最新の観てきた!クチコミ一覧

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雑音

雑音

オイスターズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/24 (土) ~ 2011/09/27 (火)公演終了

満足度★★★

That's on nonsense
面白いけど意味がわからなかった。でも、意味がわからないならナイロン100℃みたいなもっと突き抜けたものを期待してしまった。好き嫌いが分かれる、観る人を選ぶ芝居なのかな、って思った。オイスターズ初観劇だったので、1回だけでは何とも判断つかないです。機会があれば、別の作品も見てみたい。

ネタバレBOX

名古屋観光しながら、劇場へと向かう入れ子構造のチラシ。作品の内容も然り。デジカメで風景を撮影すると必ず自分の妹の水着姿が一緒に映ってしまうと悩む男。僕はこの男を主人公だと考え観劇していました。

男に呼び出され相談を受ける友人や、死にそうな気がするコックや、コックの幼馴染の店長や、事知り風のおしゃべりなタクシー運転手や、妹と同じバイト先のパン屋の男などを巻き込んで迷走するも、何故そんな写真が写るかはわからないまま終わる。終始、自分の妹が写真に写ることを気に病む男は「順序だてて説明させてくれ」と自分のペースで周囲を振り回す。物語を必死に牽引しようとするも、物語は遅々として進まない。そんな姿を傍観し続け、都度登場する女は言い続ける「ここからが面白いんですよね」。

演劇を疑うというか、物語を語ることと観ることを疑ってかかるような公演でしたが、何故雑音なのかとか、作者の意図はよくわからなかったです。かといって頭空っぽで笑える作品でもなく、つかみどころのない作品でした。
 ダイアナ

ダイアナ

天然果実

guru-guru中野(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

ターツバー公演
個人的には、なかなか楽しめた!
ターツバーでの公演。公演時間60分。
出演者3人であったが、物語の設定が面白く、
会話のやりとりが楽しかった。
お酒を飲みながらの公演は、結構好きだなあ。

ネタバレBOX

ターツバーをそのまま利用した舞台であった。
ちょぼくれ花咲男

ちょぼくれ花咲男

文月堂

サンモールスタジオ(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

皆生きていた!
結局3回、拝見させて頂きました。

もう、楽日の仕上がりは最高潮!

文句ない楽しさでした。

登場人物全員が、江戸に実在しているのではと錯覚するほど、実存感があり、後半に向けての躍動感には、ワクワクします。

三谷さんが幾度か用意された笑いどころには、不発な箇所もありましたが、それも、ご愛嬌!

高揚感、躍動感が、初見時より一気に加速し、ずっとこの人たちと時を共有していたい思いに駆られました。

登場人物全員に愛着を感じる。
こういう芝居にもっともっと、小劇場で出会えたらいいのに。

ずっと、サンモールでロングラン上演してほしくなる程でした。

元気をもらいたい時に、足を運びたくなる芝居が、誕生した瞬間に観客として立ち会えて幸せでした。

ネタバレBOX

3回拝見し、好きな役者さんが一気に増えてしまい、今後、観たい芝居が増えてしまいそうで、困りました。

特に、霧島ロックさんを知り得たことは、私の観劇人生でも、類稀な宝物のよう。ロックさんが舞台上で生きる度、快感を覚えました。

KAKUTAでも注目した、佐藤さんは、ここでも全く違う人物をリアルに造詣され、底力のある役者さんだと再認識しました。

最後の心中場面、歌舞伎でもなかなかお目に掛かれない、稀有な艶があり、本当に、これが小劇場で観られるなんて夢ではないかとさえ思いました。
恍惚して陶酔し、我を忘れる瞬間でした。三谷さんが選ばれた素敵な台詞と共に、佐藤さん、石川佳那枝さんの名演は、終世忘れられない場面として、目に焼き付けておくことになりそうです。

楽曲の選択もグッド!効果音、照明等、スタッフの仕事も全て職人芸に近いものを感じました。

今日の満足度、昨日のとある場所での落胆の反動で、星5では足りません。

終演後、6時間が経過した今も、まだ興奮が冷め遣らない程、舞台の余韻で満ち足りています。

こんな素敵な舞台に、陰でこっそり関わらせて頂けたことを誇りに思います。

「ちょぼくれ花咲き男」、間違いなく、50年の演劇オタクおばさんにとっては、大いに入用の舞台でした。

似非演劇人がゾンビ化しそうな小劇場に絶望しそうになりましたが、まだまだ希望があることを教えて下さった、このカンパニーの皆様に、心よりお礼申し上げます。
ルネ・ポルシュ『無防備映画都市―ルール地方三部作・第二部』

