
キャプテン
劇団風三等星
ぽんプラザホール(福岡県)
2007/03/10 (土) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
びっくり!面白い!
ただしみを抜いて、今年ナンバー1に位置付け!
こんなにおもしろいとは、期待しないで行ってよかった~
笑いのつぼをすごくくすぐる内容で役者の良さがとても引き出されて
いた脚本だったと思う。

激情
ポツドール
本多劇場(東京都)
2007/03/04 (日) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★
M列でした。
いつも徹底されてる部分がされてないような気がしました。マイクなのかスピーカーなのか、違和感のある空気。だったら、まだ聞こえにくい方が良かったです。
それぞれのシーンで「終わり」に向かう流れを切り、見せないようにしてましたが、そこが観たかった気も。ラストを観ると、やりたいことが別にあったのだろうなぁと。
「痛さ」ではなく「弱さ」を観たかったという、好みの問題です。まぁ、それぞれ強烈な弱さだとは思いますが、表に現れない部分の動きが観たかったなと。

TRASHMASTERSOUL
TRASHMASTERS
駅前劇場(東京都)
2007/01/13 (土) ~ 2007/01/22 (月)公演終了
満足度★★
魅力がつかみ切れませんでした
いわゆる「社会派」的なものを扱った舞台は
おそらく数があまり多くないのでは
そういった意味では新しいと思いましたが
内容はまだまだ掘り下げる余地があったように感じました
(しかも一緒に行った友人がたまたま労働経済学?の研究者だった)
私の観た回だけかも知れませんが
キャストひとりひとり・そして噛み合わせも
あまりコンディションがよくなかったようでした
ハズレの回だったのかな…
他のお客さんも拍手がまばらでした
スタッフワークにしても
音響以外かなりアラが目立ってしまっていたように思います

「ゼリーの空間」
空間ゼリー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2007/03/03 (土) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
初めてDVDを買ってしまった
長い観劇歴ですが、初の出来事。
芝居が終わった直後にDVDを予約してしまった。
他の方の評価見てると、意外と低くて驚いた。
今までの空ゼの中では、ダントツに良かったと思う。
特に、本が練られてる感じと、役者がうまくなったなーと。
明日までだけど、今日急キョ、とても著名な照明の方がいらして、
またガラリと雰囲気が変わったそうです。
いいねー、こういう生モノ感も芝居の醍醐味。
まだ役者も脚本家も演出家も若いから、
どんどん化けていくでしょう、成長が本当に楽しみな劇団。

「僕を愛ちて。」
劇団鹿殺し
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2007/01/11 (木) ~ 2007/01/22 (月)公演終了
満足度★★
後半に観にいけばよかったかも
鹿殺し初体験
キャスト陣がまだ乗り切ってない印象でした
音響・照明・美術は面白かったです
他の皆さんのコメントはすごい盛り上がっているので
ああやっぱり後半に観にいけばよかったのかな
と思いました 残念

「はえ」と云ふ名の店
FICTION
富良野演劇工場(北海道)
2006/12/02 (土) ~ 2006/12/03 (日)公演終了
満足度★★★★
「面白かった」です
実際チラシ見たときから気になってたましたが
チラシの印象そのまま期待通り
かなり面白かったです
本当に楽しめました
あらゆるセンスがよかったのかなー
とにかく脱力系しかし遊びは怠らず
そして時々ドキっとすることも
次回公演楽しみです

きみをあらいながせ
COLLOL
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/03/09 (金) ~ 2007/03/13 (火)公演終了
満足度★★
原作の箇所々々を抽出
脚本家が面白い部分を面白い組合せで繰返し提示しつつ、一応最後まで通して。アフタートークを聞いたのでその演出意図はなんとなく理解できたものの、狙いの精度とこだわりが細かすぎて観客に伝わりにくいかも。もっと単純でよい気がする。

R+ Unplugged Vol.1
楽園王
ミュージアム東京(東京都)
2007/03/08 (木) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

