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入江雅人グレート一人芝居  「マイ クレイジー サンダーロード」

入江雅人グレート一人芝居 「マイ クレイジー サンダーロード」

キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2012/05/30 (水) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

日本一ロックな一人芝居
孤高のミュージシャン的な役者舞台。シンプルだけどカッコいい舞台でした。がっつり2時間越え、劇場内が寒かったのは考えてほしい。

ネタバレBOX

上演作品順
100
デストロイヤー/古田新太 作
富士そばの友人/赤堀雅秋 作
スーパーカーナビ
一人朗読劇「いつか見た青い空」
さらば 劇団 松田優作
Run For The Dream/ブルースカイ 作
ブロークバックマウンテン

マペットと共に始まり、出だし3作は静かな幕開けだったような感じ。
古田さんの作品はうん、下品w!普段の会話をそのまま舞台で上演しているかのよう。赤堀さんのは、拡大させたらまんまシャンプーハットで上演出来そうな作品と思った。
ナンセンスさが勢いついてるブルースカイ作品、ゲスト作家陣の中ではこれが一番好み。

個人作品では最近の世間ネタを巧みに盛り込み、笑えたり切なくなったり。配役事の切り替えも見事だが、日常会話と生活感の眼差しがいつもながら優しい。
最後の隕石の話は「んな、アホな!」と思いつつ人生何が起こるかわからんからねw、油断大敵!
いい舞台でした。
看板娘ホライゾン

看板娘ホライゾン

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

やや面白い
やっぱりチラシは、芝居の雰囲気をだしてほしいですね。
それから、舞台を高くするのって大変なんですかね、役者さんがイスにすわってるシーンがやや見づらかったです。

HOLE(ご来場まことにありがとうございました)

HOLE(ご来場まことにありがとうございました)

田中明子・梶野春菜

Gallery + Cafe : tayuta(東京都)

2012/05/29 (火) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

いろいろと。
田中明子さんと梶野春菜さんの二人舞台。

前後半でまったく色合い、表現の異なる芝居になっていて・・・会場のビルを出る時に「舞台を観たなあ」という充実感に満たされて、しばらくその余韻に浸っていたなあ(舞台を観たんだから、当たり前の感情と言えばその通りなんだけど・・・意外と、会場最寄の駅に向かう時には、どこで夕食を食べるかについて話したり、一人の時には舞台とは全く違うことを考えたりしていたりすることもあるんだよねぇ)。

後半は、セリフはあるんだけど、舞踏的な色あい。
前半で明示された情報をもとにして、いろんな感じ方ができるつくりになっていて・・・時間が許すならば、会場(カフェ)に残って、いろんな人と思いをぶつけあい、思いを共有して、そして思いをふくらませていきたかったなあ。
カフェという会場を利用して、観劇後の役者さん、客同士の交流を可能にするという企画は、この舞台にはドンピシャリだなあ、と。

次回公演は、ちょっと先の話だけれど・・・とても楽しみ。

そのころ、ボクはどんな日常を過ごしているんだろう?

そのころのボクと今のボクとでは、『HOLE』への思いは異なったものになってるんだろうか?

そんな思いを抱かせる舞台。

ネタバレBOX

冒頭の落語・講談調で、「つかみはOK」。

「男も女も変わりゃしない」&「男と女はまったく異なる生き物」ってことを、田中さんのひとり語りで、じっくりと。

梶野さんの登場。このあたりから、空間軸・時間軸がゆらゆらしてくる。。。

「なんなんだ、この二人は?」「どういう関係なんだ?」

・・・「梶野さん、すっげー美人だな」・・・(笑)

このあたりから、観客それぞれの思いが違う方向に向いて進んでいくのかなあ。

ボクは、女(梶野さん)と女に宿る胎児(田中さん)であると決め打ちをして観ることにした。

妊娠した女の、かなり苦しく厳しい状況・・・そこから生まれる孤独感。。。

重いんだけど、「しっかりせーよ!」って肩をポンとしたくなる(←ま、女本人にしてみれば、ボクの「肩にポン」は、部外者の軽い行動に感じちゃうのかもしれないけどさ)。

正直言うと、ボクのような感度の鈍い客向けの「ちょっとばかり親身でわかり易い」台詞&ボディアクション&表情が、もう少しあっても良かったかな、とは思った。 ま、ボクはベタな芝居が好きで、さらに「知りたがり」という性格からくる願いではあるんだろうけども。

