最新の観てきた!クチコミ一覧

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わらいのまち

わらいのまち

東京セレソンデラックス

シアタークリエ(東京都)

2011/09/04 (日) ~ 2011/11/03 (木)公演終了

満足度★★★★

初セレソン
高校の関係で見に行くことができた。
コメディがもともと苦手なのだけれど、「やっぱりそうなるかー!」と思いながら楽しませていただいた。

台風の日で、柴田さんの言葉を信じてアンケート出したら、本当に年賀状が送られてきたという思い出もあります。

6週間のダンスレッスン≪プレビュー≫

6週間のダンスレッスン≪プレビュー≫

シーエイティプロデュース

博品館劇場(東京都)

2014/05/30 (金) ~ 2014/06/05 (木)公演終了

満足度★★★

【マイケル:斉藤直樹さんの回】観劇
一度は観ておきたかった作品でした。

ネタバレBOX

6週間のダンスの個人レッスンを依頼した72歳の女性リリーとインストラクターの青年マイケルが次第に心を通わせていく物語。

リリーは人恋しくて申し込んだのであって、元々ダンスについては詳しかったので、足を踏んだりするなどの無駄な時間が省略できました。

レッスンを重ねる毎にお互いに自分のことを話し、理解し合っていくのはある程度当然のことだとは思いますが、最初は見栄を張っていた二人は次第に正直になりました。そして、マイケルは癌が再発したリリーを放射線治療に連れて行ってあげ、逆にリリーはマイケルにパートナーを紹介する縁結び役にまでになりました。階下の息子を加えた孤独だった三人のいい関係がしばらく続きそうで何よりだと思いました。

それにしても、自己紹介の段階でのマイケルの癇癪度合いは度を越していました。ダンスは上手いのかもしれませんが、斉藤さんの半音高い棒読み口調は気になりました。

ムササビが膜を広げて空中をに飛ぶように、草笛光子さんもそんな感じで華麗なダンスができるのかなと思ってしまいました。本人には気が付かないことがあります。周囲の人は衣裳に気を配ってあげた方が良いと思います。
ONE LOOKY TWO IN

ONE LOOKY TWO IN

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2014/06/03 (火) ~ 2014/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★

「T」観劇。
気心知れた仲間たちで楽しく作ってるんだろうなーと感じる
緩めのコメディでした。

客席もあたたかめ・緩めに程よく笑いが起きておりました。

ネタバレBOX

病院内で流れてる曲、ということなんでしょうが
BGMがマッチしていない印象でちょっと気になりました。
カーテンコールの曲ももっと景気のいい曲の方がよかったのでは。

冒頭のところが実は兄弟ってところに繋がってたわけですが、
あんまり印象に残ってなかったのでそういえばあったな、くらいでした。

最後に目まぐるしく手紙が回っていくのは面白かったです。
先生、幸せになれますように(笑)
美女と野獣【2024年9月4日夜公演中止】

美女と野獣【2024年9月4日夜公演中止】

劇団四季

四季劇場[夏](東京都)

2010/07/11 (日) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

今でも、鳥肌。
もう2年ほど前にみたのに、未だに「すごかった」と言える。
初めてみた四季であり、はじめて自分のお金で行った舞台。

原作も大好きなので、圧巻されっぱなしでした。

タカラバコ

タカラバコ

劇団大阪新撰組

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★

子供の頃は、持っていた宝箱 みな宝
ゴミ捨て場に生活する 人を食べて生き残る くるってくる 生きた女を抱きたい 同じく生活している少女を襲う 虹が入る 徐々に変わる人たち 子供と遊ぶ 秘密が皆に明らかになる 変わっていく人たち 普通に 人を愛して ゴミ箱 近い未来こんな事になるかも 世界のどこかにあるかも、飢餓 欲望 格差 差別 隔離。 移植と死の飢餓状況の摂取との違いは、あるのだろうか。 宝箱には、人間の大切な所が残っていた。  

