
混浴露天風呂殺人事件/レディーストーク
アカルプロジェクト
アカルスタジオ(大阪府)
2024/12/21 (土) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
満足度★★
題目に惹かれて観たものの…😢満席🈵に近いが、観客は家族や関係者ばかりで、内容ははたしてこれだけのお金を払って観るものでは…😢

Rock in the 本能寺
ENG
六行会ホール(東京都)
2024/05/22 (水) ~ 2024/05/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/26 (日) 12:00
タイムスリップモノと歴史モノの面白さが見事に噛み合って、ハラハラもドキドキもキュンキュンも目一杯堪能した。展開もキャラもごりっごりに詰め込んだ2時間25分を気持ちよく見せる脚本・演出の手腕と、キャスト陣の熱演に大満足。

ひなたの道を
しゅうくりー夢
ザ・ポケット(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/05/18 (土) 18:00
入り組んだ運命の糸が出会いと悲劇を生み出し、登場人物それぞれの想いの切実さが観る者の心を揺さぶる。松田環さんらしい脚本とハマり役のキャスト陣が揃い2時間越えの長さを感じさせない面白さだった。

こどもの一生
あるいはエナメルの目をもつ乙女
インディペンデントシアターOji(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/18 (土) 14:00
いや〜、すごかった!戯曲の破壊力も演出の手際ももちろんだけど、とにかくキャストのインパクトが凄くて観ながら息を呑んだり目を逸らしたり声をあげそうになったり、たぶんめちゃリアクションしてた。
戯曲も団体も初見だったんだけどマジ怖面白くて、観に行けてよかった。
客席の一体感もあって、カーテンコールのあとに多くの人が拍手を続けていた。予想してなかったのか、だいぶ時間が経ってからキャストが舞台上に戻ってダブルコールとなった。

BACK FIRE WARS
KOTH
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2024/12/17 (火) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
Bチームを観劇しました。
面白かったのですが、あっけなく問題が解決してしまう印象でした。
スターウォーズ愛で繋がるオタクの姿が、微笑ましい舞台でした。

メガネニカナウ7
メガネニカナウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2024/12/10 (火) ~ 2024/12/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
アフイベ「踊りたがりの会」がある土曜夜の回を観てきた。
やっぱりこの企画は祭りだ!
キャスト数名の前説から始めて、眼鏡にかなった作家とキャストが3作品を上演、作品の合間に山本香織嬢の一人芝居、ラストは大好評のアフイベ!!
どれだけ楽しませるの!?

めくる、くる、くる。
インプロカンパニーPlatform
上野ストアハウス(東京都)
2024/05/02 (木) ~ 2024/05/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/05/05 (日) 19:00
観客からのお題をもとに紡がれる物語は、主人公の描く劇中童話もひっくるめて8割がた先行き不明の即興劇。「めでたしめでたし」のその先を探して毎回毎回新しく生まれる「あなたのための物語」を目撃してきた。

ジャングル大帝レオ
わらび座
わらび劇場(秋田県)
2024/04/21 (日) ~ 2024/07/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/05/04 (土) 10:30
わらび劇場建設50周年記念作品として、手塚先生の名作をもとに描くスケールの大きい物語は、演出もキャストも持てる引き出しを最大限に出し切って描く見どころの多いミュージカルとなった。
華やかな場面や楽しい場面、切実な場面などを重ねて、原作の持つテーマを丁寧に立体化しており、考えさせられる問題も多かった。
「地球は、人間だけのものではない」
その言葉が観終わったあとも胸の中に残った。

前髪(あなたに全て捧げるけど前髪だけは触るな)
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/30 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/28 (日) 18:00
MCRは観るたびに好きか嫌いか決め難い気持ちになる。心の柔らかいところをヤスリで削られるような前半から、どう考えても救いはないけどどこか腹のすわってくる後半へ。海里とみのりの迷いや不安につられて客席で悶々とする約2時間を堪能した。
登場人物が相変わらずどうしようもないヤツばかりで、主人公たちだって決して正義でも聖人君子でもないし、でもなんだかみんな(どうしようもないなりに)憎めなくて。
今回はとにかくみのりさんがすごくカッコよくて情けなくて好きなキャラだった。