それはそうと、この舞台は、衣装も良かった(といっても、舞台を観ている時には深く感じてなかったんだけど)。

観劇後、友人との待ち合わせで新宿二丁目のCoCoLo cafeへ。店内に入ってきた友人は、白のスーツに銀色のハイヒール。髪も盛ってて、測っちゃいないけど、2メートルはある出で立ち。メイクも濃い目で、場所が場所だけにドラァグクイーンのよう。

でも、この時に感じたんだよね・・・「あっ、あの田中さんの白くてゆったりした衣装。そして梶野さんの濃色のワンピースには意味があったのかな」って。

友人のいろんな面を知っているからこその妄想に近い思いなのかもしれないけど・・・白の持つ力強さ・秘めた可能性・哀しさを、遅まきながらCoCoLo cafeで感じたんだよね。

ま、その後の友人との話は、『HOLE』のある意味、最も重要な言葉「ま○こ」についてだけで30分はつぎ込んだってんから、哀しみもなにもないんだけどさ(笑)

あっそうそう。

突然、ラップが挿入される場面があるんだけど、客席の後方で手拍子が。

これには救われた。

ラップが始まってすぐに、「ノリたい!手拍子したい!」って思ったんだよね。
でも、そこまでの流れがコミカルなんだけど、シリアスにもとれる感じで・・・手拍子するかしないかで迷ってたんだわ。

そこに救いの手拍子が!ありがとう!!笑

東京の観客は、空気を読んじゃうというかマジメなところがあって(メモりながら観てる方もいらっしゃるし)、ダンスシーンで手拍子が鳴らない場面もよく遭遇する。 もし、主宰が「ここはノッて欲しい」と思う場面は、仕込みであっても手拍子するのもイイのかな、と。

ま、他劇場で時たま遭遇する「明らかな仕込み笑い」には、辟易とすることもあるんだけどさ!笑

今回の手拍子は、観客からのものだと思うけど、仕込んじゃってもイイと思います。

それくらい、良いラップでした!
看板娘ホライゾン

看板娘ホライゾン

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

こりゃー面白い
下町人情物かと思っていたけど、予想を超えたぶっとんだ展開に。飽きずに楽しめました。

憧れと衝動

憧れと衝動

小松台東

高田馬場ラビネスト(東京都)

2012/05/30 (水) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです
三十路女の再チャレンジ。職場もプライベートも居心地はよくありません。実にリアルっぽく楽しめました。明るい未来はないかもしれないけれど、とにかく今は頑張るしかない。上京組としては身に沁みましたね。舞台は東京でも宮崎弁の会話は懐かしかったです。

じゃじゃ馬馴らし

じゃじゃ馬馴らし

公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2012/06/01 (金) ~ 2012/06/02 (土)公演終了

満足度★★★★

マイムとダンスの融合
全幕は初見、断然全幕がよい。クラシック離れした表現が多く、エンターテイメント性が高くて楽しい。作品がよいうえに、老舗の風味か、笑わせが自然で鼻につかない。

キツネの嫁入り

キツネの嫁入り

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

みらいのむかし
なんとまあ。

看板娘ホライゾン

看板娘ホライゾン

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

饅頭旨い
下町人情噺的な話しに笑いながら観劇。後半まさかの展開にも楽しく観劇。なんか凄いなあ(笑)

ネタバレBOX

今回チケプレで観劇。当日受付で私の名前が無かったのは残念。当選メールを印刷して持って行ったので分かって貰えたけど、やはりテンションは下がる。これでもう何回目かなあ。
『ウェディング、ラン!』

