魚灯『静物たちの遊泳』 公演情報 NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)「魚灯『静物たちの遊泳』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    リーディングから本公演へ
    リーディングドラマが気になる今日この頃。以前みたものは翻訳したもののリーディングだったので、なんとも自分にしっくりこなかったのですが、今回は日本語の戯曲なのでそのまま楽しめました。

    じわじわといろいろな人間関係が見えてくるのが楽しいな、と思うのです。余計な舞台装置や、役者さんの動きがないから、その分じっくり楽しめるし、戯曲(台本)がそのまま楽しめていいなぁ、と思いました。

    魚灯さんの公演は今日を含めて2回だったのですが、もう一回観てみたかったなーと思いました。1回目と2回目ではその感じも違うのかもしれないな、っと想像してしまいました。

    今回このリーディングドラマにはアドバイザーとして岩松了さんが担当をされたとのこと、少し岩松さんぽいところも感じました。
    会話のテンポ面白かったです。不自然すぎてないところが。時々、クスリと笑わせてもらうところも、よかったです。失笑系というんでしょうか。

    これからもっともっとこういう感じのリーディングドラマをたくさんみてみたいな、と思いました。

    また、リーディングは、どこまで演出をつけるのだろう、という単純な興味もあります。リーディング(本を読む)と、なると、椅子に座ってその内容を読むだけなのかな、と思われがちですが、ところがどっこい、実際小道具があったり、動きがあったり。手元に本があることすらも忘れさせてしまうような時もあるので、いいんですよね。

    もちろん、500円で楽しめる、というのは本当にプチびんぼーにはうれしいわけです。はい。

    3000円ださなくても、映画よりも安い料金で気軽に楽しめるものがあることを、みんなで発掘できたらいいな、と思います。
    今は余裕がないから、お芝居なんてーとおもわないで、がんがん楽しむ方法だってあるよね!っておもってます。

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    2007/03/10 23:47

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