最新の観てきた!クチコミ一覧

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くろねこちゃんとベージュねこちゃん

くろねこちゃんとベージュねこちゃん

DULL-COLORED POP

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/09/01 (火) ~ 2015/09/02 (水)公演終了

満足度★★★★★

初めて観ました
素晴らしい熱演で、再演も納得の面白くて心に深く残る作品でした。
親子や兄妹、夫婦関係など「家族」との繋がりをそれぞれの立場から考え見つめ直すことができました。 そこに「愛」はあるのだけれど、どこか一方的だったり、伝わらない思いが交差して、歯車が上手くかみ合わずズレが大きくなっていってしまうという悲しさや難しさを感じました。
また、父母から子供達への厳しくも愛ある言葉には、共感する部分が多くありました。
関西弁のねこちゃんとても可愛かったです。

人民の敵

人民の敵

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/09/02 (水)公演終了

満足度★★★★

四隅から役者が出入りする正方形舞台上で衆人環視の中。
吼える主人公ストックマンが若い、というのが最大の特徴。厳しい面もあった、という意味を含むが、意表をつくストックマン像での「人民の敵」を体験できた。「厳しい」とは、脇を固める役者の凄腕ゆえに相対的に「作り切れてなさ」が若干みられた、という事かも知れない。全体としては休憩を挟んで2時間50分、イプセン作のリアリズム劇にがっぷり取り組んだ硬質な舞台が観れた。近々にあったサンモールスタジオでの同戯曲の上演と比較してしまうが・・ストックマンの民衆の前での演説と、最後の家族を前にして吐く台詞が、どう決まるかが勝負だとすれば、サンモールでの寺十吾のストックマンが数段腑に落ちた。 ただ、両舞台の大きな差は劇場規模。吉祥寺シアターを四面舞台に組み、観客を巻き込んで長時間臨場感を保たせたこちらの演出、また俳優、特に「悪役」側の青山勝、山本亨ら(紅一点の松永玲子も)が、練達を個人技でなくアンサンブルへ昇華させていた所が、印象深かった。 骨太な舞台となった。

ネタバレBOX

ストックマンが演説で語る正論(暴論)は、民主主義の否定というより民主主義を運用する人間に対する告発で、誤った運用の例として、自分を見舞った出来事を皮肉として差し出している。そこにはあるのは激情であって「正しさ」にこだわる意固地さではない。この違いは日本では大きい。
 社会的・政治的な事柄を理屈で語る人間は疎まれる。生活実感から語られれば、バックボーンがあって言ってる(言う資格のある範囲で言っている)という事で安心する。そうでなければ寒気が襲う。つけ込まれる「隙」として、そうした事が位置づけられてしまう社会になっている、という事だろう。ある意味でそれは正しい感覚だ。抽象論に物を言わせて実権を取った者が如何に残酷になるか、を本能的に知っていたりするのかも。
 この作品では、ストックマンは町に「温泉」産業を持ち込んだ人で、その温泉業が危うくなるからと、ストックマンが指摘する(温泉の)衛生面の問題を、町の有力者は封印しようとする。ただここでストックマンは、この「問題」の指摘を、町への貢献のチャンスとして浮き足立っている。専門機関に調べさせて、バクテリアが発見された、ともある。しかし彼は元々「温泉業」を持ち込んだ事によって、既に「貢献」への欲求はかなえられているのではないか、という疑問も生じる。ここは戯曲の弱点かも知れない。また、彼が来る前は温泉も無かった訳だから、一時的に以前に戻る事がそれほど困難な事か・・という疑問も。そこには人間の欲得が織り込まれているに違いないが。
 さてストックマンは言わば「愛国心」から、温泉に混じるばい菌の問題を「大々的に」発表しようとしていたので、それは波風も立つだろうという話でもある。が、イプセンの意図を汲み取るなら、如何に経済的な損害が生じようとも、「問題」があってそれを指摘する事は「栄誉」になるはずだ、という考えをストックマンが抱いている事が描かれる。純朴な公共心の発露。そこにほだされるからこそ、観客にはこの戯曲の顛末が受け入れられる、という面がある。 その点、今回の舞台でそのように演じられていたかは、「?」だった。
BACK STAGE MONKEYS