『ウェディング、ラン!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

劇場MOMO(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
のですが、「大笑い」「わらいすぎた」まではいかなかったでした。
他の人のコメントを見ると、好みの違いなのかもしれないのですが、
たたみかけるような勢いや、テンポのよさが足りなかったように感じました。
アフターイベントは楽しかったです。

幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

アマヤドリ

STスポット(神奈川県)

2012/05/24 (木) ~ 2012/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

携帯の液晶を光らせている客は客ではない
土曜の晩の公演を観ました。ちょうど真ん中中央あたりに座っていた方が、携帯の液晶をピカピカ光らせていました。暗転でもピカピカ。近ければ蹴とばしたのですが。作品を汚す客は客ではないので芝居を観ないでほしい。作品は素晴らしかったです。

キツネの嫁入り

キツネの嫁入り

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

化かされた\(^o^)/
土俵の様な舞台、個室居酒屋の様な照明、裸足で幽霊の様に歩く役者さん、劇中歌の心揺さぶる調べ、包み込む空間全てが異空間に連れ去ってくれた。演劇の良さを計算した脚本、素晴らしい!今回、初めて帰りに脚本を買った。

Whenever Wherever Festival 2012

Whenever Wherever Festival 2012

Body Arts Laboratory

森下スタジオ(東京都)

2012/05/15 (火) ~ 2012/06/06 (水)公演終了

満足度★★

『スタジオラボ』鑑賞
若手ダンサー2人によるそれぞれ30分程度の作品の公演で、異なる方法でどちらも言葉との関わりを意識した内容でした。
両作品ともコンセプトを追求するのに力を注ぎ過ぎていて、観客の興味を引き、楽しませる要素が弱く感じられました。

山田歩『モノフィン』
箱馬で囲われた3つのスペースそれぞれに上半身裸のダンサーがいて、お互い関係なく動き、中盤になって振付家がダンサーに鑑賞し、照明を消したり点けたりする構成でした。
アフタートークでの説明によると、ダンサー達は架空の動物を書いた図鑑の記述をリテラルに演じていて、囲われたエリアの周りを観客が自由に移動したり(実際には誰も移動していませんでした)、エリア毎にビデオカメラが設置してあったのは動物園をイメージしていたとのことでしたが、表現がそのまま過ぎて、そこからの発展を見せて欲しかったです。

唐鎌将仁『ディゾルブ』
寝室を模した設えの中で3人のダンサーが自分以外の人の日常の生活を語りながら服を着て行き、後方に段ボール箱を積み重ねて行く構成で、3人のアイデンティティーが融解していくような作品でした。
いわゆるダンスらしい動きはほとんどなく、喋っている台詞と、それとは関係ない動きをする身体との緊張感のある関係をテーマにしているのは分かるのですが、身体表現に強度が感じられず、言葉が勝ち過ぎている印象を受けました。高く積み重ねた段ボール箱が自壊する最後のシークエンスは面白い仕掛けでしたが、唐突に感じられました。

看板娘ホライゾン

看板娘ホライゾン

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディ。
おもしろかったです。

冒頭から終盤にかけては、さえない和菓子屋を「看板娘プロデューサー」がきっかけをつくることで、店員たちが団結して、立て直す気力を漲らしていくという喜劇仕立て。

かと思いきや・・・!!!!!

この転換っぷり滅茶苦茶っぷりは、悪くない。

ただ、こういう「飛び方」って、もっと繊細に緻密な感じのほうが良かったのかも。でも、これは好みの問題。

女優を前面に出したパンフレットだけど、俳優陣が脇をきっちり固めてました。 出過ぎず、威張らず、最終的には女性にかしずく(?)・・・男の鏡のような役を皆さん好演(笑)

女優陣は、安心して観ることができました。脚本通りのキッチリとした演技だったと思います。

それにしても、長女役の中村真沙海さんは・・・雰囲気持った女優だなあ。

『業に向かって唾を吐く』での汚れ哀しきオンナっぷりに夢中になっちゃったのを思い出したわ・・・今回の役は、惹かれるような役じゃないっちゃあないんだけど、惹かれちまった。たぶん、目と唇のバランスが、ボクの好みなんだと思う(笑)

