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クママーク-隈膜下蜘蛛真赤熊野千年真悪乃生意気-

クママーク-隈膜下蜘蛛真赤熊野千年真悪乃生意気-

カムカムミニキーナ

座・高円寺1(東京都)

2013/10/31 (木) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

クママーク
これだけ長い年月劇団を維持して来ただけでも、十分に素晴らしいと思います。
会場は、満員でした。
他公演チラシは、席にも入場時にも、アリマセンでした
受付ロビーに、置かれて居る物を自主的に持って行くようになって居るようです。
当日パンフレットは、アリマセン
配役名と、それを演じる役者が書かれた一枚の用紙が有るだけ
これから始まる、舞台に対して期待感が薄れてしまいました。

パンフレットは、受付で1000円で買ってくださいっと言う話でした
1000円のパンフレットには、今回の舞台の各役者の関わり方や
舞台のストーリーをかき上げるための事が書かれてあり

肝心な、話はありませんでした。非常にガッカリ

何故なら・・・・ここからはネタバレ

ネタバレBOX

今度の舞台は、非常に解り難い

古事記だから、解り難い!!!

取材した古事記の使いたい所だけを、使って居るので話がちんぷんかんぷん。

多くの神話の、使いたい所だけなので、古事記を良く知っている方には、ご馳走の舞台です。

多くは知らない私には、ストーリーを追いかけるしかないのですが
つじつまが合わなくて、無理でした。

それらを全てカバーするのが、役者人
本当に、皆さん上手!!!
これには、感動しました。

長台詞が、多いのですが、聴きにくくて微妙でした。
殆どの長台詞は、むちゃな話を繋げるための単調な司会者の様に感じました。

謎のカラスは、しょっちゅう出て来るのですが、衣装が良く目立ちますが、舞台上での個性が無い。
目的も、コロコロ変わる
結局何だったんだろう

これからも、この古事記路線が続きそうです。
古事記の勉強してから、観る事を薦めます

栄え

栄え

MCR

駅前劇場(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

少し薄味だった
“イケメンを多数集めた舞台が人気らしいので、それに便乗して借金でも返してやろうか、
と企んだ結果がそこから遠く離れた今作品“(説明文より)…うん、合ってる。
看板に偽りなしだ。
思いがけずSF仕立てなのだが、そのシュールさが日常の延長線上にあるのが櫻井流。
男がしょぼい人生をやり直すには、絶対不可欠なものがあった。
一つは友情、もう一つは男よりちょっと積極的な女の勇気。
いつもの”切羽つまった男の捨て身の優しさ”が薄味だったような気がするのは
展開のせいか、見せ場の台詞がイマイチ際立たなかったせいか?

ネタバレBOX

客入れのBGMがとても素敵で、相変わらずセンスの良さを感じさせる。
冒頭男子校の教室では、櫻井智也先生が品行方正であるはずもなく
つられるように生徒もそれなり。
その生徒の中に、40歳の栄(友松栄)がいた。
彼はある日突然、この高校生時代にタイムスリップしてしまったのだ。
だから全てを知っている、40歳になった同級生の夢破れた姿も
東北に巨大地震が起こることも
そしてこれから栄に訪れる伊達(伊達香苗)との恋が哀しく終わることも…。

事情を知った友人堀(堀靖明)と小林(小栗剛)が
「こんな奇跡が起こったんだ、未来を変えることだって出来るはずだ!」
と栄を励ますが、彼は「どうせ何も変わらない」と全てを諦めている。
だが先に変わったのは友人たちの方だった、という所が感動的。

ミュージシャンになりたいという目的を後押ししてくれる栄に感謝しつつ
しょぼい未来を変えてみせると決意する小林。
自分には小林のような目的が無いと、深く内省する堀。
そして宗教法人の跡取りとしての全てを捨て、栄と共に生きると誓う伊達。
それらに背中を押されるように人生が変わって行く栄。

MCRの作品の中で私が断トツに好きな「貧乏が顔に出る」、
次に好きな「俺以上の無駄はない」には究極の男の優しさがあった。
“いちいち理由は言わないが大事なものは守る”という捨て身の優しさがあった。
罵詈雑言の果てにじ~んと男気を感じさせる間があった。
今回も小林と堀の心情にそれは見られたが、饒舌な台詞の中に埋もれがちだったかな。
小林の「栄、俺に感謝して金を貸してくれ!」という見せ場のキメ台詞など、
流れの中に埋没してもったいない気がした。
ラスト、栄と伊達の思いがけない(笑)キスシーンはとても良かった。
イケメンでなくても素敵なラブストーリーは成立することを見せてくれて楽しかった。

