最新の観てきた!クチコミ一覧

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源氏物語

源氏物語

ドワンゴ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

もう一度観たい!!
素晴らしく面白かったです。
出だしで一瞬、学芸会?の不安が頭を過るのですが、テンポよく進んでいくうちに不安も払拭、湯澤幸一郎さんが出てきた途端に力技で舞台に引きこまれてしまいます。
今の若者言葉とやや昔っぽい雅な言葉の混在するそのバランスや遣い方が秀逸でした。
平安時代の腐女子である紫式部の視点で語られる源氏物語というニコミュ版新解釈は面白く、同人作家紫式部がとても魅力的でした。
男性が女性を演じると、ドロドロした内面もどこか距離ができて、昇華された形で提供されるせいか、痛いシーンもすんなり受けいれられますね。
歌も満載、エンターテイメントとしてとても楽しめる舞台でした。

ビリジアン

ビリジアン

アカネジレンマ

劇場HOPE(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

む~。。。
ありふれてないのにありふれてた。
・・・なんで?

ネタバレBOX

ビリジアンという架空の動物の存在。

というところが現実には全くありえない設定なのに、
それで生活している人たちが、もうだめかも、という状況になったときの、
打開策というか「じゃあこうしていこうよ!」っていう展開がありふれていて・・・。

ありふれてるという意味では、恋愛(三角関係)も、
「え?それだけ?」っていう程度にしか描かれていないし、
憎まれ口を叩き合いながら離れ離れになる男女、
社員になりたくてなりたくてやっとなれた女の子、
寿退社する女子社員、過度な業務になやむ男性社員。
なんだかみんなありふれている。

・・・の割には、なんとなくリアリティに欠けている感じがするというか。

所長が骨折していて大事な時に役に立たないとか、
名前を間違えられて訂正しない俵山クンとか、
細かいエピソードがたくさんあるわりには、
それがどれも「別に無くてもよくね?」みたいな印象になってしまっていたのも残念。

ちなみに私、旧姓も今の姓も、
ふりがながないとほとんど正しく読んでもらえない苗字で生きてきていますが、
ああいう状況(会社とか、永く居る場所)で間違えられて呼ばれた時に、
その場で訂正しないことは、ゼッタイないと思います。
そういうところも、リアリティに欠けてると感じたところかな~。
LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

演劇ソリッドアトラクションLINX’S

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

コスモスの咲いてるころ
いつ観ても素敵なお祭り騒ぎで、今回も観ていて胸が熱くなりました。

千秋楽はホント、舞台上に全部の劇団がいっぺんに乗っかって
揺れているようすが、
先週行った川沿いのコスモス畑で
花たちが風に揺れてにこにこしてるみたいに見えて、
余計に笑顔になってしまいました(笑

別に男女差別とかそういうんじゃないですけど、
男子は女子みたく眩いみたくきらきら輝かない代わりに、
いつも心が透き通っていたら、主催の石田さんみたく
死ぬまで色褪せないでいられるんじゃないかって思います。

・・そういえばそのコスモス畑で摘んだ花で
ハンカチを紅みたく染めて、その日贈った
大阪の弟的な女子(苦笑)の知り合いは、
男装すると凄く無敵感があって(実際はそんなんじゃ全然ないんだろうけど・・
自分には大阪の人たちはそんな
男子っぽさを誰もがもってるんじゃないか、
みたく、そんな風に感じたりします。

透き通ったココロがあれば、
こんないろんな色の花が咲き乱れるコスモス畑が育つんじゃないか、
みたいなそんな気持ちになって(笑

「ああ、自分も死ぬまで・・そういやオヤジがそうだったみたく(苦笑
踏まれても殴られても
透き通ったまま、色褪せないままでいたいな、みたく
そんな風に感じました。
・・だってその方が、男子っぽくてかっこ良いでしょ?(笑

・・作品の感想まだ全然書いてないですね。
あとでネタバレにこっそり書きます。
ちょっとテンション上がりすぎちゃったんで、また(苦笑

惑星さがし≪ご来場ありがとうございました★☆≫

惑星さがし≪ご来場ありがとうございました★☆≫

津田記念日

OFF OFFシアター(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

切ないところもありましたが、
分かりやすい設定という印象を持ちました。

ネタバレBOX

死者と意識を失った死にかけの生者が出会える喫茶店。宇宙にあって、同じ星座に関係した者が会えるみたい。この喫茶店はやぎ座関連の人たちやそれこそヤギが来店します。ドアの外は死者の世界、生者は突然店内に出現し、生きることを選択した人は突然消失し地上に戻り、死を選択した人はドアを開けて出ていくという感じです。