ネタバレBOX

舞台にチラシが敷き詰められている 旅行のチラシが多い  ガシャーーン ガシャーーン 重さん ふみさん 朝早い おはよう しゃべれない ギター おはよう ぼろを着た人たち けん玉 縄跳び 年寄二人 若者二人 子供3人 はいはい みはしさん ごゆるりとご覧ください。 // レイディオ 体操 悲しみよさようなら 幸せこんにちわ ドッサリ // 立ち入り禁止 変わらんな第一シェルター 松川氏 迷惑 すいません でて行けない 鳥かごの鳥 五味箱のゴミ 私らゴミです そうですね ゴミにも生活がある ここへ通いたい ねえお願い 昔もっと優しかった 知らない 移動している 知っている //見られるのも暴力 私等は今だけ 毎日来ます 宝のお母さん 私は虹 母じゃなくて友達 リク ゴミー ルナ スイ セイ 遊ぼ お休み 指切り 約束 また明日 // 食事が少ない なんで 生かしてくれたら やらせてくれるといった 何とかここから出して ゴミ処理場 ここは宝箱 私等は住人 // せっかく受入国があるのに宝箱の残るって 日本に誰もいなくなる いつ災害があるかわからない。 // レディオ体操 今日もどっさり 明日もどっさり 虹 あそぼ  //  子供たちで小屋を作ってほしい // 女を抱きたかった ほかに受け入れ先 もうない ここだけ 僕はみんなに生きてほしかった もう金がない 人は、医療機関へ 人は部品 対外的に一つは残す ココロ 私ウミ 荒川うみ 子供に手が見渡して 彼の子 あれ嘘// 揺れた ゴゴゴーー // みな大丈夫 こんなゴミ箱に来ないで他に守るものあるやろ 自然災害 // いて 師匠 ギュウってしてほしかった ごめん 痛いのイタイとんで行け― 襲った男を許す 食事の用意 一緒に手伝ってくれるか 次 ほんとに殺すぞ!!  お芝居をする 物語ができた 生活している所 でっかいゴミ箱 ゴミは宝 // 見学コース 宝はあなたたち あたしの宝。 

ゴミ捨て場に生活する 人を食べて生き残る くるってくる 生きた女を抱きたい 同じく生活している少女を襲う 虹が入る 徐々に変わる人たち 子供と遊ぶ 秘密が皆に明らかになる 変わっていく人たち 普通に 人を愛して ゴミ箱 近い未来こんな事になるかも 世界のどこかにあるかも、飢餓 欲望 格差 差別 隔離。 移植と死の飢餓状況の摂取との違いは、あるのだろうか。 宝箱には、人間の大切な所が残っていた。  
プルーフ/証明

プルーフ/証明

DULL-COLORED POP

サンモールスタジオ(東京都)

2014/05/28 (水) ~ 2014/06/04 (水)公演終了

満足度★★★★

ディスコミュニケーション
という、類型的な言葉で語りたくはないが、要するにそういうことだと思った。
元の脚本もよいのだろうけれど、翻訳がよいのだろうと思った。

極端な睡眠不足下での観劇であったにかかわらず、終始緊張感とともに見ることができた。
役者さんたちがそれぞれ魅力的で、ともすれば「嫌なやつらばっかり」の登場人物に人間くささを与えてくれたのが救いになったのでは。

ネタバレBOX

見ている間「子どもに重すぎる荷物を持たせるのは酷だ」と思っていたが、果たして20代前半というのは子どもなのか重荷を背負える年齢なのか、今ちょっと考えている。

キャサリンの自身の狂気への恐れはあまり感じなかったが、それは多分彼女が背負ったものが大きすぎてそこまで気が回らなかった、というところで納得した。
それだけ、百花亜希さんのキャサリンがあどけない少女のように見えたのである。

扉の開け閉めのマイムが妙に話の流れを分断している感もあり、演出意図なのかよくわからなかったのが私的には少し残念。

クレアのジレンマは脚本上ではあまり描かれていないようだが、彼女の少々不気味なくらい世知長けた演技である程度伝わった。

このような家族や恋人、友人のディズコミュニケーションによる崩壊(といったら言い過ぎか)は、想像以上に当たり前のように起きているが、それらは別に悪いことではない。
ただ、このキャサリンのように、「なんとかしたい」と思っているのなら、「証明する」すなわち「なんとかする手立て」はかならずある、というラストには救われた。
プルーフ/証明

プルーフ/証明

DULL-COLORED POP

サンモールスタジオ(東京都)

2014/05/28 (水) ~ 2014/06/04 (水)公演終了

満足度★★★★★

ドアの開閉の演出意図は?
ずっと気になっていた谷さんの演出作品、初めて拝見しました。

まず一言で言うなら、「呆れるほどの佳作」です。

サイン、コサイン、タンジェント、√あたりが出て来た頃から、算数得意少女の足を洗い、すっかり数学音痴女子学生に成り下がった還暦目前おばさんとしては、観てわかる芝居なのかと大変恐怖心を抱いて観に行きましたが、全く心配いりませんでした。

