わからなくてもいい
今井さんが出演されるということ、初演が賞を受けたり、話題になっていた、ということで、是非観てみたいと思い、観るなら新国立劇場名物?のシアタートークもききたい、ということで、7日にいってきました。
実はかなり私には、まだ難しいお芝居なのかなぁ、と思ったりしました。正直いいますと、記憶がなくなっている部分もありました。3時間頑張ろうと思っていましたが、集中力がつづきませんでした。。。すみません。
ただ、ある台詞の言葉がいきなりドスンと落ちてきたり、ボーアとハイゼンベルクのやりとりがとても温かいものだったり、冷たいものだったり、その時の照明にもマッチしていたりして、みていてとても引き込まれる場面がありました。
舞台は初演と大きくは変わっていない、とのことでしたが、何か不思議でした。どこかで観たことあるなぁ、と思ったら、「敦~山月記@世田谷パブリックシアター」を思い出させました。シンプルでしたし、照明がとても印象的でした。
シアタートークでは、演出の鵜山さん、出演の村井さん、新井さん、今井さんの、本番後の緊張感の取れたトークで本当に楽しかったです。シアタートークに何度も参加していますが今回のお客様は熱い感じでした。質問なども鋭いものが多かったかな、と思います。そして、いろんな方がいろんなきっかけで観にいらっしゃってるのだなぁ、と思いました。コペンハーゲンの新しい楽しみ方を教えてもらったと思うので、時間があればもう一度観にいきたいです
その時は最大の集中力を発揮するために、体調も気持ちも整えていかなくちゃ!と思いました.舞台のみなさんと一緒に緊張すると、とてつもない舞台になり楽しみも倍増するような気がします。シアタートークでもいわれていたのですが、毎回、発せられる台詞のシチュエーションは、変化しているのだそうです。(毎回違う!)長い間に上演されるとどんどんいろんな反応がおこって新しいものがうまれるのでしょうね。
そういう現場をシアタートークで見せていただいたと思います。