最新の観てきた!クチコミ一覧

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描いたように(満員御礼!!無事公演終演いたしました!)

描いたように(満員御礼!!無事公演終演いたしました!)

613

テアトルBONBON(東京都)

2011/08/24 (水) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

いろいろ
考えてしまいました。

ネタバレBOX

彼と一緒に行けばよかった。
クリエイティブな仕事してる人っていろいろ突っ込み辛いよね。
ここがスタートだから将来2人がどうなるのか、とても気になります。
それにしてもこいつ浮気しそうw
増殖にんげん

増殖にんげん

ぬいぐるみハンター

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/08/16 (火) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

増殖おんな ふたたび
「おとこ」にて前回の「おんな」で観損ねた会話を確認したので今回は各会話を効率良く観るよう時には先回りして動いたりもして…(笑) いやホント、いろんな観方を自分で選び組み合わせるというのがまたイイ。
また、「おとこ」の直後につき安心して見守っている三太さんにニヤリ。

増殖にんげん

増殖にんげん

ぬいぐるみハンター

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/08/16 (火) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

増殖おとこ
原典であり「基本編」的な女性版に対してこちらは「応用編」…どころか「暴走編」?(笑) ガタイの大きい男優陣が駆けずり回りやかましいやら暑苦しいやら…(爆)
そんな中、出演者が暴走し過ぎないか気をもむ三太さんが一番可笑しかったかも?

増殖にんげん

増殖にんげん

ぬいぐるみハンター

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/08/16 (火) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

増殖おんな
事前情報通り同時多発演技に加えて、観客にちょっかいを出したり巻き込んだりなジョーカー的存在もいるがザッピング感覚で観ればオッケー。そんなパラノ型芝居でありながら終盤では鍵となる会話をきっちり聞かせて落とし所に導くのが巧み。
また、リピートする場合の観方も「1人をずっと追う」「1ヶ所にずっととどまる」などのバリエーションがあり、単に「演ったモン勝ち」な発想だけに終わらずキチンとした計算で練り上げてあるのがイイ。

描いたように(満員御礼!!無事公演終演いたしました!)

描いたように(満員御礼!!無事公演終演いたしました!)

613

テアトルBONBON(東京都)

2011/08/24 (水) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった
物語は割りと単純なんですが丁寧に書き込みされていてあっという間に終演を迎えました。
一緒に暮らしていくって難しいですよね。

超コンデンス

超コンデンス

少年王者舘

ザ・スズナリ(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/30 (火)公演終了

満足度★★★★★

凄まじい刺激が五感を襲い、脳髄を早鐘のように激しく叩く。それはまさに「超コンデンス」!
あまりのことに、ただただ、目を見開いて観るだけ。
なんという凄まじさ。
視覚、聴覚、あといろんな覚に凄まじい大物量作戦が仕掛けられている。
まさに「超コンデンス」!

ネタバレBOX

キンキン響く、高音の台詞が、脳髄を早鐘のように激しく叩く。
しかも、ダブル、トリプル、それ以上の「音」で。

吉田一郎という、少年・青年・老人・女性が、「私はここにいる」ということを認めほしいのに、認めてもらえない(承認してもらえない)。
誰に? 誰に認めてもらえない?
自分に、だ。
自分が「自分の未来」を認めてないからかもしれない。

アル中の老人の未来は、今の小学生の自分につながっている。
それを「否定したい」という気持ちから、小学生の自分がそこに生まれている。しかし「否定したい」と言っても、たぶんネガティヴなことではないような気がする(大矛盾しているけど)。
「不安」なのか?