タイムスリップしても未来は変えられない…と思いきや
努力すれば結構変えられる、でも変わらない人もいるってところが
櫻井さんの面白いところで好きだ。
でも伊達や小林のその後が、ちょっと知りたかった。
私が見落としたのかしら。

堀靖明さんの髪の毛ぷるぷる震える力演が好きだ。
栄の父親役本井博之さんのいーかげんな感じ、小栗さんのギターの上手さ、
伊達香苗さんの豊かな胸が印象に残った。
Parallel /パラレル

Parallel /パラレル

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2013/11/07 (木) ~ 2013/11/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

アイデアとこだわり
実にチャレンジングな演出で、役者が見事に応えている。
かなり精密にパラレルワールドを表現している。
期待以上の出来で、役者同士のあうんの呼吸には感動させられた。
前作も挑戦的な作風でしたが、本作品は更にレベルアップした内容でした。

ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に

フジテレビジョン

サンシャイン劇場(東京都)

2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

妄想と希望の挟間が心地よい舞台
映画は、何度か観ました。私以上に、子供達が大好きな映画でした。

で、ソンハさんが出るのならとチケットを買って楽しみにしていましたが、毎日、ハーフプライスのチケット情報を見たり、3時間ニ回の幕間ありと聞いて、かなり不安が増大しつつ、劇場に向かいました。

結果=観て本当に良かった!映画と遜色ない仕上がりでした。

映画では、アンディーが主役として描かれていましたが、こちらは、レッドに主軸が置かれた脚本です。
その視点が、とても効果的な舞台構成だったと思います。

ファーストシーンが、映画では、自分好みではなかったので、この始まり方は大変好みでした。

ただ、最後のシーンで、タイトルが出るのには、どうも違和感を感じました。

アンディーとレッドの二人だけの場面がもう少しあった方が良かったような気もします。

レッドを慕う少年とトミ―役を演じた、山崎彬さんの存在感が、とても印象に残りました。

ネタバレBOX

「刑務所のリタ・ヘイワース」という原作タイトルからもわかるように、この物語には、アンディーの独居房の壁に貼られたリタ・ヘイワースや、マリリン・モンロー、ラクエル・ウェルチの各時代の人気女優のポスターが、重要な役割をします。

映画だと、時代の変遷と共に、ポスターの女優が変わって行き、洒落た演出だなと感じたのですが、この舞台では、この3人の女優を実際に登場させ、しかも、幕ごとの狂言回しに仕立てます。この演出が、小粋で、暗くなりがちなストーリーを明るく見せて、実に気が利いていました。

仮出獄して、50年振りの娑婆の生活に馴染めないレッドの思い出の中に、登場するアンディーという、ストーリー構成にして、映画との視点を変えるアイデアも見事でした。

映画の方は、後半、急に、エンタメ映画のようになって、大人の私には少し違和感があったのですが、この喜安さんの創り上げた世界の方が、人物の心の深淵に切り込んだタッチで、何度も、目が潤む瞬間がありました。

レッドを慕う泥棒少年を物語に絡ませることで、この舞台では、主役はレッドの方によりシフトチェンジされていましたが、それによって、映画で内容を知る観客にも、飽きずに楽しめる作品になり、新たな作品として、成功していたと感じます。

欲を言えば、もう少し、アンディーとレッドの心の交流シーンを増やしてほしかったような気もするのですが、テーマが、映画とは全く異なる気がするので、これで良いのかもしれないとも思います。

最後のシーンの海の風景は、何かもっと工夫があれば良かったのにと残念。それに、追い討ちを掛けるような、タイトル文字が出たのは、興ざめでした。
いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より

いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より

パルコ・プロデュース

東急シアターオーブ(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/30 (土)公演終了

青木豪さんの脚本と森田剛主演のコンビ再び
今回は鎌倉幕府にリチャード三世をオマージュさせた
新感覚シェイクスピア
悲劇であるが魅力的なせむしの鉈切り丸は
異様な登場シーンから魅せてくれました

