
合唱ブラボー!
ネルケプランニング
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2012/04/04 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了
満足度★★★
熱演ブラボー!
「合唱」という題材がおもしろい!
前情報も役者さんについても、あまり知らずに観に行ったが、
とても楽しめた。
若手の熱演は、いつ観ても清々しいなと思う。
それが、テーマとマッチしているとなおさら。
キーになる歌についても、皆さんとても上手で聴いていて懐かしい気持ちになった。
歌ったよなあ、あの曲。
キャラ立ちしたメリハリのある登場人物たちが際だっていて、
思いきりが感じられてとてもよかった。
特に先輩すごかった、勢いが(笑)
一気に場の空気を持っていかれた気がした!
惜しむらくは、最後まで生声だったらなあ。

ともだちのそうしき
RONNIE ROCKET
大吉カフェ(東京都)
2012/04/07 (土) ~ 2012/04/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
幕末Ver
土曜20時からの幕末Ver。
朗読劇だけど、お通夜のある部屋の話なのでまったく違和感なし。
(とはいえ、どうせなら、酒を飲みながらやってほしかった…)
故人の思い出が語られるが、自分も故人の友人のような気持ちになってしまった。
ipadで台本を読むというのは今的で。フリックは少し違和感があったかな。

微か
世田谷美術館
世田谷美術館(東京都)
2012/04/06 (金) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
空間との対話
世田谷美術館のリオープン記念のパフォーマンスで、静謐で非常にゆったりした動きから、能の良い公演を観た時に感じられるような、まどろみと覚醒が同時に来る感覚が感じられました。
横長の窓を通して外の風景と繋がる扇型の空間を照明を用いず、外から入る柔らかな自然光だけで照らす中で約30分の間、日常とは異なる時間の流れが存在していました。
静かなアンビエントミュージックが微かに聞こえる中、客席後方から音を立てずに現れ、摺り足で空間をゆっくり移動し、時折腕を水平や上方に広げる動きがほとんどでしたが、表現に奥深い豊かさがあり、静止して踵を上げる動きや、少しだけ腰を落とす動きがとても印象的でした。
強く自身をアピールするのではなく、空気が凝固して人の形になったかのような存在の仕方が美しかったです。
室内が暗いためハレーション気味に見える窓の外で、花見客の人だかりや巨大なヒマラヤ杉、地面を群れて歩くムクドリ等の姿が無音で見えるのが、手前に見えるダンスとの対比で特別なものに見えて来て、不思議な体験でした。
パフォーマンス後のトークもダンスと同じような環境に対して威圧感のない、穏やかで丁寧な話し方・内容で魅力的でした。

太陽と灰二
9-States
OFF OFFシアター(東京都)
2012/04/05 (木) ~ 2012/04/15 (日)公演終了
満足度★★★★
ハイクオリティ
最前列の左前で鑑賞させてもらいました。
二本立てのうち 「無修正アレルギー」 を観させてもらいました。
もう一本は観ておりません。
以下はあくまでも私見な上、上目線に聞こえる可能性も高いですが、そう感じたらすいません。一、感想です。
笑いとシリアスが見事に両立していて、転換のうまさ、流れのスマートさに感動しました。
また、舞台美術が大変素晴らしく、お芝居とマッチしていて感銘を受けました。
ネタバレにはかなりお芝居の詳細な内容について書かさせてもらってます。

くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】
DULL-COLORED POP
アトリエ春風舎(東京都)
2012/03/14 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
二回目を
初日にも観たのですが、やはり気になり千秋楽の追加公演にも行ってきました。この作品が全国様々な都市でのツアーを重ねた結果、初日とは全く違うものになっていました。初日が悪かったと言うのは全くないのですが、今回の凱旋公演では照明や美術、そして全体の演出というのが大きく違い、一回観た作品なのですが、違った作品を見ているかの様に引き込まれました。役者さんもとても素晴らしくより恐ろしい皮肉な作品になっていて素晴らしかったです。
勉強になりました。ありがとうございます。