「ボクはここにいる」ということを「否定」すると、「私」はいなくなる。しかし、「肯定」すると「未来の私」をも肯定することになる。
一郎は、「ボクはここにいる」と言い続け、「いない」と否定され続ける。

何十年戻っても、26分戻っても、4秒戻っても、1秒戻っても、それは同じ。
同じようで、すこしズレる。
カットパックされる過去と現在と(たぶん)未来。
時間と場所が繰り返されて、残像のように、自分や他人がダブって見えてくる。まるで何人もいるように思えてくる。

夕沈さん演じるヨチダは、一番ズレが酷い残像だ。
原型は「台詞」の「音」と「雰囲気」しか留めていない。

言葉もズレてきて、繰り返されるうちに「意味」は破壊されていく。延々とつながる言葉にはすでに「意味」はあったりなかったり。「無意味」の意味が姿を現す。「音」も確実にそこにある。

観客は、冒頭の30分に凄まじい勢いで、視覚と聴覚、いろんな五感を刺激され、すでにその時点で、脳みそは「台詞」の「言葉」と「意味」「無意味」と「音」で溢れかえる。
脳みそどころか、そのうち身体中から、そうしたモノが溢れ出してくるのだが、拾う者はいない。流れるままにしている。
凄まじく、スラップスティックなシーンと言葉を、ただただ浴びるだけの状態になる。まるで、観客は『時計じかけのオレンジ』のアレックスが矯正のため映像を見せられたように、目を見開いて舞台を観るのみとなる。

「アルコール依存賞」受賞して「アルコール依存の賞状(症状)」を受け取る。シリトリの居酒屋お品書き。
言葉遊びのボルテージが高い。高すぎる。それを映像を含めて、舞台から大量に送り出す。

言葉の「尻尾」を捕まえて、それを言葉の「頭」にして、さらにその「尻尾」を捕まえて……が延々と。
一郎くんの「尻尾」を捕まえたい、と思っているのに似ている。

「カナカナカナ」とセミの声。
「悲悲悲」「彼方彼方彼方」とセミが鳴く。

そして、『美しい十代』を歌うは三田明!

舞台はエネルギーが常に爆発し続ける。
ああ、なんという凄い舞台なのだ。
もう、1つのジャンルの到達点な感じさえする。

そして、とっても「疲れた」。

前作同様に扉(隠し扉)が多いセットで、それだけで楽しい上に、映像の効果も抜群。
客電が点ることことも数回あり、舞台と観客との確認作業のような一瞬が流れる。

ヨチダを演じる夕沈さん、やっぱり面白い。声のトーンも抜けがいいし、ダンスは、さすがにキレは抜群。名前はキャスト表ではわからなかったのだが、老人の孫娘を演じた女優さんが印象に残った。
サヨナラ サイキック オーケストラ

サヨナラ サイキック オーケストラ

Mrs.fictions

上野ストアハウス(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/29 (月)公演終了

満足度★★★★

今村部!
Mrs.fictions今村さんが最後の最後に決めるところが一番面白かった! 

大笑いするというよりはクスクス笑う、そんなユーモアを交えつつ環境省の人と自称超能力者達との会話劇がとても優しく、ほんわかした気持ちにさせてくれました。 それに加え、初日乾杯でお酒も入り、今日は良い夢見れそうです。

ネタバレBOX

ユリ役の萱怜子さん、初出はビックリするのですが似合いすぎていて凄くカワイイ。かやさんファン必見! 

北川さん演じる魔美は、素性を隠す仕草がたどたどしい所がまた良かった! 

ヤオイ役の石井舞さん、着物姿がステキです☆ 
「エダニク」「サブウェイ」

「エダニク」「サブウェイ」

真夏の極東フェスティバル

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

『サブウェイ』
正直好みではなかった。
やろうとしている内容はよくわかった。
ただどうしても世界に入っていけなかったのは、私自身がテレビをあまり見ないから、そしてこの作品で訴えようとしていることが私自身に必要なことではなかったからかもしれない(笑)

しかし、あそこまでテレビに固執する必要があったのだろうか?
別の何かでも可能だったような気もするし、またネタの層が非常に浅かったのは、脚本家の勉強不足のようにも思える(いや、これに関しては笑っている世代の方が似通っていたことからの推測です)。