S高原から
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/04/05 (金) ~ 2024/04/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/20 (土) 14:00
死を身近に感じる状況での人間関係や親しいあるいは親しかった人とのやり取りを繊細に描く1時間45分。
客席の暗闇で息をひそめるように見入った。死は悲劇でも喜劇でもなく、「下」と離れてその場所で暮らすこと自体がすでにこれまでの暮らしと彼らを分つもののように見えた。

トリオ
NonoNote.
シアター711(東京都)
2024/12/18 (水) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ストーリーの懐かしさとホチキスの児玉さんが出演されるので楽しみにしていました。期待以上のクオリティです。演者さんは芸達者にも程がある。(笑)次回の公演も楽しみにしています。

この椅子どけて
劇団ちゃうかちゃわん
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2024/12/21 (土) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
満足度★★★★
ちゃうかといえば、皆でダンス💃 今回も拝見できて良かった❗ 内容もそれなりで、自分の人生を振り返ってしまって…😓 学外やって欲しい❗

ロクな死にかた
劇団カオス
大阪公立大学杉本キャンパス旧教養地区第1学生ホール(北食堂)2階オアシス(大阪府)
2024/12/20 (金) ~ 2024/12/23 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
劇団カオスの公演は舞台美術なども豪華でとても学生演劇と思えないクオリティにいつも感銘受けております♪今公演も生死について考えさせられる作品で最後まで興味深く拝見させて頂きました\(^o^)/

迷宮巡礼
劇団太陽族
AI・HALL(兵庫県)
2024/12/20 (金) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
誰にでもなる可能性はある。
音楽がより一層に悲しみを浮き上がれさす。
生きるとは、家族とは、
もの悲しいお芝居でしたが、観に行って良かったです。
ありがとう

キミと奏でる音色
SFIDA ENTERTAINMENT
劇場HOPE(東京都)
2024/12/17 (火) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
時空を旅しながら、自分の大事なもの、自分の大切にしたものを探し取り戻していく物語
主人公を中心に見ていれば作品にしっかりグリップされるのかなと思います

『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』
あやめ十八番
澤田写真館(東京都文京区本郷4-39-9)(東京都)
2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/13 (金) 14:00
観るのは通算7回目となるこの作品、日本で一番上演された戯曲(伝聞)だけに演出、演者、会場の違いによって毎回異なる面白さがあるのは噺家によって味わいが異なる古典落語の如し。
今回は戯曲冒頭の「鏡のささやき」に吉田能さんが曲をつけた主題歌(?)のコーラスとともに演者が2階からの階段を下りてきて始まる演出から惹きつけられる。
また、女優A・Bのメイク/衣装(なのか?)や階段の上を舞台袖に見立てたことも楽しく、吉田さんのピアノ/ボンゴ/キーボードの生音もいかにもあやめ十八番らしく、まさしくSNSのハッシュタグ通り「#あやめ楽屋」!