あなたは生きてという言葉に反し最愛の恋人を追ってドアを開けて出ていく者もいれば、友人に思いの丈を告げて地上に戻る者もいます。切ないです。と思ったら、出現した二人が二人とも地上に戻ったのには笑いました。

死んだ息子に会いたいと待っている男が主人公ですが、ラスト、男は店内にいませんでした。さあ、どんな選択をしたのでしょうか。仮面ライダーの人形が残っていましたから、息子は来ず、男は地上に戻ったのでしょう。奥さんともう一度やり直してほしいという息子の気持ちが伝わってくるようです。

ところで、私は占いなどが大嫌いですから、なんで誕生日に左右されないといけないのかとか思います。この店はやぎ関連でしたが、さそりだと怖いなとか、もっと細かくすれば、へびとかも出てくるのかなとか考えてしまいました。

また、クリスマスと誕生日と正月のプレゼントが一緒になったとかいうエピソードをさも新鮮そうに話していました。やぎ座の人たちにとっては切実な話題かもしれませんが、そんなのよく聞く話で今更という気がしました。
往転―オウテン

往転―オウテン

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2011/11/06 (日) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

グイグイ!!
引き込まれていきました~☆

B列が最前列というステージプラン、ほぼセンターだったので しっかりと観させてもらいました☆     

7月17日 福島へ向かう夜行バスが山道で横転する事故を起こしてしまった・・・

たまたま乗り合わせた乗客6名と運転手。 それぞれには それぞれの人生があった。。

バスの横転事故をメインに、4つのドラマが時間軸とともに交錯していくというドラマです。

単独で観たらオムニバスとも思えるのだけど、ちゃんと4つのストーリーは繋がっているのです。

時間が行ったり来たり そして場面の転換も頻繁に行われるけど、回転舞台を巧みに使って ブツ切れ という印象はありませんでした。

ほどよく映像も用いられ 上演時間2時間20分 サスペンスっぽい仕上がりになっていました。

キャストのみなさんが とーーっても素晴らしく ナイロン100℃の 峯村リエさんは まさに拍手喝采の演技だったと思います。

柿丸ねえさんは 何役もこなしていましたが、いつもの雰囲気で これのたgood!!

尾上寛之くんも双子の役を演ったんですが、いい役者さんですねー!!

4つのストーリーがバラバラにならずに そしてしっかりと それぞれのメッセージを残してくれる、素敵なお芝居だったと思います。。

「ひとよ」といい桑原裕子 ノッテル感じですねー。。

リライト【終了】

リライト【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

NAVAJO COYOTE(新宿)(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

観てきました
芝居を観ている間に物語が紡がれていくという感覚でした。
客席の工夫から、敷居が低くなり物語を上演中(時間の流れの中)で体験出来た気がします。

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった!!
舞台は道具も少なく狭いのに、広く高く深く感じました。

声に出して大笑いする人は多くはなかったけど、自分は笑えるところできちんと笑っていました!

國武さんと遠藤さんが、イイ!!!

ネタバレBOX

1幕のムシちゃんの動きや愛らしさ、2幕のムシくんは笑いっぱなしでした。

ちょっと自分の人生についても考えちゃいました(笑)
1幕でのムシちゃんこと國武さんのセリフ。

みんな時間たてば、忘れちゃう。それが普通、、、。
そっかもね〜
忘れられるから、いいこともあるしね。
自分は生まれ変わるなら、AKB48(一期生)かな(笑)

ラストまで、がんばってください!!
『タイトな車』『日記ちゃん』2本立て公演

『タイトな車』『日記ちゃん』2本立て公演

田上パル

アトリエ春風舎(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ほぼ、おもしろい
作・演出・役者とも異なる2作でしたが、
どこか連作のような感じが残る公演でした。