BACK STAGE MONKEYS

PANIC MONKEY PRODUCE

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台は舞台
まさかステージが回転するとは思わなかった。
キンケロシアターゆえに椅子もよかったし、
ネタバレに詳細がありますが、脚本が凄かったです。

ネタバレBOX

舞台はお客が入った時点から既に始まっていた。最初は何がどうなっているのかよく分からなかったが、気付いたら途中から理解して面白おかしく見続けていた。

不足の事態が立て続けに起きて物語が崩壊しかけていたところを、必死こいてインプロっぽく繋げた。

しかしそれも限界が来て演出は激昂。役者もあきらめかけるが、お客様のためにと頑張り続ける。
最後は犯人役を申し出た女の子が、今自分自身に置かれている状況を叫ぶかの如く、犯行の成り行きを成立させた。

柏木探偵の・・・間違えた。通称パニモン。
凄い脚本だった。
ドリアン・グレイの肖像

ドリアン・グレイの肖像

松竹/フジテレビジョン

新国立劇場 中劇場(東京都)

2015/08/16 (日) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

病んでる世界
アヘンに酔ってトリップしてる淫靡なシーンの描写が印象的。

Vol.2『健康"・指・露的・回転盤』終演◎ご来場ありがとうございました!

Vol.2『健康"・指・露的・回転盤』終演◎ご来場ありがとうございました!

ド・M(マリーシア)野郎の宴

Geki地下Liberty(東京都)

2015/08/27 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました。
5人の死刑執行官の他愛のない話から、死にたい死刑囚の話や、絞首刑で一定時間頑張れば無罪放免になるという都市伝説まで、死刑にまつわる色々な話を舞台で見ることが出来ました。しかし、主役の5人の死刑執行官の他愛のない話が長すぎて、この舞台の主張はどこにあるのか、なかなか掴めなかったのが残念です。次回に期待です。

天皇ごっこ~母と息子の囚人狂時代~

天皇ごっこ~母と息子の囚人狂時代~

オフィス再生

APOCシアター(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

良い意味での的外れ
社会運動家であり、殺人で投獄された見沢知廉の物語と聞いて、重苦しい芝居になるのかと思っていたのだが、スタイリッシュな演技、舞台の美術も洗練されていて見応え十分。芝居に引き込まれた。良い意味で事前の予想を裏切られた舞台だった。
それにしても劇場に入っていきなり、舞台下手の壇上に役者がひとり蹲っている。舞台奥の三面鏡を模した姿見の前にも役者が蹲っている。芝居が始まるまでの30分間、じっとしている姿にはちょっとぎょっとした。

音速アキレス

音速アキレス

葡萄のグミ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

音速アキレス
矛盾を超える速度で知的好奇心を満たしたがる女記者。
その女記者が、死んだ。

と来たら、当然(?)殺されたと思うじゃないですか?それも序盤で死んじゃって、その謎解きが始まると言うお話かと思っていたので・・・

ネタバレBOX

まさか自殺するなんて思ってもみませんでした。

「それでも、すべてを知りたい。」

と思うのなら、知ることに対する覚悟が必要なのだよと言いたかったお話なら、もっとストレートにその覚悟を見せてほしかった。きっと違うんでしょうね。いろんな理由があるにしても自殺で終わらせるのは納得いきませんでした。舞台を走り回るシーンでのセリフはきっと意味があったのだと思いますが、聞き取れませんでした。音楽が印象深かったです。
贋作写楽

贋作写楽

劇団そとばこまち

近鉄アート館(大阪府)

2015/08/28 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

うん。良かった!
初そとばこまちさん、です。
役者さんの演技、申し分無く!
花魁さんの豪華な衣装!
回り舞台などの工夫された舞台!
しっかりとしたシナリオ!
みんな良かったです!