コペンハーゲン
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/03/01 (木) ~ 2007/03/18 (日)公演終了
わからなくてもいい
今井さんが出演されるということ、初演が賞を受けたり、話題になっていた、ということで、是非観てみたいと思い、観るなら新国立劇場名物?のシアタートークもききたい、ということで、7日にいってきました。
実はかなり私には、まだ難しいお芝居なのかなぁ、と思ったりしました。正直いいますと、記憶がなくなっている部分もありました。3時間頑張ろうと思っていましたが、集中力がつづきませんでした。。。すみません。
ただ、ある台詞の言葉がいきなりドスンと落ちてきたり、ボーアとハイゼンベルクのやりとりがとても温かいものだったり、冷たいものだったり、その時の照明にもマッチしていたりして、みていてとても引き込まれる場面がありました。
舞台は初演と大きくは変わっていない、とのことでしたが、何か不思議でした。どこかで観たことあるなぁ、と思ったら、「敦~山月記@世田谷パブリックシアター」を思い出させました。シンプルでしたし、照明がとても印象的でした。
シアタートークでは、演出の鵜山さん、出演の村井さん、新井さん、今井さんの、本番後の緊張感の取れたトークで本当に楽しかったです。シアタートークに何度も参加していますが今回のお客様は熱い感じでした。質問なども鋭いものが多かったかな、と思います。そして、いろんな方がいろんなきっかけで観にいらっしゃってるのだなぁ、と思いました。コペンハーゲンの新しい楽しみ方を教えてもらったと思うので、時間があればもう一度観にいきたいです
その時は最大の集中力を発揮するために、体調も気持ちも整えていかなくちゃ!と思いました.舞台のみなさんと一緒に緊張すると、とてつもない舞台になり楽しみも倍増するような気がします。シアタートークでもいわれていたのですが、毎回、発せられる台詞のシチュエーションは、変化しているのだそうです。(毎回違う!)長い間に上演されるとどんどんいろんな反応がおこって新しいものがうまれるのでしょうね。
そういう現場をシアタートークで見せていただいたと思います。

イメージの世界
ユニークポイント
OFF OFFシアター(東京都)
2007/03/02 (金) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

魚灯『静物たちの遊泳』
NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2007/03/08 (木) ~ 2007/03/10 (土)公演終了
満足度★★★★
リーディングから本公演へ
リーディングドラマが気になる今日この頃。以前みたものは翻訳したもののリーディングだったので、なんとも自分にしっくりこなかったのですが、今回は日本語の戯曲なのでそのまま楽しめました。
じわじわといろいろな人間関係が見えてくるのが楽しいな、と思うのです。余計な舞台装置や、役者さんの動きがないから、その分じっくり楽しめるし、戯曲(台本)がそのまま楽しめていいなぁ、と思いました。
魚灯さんの公演は今日を含めて2回だったのですが、もう一回観てみたかったなーと思いました。1回目と2回目ではその感じも違うのかもしれないな、っと想像してしまいました。
今回このリーディングドラマにはアドバイザーとして岩松了さんが担当をされたとのこと、少し岩松さんぽいところも感じました。
会話のテンポ面白かったです。不自然すぎてないところが。時々、クスリと笑わせてもらうところも、よかったです。失笑系というんでしょうか。
これからもっともっとこういう感じのリーディングドラマをたくさんみてみたいな、と思いました。
また、リーディングは、どこまで演出をつけるのだろう、という単純な興味もあります。リーディング(本を読む)と、なると、椅子に座ってその内容を読むだけなのかな、と思われがちですが、ところがどっこい、実際小道具があったり、動きがあったり。手元に本があることすらも忘れさせてしまうような時もあるので、いいんですよね。
もちろん、500円で楽しめる、というのは本当にプチびんぼーにはうれしいわけです。はい。
3000円ださなくても、映画よりも安い料金で気軽に楽しめるものがあることを、みんなで発掘できたらいいな、と思います。
今は余裕がないから、お芝居なんてーとおもわないで、がんがん楽しむ方法だってあるよね!っておもってます。

激情
ポツドール
本多劇場(東京都)
2007/03/04 (日) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
徹底した救いのない状況
…を第三者の立場でまじまじと見てみたいという欲求ってあると思うです。その欲求は満されました。
前作の「恋の渦」見たときも思ったのだけれど、登場人物を全員正座させて説教したくなる瞬間が必ずあるなあ。