ある一点から
だんだんに全体が照らし出されていくような
作品の質感は決して嫌いじゃない。

なんだろ、くみ上げられていく時間が
だれることなく
観る側をぐいっと引き込んでくれる感覚もあって。

ただ、どちらの作品とも
全体が解けきる部分に、
それまでの時間との若干の違和感を感じました。
それは、この作品がさらに育つための前兆なのかもしれませんが・・・。

ネタバレBOX

・日記ちゃん

役者(というか二宮さん)の演技の立ち上がりが恐ろしく良くて、
けっこういろいろとわちゃわちゃやっても
それがノイズにならずに、物語へと
踏み固められていく。
イメージを場に作り上げる切れがしっかりとあって
良い役者だなぁと感心。

遊び心が観る側を混乱させず
きちんと物語の厚みになっていきます。
多人数を演じることで生まれる制約を逆手にとって
きちんと作れば、ちょっとためらい隠れるであろう
恋する気持ちが
すてきなべたさとともに
あからさまに剥ぎ出されていく。

なんだろ、そうならざるを得ないあけすけさから
まっすぐに伝わってくる想いには
純度が高くとてもピュアな感触があって。

ラストの部分、物語の構造というかタネあかしが
それまでのトーンからすっとはみだして
やや重く感じられましたが、
この作品を成り立たせる作り手や演じての力に
強く引き込まれました。

・タイトな車

かなりイメージの広がりが大きい台本、
しだいに話が浮かんできても、
そのままにとどまらず、
振り落とされてしまうようなところがあって。

でも、ひとつのイメージの塊から
次の世界へと組み替えていく
物語の足の運び方や空気のつなぎ方が
とてもしたたかで、
びっくりするくらい
すいっとスムーズに観ている世界が遷移していく。

たぶん、二人の役者の呼吸が完全にかみ合ってしまっては
だめなのだとおもいます。
なんだろ、どこか、それぞれの抱くものに異なりがあって
その重なりのずれた感じから
いろんなことが塗り換わることへの
違和感が絶妙に奪われて・・・。

ただ、物語が解けきって
次第に二人の立場がひとつの世界に重なってからの
世界の変わり方にはそれまでと違う
新しい違和感が残りました。

戯曲の荒波に舞台がいま一歩追いつけなかった感じ。
ちょっと惜しい。

でも、そこまでしっかりと観客をつなぎきった
作り手たちの手腕には
かなりやられました。

たぶんこの2作品とも、
かなり好みが分かれるとはおもうけれど、
私には、観ていてとても楽しかったです。






駄々の塊です

駄々の塊です

悪い芝居

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/11/17 (木) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

201111211500
201111211500@王子小劇場

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

おもしろい!
國武さんとシナリオ構成がおもしろかった
③人の物語かと思いきや、ちゃんと繋がるし役者さん一人ひとりの演技も含め、たくさんの人に見てもらいたい作品です
的な感じです

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

スッと入り込める作品
初めての舞台の観劇ということもあり
どんな感じなのかと
自分はその空気に入ることがはたしてできるのかと思いきや
スッと入り込める作品でした

ネタバレBOX

会場に入りまず目に入ったのが
壁に描かれている絵でした
なんとも言えない力で引きつけられる絵
私もフライヤーからその絵に引きつけられてた人間の一人でした
ライトで照らされ浮かび上がる様がすごいキレイでした

音楽と共にすぐ
「49」の世界へ引き込まれてしまいました
内容もすごくオモシロくて考えさせられる
話が進んでいくうちに段々と点が繋がっていき
最後はなんだかグっとくるようなお話でした
話の筋が見えた後
それをふまえた目線でもう一度見直してみたいと純粋に思える舞台でした
初の作品でこんな話を作るなんてすごい世界観だなー保坂サン

様々な表情を出す
國武綾サン
あなたを目で追うのがとても楽しかったです
引きつけられた
舞台でキラキラと輝く女優
あのなんとも言えない雰囲気サイコウでした
ほんま適役だったと思います
ムシぴったり

これからも
アナタらしい女優で
自分の思う道を進んでいってください
また行きたい
49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

もういちど観に行きたい
個性的な役者さんたちが芝居をする、そんな役者さんの舞台での演技が好きだ。
エネルギーが伝わってくる。
そしてシンプルな舞台美術もよかった。
そぎ落とすという組み立て方、そしてそれは見るものに想像力を必要とさせる。

