最新の観てきた！クチコミ一覧

満足度★★★★

六角精児の小悪党ぶりがやたら楽しい
横内謙介の手馴れた作劇術に身を任せて、六角精児の絶妙な演技を楽しんだ。
久しぶりに観た善人会議の舞台は、正統的な小劇場の雰囲気が感じられて懐かしかった。

詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

のん（209）

満足度★★★★

若者の切迫感
検閲があるイランの状況をシンプルな要素で大胆に描いた作品で、あまり役者の動きがない、スタティックな演出でしたが、台詞のはしばしから自由が保証されていない人達の切実さが伝わって来て、引き込まれました。

ある目的を果たす為に、友人の恋人から銃を盗み取り、その受け渡しを巡って騒動になる物語で、女達の強さに対して男達の器の小ささが印象的でした。
直接面と向かって会話する場面がほとんどなく、携帯電話でやりとりする場面が大半であるという特異な状況が緊迫感を高めていて、ときには2組の通話が同時に行われ、緊張感がみなぎっていました。
銃のことを「カツラ」と隠語で呼んで隠密に事を運ぶのですが、最後のシーンで遂に鞄から銃を取り出すとそれは銃ではなく本物のカツラで、しかしそれをあたかも銃のように扱っていて、表現の抑圧に対しての皮肉を感じました。

床の上に、包帯、ビデオテープ、写真、泥、血といった「痕跡」が残されていく演出が悲痛さを暗示し、最後にその床の映像と顔の映像が二重映しで壁に投影される表現が素晴らしかったです。

最後に鳴り響く電話の呼び出し音が次第に旋律に変化して行くのに切なさを感じました。
控え目な映像の使い方も洗練されていて、美しかったです。

土反（1669）

満足度★★★★

ショートストーリー
というより、ショートコントの連続、なのだけれども、全編でひとつのストーリーにまとまっており、最後のオチもなかなかでした。いくつか「？」なネタもありましたが、笑わせてもらい最後に少し考えさせられる話でした。

YASU（3657）

満足度★★★★

【★スターホテルバージョン】みました
ドタバタ感が半端なかった！
ここまでスッキリとドタバタするとかえって清々しかった気がしました。
舞台セットも良く出来ていていましたし、
登場人物の設定もわかりやすく役者さんが表現されていました。
ただ良くも悪くも漫画的過ぎたきらいは感じましたが。
（連載作家の落ちた原稿の穴埋め漫画＝
それなりに実力のある作家での、って感じでしょうか（＾＾）

長寿郎（6218）

満足度★★★★★

面白かったです！！
ハッピー圏外の劇を観るのは３回目なのですが、過去２回ともハズレが無くとても楽しめたので、今回も期待していきました。主に潜水艦内の設定で話が進んでいくのですが、階段と素舞台だけのセットの中で、演者の立ち位置のフォーメーションや動きだけで、潜水艦内の様子を観客に伝えるという難しい試みを上手く表現できていたと思います。そして何よりも、観客を楽しませようという、この劇団の思いが随所に伝わる舞台で、とても楽しませてもらいました。
また次回作もぜひ観に行きたいと思います！！

じゅん（43）

満足度★★★★

気分はもうサブマリナー
シリアス＆コメディな海中バトルアクション堪能しました。潜水艦モノ好きにはたまりませんな。気分はもうサブマリナー。お馴染みのお笑い担当コンビ２組も絶好調。

バート（7881）

満足度★★★★

面白かった
面白かったし笑った。
キャスト数の関係から致し方ない部分もあるが、登場人物の中でもう１人か２人が反対側だった方が、この会議自体の自主性というか独立性が表現出来てたようには感じたが。

さくえる（1826）

満足度★★★

両チーム観劇
当初片方だけの予定にしてたが、エンディングの違いが気になり別バージョンも観劇。
個人的には空想が空想してるような感じだったかな。面白く無いことはないのだが・・・、世界観はつかみにくかったかな。
しかし、予想してた以上にエンディング違った。しかも、エンディングの違いにより別な物語とも取ることが出来る展開だった。
個人的にはＢチームのエンディングが好みかな。

さくえる（1826）

満足度★★★★

【スターホテル バージョン】観劇
面白いのですが、事情が事情だけにスカッとしません。

雨模様（5627）

満足度★★★★★

今
観に行ってよかった　と　おもいました。

かたいパン（177）

満足度★★★★

スターホテル
ラストはちょっといい話！で、終わるのを想像していたら、まるっきりコメディでした。それなりに面白くはあったのですが、もうひとつキレがなかったように感じました。ただ、池田愛さんは好演でした。ムーンホテルバージョンはキャストが違うだけなのですかね!?