ルネ・ポルシュ『無防備映画都市―ルール地方三部作・第二部』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

豊洲公園西側横 野外特設会場(東京都)

2011/09/21 (水) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

理解出来ないもどかしさ
政治的、思想的用語を多用してまくし立てられる会話と、複数の車が走り回る屋外ならではのスペクタルシーンが印象的な作品でした。知識不足のため表面的な部分しか理解出来ず、奥が読めたらもっと素晴らしく感じるだろうという雰囲気に満ちていました。

だだっ広い空き地に客席用のテント小屋、映像と字幕を映し出すスクリーン、移動ステージ車が設置され、その中を役者や車が動き回るダイナミックな空間の使い方が面白かったです。
役者達をカメラとマイクを携えた撮影クルーが追い掛け、ライブ映像をスクリーンに投影するという多層的な構成になっていて、中盤辺りからは車の向こう側やキャンピングカーの中など、客席から見えない場所のシーンが多くなり、同じ時間・空間にいるのにスクリーンに投影されたライブ映像を通じてしか見ることの出来ない状況がアイロニカルで興味深かったです。
政治経済や映画には疎いので引用の出典がほとんど理解は出来なかったのですが、おそらく作者も観客に全ての台詞を理解してもらおうとは思っていなくて、過剰に飛び交う情報の中にいる人々のやりようのなさを描いているように感じました。

話される膨大な台詞の量に対して字幕の文字数が少なく、かなり情報量が削られていて、複数人が話すシーンではどの台詞が誰のものか分からず、また主に演技をするエリアとスクリーンが離れていて役者を見ながら字幕を読むことが出来ず、ドイツ語が解ればなあと、もどかしく感じました。

映像を左右や上下で分割して映し出し、物がワープしているようなトリッキーなギャグ的要素を入れたり、映画の撮影シーンでは父親役を演じる女優がコントみたいな馬鹿馬鹿しいやりとりを繰り広げたりと、意外に笑いの要素が多い作品でした。
最初の方で女優がこんな所で生声で台詞を話していたら声帯が潰れるという旨をわめくシーンがあるのですが、丁度その時に上空をヘリコプターが通過して台詞が聞こえないという、狙ったかの様なハプニングがあって、笑えました。

 ダイアナ

ダイアナ

天然果実

guru-guru中野(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと一杯飲みながら気軽な観劇
ダーツバーがそのまま舞台なので話の中でダーツをしたり酒を飲んだりします。
観客も酒を飲みながら観ることができます。狭い空間でしたが少人数で間近で観るのもいいですね。

ネタバレBOX

主人公の"こじやん"が、幼馴染みの"ひがちゃん"をバーに呼んで久しぶりに再会します。こじやんはひがちゃんの母親"としこさん"を愛していて付き合っていました。その話をする前にひがちゃんの恋人はこじやんの元の彼女で貸したお金を返さぬまま消息を絶った"まき"だとわかります。

「金を返せ」「返さない」「母と別れろ」「別れない」「金は出す」「出さなくていい」
と三人がそれぞれ自分の主張をする中で、ちょっとした事実で優位に立つ人が変わります。さあいったいどうなるの?と気をもたせながら、何も結論が出ぬまま最後のシーンに突入。こじやんがとしこさんに電話をすると、としこさんは旦那のガンを知っていて、こじやんと別れる決断をしたのでした。こじやんもそれを受け入れます。一つの恋愛が終わったのでした。

一時間ほどのちょっとしたドラマを軽く飲みながら気軽に観られて、こういうスタイルもたまには悪くないなと思ったのでした。

残念だったのはたばこの煙です。喫煙可だったようで何人か吸われていました。狭いだけに辛かったです。禁煙にしていただくか、喫煙可であれば事前に案内があると良いと思います。
プラトーノフ

プラトーノフ

劇団俳小

シアターX(東京都)

2011/09/21 (水) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

若き日のチェーホフの苛立ちと空虚さ、破滅への衝動
が、昼メロ風味の中で展開されていく。
ストーリーが面白い。
それを手際よく見せていく。

ネタバレBOX

なんたって、プラトーノフが「空虚」である。饒舌すぎるのに空虚。
人を見れば噛み付き、女性には「愛している」と連呼して、プラトーノフ自身は、すぐに冷めていく。

没落貴族のデカダンな様子を描いているのかもしれないか、そこはよくわからない。
ただし、この戯曲は、チェーホフが若いときに書いたものだということなので、チェーホフ自身の「若い苛立ち」が現れているのではないかと思うのだ。
つまり、チェーホフの、俗物や成金に対しての、単純ではない「怒り」や「苛立ち」がプラトーノフという主人公を通して描かれているのではないだろうか。

