実演鑑賞
満足度★★★★
辛く苦しい主題を内側におさめず、外へ外へとひらいていく果敢な上演だった。ゲームやラップを用いてコミカルにPOPに描かれる分だけかえって痛々しい現実が胸に迫る。自助・共助ばかり叫ぶ世の中に疑問や反発を覚えると同時に、公助という情報の届かなさ、人に助けを求めることの難しさ、他者から延ばされた手をおいそれと信じ、掴むことのできないままならなさが切々と描かれていた。以下ネタバレBOXへ続く
ネタバレBOX
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2025/04/30 23:54
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