韓国現代戯曲連続上演 公演情報 韓国現代戯曲連続上演実行委員会「韓国現代戯曲連続上演」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    演出が面白かった
    韓国若手(30~31歳)作家の戯曲3作を、
    小池竹見さん、金世一さん、山田裕幸さんが演出するという企画。

    戯曲という観点からいうと、短篇・中篇だからかもしれないけれど、
    それほど刺激ではなかった。

    それでも、三作目の『上船』は、面白い構造の舞台だった。

    むしろ、三作とも演出が興味深かった。

    ※☆4は、『上船』に対してです。他の二つは☆3の印象。

    ネタバレBOX

    ①『真夜中のテント劇場』作:オ・セヒョク 演出:小池竹見

    労働者が会社に労働条件の改善を求め抗議をするために、会社前にテントを張り、そこで夜を過ごす(昼夜過ごすのかな?)のだが、初日のため、不安が様々な幻想を呼ぶという話。
    大きな布1枚で、テントに見立てたり、飛行機で空を飛んでいるように見立てたりする演出が、素晴らしかった。
    (これは、小池竹見さんのアイデアなのか、脚本に指定されていることなのかは不明)
    チョウン役:北見直子さんがよかった。以前、ユニークポイントで北見さんの芝居を観た時もよいと思った。

    ②『秋雨』作:ジョン・ソジョン 演出:金世一

    幻想譚。金世一さんは、幻想空間を演出するのが、とても上手い。
    今作も、とても幻想的な空間を演出していた。
    公演の女・ソナ役:生井みづきさんには、不思議な魅力があった。

    ③『上船』作:ユン・ジヨン 演出:山田裕幸

    シンプルな2人芝居。
    屋台を営む老女の元に、行き違いで再会の約束を果たせなかった昔の恋人が訪れる。だが、実は、彼は事故にあい、冥途への船を待つ間に、彼女の元へ寄ったのだった。そこでの最後のやり取りの話。
    舞台上に屋台を作り、そこで実際に火を使って料理をしながら、男をもてなす。その演出が面白かった。
    見た目も面白ければ、観客の臭覚を刺激する芝居というのも面白かった。
    さらに、役者は役を演じながらも、実作業として料理を作らなくてはならいないために、そこに「演技」の嘘くささがなくなり、とても自然な演技になっていた。
    そのような演出もあってだろうか、実力だろうか、洪明花さんがとてもよかった。

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    2013/11/08 22:55

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