しかも、そういった、周囲(世の中)と和解できないプラトーノフが、自身の姿であることも同時に理解していて、破滅的な気持ちもあったのではないだろうか。そんな感じがする。
若き日に「破滅」や「破壊」を望む感じがチェーホフにもあったということだと面白い。
そして、それは「空虚」であることも冷静に感じていたのではないだろうか思うのだ。
いささか勝手だが、チェーホフの新しい一面を見たような気さえする。
まあ、一言余計なことを言いたい人って感じもするのだが…。

ラストは、想定内すぎるのが、19世紀の限界なのかもしれないのだが、現代にも通じるものがあるのではないかとさえ思う。

しかし、物語は、プラトーノフを巡る女性たちによって、そういう方向ではないほうへ進む。
なぜかプラトーノフはモテモテなのだ。破壊的な言動が、退廃した老人たちと呑気だったり、計算高い若者たちの中にあって、ひときわ目立っているからだろうか。
そのあたりはわからないのだが、とにかくモテモテなのだ(理由は描かれていない?)。

プラトーノフが一言言えば、女性たちは、虜となって、プラトーノフの言葉をいい意味に解釈していく。

そこで、妻帯者のプラトーノフに訪れるのは、やっぱり修羅場である。
後半は、ずっと修羅場と言っていいかもしれない。

それが、やけに昼メロ風味なのだ。
話がドンドン進み、大変なことになっていくにもかかわらず、プラトーノフは一切それを正常化させようとはしない。まさに破滅タイプの主人公。
当然ラストは…、ま、そうなるだろうというあたりに落ち着く。

この「昼メロ風味」はストーリーだけによるものではない。なんだか古いメロドラマのような哀愁漂う音楽が、それらしいシーンに流れていく。
こういった台詞のあるシーンに情緒的な音楽を被せて煽るという手法は、あまりにも古すぎやしないだろうか。
ロシアから来た演出家の手によるものらしいのだが、ロシアではこれが普通なのだろうか、ちょっと興味深い。
とは言うものの、プラトーノフの影がいつもつきまとう舞台と、手際のいい演出はなかなかだったと思う。

役者のレベルはいろいろあって、どうかな、と思うところもあったが、主人公のプラトーノフ役の渡辺聡さんは大熱演。また、貴族で未亡人のアンナを演じた早野ゆかりさんはさすがだった。
ルネ・ポルシュ『無防備映画都市―ルール地方三部作・第二部』

ルネ・ポルシュ『無防備映画都市―ルール地方三部作・第二部』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

豊洲公園西側横 野外特設会場(東京都)

2011/09/21 (水) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★

過去、現在、そして…未来は?
前もってロッセリーニ「戦争三部作」から材を取った、と断られていますが
むしろ内容的にはドイツ演劇特有の「過去との対立」「資本主義」「見えない
未来」が、過去になされた議論を下敷きに展開されている印象を持ちました。

したがってドイツ史(特にナチス時代~東西分断~現在まで)について
知らないと、何を言っているのか、何が、誰が風刺されているのか、
よく分からないところがありますね。

ネタバレBOX

まず、座席の設置が悪いように思えました。
段差を設けない為、前の席の人の頭が邪魔になって舞台前方が
見えにくい。加えて、舞台の中心となる広場と翻訳・車内の様子を
映し出すスクリーンとが少し離れている為、視界に全部入らず、
交互に見ないといけなかった為、結構苦痛でしたね。

作中気になったのは、「若くないから嫌われる」という台詞。
ナチス時代、ドイツ国民は「若々しく剛健で、金髪のアーリア人」であらねば
ならない、というテーゼが唱えられていたのを思い出しました。

そして、1947年から区切られた、「零年」になった、という言葉はそのまま
そのナチス時代の記憶をいつしか忘れ、資本主義の波に飲み込まれ、
そのまま自分を見失っていくドイツのありようを控えめに、しかし痛烈に、
批評したものといえるのではないでしょうか。

最も、劇中、私の意識を揺さぶったのは「俺は自分の解釈で作品に
当たるが、それはもう既に作品そのものじゃない」「役者Sの役をRが
やったところで、それはもうSではない」という、まくしたてられた台詞。