ネタバレBOX

物語 笑い 伏線 とてもよかった

残念極まりないのが巴御前であった
初舞台ということで必死に頑張っていらっしゃるが
むつかしい役どころだったのかもしれない

品を保ちながら怒りをあらわすのはむつかしいい上に
生霊の麻実れいの建礼門院の迫力に押されすぎてしまう

犯し難いものを踏みにじるからこそ
鉈切り丸の悪行となるので
ヒロインが輝けば 主役の悪行の影も色濃くなるであろうと思いました。
オペラ「リア」

オペラ「リア」

日生劇場

日生劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

栗山演出大爆発!
栗山演出大爆発!舞台演出素晴らしい!
ライマン音楽は最初から不協和音つづきで決して心地よいものではないが、
コーディリアの死でいかに自分が彼女を愛していたか、そして愛してくれたかを知った時のラスト間際でやっと統一感ある音を奏でる。しかしそれも長く続かずまた不協和音へ。
四大悲劇のひとつで明るいところが全くといっていいほどないのだから已むを得ないか。
小森輝彦の熱・狂・演お見事!(何度か彼の舞台や稽古を見ているが、クールで冷静なタイプと認識していた)小山、腰越の悪女ブリ凄まじい。藤木のエドガー驚きました。
ただ、あの音楽に合わせて歌うのは流石に難しい台詞か、プロンプターの声多かった!(敬称略)

場外乱闘!

場外乱闘!

lovepunk

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

この汗は、選手と団体の成長物語だ

「女子プロレス」へのオマージュを、汗と肉体と演劇で込めた2時間…。
主にリングの裏側を描き、女子レスラーの「私生活」だとか、団体内部の「闘争心」を 裸にする。
おそらく、リング外の「新宿女子プロレス」だけであれば、賞味期限間近の コンビニ弁当だった。最も 熱かったのはプロレス試合の「リング内」。ただし、演劇的な描写を重視したためか、一つひとつの技こそ忠実だった反面、スピード感が乏しい。
私は、女子プロレスを観戦するが、風を切る 肉体は なくてはならないパフォーマンスの一種だ。それを可能とするのは張り付けられたロープである。
舞台稽古のなか鍛えた、新宿女子レスリングのパフォーマンスを最大化することは、ロープを再現してこそ。観客も試合のシーンでテープを投げ、「場外乱闘」も観客席でやればいい。「タッグマッチ」もいい。
巻き込んだっていい。技の忠実さ は、レスラー達が掲げる、汗まみれの印籠である。


女優という女子レスラー…女子レスラーという女優…。

ネタバレBOX


「ヒカルの母」をめぐるエピソードは、「ヒール役」をリング外でも貫き通す女優魂だろう。あの展開は 事前に「そういうことだろうな…」とは観客の誰しも考えたが、分かった上で胸を熱くさせる。
クラッチ・シューター

クラッチ・シューター

劇団SHOW&GO FESTIVAL

新宿シアターモリエール(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

バスケのうんちく
スラムダンクや黒子は大ブームになってるのに(数年前の月9でも山P主演のバスケドラマあったのに)、プロのバスケは私のような門外漢にとってはあるのかないのか…という存在。バスケ界の現状と将来への展望を盛り込んだ啓蒙的な作品でした。

素顔同盟【全日程終了!ありがとうございました】

素顔同盟【全日程終了!ありがとうございました】

劇団東京ペンギン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

自分で決めること!
仮面を義務付けられた世界でも、それが違法であろうと自分で決めること。
違法ならば、それ自体を変えるような行動をすればよい。
付けっぱなしも良し、素顔を見せっぱなしもよし、上手く付けたり外したりも良し、自分が納得した生きていきやすいものでよいのではないでしょうか。

場外乱闘!

場外乱闘!

lovepunk

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

結構、本気モードで・・
女子プロレスの汗と涙の葛藤劇、と思いきや結構本気で、なかなか魅了されました。
ところどころの小ネタが、プロレス好きの僕としては、ツボに嵌りました。

振り子時計物語

振り子時計物語

劇団暴創族

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/11/07 (木) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

ワン•シチュエーションを操るイリュージョニスト
シチュエーション•コメディの新しい可能性を提示してくれた。

ネタバレBOX

2011年日本アカデミー賞を文字通り「総ナメ」したのが『八日目の蝉』(原作 角田光代 文春文庫)。「未成年者誘拐犯」の女性と、幼女を通し、「家族とは何なのか?」を模索する感動作だ。
本作も、『八日目の蝉』も、物語の中心は瀬戸内海の島。
なにせ、本作はタイムスリップが登場するSFでもあり、決して映画の舞台版リメイクとはいえない。だが、「家族とは何なのか?」という本質は 同じだった。もし、『八日目の蝉』の幼女が大人になって誘拐犯との別れの場面を忘れたとしたら…。(本作は実娘だが、法律的には誘拐らしい)その20年後をSF作家が書き記すような話である。


「勘違い」を基に、コメディや感動へ変える力。石油という一つの資源で あっても、その黒光りする液体から電力や、紙が作られる。「勘違い」を愛しく包み込める日本人は、今 どれだけいるだろうか。

