
キス・アンド・クライ
トツゲキ倶楽部
小劇場 楽園(東京都)
2014/06/04 (水) ~ 2014/06/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
もう一回観たい!
短編3本、どれも仕掛けをかえて単品で面白く、でも3本トータルで観てもっと面白く!
もう一回観にいく時間が無いのが悔しい~!

ぬけがら
劇団B級遊撃隊
長久手市文化の家 風のホール(愛知県)
2014/05/31 (土) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
香港話劇團「脱皮爸爸」観ました
稽古中のツイートで、B級版出演・鹿目由紀さんが「ジャッキー」「スパルタンX」と呟いていたのが納得。
最初はB級の自然体・心情芝居と違和感あるけれど、その不自然に切れ味いい力づく感が、だんだんと快感に(笑)
とにかく、楽しませる前提の見せる芝居。B級版よりも要所要所に強いアクセントとインパクト。鍛え抜かれた役者の表現力が惜しみなく炸裂。男優の腹筋、女優の笑顔(グヘへ)
ラストは、戯曲を読んだだけでは想像もつかない演出。「田園に死す」かと思った。。。舞台LOVEみなぎる。
不条理劇というよりも、日常に非日常が隣り合わせになっている死生観には、メキシコ幻想文学的香りも(特に脱皮シーンの演出)。
心情面では、B級版は明日へ向かう男に、香港版はあちらへ旅立つ父に焦点が合った感じ。
共感性なら前者、浄化感なら後者か。
演劇の作り方、社会でのあり方自体が、日本と違うのかなと感じた。
香港版を観た後でB級版にひるがえって思いを馳せたり、同じ演目を別団体の連続で観れるというのが効いた企画。
異文化と出会う、貴重な機会になりました。(総評へ続く)

言うなればゲシュタルト崩壊
MCR
駅前劇場(東京都)
2014/06/04 (水) ~ 2014/06/08 (日)公演終了
満足度★★★
初脱落。話を見失ってしまった…。
櫻井さんの脚本はとても込み入っていて理屈っぽく、置いてけぼりを食らうまいと毎回気を張り詰めて鑑賞しているMCR。これまで観た数作品は話にギリギリついていけて、なんとか理解できたという安堵感と理解できたがゆえの感動を味わえたが、今作ではとうとう、途中で話を見失ってしまった。
こういうことがあると、結構めげるもんだなぁ。。。
それでもそこそこ楽しめたのは、MCRという劇団の地力ゆえか?

DOKURITSU KOKKA FES.2014
劇団東京ペンギン
スタジオ空洞(東京都)
2014/06/03 (火) ~ 2014/06/08 (日)公演終了
満足度★
「パスタを・・・」観劇
劇団東京ペンギン「パスタを科学する」を観た。コント仕立てかと思わせる出だしだったが,科学者が出てきて,中国人が出てきて,会長が出てきて・・・何が何だかわからなくなった。多分それが狙いだったのであろう。パンフには「どれか1本は、おもしろい!」とあるから,今回の企画(企画自体は面白いと思うが),他に面白い作品があったのかもしれない。だとすれば,単体ではなく,本祭を見るべきだったかも。隣りに座っていたお姉さん,10分過ぎからほとんど寝ていた。この作品を象徴しているようだった。

ぬけがら
劇団B級遊撃隊
長久手市文化の家 風のホール(愛知県)
2014/05/31 (土) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
B級遊撃隊プロデュース「ぬけがら」観ました
3年ほど前に同じ長久手市文化の家で、文学座の公演も観ました。
あの時は、佃さんのお父さんがすぐ後ろにみえたなあ…
2時間20分、戯曲の構成や演出の折り込みに、いまさら唸らされる。
つかみはロッキーでOK。
最初の脱皮した父とのやり取りを丁寧に描写した後、どんどんと脱皮がテンポアップ、ついには観客の視界での脱皮。
その進行の中で、父と男のやり取りでの、それぞれの心情の揺れが。
無邪気な喜び、変化する相手への戸惑い、自分の存在への不安。
劇中の理屈も吹っ飛ばす大団円。
そして、締めもロッキーww
文学座とは違う最後のリフレインシーンの演出にも、妙に納得。
演出は理屈を超え、受け手の自立した感性を刺激する。
小熊さんら父役の男優がことごとく濃くて、集合シーンでは、母役の長嶋さんが光り輝いて見えた…(笑)
平塚さんと中田さん・鹿目さんの丁々発止のやりとりも、心の襞の揺れが気持ちいい。
そして、全編通して、平塚さんがごく普段通りに存在してるようにしか見えないという。。。
とにかく、観ていて楽しく、それでいて切なくなり、自分の明日を考えたくなる傑作でした。
引き続き、連続上演・香港話劇團「脱皮爸爸」へ。(続く)

