
『熱狂』・『あの記憶の記録』3月に完全再演致します!!詳しくは劇団ページをcheck!!
劇団チョコレートケーキ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/10/31 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★
熱狂を観ました。
ヒトラーの演説が圧巻でした。
徐々に力を増す言葉たち
熱を帯びて汗ばむ額。
やはり人を惹き付けて
しまうのだなあ、と。
あの記憶の記録も
観てみたかったです。

バースデー
劇団 風来ズ
シアター風姿花伝(東京都)
2012/12/14 (金) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
バカップル
まさる&ユウコのバカップルぶりが微笑ましく、キスして仲直りって学生みたいだなと。
回想シーンかと一瞬思ってしまったくらい、まさるは学生ぽい衣装だったが、初めて見たスーツ姿は足長くてかっこよかった(笑)
この夫婦は、何歳の設定だったのだろうか?
あと、里子の二重人格とも思えるような変わり様が怖かった。

忍ぶ阿呆に 死ぬ阿呆
企画演劇集団ボクラ団義
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2012/12/07 (金) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高面白い すばらしい!!
お芝居は1つの出来事ごとに進んで、ダンスが入ります、このダンスが、演じられたお芝居を表現しております。
物語、芝居、殺陣、ダンス 最高面白い とても レベルの高い作品でした。

ジャンク・オペラ『ショックヘッド・ピーター ~よいこのえほん~』/『ひつじ』
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2012/09/01 (土) ~ 2012/09/09 (日)公演終了
満足度★★★★
少しグロいぐらいのブラックな舞台
だけど「よいこのえほん」。
ハンガリーからやって来た劇団。
生演奏の音楽と歌が楽しい。
思わず引いてしまうところもあったけど。

月の岬
青年団
座・高円寺1(東京都)
2012/06/08 (金) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

「ザ・シェルター」「寿歌」2本立て公演
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2012/03/02 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
加藤健一の強さは絶対的であることを見せつけた
片や核シェルター、片や核ミサイルの飛び交う世界という、イミ深な2本立て。
力ずくで2本を繋げ、力ずくで面白くしてくる。あとの3人の役者もとてもいい。

地響き立てて嘘をつく
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/21 (水)公演終了

楽屋物語~望郷篇~
演劇集団ザ・ブロードキャストショウ(SABカンパニー)
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2012/12/14 (金) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
あっさり味でした♪
しつこくなく、さらりと終わるところが良かったです♪♪
あらすじもごちゃごちゃしてないのでわかりやすく、キャラクターがハッキリしてるので、楽しめました(^^)

WHITE UNDER PLANET
劇団赤鬼
ABCホール (大阪府)
2012/12/14 (金) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
めっちゃ良かったo(^▽^)o
音楽がとてもお話がぴったりで、観ていてテンション上がるー!って感じでした。
少年を表現するあどけなさや、やんちゃっぷりがほんと男の子って感じで可愛かったし、上手い☆さすが『安定感』あるなぁって楽しめました♪
希望に溢れる話しは好きなので、寒い冬に温まるお話しでした♪

評価
大ナカゴー
座・高円寺2(東京都)
2012/12/12 (水) ~ 2012/12/14 (金)公演終了
満足度★★★★★
しつっこいし、くどい
大ナカゴーなので、大しつこい、大くどい。
凄いや。
白パン一丁が好きな劇団のようだ。
そんなことも含めて、ナカゴーでしか、絶対に為し得ない劇空間がここに存在する。

弟よ!
★☆北区AKT STAGE
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2012/12/13 (木) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★
二人芝居の長さは少々辛い
本作品は、小説やテレビドラマでは公開されていたが、つかこうへい自身は戯曲化していなかったので、楽しみにしていた。
ボタンを押すと、床がガラス張りになり、鯉が泳いでいるのが見えるというシーン、実に演劇的に作られており、面白かった。
逸見と杉山の演じる二人芝居の部分は、確かに上手いのだが、少々冗長な感じを受けた。少なくとも、キャストに父、母の二人は加えて欲しかった。
しかし、逸見輝羊はつい先日熱海で伝兵衛を演じたばかりなのに、短い期間でこの役をよく作り上げたものだと感心する。
今後のこのクラシックシアターシリーズ、大いに期待したい。

ハーベスト
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/12/11 (火) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
養豚業への想い
主人公の養豚業へのあつい想いはよく伝わったが、なぜここまで養豚業にこだわるのかの心理描写が少し弱い気がした。確かにキャストも良いのだが、渡辺徹の声は少し曇って聞き取り辛かった。
本劇場は初めてであったが、世田谷にこのような素晴らしいホールがあるとは知らなかった。

TST クラシックス
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/12/13 (木) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
楽日に2本見ました。
TSTさんの意外な一面を発見しまた。紅い華のデジャヴューは、きれいな芝居でした。いっぽうMUKAIYAMAザ・トラブルマスターズはコミカルで、ああ、こういう作品もやるのかと感じ入りました。
両作品とも素晴らしいかったです

すべての夜は朝へと向かう
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2012/12/12 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
うまいなあ
上野さんはこういう芝居をやらせたら、うまいなあーと感じ入ってしまう。
テンポもよく、話の展開も洗練されていて、完成された芝居であった。
ただ、出演者が多く、もう少し一人ひとりを掘り下げてみてもよかったのではないでしょうか

