
映画:丹下真寿美一人芝居「くまと羊」
UMI Film Makers
天劇キネマトロン(大阪府)
2013/08/24 (土) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
上手く作っています。
一人芝居にナレーションと思っておりましたが、大違い、短編映画でした。
脚本は同じでも、映画として新たに撮影 一人芝居では無かった場面も有ります。
彼に振り回される、女子 団舎利きれいに掃除する、口からはき出る 目のある黒いスライムの様な物 面白い。 この小人数でとても上手く作っております。すごい。!!

「百物語」2013
ファントマ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2013/08/16 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★
怖い 恐い 面白い、
平安ニュース 黒けまり かのうとおっさんの平安問答 平安に立てた・・・クエスチョンン 清少納言:枕・・・ 枕営業。。。 上田さん枕営業について・・・なら15万 モナと同期 営業の人と手をつないで・・・ 違うの違うの。。。。コワ・・・こわ、怖 一番怖い話でした。
芝居は、平安の時代 尼、豪族 若者 が、羅生門で雨宿り それぞれに起こった、恐怖を話す。
☆ ある村での獲りつかれた女 女は気がふれ 男は仕事もなくのたれ死に。
☆ 追われている 老婆 顔に追われている 人を切った 娘がいた 呪ってやると 娘も恨みで自刃 小刀を預けても顔がでる 観仏の力にすがりましょう。
☆ 俺は、やまんば観た 山へ 男の死体 引きずる音 山を降りた ばばあが首を絞める。
3人の話がつながる 因縁 3人の行いも観える。豪族が小娘が自刃した呪われている 豪族を見殺しにして小刀を売った。 俺は俺の因縁を晴らす 羅生門の上へあがる 老婆を切る。 延命さんの演技素晴らしい。蹴飛ばされる所など実に上手い。

【終演。ご来場ありがとうございました】Q& ~近藤プロデューサーの最後の問題~
RebornTrouperPassion企画
APOCシアター(東京都)
2013/08/28 (水) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★
答えられるかな?
最後まで、色々仕掛けが出てきて、それなりに楽しめる。まあ、一種のクイズに観客も参加しているということだ。

桜の森の満開の下
東京演劇アンサンブル
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2013/08/27 (火) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
男と女 命と恋
生きることは喰らうこと。他者の命を喰らうこと。女には恋こそ命。生きることは、尚、喰らうこと。他者の命を喰らい続けること。恋が本気になったら、その時、彼女は恋する者をも喰らわねばならぬ。その後訪れる無限の寂しさ、身も凍る存在の寒さを知りつつ尚、喰わねばならぬ。花は散る、花は散る、まるで、恋人たちの生命の儚さを憐れむように、花は散り敷く。(追記2013.9.1)

企画公演 狂言と落語・講談
国立劇場
国立能楽堂(東京都)
2013/08/29 (木) ~ 2013/08/29 (木)公演終了
満足度★★★★
楽しい試み
講談を聞くのはいつ以来だろう。歯切れのよい語りに、節々で合いの手を入れ不慣れな観客(私)にもわかりやすかった。
落語は、花道をうまく使い高座との行き来をして立体的な話を盛り上げていた。
本日の中で狂言が一番面白かった。話の内容がコミカルであったせいか、力が抜けた緩やかな面白さであった。これは☆5つである。

春よ行くな【15日(日)18:30に追加公演決定!!!】
悪い芝居
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2013/08/22 (木) ~ 2013/08/27 (火)公演終了
満足度★★★★
何とも刺激的なお芝居!
まぁ~何とも刺激的なお芝居!
始まりからラストまで色々な意味で愉しませてくれます♪
主役の呉城久美さんの女の感情が伝わってくる演技は必見!
それと大塚宣幸さん(大阪バンガー帝国)は
もう悪い芝居には欠かせないぐらい⁈ いい味出しています!
その他の役者さんも一人ひとりがキャラを演じきって存在感たっぷり!
最後は驚かせられました!
全てが舞台へと変化する!
インディペンデントシアター2だから
できたお芝居かも知れない!
後ろの方で観劇したせいか⁈
台詞がちょっと聞き取りにくいところがありましたが
役者さん&セット、演出なども含めて刺激的なお芝居でした!