昔の日々
梅田芸術劇場
日生劇場(東京都)
2014/06/06 (金) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★
同じ作品観たはずなのに・・・・・
一緒に観た人と話の内容が合わない=これが狙いか演出家デヴィッド・ルヴォーよ!=確かに人の記憶(?)の不確かさは理解できた約80分。
(んでアフタートークにその演出家さんと助手=通訳さん付いて30分弱ほど+)
舞台セットは赤を基調に豪勢でいろいろ面白く感じる作りでありました
(ここだけの評価だと星5つ~です(^^)

海辺のカフカ
ホリプロ
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2014/06/01 (日) ~ 2014/06/07 (土)公演終了
満足度★★★★
人間の一生は,どこから来てどこに消えるのか?
彩の国さいたま芸術劇場で,『海辺のカフカ』を観た。当日,新宿からは,埼京線で快速に乗った。与那本町で,なんと休憩20分は別に,3時間45分の大作を観劇し,高田馬場に戻って,西武新宿線で下落合に向かい,そこで,ばりばりの演劇『エンコード』を観た。結構長い時間を演劇で消費したが,おもしろい場面が多くて時間を忘れた。
村上春樹『海辺のカフカ』は,文庫本で,カラス少年との冒頭会話を読んだあとに,観劇に突入した。すぐに,タフな15歳にならなければならない,というセリフが出て来た。ホリプロ作品で,演出は蜷川氏のものだから,かなり魅力的なシーンが続く。少しして,戦争中に独ガスかなんかの後遺症で障害者になったナカタが猫としゃべり出していた。
カフカというのは,プルーストが,記憶とか時,そういうもので有名になり,ジョイスが文学形式を超えた作品を残したのに比較して,一番何を書いているか,よくわからない『審判』『城』『アメリカ』などを書いたドイツの作家だ。この三作に共通する特徴は,人間の一生は,どこから来てどこに消えるのか,そういうことを暗示している。
カフカ少年は,何を思い,どこに向かおうとしているのだろうか。だれにでもある少年時代は,カフカ少年には不遇だった。不思議な一致だが,続けて観た『エンコード』も,少年の日に,心の傷を追った若者たちの作品だった。カフカ少年のもう一つの影は,なにかの理由で,60歳で孤独に生きるナカタサトルだったのかもしれない。
非常におもしろい,興味深い,演劇のはしごだった。ちなみに,『海辺のカフカ』は,大ホールで,後方の補助席だったが,全体をしっかりと観察でき,出演者の表情もわかったから,問題はなかった。もう一つの『エンコード』は,子供時代は,実際の子どもが演じているという趣向で,一番前で小劇場を堪能できた。楽しい一日だった。

VOICE × DANCE ボイスカルシアター「ドリームドロップス」【ご来場、ありがとうございました!】
企画集団Gotta!
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2014/06/07 (土) ~ 2014/06/08 (日)公演終了
満足度★★★★
なんか2つタイトルがありますが・・・・
とりあえずこっちに「観たい」も書き込んだので「観てきた」を書き込むデス。
<【Aチーム】13:40〜志村祥瑚さんのマジックショー 観劇です>
おぉいろいろと頑張ってるなぁと思ったが、
今ひとつ未消化な部分も目に付いたのですが、
まぁそれなりに楽しめたんで星は大盤振る舞いしましょう(^^)と。
(なんか文章が変になった・・・が気にしないで下さい)
パフォーマンスは開演20分前から=合ってる・・・けど
時間は13:55から20分ほどでした。
チケットの受け渡しがスムーズでは無かったように思える結果かと推察。
舞台中身は約2時間で、ほぼ満席(全席指定)若い方が多めで、
男女比はやや女性が多く感じました。