荒野に咲け
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2024/12/15 (日) ~ 2024/12/24 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
25周年記念作は劇団員のみで公演。これは本当に凄い作品なんだがどうにも伝えようがない。どんなに言葉を選んで積み重ねてみても大して伝わらないだろう。何だろうな、この感覚。気になった人全員に観に行って欲しいがチケットはもうあるのかないのか。このクラスの作品を年末にガツンとぶつけられて頭はクラクラ。次の桟敷童子の新作まではどうにか生きていたいと思った。
客入れのもりちえさんは見る度にどんどん痩せていく。
井上莉沙さんは可愛いが役柄が・・・。
ワンツーワークスのようにスローモーションで皆が駆けるオープニング。構成が映画的で時間軸が次々と飛んでいく。それを無理矢理成立させる役者陣。メイクと衣装と表情とでこの無茶を成り立たせる腕力。何度も強調して使用される対位法。象徴的なものはどうしようもなく不幸な場面に流れる「ラジオ体操第一」の明るいメロディー。黒澤明の好んだ演出で世界と自分とのズレを浮き上がらせる。今回は演出がかなり凝っており、バラバラにばら撒かれたシーンや夢、妄想や記憶が一枚のモザイクアートのように収斂されていく。
主演の大手忍さんは主演女優賞もの。中村玉緒みたいな嗄れ声で猫背の病んだ女性役。軽い障害のある人の受け答えそのもの。ここまで作り込んだか。
彼女の母親役、板垣桃子さんは助演女優賞だろう。確かにそういう女性が舞台上にいた。直視したくないものを直視させる演技の凄味。この表情。
彼女の弟役、加村啓(ひろ)氏が劇団員になっていた。押尾学みたいなふてぶてしい面構え。
彼女の父親役、三村晃弘氏の元気ハツラツとした健康的な笑顔。山登りとラジオ体操が大好き。とにかく身体を動かしてこそ人間だ。
従姉妹にあたる増田薫さんの表すリアルな痛み。誠実に生きているが故に誠実に我慢ならない怒り。
妹方の叔母にあたるもりちえさんの佇まい。再婚した家庭で会得したのは何も感じない“無”。そしてそれは当たり前の生活の一頁。誰にとっても特別なことではない。
彼女の義理の母親、鈴木めぐみさんが重要なパーツ。独り暮らしの老いぼれた交通誘導警備員だがSNSで動画を投稿していいねを稼ぐ。全く腐っちゃいない。今の時代を楽しみまくっている老婆の強さ。
大手忍さんのキャラはギリギリなところを突いている。観客の感情移入と生理的嫌悪のギリギリ。しかもユーモラス。こんな鬱話の中、観客が笑いでホッとする。そこのサーヴィス精神こそが数十年続く劇団の持つ地力。こんな話に和む笑いを入れる余裕。幾つもの修羅場を潜り抜けて来たタフなベテランの持つ味。
作家が10年以上前から着手していた実際の知人をモデルにした物語だそう。現実では彼女に何もしてやれなかった。せめて虚構(嘘話)ならどうにか出来るのだろうか?納得出来る救済のカタルシスを用意出来るのだろうか?だがそんな嘘話を騙ったところで一体何になる?
こんな負け戦の作品に心底取り組んだ作家の魂にRespect。
「一体どうしたらあんたを救えるんだろうか?」
「それは私が知りたいよ!どうしたら私は救われるのか!」
答えのない世界にただ問いだけが舞っている。
主人公(大手忍さん)の一生絶対に関わるつもりがなかった母親(板垣桃子さん)との電話のシーンでは泣いた。はらわたから振り絞る声、互いに何一つ嘘が存在しない。作家の安易なヒューマニズムに逃げない姿勢を支持。嘘臭い話で器用にまとめるのは簡単だがそんなものは現実と乖離し過ぎていて無意味。今作は虚構から現実を撃たねばならないのだ。嘘話で現実の人間を救う?笑止千万。だがやるのだ。
哀しみが嫌いだったら気のぐれた振りをすればいいし
別に悪い事じゃないさ ねえあんた少し変だよ
BLANKEY JET CITY 「ロメオ」

ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい
Alice Theatre Laboratory
あかいくつ劇場(神奈川県)
2024/12/13 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

荒野に咲け
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2024/12/15 (日) ~ 2024/12/24 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
パンフレットによれば、モデルとなる話があるそうなのだが、そしてそれはもっと悲惨な話なようなのだが、いったい何なのだろう。終盤、機関車があんなふうに何度もぶつかっていくとは思わなかった。おいおいいくらなんでも・・・とは思ったが、機関車に付けられた名前といい、最後のセリフに繋がる象徴的な場面なのだろう。

サイボーグ009
舞台「サイボーグ009」製作委員会
日本青年館ホール(東京都)
2024/05/18 (土) ~ 2024/05/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/19 (日) 17:00
価格12,500円
原作コミックやアニメが大好きなのと事前に公表されたビジュアルが(解釈一致!)という印象だったのでチケットを確保し、観に行ってみた。
めちゃ良かった。
彼らの闘いの始まりの物語を、原作をリスペクトしつつ魅力的なエンタメに仕上げていた。
映像や特殊効果以上にキャスト陣の(特にBG SOLDIERSたちの)身体能力の高さで世界観を表現する手腕もお見事。00ナンバーサイボーグたちも原作のイメージを踏まえて、それぞれに素敵だった。