トロイアの女たち
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2012/12/11 (火) ~ 2012/12/20 (木)公演終了
満足度★★★
現代に繋がる怒りと嘆き
日本とイスラエルのユダヤ系・アラブ系の役者がそれぞれの民族の言葉を用いながら共にギリシャ悲劇を演じ、単純に調和や平和を訴えるだけではない、考えさせられる作品でした。
戦争に負けたトロイアの女性達が勝利国の戦利品として奪われ、国が滅ぶことを嘆く物語で、笑いどころか明るい要素も皆無で、終始重い雰囲気でした。
コロスの台詞の所は日本語→ヘブライ語→アラビア語と各民族のコロスが順に言うというルールを頑なに守りながら物語が展開し、途中までは冗長さを感じましたが、終盤の弔いの歌の場面では、その手法が非常に効果的でした。
トロイアの街が燃えるシーンでは客席も赤い照明で照らし出され、現代の戦争の音や赤ん坊の泣き声が鳴り響き、舞台上で演じられている悲劇と同様のことが現代でも起こっているという事実を意識させられました。
奥に数段上がっている舞台の周りを布で囲い、4隅にしなだれたヒマワリが置かれ、天井とヒマワリには血と火を思わせる赤い紐が吊られている簡素な美術の中、控え目な映像や歌舞伎の手法を用いた演出が、ギリシャ悲劇に似つかわしい様式感を生み出していました。
最初と最後に現れる月と、地面に伏せられる円形の楯の対比が印象的でした。
子や孫が次々に不幸な目に会い、悲嘆に暮れるヘカベを演じた白石加代子さんの台詞回しと存在感が圧巻で、作品に重厚な雰囲気を与えていて素晴らしかったです。
絶世の美女ヘレナを演じた和央ようかさんは視覚的にはまさにそうでしたが、(浮世離れ感を出すために敢えてそうしたのかもしれませんが)台詞の発声法が他の役者達とかなり異なっていて違和感があり残念に思いました。
海外の役者達も同じ台詞でも声や体の表現の仕方が全然異なっていて興味深かったです。

ブラックルーム
メガバックスコレクション
ART THEATER かもめ座(東京都)
2012/12/15 (土) ~ 2012/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
怖くて面白い話
五と七を一日で堪能!!
残酷で救いのない展開と結末は賛否が分かれるかもしれないが、私は好きだ。
観客も巻き込んで、結末が変わる…という展開も観てみたい気がする。
メガバの役者さんたちなら、きっとできる!!

8
演劇海賊フリバティ団
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2012/12/13 (木) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

バルブル
げんこつ団
駅前劇場(東京都)
2012/12/12 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
凄い好み
ナンセンスコメディらしいけれど、とっても楽しかったです。ショートコントの連続ですが、そのうちにショートストーリーがオムニバスであることに気付きます。また、出演者全員が女性ですが、サラリーマンスーツに全く違和感はなく、ダンスの場面は圧巻でした。
喜劇としての練り込みも抜群のセンスで、演じる役者さん達にも女性としての迷いや恥じらいは一切なく、清々しい程でした。プロ意識の高さに感銘すら感じた舞台でしたので、次回も見たいと思います。

マペットのクリスマスキャロル
巴プロデュース
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2012/12/12 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
素敵なXマスプレゼント
マペットが初めて用いられたのはセサミストリートに於いてである。教育番組として作られたTV番組であったが、人気を博し、“アベニューQ”というタイトルで劇化されることになった。当然、大人も対象になるので、教育番組より内容的にも複雑で大人びていた。そのように高度化した作品の要請から、マぺティエ自身が人形だけを観客の目に晒していたそれ迄の形式から、文楽のように人形と共に演技をする形に変わったのである。この変化で、より複雑で高度な内容を無理なく表現できるようになったと言えよう。今回の演目はクリスマスキャロルであったが、マペット、マぺティエ、役者が登場しコラボレーションで舞台を作ってゆく。マペットでは顔の表情などを役者の演技ほど上手にこなすことが出来ないとの思いからか、マぺティエが、手指を用いて情況を、或いはメンタリティーを適切且つ雄弁に演じていたことには感心した。

パヴェル=マリア 第7番
劇団リベラトリックス
d-倉庫(東京都)
2012/12/14 (金) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
歴史
歴史が勝者に都合のいいように書きかえられた記述に過ぎないことは、今更言う迄もあるまいが、滅びていった者達の無念がどうなったかについては、誰しもが心に掛けることではあろう。
戦争とは、無論戦闘行為も指すが、実際には、ロジスティックや情報戦も大きな位置を占める。それどころか戦闘局面などより遥かに大切な部分である。情報戦は、作戦の立案から、情報攪乱・操作、敵の情報インフラ破壊・分断、真実の隠匿等々、様々な側面を持つ。基本的には、情報を制した者が勝つのだ。裏切りなどは、倫理的問題であるより情報の質の問題である。
劇中にも二人の優れたまじない師が出てくる。片や、裏切り者として、片や仇を晴らす者として。彼らの立場を現代に置き換えてみるならば、科学者やメディアの人間とでも言えるだろうか。要は知的エリートである。彼らの画策した結果が、何を齎し、人倫は地に落ちるか否かも劇のテーマとして取り入れられており、楽しめる。