YASU（3657）

満足度★★★★★

風情溢れる公演
隅田川のほとりにたたずむ昔ながらの日本家屋。　

鉄橋を走る電車の音を時折聞きながら「たけくらべ」をベースに展開される物語。　

終盤ころには日も暮れ、窓からの光はなくクライマックスをしめやかに迎える。


これらの風情とTRPGのゲーム性がうまくマッチしていて、
導入部はルールが出てくるので若干入り辛いが、結末が気になり出すと
集中して2時間弱があっという間で面白い！　

真嶋一歌さんの初登場のシーン、今までみたことのない
いい表情をしていて別人かと思わせるほどによかった。

ものスゴい量の説明セリフを覚えてしっかりテンポよく
進行する石井舞さんの力量がスバらしい！
かつピシッとしたスーツ姿のデキル女性っぷりがステキです◎

黒木泰則（363）

満足度★★★★

無題506(12-249)
19:30の回(晴)。案内によると18:30受付、19:00開場。18:50会場着、開場時に受付をお願いする(全席指定)。なんとなく前回とほぼ同じ位置。「空から降るほんの小さな愛」からなので4作目。寂れた(は言い過ぎか)ホテルのフロント、テーブルにソファ。入口から続く真っ赤なカーペット。キーボックス...20室?
「FRONT」の文字、下手の壁には「晩鐘(ミレー)」。個人的にはかなり面白かったです。19:15ホテルの営業風前説(場内アナウンス)、19:33開演～21:16終演。

miss_you（2799）

満足度★★★★

分かりやすい
以前より気になっていた劇団を初めて観劇。
想像していたよりも分かりやすく、人間臭い内容だと感じました。
ハッとさせられる台詞がちりばめられていて、あっという間の2時間。
ラストの演出が好きでした。

miel（21）

満足度★★★

どたばたしてました。
最前列で、見上げるように拝見しました。
で、目の前のソファで女性に脚を組まれたりすると、眼のやり場に困りました。
でも、そういうのを狙ってるということなんですよね？

公演の説明と、実際の舞台が、微妙に違ったような気が、、、

たらい（565）

満足度★★★★

オーラルメソッド
こういう私小説的な話は、どこまでがホントで、どこまでが作り物か考えるとぐるぐるします。役者さんってスゲーなって思います。
個人的にはあまり好きな作風ではないと思うのだけど
観終わった後、人恋しい気持ちにさせられるのは、自分が強く心を動かされた、ということなのだろう。

てん（107）

満足度★★★★

いい話といい演技♪それだけで充分！
何気ない会話ですが言葉のチョイスが凄く心地いい
それを役者さんが落ち着いた演技で演じるのでストーリーに入り込めて観れます♪
中でも友達役の澤井里依さん（舞夢プロ）は華があっていい演技をするなぁ～と思って見てたら、
観劇後プロフィールを見たら色々なTVなどにも出演されてる～なるほど！

リアルな話しの中にちょっと不思議な（神⁈）世界を盛り込むことで
女性の抱えている弱さや問題をより際立たせた観せ方が奥が深い♪

それは大きさは違えど誰しもが持っているかも知れない…

同時にやたらテンションの高いガソリンスタンドの夫婦が
重たいテーマを和らげるアクセントになっています♪
そんな明るい夫婦が抱えている問題…

色々な関係を通して普段生活していると忘れかけている人と人との繋がり（絆⁈）を伝えてくれる♪

カフェという空間と距離感で凄くいい話を落ち着いたいい演技で魅せる♪
それだけで充分愉しめる♪
沈黙と言うタイトルが深く感じたお芝居♪

ＴＡＫＵ（2126）

満足度★★★★

それぞれのカラー
どちらの『アリス』もいい意味でぶっ飛んでいました(^_^;)しろっとそんの方は強がっているツンデレなアリス。カメハウスの方はかなりブラック過ぎるアリス。どちらも人を必要としつつも素直に言えてないのかなと感じたりした。しろっとそんのエンディングはほんわか、カメハウスのエンディングは相手を思いすぎて、、、こんな『アリス』を見れるとは思わなかった。今度は本当に『合同公演』として出演者ごちゃ混ぜでの舞台を観たいです(^-^)/

かぼちゃ（400）

満足度★★★★★

言えない事
大切なひとだからこそ話せない事がある。相手を信じていないわけではなく『嫌われたくない』から言えない。沈黙こそが自己防衛の最大の武器なのかもしれない。互いの事を疎ましく思っていてもいざ、いっしょにいた『場所』がなくなってから気づくその『場所』と相手の大切さ。初めて観て、心に波風が起こっていたにもかかわらず『心地いい』と感じた舞台。時間があればもう一度観たかった(>_<)

かぼちゃ（400）

満足度★★★★

プログラムＣ
装置の室内が小綺麗と言おうか小ざっぱりと言おうかになり、さらに音響もなく明かりも変化せず…と非常にシンプルなために会話・演技がグッと前面に押し出される感覚。
その結果、男女間もさることながら男が語る兄弟の葛藤が胸にしみる。

じべ。（7229）