ネタバレBOX

みんな良かった!

けど、満足度は4点…、何だろう!

期待値が高過ぎたのか…。
4点でも、充分なんだけど、もう少し何かが欲しい気がした。
滝沢家の内乱

滝沢家の内乱

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇の王道
久々,10年振りくらいの加藤健一事務所の芝居,さすが再演熱望されるだけの良い芝居だったと思う。特に加藤忍さんが良い。あぁ,芝居を観たなぁと満足させられるものだった。個人的には途中休憩は嫌いなんだけど,この芝居に関しては,休憩があっても気にならない構成だった。まぁ,年輩の方が多いので,途中休憩を入れなきゃならんという事情があるのかもしれないが・・・。声の出演,やっぱ,芝居はナマでやって欲しかったなぁ。でも,総合すると,うん,満足できる観劇だったと思う。

遥かなる甲子園

遥かなる甲子園

関西芸術座

八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/28 (金)公演終了

満足度★★★★★

色々と裏打ちされた素晴らしさがある。
素晴らしい、作品でした。

役者の動きや演技。

ストーリーとその演出。

さすが、裏打ちされた実力のもとに作られた劇!という感じでいた。

「巡光ーめぐるひかりー」

「巡光ーめぐるひかりー」

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/09/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

巡るひかり
この作品のタイトル「巡光」、どうしてこのように記されるのかが、ラストシーンで分かります。大人も子どもも、立場・職業・生活環境など様々なれど、それぞれいろんな物事・思いを巡らせているんだなと実感させられます。
上演時間が60分と、短いじゃないの?と思っているみなさん。ところが、実際に観てみると、これがちょうど程よいんですよ。序盤からラストまで濃密なままに、6人の熱演を目の前で「体感」できます。
平日は遅めの回もあります。仕事の帰り、一日の終わりに、飲み物片手に観劇してみませんか?

ネタバレBOX

序盤に、上の階からドタドタと駆け回る音が聞こえてきた時には、思わずニヤッとしました。
走れ、マーメイド

走れ、マーメイド

七月ハリケーン

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/08/29 (土) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★

大人向けファンタジー?
大人向けのファンタジー/メルヘンの世界を表現したいのであれば、キャスティングにも配慮したほうが良いと思います。お姫様役に違和感があったため、最後まで劇に没入できませんでした。コンセプトに一貫性がないと、見ている観客は混乱します。
コンセプトを大人向ファンタジーと理解しましたが、その前提が間違っているようでしたら、私の能力不足です。大変申し訳ありません。

天皇ごっこ~母と息子の囚人狂時代~

天皇ごっこ~母と息子の囚人狂時代~

オフィス再生

APOCシアター(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

読まなければよかったかも。。。
観劇前に、今回初めて、見沢さんの著作を、
3冊ほど読んでしまったのが、逆効果。。。

ネタバレBOX

暗転すると浮かび上がる原稿用紙(の枠線)とか、
最後に散る赤い羽根が美しく・・・(てか直斗くん、細っ!綺麗だった~)

お芝居は相変わらずの独特な世界感で、
冷たく美しく観入ったけれど、
著作を読んだことで、見沢さんに対する印象が、
私の中では、悪くなってしまったので、、、
読まなきゃよかったかなぁ~と、ちょっと後悔。
-奇譚-地獄たられば

-奇譚-地獄たられば

グワィニャオン

上野ストアハウス(東京都)

2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

面白かった・・・けど~
面白かった!

けど、グワィニャオンには期待してしまうので、
もっと笑いたかったな~とか、もっとひねって欲しかったな~とか、いろいろ。

次回作にも期待しています!