この「笑い」と「涙」は本物だ。
1993年の時代を匂わす音楽などは流れたが、瀬戸内海の島にも「1993年」は あったはず。いや、…時代性を無視した熱血漢の漁師だったり、お見合いに奮闘する 女将の姿が まさしく、流行の最先端から離れた『夏の日の1993』だったのである。
韓国現代戯曲連続上演

韓国現代戯曲連続上演

韓国現代戯曲連続上演実行委員会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

味わい深い!
精微に演出されて美しい空間。でも物語は3つ共に、どこか荒々しい。寂しくて苦しくて、哀しい。胸がザワザワして、久しぶりに味わう新鮮な感覚でした。韓国の気鋭の若手の中短編を日本語でまとめて堪能出来る贅沢な時間でした。全部で二時間弱位。

地中

地中

K.I.T.

アトリエ劇研(京都府)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/11 (月)公演終了

満足度★★★★

地中観劇

ネタバレBOX

K.I.T.「地中」を観劇。
なにもない空間で「地中」を感じ
登場人物の存在感からパワーを感じ
終演後もしばらく熱かった。
なんだろエネルギーをもらったのかな…
地中の中に様々な人達がいて
きっとその人達は別々の時代を
生きている気がする…
放つ言葉や会話は
角さんの書かれてる作品を思い出したり
いろんな想像が出来る。
こういった舞台って
今まであまり観たことないなあ。
第0とはテイストの違う見せ方ですが
少しだけ通じるものがある。

ネタバレですが
個人的に最後に明かりが消えた中で
セリフを言ってる所が好き。
ハッとさせられた。


そうだった「地中」の中だったと…


まいど第0楽章にしろK.I.T.にしろ
世界に引き込まれて集中して
観ている自分がいる。
三人姉妹

三人姉妹

三角フラスコ

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2013/07/13 (土) ~ 2013/07/16 (火)公演終了

満足度★★★★

こちらはクール
若手の演出家さんが、果敢に挑んでいました。こちらの舞台美術はシンプルでかっこいい感じ。鳥屋『ワーニャ伯父さん』とはまた違ったチェーホフ劇でした。三角フラスコっぽいなあと思うのが、自分でも不思議です。ラスト美しかったです。

鳥屋のこてん1 ワーニャ伯父さん

鳥屋のこてん1 ワーニャ伯父さん

OtoOpresents/鳥屋

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2013/11/02 (土) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

ポップで遊び満載
重くなりそうなストーリーを、ふんわりと柔らかく届けてくれました。俳優さんも自然体で良かったです。舞台美術もあたたかい感じでした。

韓国現代戯曲連続上演

韓国現代戯曲連続上演

韓国現代戯曲連続上演実行委員会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

どれも好み
特に最後の作品が好きかも・・。

どれも行間に想像力が溢れる作品ばかりだった。

一見シンプルな人情ものに見えるかもしれない。

でもそうではなくて、人の置かれた状況を想像するだけの優しさと底力、そして勇気がすべての作品にあふれていることが分かる。

ネタバレBOX

お袋が死んだ親父が家にやってきた夢をみたと話ししていた時のことを思い出した。

良く考えてみると悲痛な出来事ばかりだけれど、
その中に人の優しさがにじみ出るところが素晴らしい。

院長になったオッサンがMCRの登場人物くらい元気で浅はか(てほどでもないか
だったら良かったのかな、と思った(昼見たからかな
吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)『ハアトフル』

吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)『ハアトフル』

浮間ベースプロジェクト

浮間ベース(東京都)

2013/11/04 (月) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

微細な関係性を描写
河西裕介Verが素晴らしかった。
人間関係の中に潜む微細なものを、本当に丁寧に描いている。
それを演じる役者さんたちも素晴らしかった。
特に森チエ役:笠島智さんがよかった。
野田慈伸さんはいつ見ても間違いない安定感。

吉田光希Verは、あまり好みではないが、
部屋の一室での臨場感はあった。

☆4は河西Verへの評価です。

ネタバレBOX

<河西裕介Verについて>
ああいう性的にドロドロとした人間関係を、私は経験したことがないので、自分の人生と重ねて何か強烈なものを感じるということはなかったけれど(それが感じられる人には、より強烈な作品なのだと思う)、自分と一見関係なさそうな人たちの会話の中にも、自分が日常的にやりとりしている人間関係の力学、それも極めて微細なものが、とてもよく描かれていた。その細部の描写力に驚いた。その細部こそが、普遍に通じているということだろう。素晴らしかった。

