満足度★★★★
面白かった
黒い空間に黒ずくめの衣装のお二人。
岡田さんはもちろん、須貝さんがいつもより3割増くらいかっこよく見えた!
数学的なお話はやっぱり難しくて、全部は理解できませんでした・・・。
満足度★★★
硬質でスタイリッシュなのですが
舞台設定もストーリー展開もオシャレ過ぎだったのが原因なのか自分の感性の狭量さが原因なのか分かりませんが、残念ながら自分には合わなかったですね。
着地点がどこになるのか分からなかったのにワクワクしなかったんですよね。素数ゼミの話やサブプライムローンのバタフライエフェクトの話も何か上っ面ぽくて乗れなかったですね。誕生日パラドックスも理論は直感を凌駕するという例としては面白かったですが、その後の展開が薄いんですよね。
役者さん二人は、さすがの力量でしたが、武装理論家と剥き出しの激情家の論闘になるのかなあと期待していたまでにはならず、フルコンタクトの空手やバーリトゥードには程遠く上品で綺麗過ぎるんですよね。平安貴族の蹴鞠はこんな感じかなあと思ってしまいました。美しく優雅ではあるけど、自分には響かなかったですね。型に嵌っているようで、こうきたらこうと言う風に写ってみえました。ペラペラな演技でも入ってくることも有るので、こればっかりは自分のせいなのかもしれません。
満足度★★★★
面白かった
確率について考えさせられました。
論理的思考でお芝居を観るのが新鮮でした。
もちろん役者さんお二人もさすが!
アフタートークでちょっと怖い裏話も聞けてよかった。
満足度★★★
あなたと出会う確率
二人芝居、椅子だけの空間なのにとても濃密な時間が流れていました。
人と人が出会い、心を通わせることは偶然なのか?必然なのか?…そんなことを考えました。今日この日、わたしが『確率論』を観たことさえも。
劇中の確率エピソードがとても興味深く、ストーリーが刺激的になっていたと思います。理系な演劇ってところが面白いですね。
アフタートークで岡田あがささんが須貝さんのことを「色気がある俳優」と評していたけれど、すごく納得。抑えた演技の中でちょっとした仕草に色気を感じました。この感じ、これは女性にしかわからないかも。
満足度★★★★
シビれました。
やっぱり、演出の倉本さんは「男の子」の描き方が巧い。
『ヒールのブーツ』『東京の空に』の2本しか観たことがないけれど、「オトコの稚気」の出し方がイイな、と。
良い雰囲気の芝居でした。
確率論と運命についての話の合間合間に、今しがた空港を飛び立った飛行機のアクシデントの放送を挟み込む・・・この次元の違う緊張感の連鎖にシビれたなあ。。。
「誕生日のパラドックス」や「周期セミ」を持ち出してきたのは「巧いな」と思った。
両方とも、数学が苦手な人でも、知的な刺激は受けられる題材だから。
だからこそ「誕生日のパラドックス」は、もう少し使って欲しかったかなー。
「誕生日のパラドックス」は、確率と直感とのズレを語るときに使われる題材なんだけど・・・「人間は、自分を中心にモノを考えてしまうことから逃れられない」というところまで、踏み込んで欲しかったような気はする。
あっそうそう・・・この日のアフタートークは、出演者のおふたりと、『コロブチカ2』の座長(?)、柿喰う客のコロさん(←すっげー男前!)&出演なさる右手愛美さん(←「意外と理系なんです!」と宣言した後、「因数分解得意です。」発言に・・・コケた!笑)。
超ロングアフタートーク。堪能いたしやした!
『コロブチカ2』。
即、予約!笑
満足度★★★
みなさんの評価が高いけれど
話がわたしにはピンと来ませんでした…。
さも人類にとって大事なテーマを二人が真剣に話している感じだったけど…なぜかちょっと狭量さを感じてしまい、頭の中でそれ以上広がっていかなかった。最後のSigur rosの音楽がよかった。
満足度★★★★★
無題26
不可能、不確定、不完全。明日をどこまで計算できるか。たまたま 日常に潜む偶然を科学する…これらは書籍のタイトルです。実は、今回のようなテーマは好きなほうで、時々、本を借りては読んでいます。生命の誕生や進化は必然か偶然かみたいなものも面白いです。空港のロビー。椅子が2列、背中合わせに。男がひとり現れ本を開き…数字を読んでいる。奥のエレベータから降りてくる女、強い眼差し。お〜、なんだかミステリー調のでだし。
満足度★★★★★
確率
何分の一か の 確率を 私は 掴むのかなとか、
どうなのか
わからないと 思って。
役者の表情が 変化していく のを 観ていると 凄いなと 思ったりします。
いろいろと 考えたくなるような すてきな お芝居でした。
満足度★★★★
裏切らない
理知的で近寄りがたい雰囲気の須貝さんというのもいいですね。
岡田さんもさすが。
ただ、ここまで岡田さんを怖く(エキセントリックに)演出する必要はあったのでしょうか。倉本さんお得意の「喚く」「叫ぶ」のもキライです。
満足度★★★★★
堪らん、面白かった~
抑揚をおさえ淡々と話す数学者とややエキセントリックな小説家が作り出す緊迫した濃密な時間と空間。性格、ベクトルの全く異なる二人がクロスしていく様はゾクゾクしました。空港と小説の話との切り替えも鮮やかで関心。好みの舞台です。ああ満足。
満足度★★★
見ごたえ十分!
話が難解で私には良くわからなかったのは残念だが、おふたりの演技は見ごたえ十分。これを至近距離で観れるとは、なんと幸せなことか!岡田あがささんは1度吹き出していたようにも思えたのだが・・・そうだとしても期待通りで素敵だった!アフタートークでは、実はお茶目な素のあがささんが観れて楽しかった・・・でもちょっぴり悲しかった。
満足度★★★★
演技派同士のせめぎあい
前半は攻める岡田あがさにじっと防戦する須貝英という感じ。ところが後半から須貝英が動き出し、一挙に岡田あがさはロープに追い込まれる。
しかし、そこからの両名優の戦いは圧巻。
これこそが芝居の醍醐味だという作品。
満足度★★★★★
濃密な65分
これは凄いですよ!知的好奇心をくすぐられる好きなタイプのストーリーってだけでなく(内容は自分にはちょっと難解であった),とにかく芝居が凄い。岡田あがさ目当てで行ったのですが,須貝英も良かった~。始まりから終わりまで見逃して良い部分なんてない。見逃すなんてもったいない。表情,動き,声,感情,どれをとっても一級品です。二人芝居でこれだけわくわくしたのは初めてです。あと,この日のアフタトークは脚本の三宅信行,これも楽しく拝見しました。
満足度★★★★
きっちり
知的好奇心をくすぐる好きなタイプの話だった。
観客を退屈させないきっちり出来上がった本だと思う。
出来上がり過ぎているので、伸びしろは岡田あがさ次第かな。
須貝英は好演だけど、ちょっとこの役には若いと感じた(当て書きとのことだが)。