保健室探偵カネコ【終演しました!ありがとうございました!観てきたランキング1位獲得!】

保健室探偵カネコ【終演しました!ありがとうございました!観てきたランキング1位獲得!】

もぴプロジェクト

cafe&bar 木星劇場(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

やりたい放題!
本公演も観に行った者です!本公演とは全然違ったもぴプロジェクトを見る事ができたと思います。やりたい放題企画という名目でしたが、個人的な感想として内容は割と真面な方だったのではないかなぁと。しかし役者さん一人一人の個性が溢れて迫力のある舞台だったと思います!演じてる皆さんがすごく楽しそうで元気を貰えました( ´ ▽ ` )木星劇場がアットホームな雰囲気の劇場でしたので緊張せずに観ることができました。
今後の活動に期待してます‼︎

平成舞姫

平成舞姫

第27班

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/08/29 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

今後も楽しみ Bグループを拝見
 チームがA~D迄4つあり、それぞれ演目が異なる。各作品は短編or中編なので各チームとも1~2本ずつ上演するといいう形を取っている。自分はBグループを拝見したが、
Aは「スピーディー・ワンダー」(スティービー・ワンダーの間違いではにゃい。念のため)と「平成舞姫」(森鴎外と関係があるのかにゃいのか、にゃこは知らにゃい)。Bが「泣かないのY君」と「どこまでも行けるのさ~あの子の田園都市線編~」。Cが、「アイラビューアイラビュー、マイシスター・マイブラザー」(これ教会? ないあぶ~~~)、Dが、「しばらくは木の家」(三匹の子豚ちゃん?)である。オフザケは兎も角、リーフレットによれば、サスペンスコメディということだ。
 さらに面白いのは、初回観劇時に“第27班キャビネット公演スタンプカード”というのを貰えるのだが、初回に1個スタンプを押してくれて、2回目は、500円引き、3回目はさらに500円引きと500円ずつ値引きしてくれる。従って4回目は、500円で観劇できる寸法だ。Bを拝見した限り、実力ある劇団と観た。お得な観方ができるのもお勧めである。このカード自体も中々気に入った。

ネタバレBOX

 では、観劇内容を少し記しておこう。1本目、「泣かないの~」のYはゆとり世代のYだ。Y世代はゲーム脳の為何をやるか分からない、と認識されている存在で首輪必携である。因みに彼ら(たぶん彼女ら)は、ペットとして飼われている存在で、ほかに改良型Xが存在し、Y型より大人しく、八方美人方なので問題は起こしにくいとされているが、値段がべらぼうに高い。因みにY型は、保健所などの公的機関に所属する人々の間では、いきなり人を刺すなどの危険行動を起こす、と認識されている。おまけに、極端に傷つき易く、プライドばかり高いが、他者との経験値が低い為、イマジネーションに広がりが少なく、言葉は字義通りに取る為、言われたことしかできないのだが、言われたことも、自分が夢中になっていることがあると、全体の関係性や社会的に為すべきことの優先順位が付けられない為に、必要なことを必要に応じた順番でこなしてゆくという発想に欠ける。この辺りがゲーム脳とされる所以なのだ。
 だが、演劇的に見事なのは、これらゆとり世代の欠点を見事に対象化し、ドライなタッチでメスを当てキチンと切開したうえ、的確に提示して見せている点なのだ。喜劇を作るのは悲劇を作るより3倍程度は難しいと自分は考えているのだが、その難しさは、自己を対象化することの困難に掛かっている。他人の粗はよく見える。これは誰しも経験していることだろう。然し、自分の欠点を客観化して観ることは、容易でないことも経験的に知って居るハズである。先ず、この点がクリアできていることが凄い。まだ若いのに大したものである。喜劇の王道を歩き始めている。的確な距離を持っているからドライである。この点も喜劇には大切なことだ。観客は、泣いてもよい。例えばチャップリンの作品でも観客が泣く要素は多分にあるがチャップリン自身は作品の制作過程で、泣かなかったハズである。更に、自分或いは、自分達ゆとり世代をおちょくってなんちゃって感覚を持っている点だ。ペットにされていたり、直ぐ拗ねて泣いたり「男の子でしょ」と女の飼い主からたしなめられても泣き止むことができなかったりというペーソスも実に巧みに織り込んでいる。
「どこまでも行けるのさ~」は、男の子思春期の照れや、女子への憧れとチャレンジ精神を描いたちょ、っとドタバタ作品。鉄道マニアには、余計楽しい作品になっている。というのも、群馬県から神奈川県の中央林間迄、改札を出ないで行けるというから凄い。但し、時間は若干掛かる。このマニアックな旅程に恋が絡み、元彼、従妹同士の初恋、現在進行形の出会い系恋愛が絡んでくるのだ。
 