引っ越し
401号室
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2014/06/06 (金) ~ 2014/06/08 (日)公演終了
満足度★
先鋭的・・・
白基調で統一されたステージと5人の登場人物の衣装。
男女5人の登場人物は名前名乗らず・・・
メガネの男の子が、かなりイイ声してた!

キス・アンド・クライ
トツゲキ倶楽部
小劇場 楽園(東京都)
2014/06/04 (水) ~ 2014/06/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
短編だけど、短編でない。
小劇場 楽園の特徴の2面舞台と柱を上手に使った舞台美術。
一方からだと物語の一側面しかみられないのかもしれない。
とはいうものの、3つのストーリーがリンクして、トツゲキらしい驚きと人生への気づきがある、いいお話でした。
楽日にリピートします。

龍馬疾風録
オフィスワンダーランド・(一社)演劇集団ワンダーランド
新宿村LIVE(東京都)
2014/06/06 (金) ~ 2014/06/08 (日)公演終了
満足度★★★
脚本は面白い
竹内さんの作品は、息子の初舞台で、一度、二度とこの劇団は観たくないと思った作品で、一度、そして今度で、三度目の観劇になります。
群像劇がお得意なんだと思います。そうして、よくもこれだけの多勢の出演者を整理して、視覚的にも、ストーリー的にも、破綻なく見せる技術に長けているなと、観る度、感心します。
この作品を、演技力に長けた役者さんだけで上演されたら、どんなに面白かっただろうと思うと、その部分において、やや残念な仕上がりでした。
時代劇を演じるには、やはり日頃の鍛錬が必要な気がします。
冒頭からしばらくは、役者さん達の所作の酷さに、気恥ずかしくなって凝視できないところがありました。
今日のチームの初日のせいか、役者さんが台詞を忘れたり、龍馬ご自身が、ご自分の名前を「りゅうま」と発音されたりと、失点も見受けられました。
開演前の、数人が、順番に、注意事項を述べるところも、どうせなら、もっと流麗にして頂きたかった気がします。あそこで、皆さんの息が揃うだけでも、芝居に対するワクワク感が違って来ると思うので。(それに、開演時刻を10分も過ぎてから、始まった注意事項読み上げで、これからトイレタイムを取る方がいないかと質問して、実際、促されてトイレに立つ方がいたのには呆れました。幾ら知り合いだらけの客席だとしても、一応有料公演である以上、こういうプロ精神に悖る行為は、それだけで、減点要素だと思います。)

時をかける稽古場
アガリスクエンターテイメント
サンモールスタジオ(東京都)
2014/06/07 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱ沈さん
舞台は公演2週間前の稽古場。なので演劇の裏側を少しでも知っている人には「あるある」「わかるわかる」というネタがあり笑えました。
タイムマシンがああいう形状をしているとは誰も思わないですし、でもフライヤーデザイン、あ、なるほどと改めて思わされたりしました。
あとはやはり沈さんのツッコミが笑えますね。

骨相学特別篇 Kaleido Fluid
劇団メリケンギョウル
荻窪小劇場(東京都)
2014/06/06 (金) ~ 2014/06/08 (日)公演終了
雨の中、殆ど徹夜明けで
更に、所要があって12~3分遅れたのだが、劇場の灯は消えており、受付には誰も居なかった。仕方なく、そのまま、入ってゆくと前説だったのか、神様と話をしている様子。もう始まっているかも知れないので入るタイミングを伺っていたのだが、だれた内容から、入っても大丈夫だと判断して客席に着いた。案の定、オムニバス形式で展開する舞台の内容は、一応、さっからしき人物が、開始前にした説明とは、異なる間の抜けたもので、やる気があるのかないのかにも疑問を持たざるを得なかった。なにぶん、途中から入場したので、断定はできないが、表現する人間というより、安倍を中心とする政治屋と径庭のない集団のように思われる。よく9回目迄もったな! と驚くと共に、最後に罵られていた金持ちと言われている人の趣味でやっている集団なのかも知れないと思った次第だ。殆ど、徹夜をしていたのと、余りにも、だれ、内容的にも貧相なシナリオに芸のない演出。工夫のない演技で、2話目からは、かなり居眠りをしてしまった。従って確定的評価はできないが、1話目を観た限りでは、おまけしても星2つ。まともに評価すると1つ或いは零である。