【ご来場ありがとうございました!】死と再生とテクノに【次回本公演は6月です!】
ロ字ック
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/04/03 (火) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★
最初が
最初に入った時にパーティーのような高いテンションで観客に話しかけたり、一緒にお酒を飲んだりするという面白さによってまずはそこで引き込まれた。苦手な人は苦手かもしれないがウキウキした気持ちになれました。そこから芝居が始まるのですが、最初のがある分話が進んでいくごとに重々しさが増していく様に思えました。死んでもイイが集まった中でそこでの性からの生というのを感じました。ある種の理想もそこに含まれている所が人間臭くて良いなと思いました。国分寺大人倶楽部の大竹沙絵子さんがとてもよかったです。
勉強になりました。ありがとうございます。

「4 1/2」 「キッチンドライブ」
劇団子供鉅人
ポコペン(大阪府)
2012/03/25 (日) ~ 2012/04/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
そこは魅力的な四畳半♪「4 1/2」
2作品公演の今回は「4 1/2(ヨジョーハン)」
元々は初日に観劇予定でしたが延期となり、
観劇した人の口コミもTwitterで賑わって期待感が高まっての観劇♪
いゃ~近い近い(^^;;
最初は目のやり場に困ったり…
近すぎる役者さんに圧倒されたり…
戸惑いました(^^;;
だって~今までの私の人生でこんなシチュエーションないんだから…(^^;;
話は何気ない日常の会話
その話に共感したり、笑ったり♪
ホント間近なので役者さんの表情や服までリアルに感じます
あまりの近さに役者さんやりにくくないのかぁ~とこちらが恐縮します(^^;;
小中太さん、億なつきさん、小島海平さん(いっぱいアンテナ)がナチュラルな演技で
何気ない日常生活の雰囲気を創り上げます♪
緊張している?私だけ?お客さんも何気ない会話に緩~く笑います(^^)
そして1人の来客が…
テンションが明らかに違うユキヒコ役の(影山徹さん)に
緊張の糸が切れたように大爆笑~(^^)
ハハハ~♪
空気を変えるマイペースな演技いいですね~♪
演出でこの流れを計算してたならもう降参です♪
緩い会話から思わせぶりな部分を残すラストまで
あの空間で味わった事のない体感!
役者さんも魅力的でもうクセになりそうな愉しく面白く♪
そして何より近い~お芝居でした(^^)
多くの人に是非、体感して欲しい刺激的な作品!
もうお気に入りの劇団になりたした♪
次はキッチンドライブ!
ハマってしまった私は今からもう愉しみです♪

貴方と私の演劇革命
月刊「根本宗子」
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2012/04/02 (月) ~ 2012/04/09 (月)公演終了
満足度★★★★
様々な根本宗子
5つの脚本を最後以外は根本宗子さんの一人芝居という今回の公演でしたが、根本さんの様々な引き出しを観る事が出来たのはとても面白く、そしてそれを全身全霊で行なう姿は上手さ以上のものも感じました。そただクセの強い作品もあるので好き嫌いは分かれる作品もあると思います。個人的には国分寺大人倶楽部の河西さんとナカゴーの鎌田さんの作品が好きでした。とても面白かったです。
勉強になりました。ありがとうございます。

石川のことはよく知らない
東京ネジ
空き地(東京都)
2012/04/06 (金) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

パブリックイメージリミテッド
かもめマシーン
小劇場 楽園(東京都)
2012/04/04 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★
チェルフィッチュに似てる、と思わせるのは損
素舞台で俳優の体と言葉だけで見せると言っていい作品。それにしては力量不足の役者さんが多かったように思います。

HITOKIRI 浅右衛門
劇団め組
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2005/03/30 (水) ~ 2005/04/03 (日)公演終了

まほろば
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2012/04/02 (月) ~ 2012/04/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞後に議論したくなるお芝居
子役1人を除き初演と同じキャストという、貴重で贅沢な再演で、期待していた以上にブラッシュアップされていました。お薦めの舞台を紹介しているメルマガで号外を発行しました。よかったら覗いてみてください:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0407231520.html 東京の後、松本、神戸、山形の3地域ツアーあり。