あと、丹野晶子さん。声も顔も「女そのもの」なのに、なぜ全身から発せられる空気がユニセックスなのだろうか。。。すごく魅力的な女優さん。脚本にマッチした演技も、とっても良かったです。

セットの造りも衣装も良かったけど・・・和菓子屋の引き戸のガラスの汚れが気になったかなあ。

売れない和菓子屋だから、という演出なんだろうけど・・・最初から最後まで汚れっぱなしというのはどうも。。。
ま、売れないラーメン屋だったら違和感なかったんでしょうけども(笑)

ネタバレBOX

歌舞伎のような「○○実は△△」の連発には、笑うしかないよ(笑)

あっそうそう。

amazonの「家庭用まんじゅうキット(?)」は、あそこまで押し続けるんなら、使い方くらいは説明してほしかった・・・あれで、どうやってまんじゅうをつくるのか気になって仕方ない(笑)
西暦2222年2月22日の22時22分22秒

西暦2222年2月22日の22時22分22秒

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

悲しい話だ
設定や話が入り組んでるのに、破綻する事無くまとめてる。
脚本素晴らしす! バブルマツムラさん凄い!
前にも出てたけど、NEXT -ネクスト-それと、乾くるみ「スリープ」も下敷にしてるよね。
とっくの昔に終わってるけど、お薦め!

青眉のひと

青眉のひと

演劇集団よろずや

大江能楽堂(京都府)

2012/05/04 (金) ~ 2012/05/05 (土)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい作品でした
あの時代、絵は道楽みたいなものだと思われていたんですね。
松園の絵を、改めて見に行きたくなりました。

能楽堂での舞台。太鼓、小鼓、流笛。

また観たい、これからも再演し続けてほしい素晴らしい作品です

ネタバレBOX

松園の部屋に様々な人が訪れ、進んでいく物語。
生きている者は間口から、そうでない者は橋の向こうから。
清少納言、六条御息所、楊貴妃の御三方がそれぞれとてもお上手で笑わせていただきました。
誰か、月光 恐怖・ハト男

誰か、月光 恐怖・ハト男

劇団東京乾電池

本多劇場(東京都)

2012/05/26 (土) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

わからない。
みなさん、「良く分からない。」と言いつつ色々語っておられます。たぶん、それが答えでしょう。私もよくわかりませんでした。

 ツレがウヨになりまして

 ツレがウヨになりまして

笑の内閣

京都大学吉田寮食堂(京都府)

2012/05/26 (土) ~ 2012/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★

風刺芝居と思いきや
ベースはしっかりラブストーリーで驚きました。ところどころ胸に刺さる台詞があり、ハッとさせられたり耳が痛かったり。
笑の内閣、初めて拝見して、高間さんのお人なりが気に入りました。さすが総裁。こういう作品、また演ってほしいです
鈴木氏のアフタートークも、とても楽しく有意義でした。

ネタバレBOX

ネトウヨの役柄がとても上手でした。世間にはこんなふうに映るんだな、と。
ということはそれだけ客観的に描かれていたということだと思います。
訴える彼らの側からと、傍から見た、両方の目線で見ていて、気づかされることが多かったです。
【当日券あります!】さよならは言わないで

【当日券あります!】さよならは言わないで

てにどう

シアター711(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

見ごたえあった
今回のてにどうはおもしろかった!
役者さんも上手かったし、心地いい雰囲気のお芝居でした。

ネタバレBOX

コメディは好きだけど、ミュージカルは見ていて恥ずかしくなってしまう人間なので、やはり突然歌いだす演出には抵抗があったが、そこは好みの問題なので、おいておきます。
とにかく役者さんが上手だったので、さほどの内容ではない脚本も役者がおもしろく見せていたように思います。
ご年配のお客さんにはウケルんだろうなあという笑いの質で、やはり年配客が大笑いしていましたが、若いお客さんもクスクスと笑える雰囲気。
特に、社長さんとタレントの占い師さんの会話は好きでした♪
HOLE(ご来場まことにありがとうございました)

HOLE(ご来場まことにありがとうございました)