METRONOME
unit-IF
APOCシアター(東京都)
2011/12/03 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★
演劇・舞台系動画のニュースサイトにて発見!
観劇ですが・・・ 「藪の中はKARA」のみです。
藪の中に死体があった。
しかし、戻ってきたら、
その死体がなくなっていた!
ということを発端に、
その死体を取り巻く6人の人間のやり取りを、そして彼らの告白を描く物語。
藪の中には何もない
死体はどこへ行ったのか
死体はどんなだったのか
その死体は誰なのか
その死体を殺したのは誰なのか
そもそも、死体は本当にあったのか・・・
というのを、unit-IFが追求している演劇スタイル「de zeppar」 デ=ズッパ。
(以下にて)表現してました。
1.舞台セットはなく、はけ口もない。
2.全ての役者が常に舞台上に存在。
3.シーンに登場してない役の役者は、そのシーンの物や背景になったりする。
素舞台には映えるかしらねぇ・・・の約30分

救いを求める女たち
劇団新和座
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2014/06/06 (金) ~ 2014/06/08 (日)公演終了
彼らの演技は総体のスピリチュアリズムである
古代エジプト神の子孫が、ギリシャ領主に庇護を求める話。
9名に及ぶ女性キャスト。まるで合唱するかのごとく、御祈りをしたり、同時にセリフを発する。
前回、「キーとなる配役を考慮すべき」とアドバイスしたが、『劇団新和座』は さらなる平等主義を貫いた、といえる。「女」を記号化したような無機質さであった。
しかし、どうにも「厳格な古典調子」だ。感情に基づかない表層的演技、技量不足を痛感しつつ、「古典作品」を数年にわたり打ってきた この歴史は認めざるをえない。
「多神教スピリチュアリズム」。
霊的な「女」の総体を、9名の女性キャストが役割分担し、時に合唱しながら演じた舞台だった、と思う。
女性キャストがダオタス(古川 康史)、ペラズコス( 上村 聡)といった「男」を、すがりつくように「ボディ・タッチ」するシーンが あった。紀元前・神々の子孫が住まう古代ギリシャだ。
異性の肌に何の抵抗もなく触れる中央広場は ありえたか。身体観に欠けた演技だった。
ただし、『劇団新和座』を複数回、観劇し、辿り着いたエッセンスもある。それは「眼力」だ。
驚くべきことに、彼ら彼女らは一度も瞬きをせず、ちょうど照明・音響の舞台装置室へ視線を1分間ほど定置する。
古代ギリシャ演劇に その答えを解く。
石器の野外劇場。客席は楕円形。「神官の椅子」は真ん中にある。どの観客も その席に座ることが許されない、ということはつまり、「神」に捧げる演技だったのである。
『劇団新和座』の「眼力」は2600年の伝統を継承した宗教性なのかもしれない。

旦那er’s High!!
タンバリンステージ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2014/06/04 (水) ~ 2014/06/08 (日)公演終了
満足度★★★★
かなりドタバタ寄り。約90分。
私の期待した、結婚生活の奥深さに迫るようなお芝居ではなかったものの、コメディとしては面白かったです。
ただ、ちょっとこぢんまりしすぎていた感も。
もうひと波乱、ふた波乱引き起こして、もっともっとハチャメチャなストーリーにしても良かったか?