塚田まい子さん目当てで観に行った。
彼女のもっとカワイイ役は見たことがあるけど、
こんな役を演る彼女は初めて見る。
いい。

ラストまわりのセリフ、いいセリフだった。
泣けてしまった。

ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

『ソウル市民1919』 1919年には何が起こったのか?
この作品は、とても優れたコメディである。
…と言っていいかな…。

と同時に、「笑い」の向こう側(家の外)では何起こっているのか、を知っている観客たちに「考える」機会を与えてくれる作品でもある。

ネタバレBOX

この作品はとても優れたコメディでもある。
(私はコメディとして楽しませてもらった)
きちんと台詞と、その関係で笑わせてくれるコメディ。

実はもっと淡々としてものを想像していた。
それは、時代設定、場所の設定(1919年京城)があるからだ。

それはともかく、とにかく面白い。
爆笑してしまうシーンもある。
相撲取りが出てくるという、飛び道具的なところもあるのだが、それだけではなく、随所に面白さを加えてくる。

とは言え、そんな面白さの「外」では、三・一運動の気配が家庭内に忍び込んで来る。そういう(日本人から見た)不気味さを、女中がいなくなるというさりげないことで表し、さらに相撲取りという、非現実的なキャラクターと彼がいなくなってしまうという不安感で醸し出すうまさがこの戯曲にある。

この家では、そんな不気味さの上で、賑やかに歌い、「ここはどこなのか」「彼らはここで何をしているのか」ということとは無縁にいる。
この「呑気さ」、そして「悪い人たちではない」ということがこの作品の肝でもあろう。つまり、これが一般の人たちの姿だ。
内(家)の中の小さなさざ波が彼らの最大の問題であり、家の幸せがすべてなのが彼ら(我々)なのだ。
それによって見過ごしてしまうこともある、というのは深読みしすぎなのと、後知恵によるものであろうか。

もちろんこれは、「お話」だ。しかし、そのお話は説得力があるので、観客に「考えること」を与えてくれる。
舞台の上の家族の「外」で起こっていることを、観客は知っているからだ。
笑いながら、そうしたところに持っていくうまさ。

そして、今回も役者が皆うまい。
台詞の応酬の巧みさ、重なり合いは、前作『ソウル市民』ほどは感じないが、それでも自然にそういうシーンがある。
とにかく面白くってグイグイ引き込まれる。
こんな面白くっていいのだろうか、なんてこと思ったりもしてしまう。

こちらも1919年の設定なのだが、現代口語に違和感まったくなし。
戯曲と役者がうまいからだろう。

アフタートークは奥泉光さんと平田オリザさんだった。
奥泉光さんって、こんなによくしゃべり、面白い人とは思わなかった。久々に満足度高いアフタートーク。
平田さんと奥泉さんは大学の先輩後輩で旧知の仲ということで、トーマス・マンと平田さんなど実に面白い話が聞けた。
49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

國武さんが適役でした
久しぶりにムシラセを見れて、以前にも増して素晴らしい舞台だと思った。

超クールというか、非現実的というか、そんな役はまさに、國武綾さんに適役だと思う。

ぽっかりと空いた穴をしっかりと塞ぎ、花を添える。そんな女優だと思う。

やりたいことを全力で、いつまでも頑張ってほしい。

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

観客を甘やかさない
饒舌に観客に説明はしない。
したがって、観客はある程度思考することを強制される。この強制が、実に心地いい。
見終わった後の、適度な疲労感と充実感。これは昨今のTVドラマや映画では味わえない。
チラシと、舞台美術と、脚本の世界観の統一感は相変わらず圧巻。

ノーアート・ノーライフ

ノーアート・ノーライフ

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2011/11/05 (土) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

勘に従って、見逃さずに済んで、正解
何だろう??

曰く言い難い、理屈抜きの面白さ満載の芝居!!

こんなに、涙目になるくらい笑ったのは久しぶりでした。

私の稚拙な表現力では、説明できない類の面白さに満ちていて、ケラさんの頭の中ってどうなってるのかと覗き見たい好奇心に駆られました。

ベタで、自然を装うマヤカシのリアリズム芝居とは対極の作風なのに、見事に人間社会の不条理や仲間意識、嫉妬、友情などが、そういうマヤカシ自然主義芝居より、悠に描き込められていて、その手腕に舌を巻くばかりでした。