終盤の台詞にあった“雑!”って言葉が一番しっくりきた。

と書いているものの、全面的に否定なのではなく、この作品に関してはただ“合わなかった”というのが一番しっくりきているだけです。申し訳ないです。

「エダニク」「サブウェイ」

「エダニク」「サブウェイ」

真夏の極東フェスティバル

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

『エダニク』
いやはや、面白かった!
前情報を得ずに乗り込んだからハラハラしながら、しかし期待もしながらの観劇。構成はある種、想像通りの展開ではあるがそれがまた素直に観させてくれたのは、リアルな言葉回しと簡潔にまとめた工場内の説明だったように思える。
3人の出演者で90分もの時間を豊かに過ごさせてくれた脚本に拍手!
個人的には原氏の繊細な演技がたまらなくよかった。
気になった点は冒頭。どうしても観劇後に思い返してもしっくりこない。
あと夏氏が見せていた後半のリアクションの取り方にリアリティが感じられなかったのがもったいないと思った。

明けない夜 完全版

明けない夜 完全版

JACROW

シアタートラム(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

初見
同行者は二度目
今回面白いとのこと

私は身体全身で集中し、隣の同行者のことも、劇場空間にいることも忘れていた
終演後、あまりにも息苦しく、切なかった

身体が誘拐されていたのかもしれない、この舞台に

今月も観劇の引がいいのか充実している
次も楽しみです

「くすり・ゆび・きり

「くすり・ゆび・きり

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2011/08/21 (日) ~ 2011/08/30 (火)公演終了

満足度★★★★

離婚の美学
エビスバー公演は3回目。クスっとしながら大人な愛情を60分。面白かった。一段上の愛情がエビスバーに吹き荒れていた。

だてあずみの魅力全開ってくらいに、良い表情を連発していた。対する鈴木麻美もしっとりした表情がとても美しかった。
伊丹のとぼけた顔もうまかった。実際いたら腹立つだろうけど。いや、むしろ尊敬するか。

ネタバレBOX

事故死(水溜りで溺死)した夫のバーを引き継いだ由有(中村)。そのバーで夏子(田中)と海士(平塚)は結婚した。それから五年後、バーの1階上で二人の「離婚式」が行われていた‥・。
エビスバーへの階段途中に「離婚式」の貼紙があって、細かいなと感心した。てか「離婚式」出てみたいかも。赤の他人のね。パンフの「最後の共同作業」にニヤっとした。

竹中(島田)と黒田(山崎)のカップルも変な雰囲気が出せていた。夏子と海士のさわやかな離婚も後味良し。
そして、隆之(伊丹)・依子(鈴木)・宇佐美(だて)の三角関係。序盤の修羅場から終盤の三角同盟?の落差が良い。修羅場のときの、女性二人と隆之の温度差もどこかコミカルかつ恐ろしい。

とはいえ、全員がプラスの愛情で動いているところに魅力がある舞台だった。「大人」とはこういうものなのか、彼(彼女)らの境地に行き着くのはなかなか大変そうだけども。
描いたように(満員御礼!!無事公演終演いたしました!)

描いたように(満員御礼!!無事公演終演いたしました!)

613

テアトルBONBON(東京都)

2011/08/24 (水) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

現実
恋だの愛だの夢だの言ってられない現実ってありますよね。
あるある、わかるなあ、と思いつつ、ついつい移入して観てしまいました。

ネタバレBOX

今後2人はどうなっていくのか・・・
大変だろうけど幸せになってほしいなあ。
ほっこりしました♪
明けない夜 完全版

明けない夜 完全版

JACROW

シアタートラム(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

無題98
よくできたセットですね。下手から、玄関、その奥には2階へ続く階段、中央には広めの畳部屋、ソファにテーブル、TVにステレオ。奥の障子を開くと木々におおわれた庭先が見えます。最前列左側だったのでよく見えませんでしたが、なぜか懐かしい佇まい。(ホントに)雨が降っています。