これは、人間関係の照明劇なんですね。心と体が融合して、それが一つの形に結びつくまでの綿密な公式を提示されたような芝居でした。

何よりも驚いたのは、山本さんの役者としての資質の芳醇さ。声に力があり、声優としてもご活躍だということが納得できました。
先日、従弟の長男が、アニソングランプリで、準グランプリになった映像を観たのですが、彼も、容姿が山本さんにそっくりでしたから、声優向きの体躯というのがあるのかもしれないと思いました。

他の公演を観ていないので、比較できませんが、この芝居、ハル役の俳優の演技如何で、作品の成果が全く違ってしまうと思うので、その点からも、山本さんのキャスティングは大成功だと感じました。

遠野さんも、宝塚ご出身とは思えない自然な演技が、姉役のスタンスを的確に表現されて、お見事でした。

ただ、一つ、非常に気になったのが、庭に出るドアの開閉のジェスチャーが、人によって、状況によって、あまりにもマチマチなこと。架空のドアを開閉する動作が数えきれない程繰り返されるので、もしかしたら、ここにも谷さんの緻密な演出意図が隠されている可能性も感じたのですが、そこまで、深読みできないと、逆に、演者の動きが気になって、演技の粗のように感じられる欠点とも受け取られ兼ねず、むしろ、ドアはない設定での芝居にした方が、芝居の中身にドップリ浸れるのではないかと感じました。

ネタバレBOX

天才的な数学者を父に持つ、キャサリンとクレアの姉妹。妹のキャサリンは、数学者の資質を父から受け継ぎ、父子という関係を超えた師弟関係も育んで、痴呆の進む父親の介護のために、学業を断念して、父親の住む家に戻って来ました。
姉のクレアは、家族への情愛が薄いわけではないのですが、妹と父親の関係にある意味嫉妬めいた感情もあるのか、二人とは距離を置いて、経済面で、父親と妹の生活をサポートしてきました。
父親が亡くなり、父親を敬愛していた教え子であるハルが、父親の残した研究ノートを整理読破する目的で、キャサリンの所へやって来ます。
奇しくも、その日は、キャサリンの誕生日。かつてキャサリンがハルと初めて会ったのも、誕生日の日でした。

父親の研究ノートは、103冊とかあったそうで、まず小保方さんの研究ノートの数との落差に、勝手に受けてしまいましたが、ハルとの性的結合が成立した後で、キャサリンが彼に渡す1冊のノートが明るみに出た一幕ラストから、急激に舞台の空気が一変します。

二幕は、果たしてこのノートは誰の手によるものかという視点から、舞台が周り出し、そのことが証明されるまでの過程で、登場人物3人の意識や、関係性が、より具体的に、観客に向けて提示されて行きます。

何という、スリリングで、知的で、巧妙な脚本かと、兜を脱ぐ思いがしました。

カラダが結ばれたことで、心も同時に結ばれたと思ったキャサリンが、心を許して彼に渡した秘密のノート。紆余曲折ありながら、ラストシーンでは、再び、二人の心は結ばれたと暗示して、幕となります。

小粋!素敵!ブラボー!!

機会があれば、演劇を愛する大切な家族に是非見せたいと思える、素晴らしい舞台作品でした。
キャベティーナ

キャベティーナ

劇団鋼鉄村松

d-倉庫(東京都)

2014/05/28 (水) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★

雰囲気を楽しみました
ストーリー自体は、あっちこっちと話が飛んでしまうので、正直よく分からなかったです。が、祭り(この舞台)の雰囲気を楽しんだという感じでした。役者さんは、皆個性的で良かったと思います。主役ではありませんでしたが、ガンバさんの存在感が一番強く印象に残りました。よく分からない舞台でしたが、何となく楽しかったです。

6週間のダンスレッスン≪プレビュー≫

6週間のダンスレッスン≪プレビュー≫

シーエイティプロデュース

博品館劇場(東京都)