Copyright.
アリスインプロジェクト
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/05/28 (水) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★
皆さんに見せ場がある!
アイドル舞台なるものは初めてだったのですが、これが「アイドル舞台」の正統派でないことはわかります。怪我なんて禁物の皆さんが武器を手にして戦闘シーン。腰を落とした姿勢がかっこよくて、女性観客も楽しみました。
いろんな場面で見えてくる登場人物たちの関係性、互いへの感情。それがうまく滲み出た演技を見せて頂きました。
栗生みなさん、人格を乗っ取られそうになって苦しむ演技はやや遠方の席にいたわたしまでも引き込みました、さすがです。
大友歩さん、登場時のいかにも情けない姿からきりっとした姿への化け方、そして(役者として当然のことでしょうが)素晴らしい声量。
緒方ちかさん、近頃こんな役が増えましたが…表と裏の差が大きい役、表情と声音で明快に演じてらっしゃいました。
最終的には姉妹の愛憎を軸に、気持ちの良い終演。主題歌も素敵でしたし、良い観劇でした。

パラライズ
イカロス・プロジェクト
萬劇場(東京都)
2014/05/29 (木) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★
かみ合ってない感じ
細川作品が池袋と大塚で重なっていたら観たいわけで、拝見。
いろいろと背景がわからないようにされていて、そこがもやっとしたり、
選曲がずっとおどろどろしい音楽で、そんなにメリハリのない選曲をしなくてもいいのに、と感じたり。
それから、休憩も。そんなに長い作品でもないのに、休憩? 正直、初めてです。観る方のテンションが完全に途切れます。休憩前と休憩後では登場人物の気持ちが違っているふうに見えたので、無駄な休憩ではなかったとは思いますが、そこを休憩無し・説明無しで理解させる演出ができたら良かったのでは、と感じました。
もう一つ残念だったのは、声を枯らしてしまった役者さんがいらしたこと。しかたのないことだとは思いますが、聞き取りづらい台詞がありました。
「主犯」の狂いっぷりはさすがの細川作品。
言うこと無しに気持ち悪かったです(褒め言葉です笑)。
コメディホラーということで、重くなりすぎないように配慮をされているようでしたが、笑う気になれない笑いどころもあったりでちょっと残念でした。
オープニングとエンディングのダンスは、目を楽しませるには充分。しかしこのコメディホラーに必要だったでしょうか。
あまりこういうものを比べるのはよくないのを承知で書きますが、たまたま同時期に観た大阪ゲキバカ「ありがとう」のほうがコメディホラーの域に達していました。笑いと恐怖は両立するということを、まさに当日案内に記述されています。充実感のあるコメディホラー、いつか拝見できますことを期待しています。

それぞれの0(ゼロ)
ねじリズム
ギャラリーLE DECO(東京都)
2014/06/03 (火) ~ 2014/06/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
観客もお芝居の一部に!
オープニングのダンスは、これから始まるお芝居を暗示しているようで、期待感が高まります。そして、シェアハウスの住人たちが、建物の閉鎖を知り、それを機に、いろんな問題が表面化してきます。
果たして、それを解決することはできるのでしょうか?
番外公演は、いつも照明や音響を舞台に出ていない出演者が担当する決まりになっているようですが、今回はそれをお芝居にうまく取り入れ、自然な形で舞台上で操作するという手法がとても斬新で、感心させられました。映像も、効果的に使われていて、全部演じて見せるよりも余韻や広がりが感じられました。日替わりゲストのオーナーも、キャストとの絡みを楽しませてくれました。明日は、今回出演出来なかったねじリズムのメンバーをゲストに迎えての千秋楽、じっくり味わって観たいと思います。最後にもう一つ、所々、客席を巻き込んだ演出がありますが、とても楽しくてドキドキさせてくれます。

「最悪だ、」
演劇ユニットハイブリッド
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★
またも配信映像見ました~
上司と部下の関係で深みにはまっていく男女の関係・・・・。
ストーカーとか尻軽女とか・・・出てきますが、
思ったほど「最悪」とかは思えなかった約1時間。
映像にちょっと加工があったり素舞台バックに映像流したりと、
いろいろと工夫したとこは評価できますね(^^)