Interview with dark【終演!次回は劇団5454本公演、11月下旬!】
プロデュースユニット四方八方
萬劇場(東京都)
2013/08/28 (水) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
トワイライト
曖昧な時間は夕暮れ時、そして微睡の朝。夏の夕暮れは青がどんどん濃くなって、バックライトがない空は真黒に見えるけど、本当は濃厚な青。朝焼けが始まる前の薄暗闇で、夢の続きかもしれないけれど、自分でない誰かと会話していることってない?それはもう会えない誰かだったり、実際はTVでしか見たことのないアイドルだったっり、でも目覚めるとJJJ!クロスワードみたいな記憶しかない。
蛍の光が、灯籠流しの光が舞台を淡く照らし、クロスワードが埋まっていく過程が舞台で演じられ、最後に答えが.....
真夏の夜の夢〜トワイライトゾーンにようこそ。
PS:スナヨには泣けた。

OUR TOWN
劇団フライングステージ
OFF OFFシアター(東京都)
2013/08/27 (火) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
満足度★★★
先入観を吹き飛ばすリアル
ソーントン・ワイルダー作「わが町」の新宿2丁目版。
内藤新宿の遊郭、赤線、そして2丁目と変遷を遂げていく町とそこで暮らす人々を描く。
当日パンフによれば“古典として有名な作品の翻案をクールに作る”つもりが
“いつも以上に人への思いを詰め込んだ”作品になったのは
今年の春に劇団員ひとりを喪ったことが色濃く反映しているからだという。
なかなかまっすぐに伝わらない愛情が交差して、憂いの滲むラストが印象的だった。

ベッキーの憂鬱
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2013/08/07 (水) ~ 2013/08/14 (水)公演終了
満足度★★★★★
可愛いは侮れない
ゴリラと最終バスで前面に醸し出されていた可愛らしさが、今回はより感情移入しやすい高校の学園祭と言うシチュエーションで展開されてました。万人受けするスイーツみたいな甘さと気軽さと可愛らしさ。ちょいちょい効いてるスパイシーな笑いも含めて、これは女子はみんな気に入るのでは?と思い友達を連れ出したら、案の定ド嵌りしました(笑)。

「アリゾナ☆侍☆ガールズ」
UDA☆MAP
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/08/29 (木) ~ 2013/09/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^^)/ 面白かったです!
初日で、超満員でした☆
役者さんたちの、普段観られないような演技がいっぱい!
テンポの良い笑いもたっぷり♪
面白いだけじゃなく、本筋のストーリーも完璧です。
ドラクエのネタが多いので、
馬車システム、ベホマ、キアリー、キアリク、 を
知らない人は調べて行くことをオススメします♪
観劇日記をブログに書きました。

被告人~裁判記録より~
アロッタファジャイナ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/08/27 (火) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
演目1と2は、テレビのニュースではメインに取りあげられていなかった部分をメインに取りあげていて、衝撃を受けた!
劇団アロッタファジャイナの新作「被告人〜裁判記録より〜」は、実際の裁判記録を台詞にするという実験公演で、①秋葉原通り魔事件、②連続不審死事件 (被告人:木嶋佳苗)、③日本社会党委員長刺殺事件、④226事件、⑤異端審問裁判 (被告人:ジャンヌ・ダルク)の5つから成るオムニバス。
実際の裁判記録を使っているのに、①で使われた部分が、私は知らなかった加藤被告に同情できる部分ばかりで、もはや加藤被告が死刑になって当然とは思えず、衝撃を受けた!
②も、テキストは実際の裁判記録なのに、舞台を裁判所から変え、相手の役柄を弁護士/検事から変えるという面白い演出をしていて、興味深かった!
③-⑤は、リアルタイムでは知らないし、国家を変えるだとか、現代の私達は諦めてしまっていることをやろうとしていた人とかの話で、あまり興味が持てなかったけど、④が1番面白かったとおっしゃっていた方もいたので、人それぞれ。

emiko
保木本真也がプロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2013/08/15 (木) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
コメディって…!?
「黄金のコメディフェスティバル」千秋楽ぶっ通しスペシャルにて観劇。もしこのイベントが純粋な演劇コンペであったなら、バルブはこの作品に一票を投じていたかもしれない。それくらいの佳品。だが、コメディコンペというイベント趣旨を考えると、やはりこの作品には入れられなかった。たびたび笑わせてはもらったもののセンチメンタルに過ぎるこの作品をコメディとは捉えられなかったのだ。他の投票者の皆さんも思いは同じだったのか、本作だけが俳優賞を含め何の賞にもあずかれず、無冠という結果に。作・演出家は王道的コメディをあえて避け、ダメもとでこの「emiko」という、6作品の中でただ一つ口語演劇の演技メソッドを採用した一風変わった作品をぶつけてきたのだろうが、“コメディは多様”ということを示しただけでも意義深い一作だったと言えよう。
しかし、同じくセンチメンタルな色合いが強いPMC野郎「死が二人を分かつまで~」がグランプリに輝き、本作が無冠に終わるという、その分かれ目は一体どこにあるのか? バルブはなぜ前者をコメディと捉え、後者をそうは見なさなかったのか? さらに言えば、コメディとはいったい何なのか?
考えれば考えるほど分からなくなってくる。