2014/05/30 (金) ~ 2014/06/05 (木)公演終了

「傘寿」を迎えても美男子がお相手したい 草笛光子





81歳を迎えた日本ミュージカル界の金字塔・草笛光子。
読売演劇大賞優秀女優賞を受賞した『6週間のダンスレッスン』が帰ってきた。
草笛による初演2006年当時、主人公にしてヒロインのリリー・ハリソンは72歳だった。同年代の女性を演じれば よかったわけだ。ところが、あれから8年の年月が経ち、ついに「傘寿」という人生の大台を越えた草笛。役とは10歳のギャップがある。
「実に若々しいプロポーション。人生の終期を自覚した未亡人のアグレッシブさ と、“神父の妻”という半世紀に及ぶ自尊心を両面で演じている」
「DVDチャプターでしか“タンゴの情熱”を拝見できす落胆した。彼女の体力が心配である。そして、同時に映写した80年代、90年代のフロリダ州観光写真は どうにも前時代だった」


ダンス・インストラクター・マイケル・ミネッティ役(Wキャスト)・斎藤直樹にも言及しておく。


「彼はゲイである 性的マイノリティ、境遇、社会観を その登場シーンから“コメディ・ショー”のように、やや本来の男性的な自分を殺すかのごとく、“発散”した演技をしていた。
彼は大御所女優である草笛との“年齢差”(祖母と孫ほどの)を感じさせるには十分な役者だった。しかし、実際の彼は1968年生まれだから、「母親と息子」である。ここにフラットな人物描写を観察する。

つまり、男女間の恋愛ではなく、特殊な、“ゲイと未亡人”の友情サクセス・ストーリーへと、『6週間のダンスレッスン』を新調したのである」


プレビュー・公演でありながらもウィットに富んだ会話は フロリダ州滞在する旅行者を笑わせるに等しい的中率だった。草笛の年齢とハリソン、客層が一致した、同性、同年代の「綾小路きみまろ夫人」である。


「このくらいの男(72歳前後)は結婚してるか、死んでるわよ」









アラベッラ

アラベッラ

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2014/05/22 (木) ~ 2014/06/03 (火)公演終了

満足度★★★

こういうオペラは
ぼくにはまだはやかったのかもしれない・・・^^;
 
合唱曲やアリア的な独立した歌唱曲は特になし、セリフ劇を音楽に乗せてやっている、「オペラ」ってよりはまさに「歌劇」って感じ。鑑賞玄人ではない自分にとってはいまいち「抜きどころ」がなかったかなあ、と。
物語も男装を強いられていたズデンカの恋物語以外の部分は、そこまで楽しめずピンと来なかったかと。

でも、まあ乗れた乗れないは別にして出来としてかなりいいステージだったってのはいくらオペラ慣れしてない自分でもわかったし、青の綺麗な舞台は素敵だったし、先日のカルミナブラーナでもソリストとして登場していた安井陽子さんの技巧的なソロが面白かったしで、観て損ではなかったです。

キャベティーナ

キャベティーナ

劇団鋼鉄村松

d-倉庫(東京都)

2014/05/28 (水) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

なんとも・・・
印象は、「盛り込みすぎ!」。まさくにの物語(にキャロラインが絡む)だけでも相当たっぷりな感じなのではないでしょうか。

ところが実際には、(1)まさくにの自分探し(親離れ)の物語、(2)キャロラインの子供時代・自分探し・アイデンティティ確立・初恋の物語、(3)ガンバさんをメインとする数人の準主役の各物語、(4)キャベティーナ自体の説明、(5)現在の状況の説明、といった感じで、ありとあらゆることが同時に語られるので、説明台詞を聞かされ続ける方は意外とつらいのです。結局主役は誰だったんですかこの舞台?

一緒に行った友人いわく、「舞台の間中、舞台一面にキャベツとか新聞紙が転がったまんまで小汚かったのが、すべてをあらわしていたよね」と。…確かに、一見したところではキャベツ畑なのか部屋のなかなのか、場面が意味不明状態でありました。

気になったのが、ガンバさんはキャロライン父の恋人で、年中所沢に行っていた。当然キャベティーナのこともよく知っていたはず(恋人の娘が「主役」の祭りなのだから)。祭りのルールを「知らない」設定はむしろ不自然で、知っていたとすると、祭りで最後まで頑張り続けたのは、恋人の娘のキスをゲットするため?・・・随分と倒錯的というか、彼氏に対する嫌がらせなのでしょうか?
一番よく分からなかったのは、キャロラインの「不思議な力」が何のための伏線だったのかと、キャベツの妖精にあそこまで執着していた理由(「可愛い存在でいるため」?)。一番太いストーリーラインが未消化のままなので、もやもやもやもやもや・・。劇中劇(?)で「端役を演じることに対する哲学等」が声高に語られていたところも、何だかとって付けたようで。「アドリブなんて上手く行きっこないんだよ!!」と怒鳴られたときは、劇の内容よりか「・・・何かあったの?」と心配になって来ました。