ネタバレBOX

一時期、推理小説にハマッていた時期があります。ちょうど新本格派とよばれる作家たちが登場してきた時期。「鮎川哲也と十三の謎」が88-89年。最近では、警察ものですと、佐々木譲の「道警シリーズ」とか。これらと比較するのもどうかとも思いますが、動機が弱いなと感じました。もちろん、実際の世の中では、追い詰められた理由などないまま、という例はざらにあるのでしょうが、お芝居ならではの「人の性(さが)」が描かれていてもいいのではないかな。(安全な客席で)みている者の神経を引きずり出し、そこに直接激痛を与えるような動機があっても。

役者さんはとてもよかったです。蒻崎さん、恵比寿のバーでみたときとはガラっと変わっているし、雪乃さん、LDKのときよりも大きくみえる。天木さん、とても同じ方とは思えないような切り替えぶり。

でも、当時、靴下はみんな白だったのかな?電話の声である程度わかっちゃう気もするし、指紋なんか採らないのかな、警察にバラしちゃダメなはずだけど、身内の犯行ということで対象者を絞り込んで取り調べを進めるとどうなるか…などと気になるのでした。

時間が前後し、当日、1ケ月前、3ケ月前、その都度(暗転中)上手側に、時間が示されますが、ちょっと長かったかと。
サヨナラ サイキック オーケストラ

サヨナラ サイキック オーケストラ

Mrs.fictions

上野ストアハウス(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

普遍的にしてリアル。
世界の終わりを前にして、その時をどう過ごすか、今をどう生きるか。普遍的なテーマにして、今の日本では超リアル。隕石衝突という絶望的な日を描きながら、悲観的な雰囲気は全くなく、逆にコミカルな登場人物達が生き生きとしていて愛おしささえ感じる。それにしてもこのラストは・・・面白すぎる(笑) あの恋の行方がどうなるかが全く分からないし、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかさえ疑問(笑) いや、でも。たとえ地球がなくなろうと、幸せならいいのだと。そう思います。

※屋上周囲のビルのセットが可愛かったです♪

ネタバレBOX

地球の行く末も、恋の行く末も。地球が無くなってみんな死んでもハッピーエンドなんだなと思いました。あんな風に世界の終わりに自分は笑顔でいられるかなぁ。。そうありたいな。

それにしても、カゼッタ役の方が面白すぎ(笑) アフタートークでは「普通の人」だったのでびっくりしましたw
「エダニク」「サブウェイ」

「エダニク」「サブウェイ」

真夏の極東フェスティバル

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

重層的な『サブウェイ』(極東退屈道場))
重層的な物語構造を用いて、故郷を喪失し都市で地下鉄に乗る人々の孤立感が描かれた作品で、短編コント集のように見せかけながらも実は緻密に関連性を持たせている脚本が見事でした。基本的にはコミカルな雰囲気ですが、ところどころにゾクゾクさせる怖さがあり印象的でした。

地下鉄をテーマにしたドキュメンタリー映画の撮影という劇中劇的な構成で、曜日で分けられた各章ごとに1人ずつインタビューの体裁のモノローグがあり、同時に字幕で旧約聖書の『創世記』が表示され、直接は関係しないながらもかすかに関連しているような距離感が絶妙でした。
ベタなギャグからマニアックなネタまで様々なタイプの笑いを挟みながら、次第に社会的な視線を感じさせるシリアスな雰囲気に移行するかと思いきや、それまでの流れを打ち壊すような怒涛の急展開があり、タイトルの「サブウェイ」がとんでもない所に繋がり、唖然とさせられました。
クライマックスの後の終盤のシーンは再演に際して付け加えられたのことで、メディアのあり方が問われている最近の状況をシニカルに描いていて面白かったです。『創世記』の物語も終盤になって現実との繋がりが見えて来て興味深かったです。最後の観光ガイド風に話される台詞が素晴らしく、とても心に響きました。