宇宙の旅、セミが鳴いて
梅パン
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2013/08/29 (木) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
稚拙な部分が散見される
全体的な印象として、「登場人物(←出演者ではない)から一生懸命さが伝わらない」。
この原因は複数あると思うが、台詞と行動と感情が一致しすぎているのが最大の問題だと思われる。少女漫画などで「(男に向かって)あなたなんか大嫌いっ」という台詞があったりするが、この時の実際の感情は「あなたの事が大好きなの」である場合も少なくない。台詞と行動と感情は必ずしも一致する訳ではない、という事を意識しながら演技出来れば大幅に良くなると思われる。
出演者個々に関しては、パイロット役の佐上君が面白い。コント的な演技ではあったが、演出次第でシリアスな演技も出来るはず。小劇場の役者さん100人を無作為に集めたとして実力的には3位以内に入ると思う。
その他の出演者では会計役の斉藤さん、医者役の檜垣さんなども良いです。
![[A.]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/369/stage36952_1.jpg)
[A.]
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2013/08/23 (金) ~ 2013/09/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
目が離せない
直前に演目変更があったが、全くそんな事を思わせない、感じさせない完成度。いい脚本、それをしっかり観客に見せきる役者陣で、ずっと目が離せない面白さ、素晴らしさでした。新たな名作になる可能性の予感。

千年マチコ
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
満足度★★★
面白かった
笑いあり、下町?人情的なのありで、また、登場人物達もなかなか個性的で、面白かったです。
シリーズ化されるみたいだが、別の時代の話もいいが、今回のキャラが関係する二、三十年後の話も面白いかも。

板橋ビューネ
サブテレニアン
サブテレニアン(東京都)
2013/08/27 (火) ~ 2013/09/04 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題806(13-235)
20:00の回(曇)。19:30受付、開場。チラシはよく手にしていたのですが、「フェスティバル物」はほとんどみないので..と思っていたところ、先日みた「風蝕異人街」から公演案内のメールをいただき改めてチラシをよ~くみると、「フランケンシュタイン」の文字、面白そうなのでもう一組を確認すると...豊田さんのお名前が...でみに来ました。対面式の舞台、暗く闇の一歩手前といった雰囲気、入ってみると正方形の大きな(四畳半位?)布が敷かれていて意味深。BGMなしで、19:54前説、20:04~20:45「ヒュブリス」、休憩、20:50~21:19「カラマーゾフの兄弟」。どちらの劇団も始めて。巨大な惑星の重力の影響を受け、空間と時間が歪み、強烈な個性をもった物語が出現したような感覚でした。

桜の森の満開の下
東京演劇アンサンブル
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2013/08/27 (火) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
よかった!
小説既読、舞台・映像では初です。
基本的に完成度が高かったです。印象に残った点を挙げます。
一つ目、桜の木の場面で紙吹雪が舞います。量が多い上に舞い散ります。そのための送風機の音も大きいです。
二つ目、都での生首のダンスがよかったです。井上みなさんの動きが美しかったです。
三つ目、女の髪が青でした。なぜか目につきました。
最後にチケット代が高いですね・・・

丼
劇団天然ポリエステル
シアターシャイン(東京都)
2013/08/29 (木) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
コメディ路線
何度か見てますが、
今作はコメディ路線に振り切ったという印象でした。
個人的にはシリアス面もあったほうが好きかな?
最後ちょっと駆け足にまとめたような感じだったのが残念。

近づく星の光うるわし
株式会社Legs&Loins
Geki地下Liberty(東京都)
2013/08/28 (水) ~ 2013/09/01 (日)公演終了

被告人~裁判記録より~
アロッタファジャイナ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/08/27 (火) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
題材の選択・アレンジと構成が巧みな二人芝居集
現代のものから歴史的事件まで全5編から成る二人芝居短編集。
次第に過去の事件へ遡る構成で、進むにつれて虚構度も上がるシカケ。
1編目は法廷での弁護人による尋問シーンで、弁護人の意図するものが手に取るようにワカるのが快感。
巧いところを切り取ったモンだ。
2編目は法廷での尋問を別の状況に置き換えてあり、どこが創作部分か想像しながら観る楽しみアリ。
3編目以降は歴史的事件で「記憶」ではなく「知識」の範疇に属す分、元々馴染みが薄い上に裁判記録以外のテキストも使っており、まさにドラマや映画を観る感覚に近いか?
そんなことから「芝居としての見せ方」に目が行く。
そして、結果として「アロッタファジャイナ流(あるいは松枝流)二人芝居」を観た感覚となり、これまたそれはそれで満足度大。
それぞれタッチが違っており、最終編など照明が…(ネタバレ自粛)…だし、空調まで切っていたし。
なお、2編目あたりから松枝さんの狙いがワカるような気がして、以降頬が緩んでしまい、真面目な顔でご覧になっていたお客さんの中で浮いていたような気が…(爆)
さて、次はどんな「実験」をしてくれるのかな?