「2222」はが非常によかっただけに、残念です。

スーザンナ・マルガレータ・ブラント

スーザンナ・マルガレータ・ブラント

オフィス再生

APOCシアター(東京都)

2014/05/23 (金) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

美しい!
ストーリーがはっきりしていて、
再生の作品のなかでは、わかりやすいお話しでした。

個人的には好きな劇団なのだけど、
好みがはっきりわかれると思うので、
一概に「おススメ」ぽちっとは出来ない、かなぁ。


いつも開演時間キッチリに始められる姿勢が素晴らしく、
私が観た回は「45秒開演が遅れた」と、主宰さんが謝ってらっしゃいました。
(もしも1分過ぎたてしまったら、チケット代を返さなければ!ともおっしゃってた)

ネタバレBOX

ストーリーがわかりやすかったし、
なにより兎に角、美しかった!
赤ゴムの使い方が、お見事。(仕込み、ご苦労様です・・・)

途中、照明効果で、舞台全体がバッ!とモノクロに見えるときがあって息をのみました。
終わったあと、出演者のかたに聞いたところ、
あのシーンをカメラで撮っても、白黒には写らない(カラーに写ってしまう)んだとか。

『肉眼でしか観られない作品』

とおっしゃっていたけど、本当にそのとおりでした。
殺風景

殺風景

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★

うーん
ドリさん目当てで行きました。

ちょっと、わかりにくかった、かなぁ。

ネタバレBOX

つまらなかったわけではないんだけど、
事実を題材にしているから仕方ないのかもしれないけど、
舞台上で何度も人が死んでいくのを見せつけられるわけで、
で、殺すほうにも殺されるほうにも救いがないというか
なんかうまく書けないけれど、もやもやしたまま終わるというか。。。
それが狙いなのかもしれないけど。
平田オリザ・演劇展vol.4

平田オリザ・演劇展vol.4

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/05/31 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★

「動く私」 ロボットと人間のふれあいを描いた25分
人間2人とロポピーR3の2体の出演でなぜ、人間とロボットがコミュニケーションを取りながらも、ふれあいとは、芸術とはという技術の進歩とこれからのロボット演劇の未来を感じた、25分でした。

嘘つきアポロジー

嘘つきアポロジー

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2014/05/28 (水) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

視点をしっかり…
持たないと見ていても難しい。一見ミステリーのような仕上げ方だが、終盤に明かされる事実は、序盤のうちにその伏線が張られる。そう「誰の視点で見ているの」というセリフ。目まぐるしく変わる誰彼の視点…、そして2つのストーリーが交わることなく展開される。実は交錯しているのかもしれないが、自分には解らなかった。ただ、それぞれのストーリーは人間性を観察した物語のようで、身近な社会で見かけるような気がした。だからこそ、単純に目に入ってくる芝居を眺めているだけでも十分楽しいし、面白かった。
しかし、最後はやはり「見事!」と言わせてくれた。公演全体の印象は、見事な脚本に凝った演出、そして役者のコミカル、シニカルな演技が素晴らしかった。
今後も見応えのある公演を期待しております。

fffffffffffffffffffffff - 生まれて初めて出すフォルテ

fffffffffffffffffffffff - 生まれて初めて出すフォルテ

時々自動

調布市せんがわ劇場(東京都)

2014/05/29 (木) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1126(14-164)。
13:00の回(晴、暑)。12:25会場着、受付(チケットレス)、12:31開場。

舞台、楽器が集められ山のよう、照明があたって金色に輝いています。トランペット、サックス、トロンボーン…。

13:06、4人登場、楽器の間にある長いホースのようなものを吹く、国広さんによる前説〜14:21、アンコール14:23終演、アフタートーク14:29〜14:48。

「動物たちの冬(2012/11)」以来で2作目です。ジャンルは「演劇」とありますが、ライヴの間にショート芝居を挟んだ珍妙なパフォーマンス。

廃品回収車(?)によるメンバー募集、ゴムホースの笛、食事の時間、地獄に舞う(煌く)細い糸、上下左右…どっちを向いても音が出る、


鈴木さんは日芸卒…このところ日芸の方(卒業、在校とも)の公演に行く機会がとても多い…し、どれも面白いのです。

当パン裏、今後の予定。岡本さんの次作「ちいさなひまわり」は、「ぱぷりか」旗揚げ公演…その出演者のひとり、阿部さんはKATO企画「寄り添い支える(2014/5/31@絵空箱)」、それ以前にも「THE TRICKTOPS」(2014/3@王子)他2作で観ていて、この作品も予定に入れていました。鈴木さんは「鴎座」の「Viva Death(サラ・ケイン。2013/12@SPACE EDGE)」を観ました。