激越さを極める資本主義の荒波の中、その勢いは圧倒的で、
それに対抗しようと、マルクス、フーコーを持ち出して現代的意味を
こねくり回して付け加えようとしても、それはもう既にそれ自身の持つ
本来の意義を失わせていくだけだ、と宣告されているような、そんな
気分に陥りそうでした。

では、そうした「過去の思想」によりかからず、強大な資本の力に
立ち向かうにはどうすべきか。明確に答えを見いだせないだけに、
ルネを含む今日の作家達の苦悩と試行錯誤は大きいと感じさせられます。

…と、注意深く観ていて何とか掬いあげられた解釈がこれです。
もしかしたら、中央の広場が殆ど草も生えていないような荒涼とした
荒地なのは、何もない荒れ果てた地点から何か「新しいモノ」が出発する、
といった、隠された暗示なのかもしれない。

そんな風に深読みさせてしまう一種訳の分からない力が、この『無防備
映画都市』にあったことは事実です。
ホットパーティクル

ホットパーティクル

ミナモザ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/09/21 (水) ~ 2011/09/27 (火)公演終了

満足度★★★

う~む…
地震から半年、それぞれにそれぞれの時間があり
感じることも人それぞれだったと思う。

言いたいこともわかるし
早いうちにやりたいのもわかるけど…
演劇の面白みがあったかというと…

佐藤みゆきさんの熱演と
中田顕史郎さんはよかったです。

ネタバレBOX

中田さんのセリフの「どうしたいんだよ…」とかに
もろに気持ちが乗っちゃいます。

もう1時間経たないうちに
結局まとまらないんだろうなぁ…と
わかってしまったから
2時間フルはキツかったです。
【御礼-公演終了!】Blue Bird Baby

【御礼-公演終了!】Blue Bird Baby

劇団MAHOROBA+α

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★

観させていただきました。
幸せとはなんなのか、考えさせられたいなーと思い観に行かせていただきました。
以下ネタバレへ。

ネタバレBOX

青い鳥のお話しをベースに、少し現代的な要素を取り入れながらオリジナルの青い鳥のお話しって感じですかね。
原作があるがゆえに結末が読めてしまうところや、次の展開がわかってしまう、予想通りに1時間45分という感じです。

幸せとは何なのか、あなた自身に問いかけます

に惹かれて観に行ったのですが、想像通りの答えというか、ま、そうだよね、って最後に思ってしまったのが残念でした。

上演時間1時間45分と長かったですが、途中かなり中だるんでいたかなと。


役者さん方のお芝居はわたしは結構好きでした。


最後に、「ついーついー りついーと」は別に良いんですけども、

未来の国ではなぜ
「~うぃる」ではなくて「フューチャー」をチョイスしたのでしょうか!??w

その意図がけっこう気になりました笑


観させていただき、ありがとうございました。
これからもがんばってください。
オシャレ紳士と梅棒のラブ・パレード

オシャレ紳士と梅棒のラブ・パレード

男衆ver.2.0 おしゃれ紳士

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/09/21 (水) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

熱気あふるる千秋楽。。
期待通り熱いダンスでした~!!若いっていいな(笑)
お客さんたちが若いので、101回目のプロポーズのパロディとか、ヘタするとわからない世代がいるんじゃないかなと思いつつ見てました。

ラストのお嬢様と圭一郎さんのお話、まじめに見入ってしまいました。。

30&40

30&40

劇団東京ドラマハウス

萬劇場(東京都)

2011/09/22 (木) ~ 2011/09/26 (月)公演終了

満足度★★★★

人生は苦しみ悲む、だけど楽しい・・・
30代40代それぞれ人生を生きればいろんなことを経験する、うわべは楽しそうに華やかに飾ってもやがて日常や本性が見えてくる。傷漬けるつもりは無くても心のどこかに潜んでいる感情は言いすぎや、過激な行動に表れ、謝るタイミングを失ったりする。そんな時誰かがいてくれたおかげで素直になれたり・・・幼いころの友人たちはかけがえのないものだけど、年月とともに変化してゆく。
何処にでもある風景を出演者が熱演、ぐっと来る場面もあって、久々に舞台を観たって感じ。

ダブルヒロイン

ダブルヒロイン

RayNet

ステラボール(Stellar Ball)(東京都)

2011/09/22 (木) ~ 2011/09/26 (月)公演終了

満足度★★★

みちゃいました
誰かは知りませんが、階段落ちの後の低姿勢からのバク転がカッコよかったです。簡単なのかな?

