満足度★★★★
シビれました。
やっぱり、演出の倉本さんは「男の子」の描き方が巧い。
『ヒールのブーツ』『東京の空に』の2本しか観たことがないけれど、「オトコの稚気」の出し方がイイな、と。
良い雰囲気の芝居でした。
確率論と運命についての話の合間合間に、今しがた空港を飛び立った飛行機のアクシデントの放送を挟み込む・・・この次元の違う緊張感の連鎖にシビれたなあ。。。
「誕生日のパラドックス」や「周期セミ」を持ち出してきたのは「巧いな」と思った。
両方とも、数学が苦手な人でも、知的な刺激は受けられる題材だから。
だからこそ「誕生日のパラドックス」は、もう少し使って欲しかったかなー。
「誕生日のパラドックス」は、確率と直感とのズレを語るときに使われる題材なんだけど・・・「人間は、自分を中心にモノを考えてしまうことから逃れられない」というところまで、踏み込んで欲しかったような気はする。
あっそうそう・・・この日のアフタートークは、出演者のおふたりと、『コロブチカ2』の座長(?)、柿喰う客のコロさん(←すっげー男前!)&出演なさる右手愛美さん(←「意外と理系なんです!」と宣言した後、「因数分解得意です。」発言に・・・コケた!笑)。
超ロングアフタートーク。堪能いたしやした!
『コロブチカ2』。
即、予約!笑