りなさを、感じてしまいました。

白川万紗子さんの少女の透明感と、現実の切なさ、良かったです。川島和明さんも、印象的でした。
いないいない

いないいない

ガレキの太鼓

アトリエ春風舎(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました
個人的な感想というより反省なんですが・・・

理由や結果が、はっきりしないので、果てしなく想像が膨らみ、自分の中で収集つかなくなってしまいました。


恐怖や不安もあるが、遮断できる事での、つかの間の安堵感だったり、、、平穏とは?と様々な思いが膨らみ続けてしまいましたが、限りない可能性も感じたり?で、不思議でした。


アフタートークの男ミシュランが、すっごく面白かったです。舘さんのパートナー探しを挙手制で、やりながらも、舘さんの理想の男性を言うことで、舘さんのいろんな顔がみえて、とても良かったです。対談や観客からの質問形式よりも、断然、盛り上がったし、舘さんの過去?や意外な趣味?も聞け、楽しかったです。


そんな処からも、やっぱり、舘そらみの手腕の魅力を、感じてしまいました。

メガネ夫妻のイスタンブール旅行記

メガネ夫妻のイスタンブール旅行記

城山羊の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/05/21 (土) ~ 2011/05/31 (火)公演終了

満足度★★★★

確かに・・・
『観てきた』最初の5名の星の数を見て、面白そうなコメディーと思い、行ったので、単純に楽しめました。ここに書いてある粗筋や、フライヤーからは、想像つかないほど、かけ離れてました。

ネタバレBOX

吉岡夫妻(石橋けいさん・鈴木浩介さん)の愛猫が、亡くなった事から始まる、不条理ちょっとだけR系?コメディー。

クローゼットの扉と思ってたら火葬場は、やり過ぎと思ったが、全役者さん達者なので、有り得ないけど、この人なら、こんな言動するかも?と納得の可笑しさでした。

大家さん(大川潤子さん・三条会)が、特に面白かったです。
確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】

岡田あがさ×須貝英

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/21 (火) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

◯+◯=
三重丸の好演でした。
ただ、よかったがゆえに、細かいことを少々....

ネタバレBOX

二人芝居で言う事ではないのかもしれないのですが、
「数学者の生活を描く」、との内容説明だと主(メイン)が数学者に感じたのだけれど、
実際は小説家が中心に進んでるように感じた事と、
小説家役のあがささんがCAに見えてしまったことですかね〜!?
あ、あと、サッカーのフィールド場の23人で同じ誕生日の人がいる確率が51%である理由が気になりました。
タイトルが「確率論」なので、もう少し確率の話も聞きたかったですね。
でも、時間のわりには充分見応えのある作品でした
ドドスカドン

ドドスカドン

ナルペクト

アイピット目白(東京都)

2011/06/24 (金) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった!
序盤の???な流れが途中から全部つながった時に、鳥肌たちました。
随所に笑いが散りばめられているし、登場人物のキャラが際立っていて、ほんとに良かった。
途中、アドリブなのか脚本通りなのかわからない感じのところで、ちょっとグダグダした感じがしたけれど、ダンスも効果的に入っていてカッコ良く、2時間あっという間でした。
満点とまではいけないけど、4.5がないので、今回は甘めに☆5つにしておきます。

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