コーヒー、キライ

コーヒー、キライ

あひるなんちゃら関村と味わい堂々浅野の二人芝居

ラ・グロット(東京都)

2011/09/24 (土) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

20後半にして生まれ変わった兄妹
50分程度。1800円で気軽に観られる。満足した。

受付が表のベンチで机も無い状態だった。その雰囲気がまんま舞台の雰囲気だった。
パンフが何気に2色刷り。細かくて良い。

ネタバレBOX

兄(関村)と妹(浅野)の喫茶店での会話劇。
25歳の浅野は、関村に死んでほしいと切り出す。自分がアイドルになる際のハクになるからと‥。最初、アイドルなんてと言っていた関村も次第にノッていき、仕事を辞めマネージャーになるも、2年後、鳴かず飛ばずアイドルとして引退を迎える‥。

50分の中で、彼氏、動画、整形、歌唱、ライブ、ブログなどなど、いろんな話題がコロコロでてきて飽きなかった。ここらへん女性の話題がコロコロ変わる様を観ているようで楽しい。
クスっとする笑いが多い中で、「容姿が小劇場(の女優)レベル」のくだりは最高に笑えた。コーヒーがキライな兄妹が、2年後、コーヒーを気持ちよく注文するオチも良かった。

浅野千鶴のクセのありそうで魅力的な妹演技が良かった。どこかイモっぽくアイドル然としていないおかしさと、物事に動じないあっけらかんとした明るさが舞台の空気を作っていたような。
月々の月

月々の月

劇団925

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/09/22 (木) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

そこは穏やかな世界に♪
月にまつわる2つの癒し系コメディ♪
診察室での精神科医と精神病の姉妹との妙な会話で笑いを誘う♪
結婚式をドタキャンした姉とその2人の妹の日常の何気ないから生まれる微笑ましい笑い♪
劇場はマッタリとした穏やかな世界に包まれていました(^-^)/
もう少しスパイスが効いている方が好きかなぁ~♪
中西邦子さんが2話のタイプの違う女性を見事に演じていたのが印象的でした(*^^)v

新・幕末純情伝

新・幕末純情伝

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2011/09/13 (火) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

何か足りない
プロのお芝居には何か足りない気がした。龍馬役、声が枯れてしっかり出ていない。智則さんを騙した楽屋落ちのネタ、一体何だったのでしょうか。悪ふざけにも程がある。大阪で先日観た幕末の方が一生懸命で良かった。

ハリーポタ子【5年ぶりの東京。たくさんのご来場、ありがとうございました。】

ハリーポタ子【5年ぶりの東京。たくさんのご来場、ありがとうございました。】

石原正一ショー

シアター711(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/26 (月)公演終了

満足度★★★

馬鹿笑しました。
こんなんでいいの?と思えるホド好きな事・技かけ放題。
30~40歳の方には懐かしくもあり、可愛い女の子が沢山
強引な関連展開も楽しめる空間になってしまいます。
演劇?と言っていいのかねぇ、まあ楽しければ全然いいです。
次回は早く来てほしいなぁ、何も考えずに見れマス。

とんがらづき

とんがらづき

横滑ナナ

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/24 (土)公演終了

満足度★★★★

天真爛漫
自らを開放した渾身の舞踏。

ハリーポタ子【5年ぶりの東京。たくさんのご来場、ありがとうございました。】

ハリーポタ子【5年ぶりの東京。たくさんのご来場、ありがとうございました。】

石原正一ショー

シアター711(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/26 (月)公演終了

満足度★★★★

やりたい放題
自分の年代では元ネタがわからなくて
置いていかれた部分もあったけど
ひたすらくだらなくて
やりたいことやってるなぁと
爽快ですらありました。

ってか自分の世代ですら分からないんだから
演者さんの世代ではもっと分からない人がいたんだろうな(笑)

Sun!!さんの動きが他の方よりも
2段階くらいキレがよかったです。

ホナガヨウコ企画×テニスコーツ 音体パフォーマンス公演『愛さないで下さい』

ホナガヨウコ企画×テニスコーツ 音体パフォーマンス公演『愛さないで下さい』

ホナガヨウコ企画

神楽坂セッションハウス(東京都)

2011/09/24 (土) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ダンスと音楽
会場の雰囲気にピッタリの、温もりを感じる作品。

『庭みたいなもの』

『庭みたいなもの』

山下残

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2011/09/22 (木) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

最初で最後?
無意味系で、極端に見る人を選ぶ作品。普通なら小劇場でやるような感じだが、会場の大きさを活かした大掛かりなセットに驚かされる。このような新進の作品の、大スタジオでの上演は今後あるのだろうか。眠くなりつつも、なにがしかの感銘を受ける。

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