はだかの王様
劇団四季
自由劇場(東京都)
2007/03/03 (土) ~ 2007/03/22 (木)公演終了
満足度★★★
華やかだが冗長
幕外での口上と観客を歌に歌わせる演出(歌は名曲)から華やかな群舞と合唱で始まるオープニングと,やはり群舞と合唱のエンディングの高揚感には引き込まれる.
しかし二時間強の芝居は全般的に冗長かつ単調で若干退屈を感じてしまう.各役柄の類型の作り方に大いに不満を覚える.
道化役のアロハなどはもっと観客の人気を集めることのできる役どころのはずなのに,はじけかたが今ひとつ盛り上がらない.
王女の恋の脇筋のからみかたもうまく機能していないように思った.

蝕卓讃歌
満月動物園
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)ホール(大阪府)
2007/03/10 (土) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

倭人の噂
劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2007/03/09 (金) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
はせ戯曲でエンタメ。
劇団初見。はせ戯曲のおもしろさをしっかり伝えながら、この劇団の持ち味がちゃんと出てるっぽく、はせファンも劇団ファンも楽しめる作品に仕上がっていた。
個人的にツボだったのは柴田健児さんのなめらかな動き。
一方、自分の席のチケットが二重発券されてるわ、非常口の灯りまで消す暗転でビデオカメラの画面が光ってまぶしいわ、制作面は、なんだか。

キャプテン
劇団風三等星
ぽんプラザホール(福岡県)
2007/03/10 (土) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
こいつはマズいな
カゼサンは過去にも何本か観させてもらったのですが…
“初のシチュエーションコメディ”と銘打たれた今回の公演こそ、実はこの劇団の真骨頂を味わえる、一つの完成形かもしれないと感じました。
舞台狭しと役者を暴れさせる演出スタイルが、空間を限定することでよりドタバタ感の増幅につながり、観ていて楽しい。面白い。
器用な役者さんが多いから数々の小道具を見事に使いこなして、笑いに、ストーリー展開に、的確な味付けを施している。
個人的には、カゼサン史上もっともツボにハマった公演でした。

初瀬/豊寿丸 蓮絲恋慕曼荼羅(はちすのいと こいのまんだら)
国立劇場
国立劇場 小劇場(東京都)
2007/03/09 (金) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
玉三郎さんらしい世界
殆ど、セットのないシンプルさが、
そこに散りばめられる色彩の煌きを効果的に引き立たせていて、
とにかく、色合いが、見事。
シーンのどこを切り取っても、絵巻物の絵の如く!美しい!
1枚のスチール写真の様でした。

浮力
NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2007/03/09 (金) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
大胆
その場所でやるために書かれた作品って好きなんです。
豪華な役者とスタッフ陣って「観たい!」の口コミにも書きましたが、
期待以上の作品に仕上がっていました。
アドバイザーの宮城聰さんがどう作品に関係しているのか考えながら観ていて、
なるほど雰囲気は全く違うのだけれど、
ク・ナウカがインドネシアの劇団と共同製作した
「ムネ・モシュネの贈り物」の構成に近いと思いました。

イメージの世界
ユニークポイント
OFF OFFシアター(東京都)
2007/03/02 (金) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
叩き台としての作品
本公演を5年半ぶりに観劇。
技術を擁して自らの世界観を展開するのではなく、伝えられるべき、あぶり出されるべき構造を、演劇という手段を用いて再現させてゆく。それを支えるべく集団の強靭さが増していた。
1h40'をさらに1h15'に刈り込んだと聞き、やや感動。ただ、この時間で二つの問題を取り扱ったことについては、最後まで、そしてこの後も疑問が残る。

海賊BOOGIE★WOOGIE
劇団BOOGIE★WOOGIE
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2006/12/06 (水) ~ 2006/12/10 (日)公演終了
満足度★★★★
見応えアリ
基本的にはコメディながら、宝物をめぐる思惑、対立している漁師グループのリーダー2人の友情・侠気などをダンスやアクションも交えて描いていて楽しく、見応えもアリ