<私的メモ>(作品への感想・評価とは別ものです)
バイト先で知り合った元ホストの男(拓也)が主人公(森チエ)に言い寄る場面がある。
男が手の話題をふり、そして手を握る。そこでの指の感触から、2人の肉体的・精神的距離が急激に縮まる。
2人の間にある一線を越境する場面だ。
ここでの緊張感は、多くの人が経験しているものだと思う。
実に見事だった。

だが、このシーン、私は座席が後ろだったために、前の観客の頭が邪魔して、まさにその手の動きがまったく見えなかった。
そこで、私はその細部を想像するしかなかった。
自分の過去のそういう経験なども思い起こしながら、、、

それによって、そのシーンが、私にとって、この作品のかなり重要な場面として印象付いてしまった。
だが、普通にその場面を見ていたら、その印象はだいぶ違ったものになっていたのではないか。
もしばっちり見えていたら、その見事な細部の描写に、今以上に衝撃を受けたのかもしれない。又はその逆で、ただの一連のシーンのひとつとして、たいした印象にも残らずに流れてしまったのかもしれない、、、わからない。

いずれにせよ、観客にとって「見える」ことと「見えない」こととの関係、想像力の問題など、深く考えさせられた。
(と言っても、これは作者が仕組んだ演出ではなく、偶発的に私に生じた事態なので、私的メモ。)
栄え

栄え

MCR

駅前劇場(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄い面白かった
出演者全員男+女性が一人という、
乙女ゲーム的な設定(やったことはないが

凄く面白かった。

明日クラゲ掬いに行くので早寝しないと・・・後日書き足します。

アラフォーメタボ居酒屋好き男性必見!(かもしれない気がしないでもない

煙が目にしみる

煙が目にしみる

ファルスシアター

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/11 (月)公演終了

斎場での奇跡
トータルすると良い公演だったが、「感動の押し売り」を感じさせるシーンもあった。こういう感動は劇場から出るとすぐに消えてしまう。こういうシーンはあえて見せずに観客の想像にゆだねる方が余韻が残るのかもしれない。
役者さんは皆さん好演だったが、未熟さを感じさせるメンバーも2〜3名いた。今後の一層の努力が望まれる。

韓国現代戯曲連続上演

韓国現代戯曲連続上演

韓国現代戯曲連続上演実行委員会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

演出が面白かった
韓国若手(30~31歳)作家の戯曲3作を、
小池竹見さん、金世一さん、山田裕幸さんが演出するという企画。

戯曲という観点からいうと、短篇・中篇だからかもしれないけれど、
それほど刺激ではなかった。

それでも、三作目の『上船』は、面白い構造の舞台だった。

むしろ、三作とも演出が興味深かった。

※☆4は、『上船』に対してです。他の二つは☆3の印象。

ネタバレBOX

①『真夜中のテント劇場』作:オ・セヒョク 演出:小池竹見

労働者が会社に労働条件の改善を求め抗議をするために、会社前にテントを張り、そこで夜を過ごす(昼夜過ごすのかな?)のだが、初日のため、不安が様々な幻想を呼ぶという話。
大きな布1枚で、テントに見立てたり、飛行機で空を飛んでいるように見立てたりする演出が、素晴らしかった。
(これは、小池竹見さんのアイデアなのか、脚本に指定されていることなのかは不明)
チョウン役:北見直子さんがよかった。以前、ユニークポイントで北見さんの芝居を観た時もよいと思った。

②『秋雨』作:ジョン・ソジョン 演出:金世一

幻想譚。金世一さんは、幻想空間を演出するのが、とても上手い。
今作も、とても幻想的な空間を演出していた。
公演の女・ソナ役:生井みづきさんには、不思議な魅力があった。

③『上船』作:ユン・ジヨン 演出:山田裕幸

シンプルな2人芝居。
屋台を営む老女の元に、行き違いで再会の約束を果たせなかった昔の恋人が訪れる。だが、実は、彼は事故にあい、冥途への船を待つ間に、彼女の元へ寄ったのだった。そこでの最後のやり取りの話。
舞台上に屋台を作り、そこで実際に火を使って料理をしながら、男をもてなす。その演出が面白かった。
見た目も面白ければ、観客の臭覚を刺激する芝居というのも面白かった。
さらに、役者は役を演じながらも、実作業として料理を作らなくてはならいないために、そこに「演技」の嘘くささがなくなり、とても自然な演技になっていた。
そのような演出もあってだろうか、実力だろうか、洪明花さんがとてもよかった。

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