役者8人は皆個性的でキャラが立っていてチャーミングでした。時折見せる冷徹な表情が怖くて良かったです。人情劇的な劇中劇のシーンでの大げさな臭い演技も楽しかったです。1人だけ他と異なる衣装で狂言回し的な役割を演じつつ、iPadを用いた字幕操作も担当していた中元志保さんの奔放な感じが素敵でした。

開演前の趣向(真夏の會のメンバーが出演)や、駅や車内のアナウンスに様々な台詞が被さるシーンなど、演出も新鮮で楽しかったです。演出とは別に同時並行的に作られたというダンスも効果的でした。
おそらくスノッブな感じにならないように敢えてそうしたのだと思いますが、脚本に対して演技や演出の精度が少々低く感じられる部分があり、勿体なく思いました。最後のシーンは映像と同期させてカッチリと見せて欲しかったです。

すごく笑えたり泣けたりする分かり易い内容ではないのですが、とても共感できる作品でした。次作もぜひ東京公演を行って欲しいです。

現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』

現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/08/19 (金) ~ 2011/09/01 (木)公演終了

満足度★★★★★

トークショー付きの日に観た
シンプルなアレンジされた能舞台?前作同様、軽妙な語り部を交えつつ先の展開が読めないまま進んで行く、と思っていたらしっかり収まり、面白かった。
能楽集の括りなので、複雑かなと思いきや世界観の深さに思いっきり引き込まれ、結末わかっているけど、また見たいと思った。

ネタバレBOX

能の「シテ」の語り部にあたる山田、脇役にあたる「ツレ」という認識で良かったと思うけど、そんな事考えなくても充分面白かった。

あの村の人々はちゃんと成仏出来たのか、成仏を懇願しているようにも思え、菩提を弔う事が出来ない矢口に悔悟を感じ、自然の喧噪のような「明」から、一気に静寂の闇に変わった瞬間が、特に心に沁み入った。
現世の人間の生と死を静かに見つめているんだろう。
やっぱり愚行ばかりやっているように見えるんだろうな・・。

当日、作演出の前川さんと役者4人を交えたトークショーあり。
覚えている限りでは、
作品(戯曲)が出来たのが、公演直前の8月前半だった。(日付忘れた)
その流れで稽古も休んだりしたが、前川さんは「大丈夫です」と穏やかに役者さんに話されていたとか。
舞台穴から出てくる所作は、ちゃんとムービングか振付け指導があった。お祭りシーンの後に踊るシーンがあった、ちゃんと振付けまでやっていたが、ふとした時に「無くてもいいんじゃない」という事でなくなる。それを稽古場で前川氏に指摘したのが小松さんだったが、その前夜?に池田、山内と呑んだ席で出た話だったらしく、わかってんならお前言えって言う流れで話したそう。

公演始まってまだ数日だが、池田さんは台詞11行跳ばした。仲村さん必死に戻そうとするが4〜5行くらいに戻すのが精一杯だった。また、池田さんは間違ってもそれを認めず、目力でかえって相手のせいにさせているんだとか。あまりにも細かい指摘だったので池田さんから日記つけとるんやないか、と言われる。
その仲村さんは、とある役名を忘れてしまい、浜田さんを巻き込んで結局「あのじいさん」で通してしまった。
池田、山内両名が変顔に近い形で小松さんを笑わせている。

他、山内さんの「鎮魂」連呼と美味そうなビールの呑みっぷり、小松さんがずーとマイクの形状に興味を示してほとんど会話に参加してなかったとか。
それはそれで面白かったです。

Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

あの村には
「愛」がありました。
愛する人と一緒なら住むところなんて関係ない。
愛する人との思い出がある場所ならずっと住んでいたい。
あの村の人々にじわじわと染み込んでゆくそれのように、
私の心にも観たときよりも時間の経過した今のほうがじわじわ染みてきている。
明日も明後日もきっと考え続けてしまうのだろう。
時が経ってこのことを思い出さなくなったとしてもきっとずっと忘れることはない。

踊りたいけど踊れない

踊りたいけど踊れない

TORANOKO Performing Arts Company

座・高円寺2(東京都)

2011/08/24 (水) ~ 2011/08/25 (木)公演終了

満足度★★★★

無題97
6歳から20歳までの少女...まさにそのとおり。小さな女の子が精一杯踊る姿には、他のダンスではみることができないものがあるようです。きっと親御さんはとても喜んで(でも少しはらはらしながら)観ていらっしゃるのだろうなと思いました。絵本を題材にして、絵本から出てきたような妖精たちの踊りの先には、もう少し大人になったときの姿も見えるような気がします。YouTubeで「残夢ー ZANMU 2010」「A LITTLE BIRD IN THE SUNLIGHT」などを観ることができます。

ピグマリオン

ピグマリオン

アトリエ・ダンカン

あうるすぽっと(東京都)

2011/08/19 (金) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

色々ひっくるめて素晴らしかったです
「マイ・フェア・レディ」もジョージ・バーナードショーも読んだことがありませんが、とても楽しめました。

初舞台19歳の市川ヒギンズ君。最初どうなることかとハラハラしていましたが、気付いたら中盤以降、話が本当に面白くなってきてて、あまり気にならなくなり、最後にはちゃんと伝わっていました。台詞にしてない時の、彼の視線やさりげない仕草にグッとくるものもあり。確かに魂がこもっていた。

若い主演を支えるキャスティングの妙と、とにかく作品構築力が凄い。
どうしても、違う時代の違う国の話なので、とっかかりは難しいのですが、次第に、そのあたりの垣根がとれていくというか、物語が自然に、私たちが知り得ている世界に調和されていく感じがしました。イギリスなのに日本のような、1世紀も前の話なのに今のような・・・不思議な感覚で魅入ってしまいました。

また、音楽の使い方が、とても素敵で印象的でした。舞台美術も、特に色調が劇場のつくりにしっくりきてましたし。色々といい雰囲気。一言でいうと、センスがとてもよい舞台。

それにしても、脚本力と演出力が素晴らしいなー

ネタバレBOX

ヒギンズの、
「タイミングが分からないんだ」の台詞に泣きそうでした。
そして、
ミュージシャンの生歌は、本当にお得感がいっぱいですね。
満足
美しの水

美しの水

AND ENDLESS

THEATRE1010(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

Blueも観たらRedも
Blueは源義経の平家に対する復讐劇。かっこよさの中に笑いと涙あり。今回は5列目で観られました。殺陣は大迫力でした。

源頼朝、源義経、平知盛、木曽義仲、後白河天皇の5人のリーダーがそれぞれの思惑の中でせめぎ合う。義経や義仲にはカリスマ性と人を惹き付ける力と元気がある。そんなリーダーが今の日本にも欲しいですね。

ネタバレBOX

沙耶が静香の子を預かり静香と名付ける場面、冒頭から涙を誘います。最後の方ですが、静香が自分のつらさを誰にも話せず落ち込んでいる義経をなぐさめる場面、「私も兄にこうやって抱きしめてもらったの。」に泣けました。
笑える場面はありますがWhiteより少なめ。光源氏の歌を歌って踊るのはいいけれどちょっと長かったかな。

榊原さんの木曽義仲はいい味が出ていました。加藤さんの弁慶は似合っていますね。もちろん西田さんもいい演技です。

Whiteもそうでしたが、動の場面は迫力や華やかさあり、静の場面では絶妙な役者の配置と照明で魅せる舞台になっています。

Blueまで観たらもうRedも観るしかない。

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