満足度★★★★
いろいろと。
田中明子さんと梶野春菜さんの二人舞台。
前後半でまったく色合い、表現の異なる芝居になっていて・・・会場のビルを出る時に「舞台を観たなあ」という充実感に満たされて、しばらくその余韻に浸っていたなあ(舞台を観たんだから、当たり前の感情と言えばその通りなんだけど・・・意外と、会場最寄の駅に向かう時には、どこで夕食を食べるかについて話したり、一人の時には舞台とは全く違うことを考えたりしていたりすることもあるんだよねぇ)。
後半は、セリフはあるんだけど、舞踏的な色あい。
前半で明示された情報をもとにして、いろんな感じ方ができるつくりになっていて・・・時間が許すならば、会場(カフェ)に残って、いろんな人と思いをぶつけあい、思いを共有して、そして思いをふくらませていきたかったなあ。
カフェという会場を利用して、観劇後の役者さん、客同士の交流を可能にするという企画は、この舞台にはドンピシャリだなあ、と。
次回公演は、ちょっと先の話だけれど・・・とても楽しみ。
そのころ、ボクはどんな日常を過ごしているんだろう?
そのころのボクと今のボクとでは、『HOLE』への思いは異なったものになってるんだろうか?
そんな思いを抱かせる舞台。
2012/06/03 00:20
こと、楽しみにしてます!ははは!