ラブ☆ガチャVol.4
茶柱日和
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/04/03 (火) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★
「キュン」不足
恋をテーマにしたオムニバス。
アンケートには「一番キュンとなった作品は?」とあったが、どれもそこまでは至らなかった。
多分、私自身が登場人物の誰にも恋できなかったからだと思う。

くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】
DULL-COLORED POP
アトリエ春風舎(東京都)
2012/03/14 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★
父親の悲哀
設定とほぼ同じ家族構成の「母親」として、興味深く観ました。
日常の「あるある」が満載でしたね。夫や子供の成功を通してしか自己実現できない母の愚かさ、悲しさが分かりやすく、やや誇張気味に書かれていました。
以前観た舞台「ハーパーリーガン」の主婦ハーパーは、家を飛び出しますが、この母親は家族・家庭という全世界の中で、もがく姿が悲しい。
でも、今どきあそこまで家族に感情を吐き出せるお母さんはむしろ貴重かも。羨ましささえ感じました。
対比して描かれる父親が秀逸。妻に初めて本音を吐露した後に1本の煙草さえ許されずに味わう深い孤独。悟った表情の父親役の塚越さんが素晴らしく、胸に迫りました。
あそこは妻として黙って火をつけてやらにゃ!と思わず心の中での突っ込みに力が入ってしまいました(笑)
こちらの劇団は初見でしたが、脚本の谷さんがお若い男性なのでビックリ。ここまで母親の感情にリアルな脚本、実生活での関係が良くないと逆に書けないんじゃないかなあと余計なことを思っていたら、アフタートークを聞いて納得。谷さんのお母様、素敵な方ですね。
また機会があれば観たいと思う劇団でした。

青色文庫
青☆組
ゆうど(東京都)
2012/04/07 (土) ~ 2012/04/14 (土)公演終了
満足度★★★★★
幸福な王子
自分も大好きなワイルドの物語を
なかなか素敵にリメイクしていて、聞きごたえがありました。
・・そういえばこの作品、トルストイの「復活」に似てる気もする
(発表された年代を見ると、トルストイが似たというべきなのか
10年の時を挟んだ、上演された3作品。
聴いていると、
どうも、34歳のときに書いたという「幸福な王子」、
これは23歳の時から13歳に戻ってきたみたいな・・
童話チックという意味で(笑
・・なんかそんな気がしてしまった(根拠は特にないけど
王子は・・幸せだな(笑
だって、自分の馬鹿に命がけで付き合ってくれるツバメ(友達)がいるから。
男子というものは、真っ直ぐなバカと、それに付き合ってくれるバカな友達がもう一人いれば、
無敵みたく(いや、実際にはそんなことは全然ないんだけど、心のハナシで(苦笑
強くいられる、シンプルな(残念なことに女子はも少し複雑であるようだ)生き物で、
そのことは、女子には容易には理解しがたいんじゃないかと、ずっと思ってきたけど・・
この美しすぎる童話(美しすぎるがゆえに、自分はトルストイを好むのだけれど)
を、こんなにも優しく柔らかに具現化するところを見ると、
どうやら自分も考えを改めないといけない、とか思ってしまう(苦笑
どちらが先に死ぬかなど、二人にとっては関係ないのだろうな。
「墓場で会おう」とでも、王子とツバメは命を失う前に約束していたのかな?

太陽と灰二
9-States
OFF OFFシアター(東京都)
2012/04/05 (木) ~ 2012/04/15 (日)公演終了
満足度★★★★
『赤と白のマジックカラー』/中村太陽
観ました。
男所帯のシェアハウスの話、
モノローグ(ナレーションというか独り言?)語る主人公はいますが。
どちらというと、群像劇かな。
なかなかキャラが立っていました(^^)
笑えながらも、心に訴えるものが多く心象に残りました。

