桜の森の満開の下 公演情報 東京演劇アンサンブル「桜の森の満開の下」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    男と女 命と恋
     生きることは喰らうこと。他者の命を喰らうこと。女には恋こそ命。生きることは、尚、喰らうこと。他者の命を喰らい続けること。恋が本気になったら、その時、彼女は恋する者をも喰らわねばならぬ。その後訪れる無限の寂しさ、身も凍る存在の寒さを知りつつ尚、喰わねばならぬ。花は散る、花は散る、まるで、恋人たちの生命の儚さを憐れむように、花は散り敷く。(追記2013.9.1)

    ネタバレBOX

     安吾のドライな感覚というより、美の魔力、異形の者・見えない物に身をやつした何者かの儚さを強調した作りになっている。為に“女”が消えた後の虚空にも、未だ、男の振るう刀に凄まじい悲鳴が応えるのだ。この時、この悲鳴を上げる主体は何か・或いは誰か? そも同じ主体であるか否かを考えても面白い。そして、この時刀を振るっている主体の変容の在り様を考えるのも一興である。

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    2013/08/30 11:33

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