VAGUENIGMA -Another Faces-

VAGUENIGMA -Another Faces-

疾駆猿

新宿眼科画廊(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/26 (水)公演終了

満足度★★★★

久住→梔子→碑の順で観劇
手前と奥の挟み舞台。

各々違う事象を取り扱っているようで、
じつは違う画材で同じものの輪郭を描いているような印象を受けました。

昨年11月の作品
(↑設定としては、今回の作品の次の年に起きる事件)
につながる言葉も聞けて、ウキウキしました。

公演時間は各々75分。

登場してこない人物の名前などもちりばめられていて、
初見の人はどうだったろうなぁ…と、ちょっと思いました。

怪異の存在感や描き方、
レイヤーを重ねたようなシーンの見せ方、
今回もぐいぐい引き込まれました。

10月も楽しみです!

ネタバレBOX


観劇後の自分のツイート(ネタバレ含む)を、ブログにまとめました。

http://maikuro96.blog90.fc2.com/blog-entry-1122.html
小堺クンのおすましでSHOW 30

小堺クンのおすましでSHOW 30

浅井企画

東京グローブ座(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

橋田寿賀子ドラマ風
長台詞がちゃんと入っている松尾伴内が何故か可笑しい。

浅草紅團・改

浅草紅團・改

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったー
面白かったです!
同じ演目なのに観れば観るほど、楽しくなる。
やっぱり、好きですドガドガ(^o^)
次も絶対観たい❗

時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧巻の一言…
先週と前楽を観劇。
まさに圧巻の一言…劇場に入場した際に舞台セットに驚愕し、繰り広げられ前説に驚愕し、導入部分のリアルな音響と窓からの木漏れ日の照明、そしてオープニングアクトの舞台装置と映像・楽曲に驚愕と、驚かされる事ばかり。
そして、複雑に入り組んだ伏線と役者陣の熱演で、あたかも観客が「男」になったような錯覚に陥る没入感でした。

ネタバレBOX

六角形の盆が回り、1つの部屋になるギミックが更にそれ自体も回転したり繋がったりと、あの舞台装置はまさに伏線が噛み合う歯車のような動きでもあり、「男」や観客の頭の中の混乱を表しているようであり、実にお見事…。
あの難解な長台詞を覚えるという単純な部分でも驚かされたり、指先や涙や汗の一滴にまで熱演が伝わってくる役者陣。
特に、前楽での図師さんとりんりんさんとの場面では、通常ならアクシデントとみられてしまうかも知れない鼻水でさえ、あのキャラクターを体現した絶妙な熱演だったと個人的に感じた。

注意書のように決して痛快爽快なタイムトラベルものではなかったけれども、あの伏線が1つの真実に辿り着いた時の衝撃は爽快だった…
複数回観劇すると、あの場面でのあの後ろでの演技はそういう事だったのか!と、まさに驚きと発見ばかりの舞台でした。
あの舞台ならば、リピート特典を作らなくとも何度でも時間の許す限り観劇したかった。そう思わせてくれる舞台でした。

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