パラライズ

パラライズ

イカロス・プロジェクト

萬劇場(東京都)

2014/05/29 (木) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

脚本が…
難しいというか、理解し難いところがあった。先に難点を記載するが、ストーリーとしては、最後は強引な終わらせ方という印象である。次に舞台設定であるが密室空間ということだが、おばちゃんが簡単に入って来るなど、「コメディ」といえど、もう少し工夫した見せ方をしてほしかった。また、公演時間が2時間弱だが、途中休憩を入れたこと。構成上必要だったのか?休憩間際の、それこそ「ホラー」風で、少し怖い演出はそのまま見続けたかった。
しかし、人間性を深堀して、その悪意、エゴを魅せてくれた。人間の二面性のうち、暗部を突きつけられた感じがした。人間は「悪」や「恐怖」にも順応するんだろうな。その意識すら麻痺するという、本質的な恐ろしさ。人間(登場人物)のバックグラウンドを十分説明し、高額なバイトに応募してくる。そこには、表面的で単純化した演出だが、逆に観客(自分)には納得しやすかった。
公演全体としては、脚本は難があるが、その演出「コメディホラー」の試みは実りがあったと思う。役者は総じて若く、熱演だった。もう少し脚本と演出がかみ合った公演だったら、と残念でならない。
今後の公演に期待しております。

流れる雲よ2014-天山チーム-

流れる雲よ2014-天山チーム-

演劇集団アトリエッジ

ザ・ポケット(東京都)

2014/05/28 (水) ~ 2014/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

テーマ性を…
重視した公演である。その内容は、人間が紡ぐ歴史は、その生きた時代とどう真剣に向き合い生きるか、または逝き切るか…そんな問いを投げかけられたと。訴えるセリフからその主張は明らかである。そう、「命」と「平和」は重要だということ。その言葉は、表層的に描いてもその重みは伝わらない。
しかし、本公演では、「69年前の太平洋戦争末期の特攻基地で、突然ラジオから2014年の未来からの不思議な放送が聞こえてくる。」という奇抜な演出で魅せてくれた。69年前、死を目前にした若者が、その時代から未来が感じられるのだから。自分はテーマの重さを感じつつも、それに振り回されず一芝居として公演を続けていることに敬意を表する。
その芝居に関して言えば、脚本・演出、そしてなによりも役者の熱演が素晴らしい!
今後も良質な作品の上演を期待しております。

少し気になった点はネタバレへ

ネタバレBOX

2点気になった。
1.公演途中に「君が代」を観客にも斉唱するよう求める発言(DJ)があるが、人それぞれの思いがあるもの。観客参加型の場面で、「軽いノリ」かもしれないが、広島県ではその斉唱をめぐって自殺した人もいた。

2.薬物で逮捕された芸能人を揶揄するような”幕間”があったが、芝居の構成上必要だろうか?擁護、非難と言う問題ではなく…。

  個人的には極めて危険な香がするのだが…。
のらん

のらん

TEAM 54 Produce

ABCホール (大阪府)

2014/05/31 (土) ~ 2014/06/02 (月)公演終了

満足度★★★★★

もっと観たかった!
初日以外の4公演拝見しました。難しい歴史時代劇かと思いきや…約2時間笑いっぱなしwww 突然始まる歌とダンス!33人の男性が踊る度に客席が揺れてましたw 魅力的な役者陣に加え飽きさせない演出と会場の一体感。とても楽しませてもらいました。東京公演では更に人数が増えるとの事で…行けないのが悔やまれます。前田耕陽さんの芸能30周年記念の舞台。皆様と「おめでとう」言えて良かったです。ラストはしっかり泣かされました。素敵な舞台をありがとうございました!

はなの台ふき/おなかごしのリリ

はなの台ふき/おなかごしのリリ

コトリ会議

AI・HALL(兵庫県)

2014/05/30 (金) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

どちらも観ました。
小気味いい台詞のラリーが絶妙!

他では観れない会話劇かもね。

ネタバレBOX

自ブログで更に詳しく。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-11868577891.html

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