田中明子・梶野春菜

Gallery + Cafe : tayuta(東京都)

2012/05/29 (火) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題397(12-140)
19:00の回(曇り)。こちらの紀伊國屋にはあまり来ないのでちょっと立ち寄り、時間少し前、ビルの5階へ、先に待っていらしゃる方あり、18:30受付開場。レイアウトは下北沢で観たカフェ公演と似ています。スタッフのかたの対応がよく期待度急上昇。入って左に折れ、ソファ席、その先は1段低くなって舞台、右に椅子席。中央にテーブルと椅子(2脚)、白い壁に白い布がかかっている、暗幕もあるのは窓のところかな。天井には大きな羽が二つ回って、奥(椅子席からは上手)に白いカラーボックス、電動ハブラシ、ライト(?)。BGMはピアノ曲。段差のところ、グリーンのシート、左右に葉があしらってあります。奥の上部、鏡ですね、私の席からみえないけどミラーボールが映っています。今夜は満席、席を追加、広くはない舞台でもたくさん想像(創造)することはできます。私の場合、そのためには役者さんとの相性がとても大切。19:03前説、19:07テーブルの上で落語~20:08終演。帰り際、田中さんとお話しできました。次回もきっと

ネタバレBOX

さて、調べてみますと、おふたりともAnrchy Filmの作品で、梶野さんは「The girls nex door」でもみていました。

突然の落語、板についています。

二人だけの世界...、部分的に融合しているようにもみえました。

壁に「絵」、これはチラシのものですね。

「自身」についての会話がけっこうありますが、ここはやはり「生れる」=創造と近しいことなのかなと。

(衣装)白と黒、赤は繋がりのようにも。

女性という「性」、誰もいなくなった世界での「性」・・・そして「生」の鼓動が聞こえてくるようでした。会場の白と黒、衣装の白と黒、光と影(闇)、このバランスが、お話と会場との間での揺らぎを生み出しているようでした。




看板娘ホライゾン

看板娘ホライゾン

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

いいね(笑)
物語メチャクチャだなあ、ある意味突き抜けてる(笑)。
特に、前半と終盤でのギャップは見どころかな。
なので、説明文にならい、「いいね」(笑)。
舞台セットは、「饅頭屋」と「家の茶の間」が、
雰囲気が出ていてグッド!
上演時間105分。

ネタバレBOX

<あらすじ>
開業1年の流行らない饅頭屋を舞台とした物語。
饅頭屋は、子連れで再婚同志の夫婦で営むでいたが、
全く流行らないため、奥さんは外に働きに出ていた。
長女(父親の子)は引きこもり、次女(母親の子)はクラスメイトに振られ、
高校生活が充実していなかった。
そんな店に「看板娘いらんかえ~」という自称看板娘プロデューサーが
やってきた。

前半は、看板娘プロデューサーが次女を看板娘に育てるため、
あれやこれや特訓する過程や、父親を中心に店の売りとする新作饅頭を
皆で作り上げる話を中心に物語が展開していく。

後半は看板娘プロデューサーの正体が明らかになっていく。
彼女は、昔からこの店を流行らそうとしている○○。

そして、終盤は、夫婦の秘密が明らかになっていく。
母親の外での職業は、なんと○○○○○、
父親の連れ子である長女は、実は○であった。

<感想>
個人的な感想としては、なかなか楽しめた。
ただ、終盤、皆さん楽しめたようだが、私は正直微妙であった。

私には、脚本と役者陣のバランスが悪く感じてしまったのだ。
役者陣の芝居を観て、笑って泣ける人情話に合っている気がする。
笑って、唖然として、”笑”とするには、滑っている感じがした(ゴメンナサイ)。

脚本と役者陣のイメージがピッタリ一致できた人には楽しめるのだと思う。
私にはピッタリ来ず、人情話なのかコメディーなのか、
どっちつかず感になってしまった。
少数意見かもしれないが、そう感じる者もいたと思ってもらえれば
幸いである。

とはいえ、全体的には、次の展開はどうなるのか?と惹きつけられ、
飽きることなく楽しめた作品であった。

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