実物よりも、贋作絵画の方が、名画に見えることがある如く、このケラ流芝居は、贋作芝居の傑作のように感じられました。

今のところ、今年のベスト1の舞台かも。

ネタバレBOX

最後の映像で紹介される、登場人物のその後に、大ウケしました。

どんな名舞台でも、収束がイマイチと感じる舞台が多いのですが、この芝居、最後のタイナカの名案が、手を打ちたいくらいに、最高センスでした。
まるで、大岡裁きみたい。

役者さんが、全員、適材適所で、この舞台、劇作面、演出、演技と、どの分野でも習作のテキストになりそうです。

いつものケラさんの芝居にある、毒や暴力もなく、何だか全国の演劇好きな老若男女全員に推薦したくなる作品でした。

無性に嬉しくて、観劇後、一人乾杯して来ちゃった。

たまには、女優さんのいないナイロン100℃、大歓迎です。

山崎さんと三宅さんと大倉さんの演じる、ナイロン版「アート」を夢想しました。
『タイトな車』『日記ちゃん』2本立て公演

『タイトな車』『日記ちゃん』2本立て公演

田上パル

アトリエ春風舎(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

モーソーボーソー
誰が何と言おうと信じるものは絶対だよなぁ。信じるものは救われるって言うけれど、救われるために信じるってのもありだよな、って思わせる妄想の人達の話。妄想だから何でもありなんだけど。だから楽しいと感じるか、めちゃくちゃだと感じるかは好みが分かれそうな舞台だなって思った。個人的にはすごく大好きでした。「日記ちゃん」は女優一人きりで変幻自在に役が入れ替わり、緩急激しい演技で妄想の世界を突っ走る。「タイトな車」は物語を投げ捨ててるんじゃないかって位、男優2人で、暴走し続けて収拾つかない展開。その破天荒さにワクワクする。

ネタバレBOX

「日記ちゃん」は図書館勤務の女性が恋する相手に想いを伝えたいけど伝えられず悶々と妄想する話。片思いの想いは伝えられずに膨らみ続け、まるで膨張し続ける宇宙さながらだ。

「タイトな車」は記憶喪失した男2人が、周囲の状況から自分達の状況と記憶を妄想していく話。物語なんてどうでもいいのかなって思わせておいて、終盤投げ放った設定が全て力ずくでつながっていくラストは見事だ。まぁ、つじつまなんてあってないようなもんだけども。「タイトな車」の劇中に「これは確固たる妄想だ」という台詞があるが、妄想は妄想でしかないよなぁ。その人の主観的な思いは観念でしかなくて、事象は全然説明出来てないよなって思いつつ。でも同時に僕達は世界は見えるところまでしか見えてないんだろうなって思うので、自分が見えてて自分が信じる世界で感じるのが幸せだし、客観的に見てその姿が滑稽に見えても、その滑稽さも含めて人間だなぁと思う。そういう人間の滑稽さを描くのがコメディだと思うし、演者が少数であるほど人間の内面に迫っていくんだなって知れたし、良質な1人&2人芝居を見せてもらいました。アフタートークも豪華でよかったです。
49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

生き方を考え直す時間1時間45分。
毎日生きている「コト」がどれだけ大事なのかを改めて考えました。
めちゃくちゃ、今の自分の悩みと重なってしまい、涙が止まらない作品となりました。
是非、ご覧になっていない方は「サンモールスタジオ」へ足を運ばれてはいかがでしょうか。
ワタクシ一押しです(*^_^*)

錦秋博多座大歌舞伎

錦秋博多座大歌舞伎

博多座

博多座(福岡県)

2011/11/01 (火) ~ 2011/11/25 (金)公演終了

満足度★★★★★

夜の部
昼以上に濃厚な舞台だった、勧進帳の重厚さも良かったけど、葛の葉の人情話、楊貴妃の可憐さ、舞台、衣装、役者、すべてにおいてパーフェクト!!
あー観れるならリピートしたい!

ネタバレBOX

一幕見か3階席が自分の空予定とあえば観たい。
神威-KAMUI-

神威-KAMUI-

WET BLANKET

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/11/19 (土) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
スモークたきすぎじゃね?とか音響うるさくね?って思うこともあったけど、
しっかりとした殺陣と、
パワーあふれる若さと、
エンターテイメント性が混じって
楽しめた芝居でした。

行こうかなーどうしよっかなーって思ってる人は
見たほうがいいです。

うち、WET BLANKET好きなんだよね。
って胸を張って言える作品かと。

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