喜劇 俺たちの心中は世界を泣かせる
劇団ズーズーC
秋葉原ズーズーC劇場(東京都)
2012/02/11 (土) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!!
無料チラシに惹かれて、最終公演に行きました。
期待して良いんだか悪いんだかわからないようなHPでしたが。
一番乗りしましたが、その他に誰も現れず、
開場直前に3人増えて4名…かなり少ないのかなあ、と思っていたら、
開演前には11人になっていました。
受付をやっていた男女2人が、何と役者2名でもあり
(はっぴに名前が出ていたので、もしかして、とも思っていましたが)、
遅刻しないで良かったと思う次第。
さて、内容は、あるいは再演もあるのかもしれないので、
詳しくは書きませんが、前半(日光に行く前)で40~50分あり、
ここもそれなりにやり取りは面白くは思いました。
ある意味、振りの多い、かつ長い漫才のようにも見え、
しかし、長く続くと同じようなネタも出てきたり、ちょっと飽きてきました。
心の中で☆3つくらいかな、と思ったり。
ところが、後半、日光行きの話からは、抜群に面白くなりました。
1人3~4役の場面が特によく、大笑いしてしまいました。
お二人の息も合っているので、終演後「本当のご夫婦ですか?」
と聞いてみましたら「違うんです。それぞれ家庭を別に持ってます」
とのことでした?!
(余計なお世話でしょうが、これだけの台詞を覚え稽古するだけでなく、
経済的にも大変な(?)御活動をされるのは、
ご家族の理解と協力も欠かせないでしょう。)
まあ、そんなわけで、後半は時間を忘れましたし、盛り返したので、
多少のオマケ込みで☆5つ!
なんか、無料では申し訳ないので、台本1冊買いました。
さて、ネタバレは別として、演劇以外の突込みを少し…。
当初は秋葉原から歩くつもりだったのでしたが、
前の用事の関係で、急遽浅草橋から歩くことに。
ところが、未だに慣れないスマホ地図でも劇場名ではヒットしないし、
住所で検索しようと思ったが、サイトを見ても住所が出ていないのですよね。住所くらい、チラシのどこか隅にでも入れてもらえると、
こういう時ありがたいのですが。
それと、配布されたチラシの中のカンフェティ、3月号でした。
たしかに、2月から公演が始まっているし、
役者さん自ら受付もされる位の人手不足(?)ですから、
最初にチラシを組んだままで、仕方ないとも思いつつ、
ちょっと悲哀を感じちゃったりして。
もしかしたらHPも自虐的過ぎて(ギャグなんだと見終わった後は
分かりますが)「行ってもつまらないかも?」と思われているかも。
ある意味、自分たちの良さを信じて、
もっと長所は積極的に訴えても良いのではないか?
そんなことも思いました。
過去演目を見ても、喜劇なのに悲劇的な題材を用いているところも
興味深いし、「悲劇より喜劇の方が難しい」というとおりで、
苦労も多いとは思いますが、今後の活躍に期待致します。

貴方と私の演劇革命
月刊「根本宗子」
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2012/04/02 (月) ~ 2012/04/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
元気を
元気になりました ような 気がします。
5つの短編 が、それぞれ すごくて 尊敬したいなとか思うのです。
別冊を また やって欲しいと思います。

オルフェゴッコ
双数姉妹
吉祥寺シアター(東京都)
2012/03/15 (木) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
満足度★★★★
活動休止
DULL-COLORED POPを観た後、吉祥寺へ。「サヨナラ」以来の双数姉妹。この公演で双数姉妹の活動は一旦止まるらしい。活動休止という話だが、雰囲気的には解散っぽい。20年間も活動を続けられた劇団ってすごい。すごいの一言に尽きる。
大団円。面白かった。舞台装置もお見事で、観客席にいてもこの作品の深い深いところに一緒に入っていく幻想に陥る。なんかこう、ダンテの「神曲」とか水木しげるの地獄本に吸い込まれた感じ。そこに佐藤拓之さんの優勝力士暗記というよく分からん力技がごり押しされるところが双数姉妹。小栗虫太郎が頭にポコポコ浮かんできて困った。何でだ。
2Fで弟の姿を決して見ずに、もくもくとカフェを経営する姉。一番心を打たれた。
あの怪演を披露してくれたのが野口かおるさんか?

きら星のごとく【YoutubeにてPV動画公開中!!ご来場誠にありがとうございました!!】
蜂寅企画
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/03/29 (木) ~ 2012/04/02 (月)公演終了