
ドン・キホーテの恋人
こゆび侍
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/01/10 (木) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

錆花
TOCA*
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2008/04/04 (金) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

黒い空と ふたりと
劇団アルファー
ウィニングスタジオ(宮城県)
2008/04/11 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
情けなし・・・
上演時間が2時間近いと知って・・・ナエナエな自分に喝!
過去のシリーズの中では一番興味深い作品でした~♪

ソレカラ、
ミクロドロップ
大博多ホール(福岡県)
2008/04/11 (金) ~ 2008/04/12 (土)公演終了
元気がいい
という印象の舞台でした!
あんなに若々しい作品をつくる太田さん、ご本人の印象とのギャップに少しだけビックリ!(あ、いい意味でですよ)
実は今回初めてだったんですよね。藍色リストさんの舞台観るの。
とてもわかりやすいストーリーで、役者さんも可愛くて、女の子が観て元気が出そうな舞台でした。

TEXT PLAY 源氏物語
シアターオルト Theatre Ort
目白庭園(東京都)
2008/04/12 (土) ~ 2008/04/12 (土)公演終了

BALM in GILEAD(バーム・イン・ギリヤド)
the company
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/04/04 (金) ~ 2008/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
リピートしたい
劇場ではなくライブハウスのような出入り自由・座席自由のような環境で、観るポイントを変えながら何回も見てみたい。
救いのない世界なのに観終わってみると後味がよいのが不思議♪

KNOB のぶ
劇団Turbo
駅前劇場(東京都)
2008/04/11 (金) ~ 2008/04/15 (火)公演終了
満足度★★★★
安定感抜群
小劇場でのお芝居も、ここまで安定したものが出てくるとたまらなくうれしくなります。細かくはいろいろあれど、観てよかったと思える作品でした。笑えるし、泣けます。

中野ブロンディーズ
ネルケプランニング
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2008/03/12 (水) ~ 2008/03/20 (木)公演終了
満足度★
商業演劇的らしい志の低~い、適当な演劇。
アイドルちゃん達の努力は認めるけれど、
俳優としては「大恋愛」に出ていた中島愛子以外に観る者なし。
作品のクオリティーを上げるには、
演出は出演者をもっと追い込むべきでしょ。
美術と衣装もひどいなぁ。
商業演劇がソコに予算を突っ込まないでど~するのかと。

三人姉妹
時間堂
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/03/13 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★
今年初の途中退場。
チェーホフの古典戯曲の台詞が、
俳優の身体に馴染んでいるとは全く思えず。
しかしながら嬉々とした演技が続く状況に、
全身に拒否反応が発生。

フリータイム
チェルフィッチュ
SuperDeluxe(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/18 (火)公演終了
満足度★★★
大仕掛けな“からくり時計”の様な、
岡田利規メソッドを純化させた作品。
現代芸術っぽい舞台空間で、
物語的なものを切り捨て、
さらには、言い間違えを多用し、
言葉のリズムをも切り刻んで解体してしまう。

最後の旅立ち
IQ5000
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/04/09 (水) ~ 2008/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
やさしさに泣くとは
いわゆるお涙ちょうだいや、笑いには飽食しているが、やはり客はそれを求めてもいる。泣かせてほしい、笑わせてほしいけど、もうレベル高いですよぉ~そう簡単にはやられませんよぉ~という時代。と、どこかの演出の人が言ってたよな。
パンフレットのあいさつにもあったが、今作品には腹筋善之介の死生観が織り込まれているようだ。
これまで肉体表現はシャープさにこだわっていたようだが、今回はそこにほほえましいやわらかさとやさしさを盛り込み、まるで草原の中で踊るような、今までにない新表現が加わった。それは思うに腹筋善之介の、死がぽかぽかと陽気で明るいものであってほしいという願いを体現したものではなかろうか。このモチーフの繰り返しが、作品全体の重いテーマをやわらげ包み込む。
ところが、この明るさに、やさしさに泣いてしまった。笑顔にやられた。おおらかなあたたかさがどうにも切なく胸をついた。経験したことがない涙。もしかしたら核ではなくて飾りとしての演出なのかもしれないが、これがよく効いている。
もっとも適切な悲しみや切なさの表現は、その対極を演じてなおそれを客に感じさせることだと思い知らされたのは、個人的には野田秀樹の「桜の森の満開の下」以来か。例え、古いか。いや、それほどにむずかしい表現術に果敢に挑戦している。

黄金の山
椿組
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2008/04/04 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了
満足度★★★
面白かった。
ファインベリーは前から好きだったので、今回椿組の公演というよりは、
ファオンベリーの公演という気持ちもあった。椿組の皆さんは芝居が達者で、観ていて安心できた。外波山さんの目が印象的だった。みんな全体的に少し声がでかすぎだった気もする。いつも広いところでやってるからかなぁと思った。佐久間さんはやっぱり面白い。新さんの、彼のキャラの使い方が変わらないところを見ると、ある意味信頼してるのかなと思った。

御前会議
青年団若手自主企画 柴・宮永企画
アトリエ春風舎(東京都)
2008/04/07 (月) ~ 2008/04/14 (月)公演終了

まどろみ戦士
IQ5000
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/04/11 (金) ~ 2008/04/11 (金)公演終了
満足度★★★★
リアル感、増す
2月に公演した「まどろみ戦士」パート1を、追加公演という形で上演したわけだが、さすがに本公演「まどろみ戦士~最後の旅立ち~」興行中の再演という型破りに、2月のときに比べるとスピード感やテンションは落ちた気がした。
が、本当にそうなのか? 役者が疲れていただけか?
いや、そうでなかったのだろう。よく見ると演出に手が加わっていたようだ。
スピードやテンションは、演技する内部へ向けられ、むしろ内的テンションの圧力は前回より高まっていた。
これによってファンタジックなシーンでも、前回はスピィーディーに展開されたのが今回は若干(全体的には早いので若干)落ち着きを見せていたが、各キャラクターの会話など心情の絡み合いは非常に濃くなっている。
また、リアルにその場にいたらこうだろうなという、無理やりな高揚感を押しつけない潔さがあった。
テンポの良さをはずさず、かつリアルであるというのは、最後は演出のバランス感覚だろうが、今回の成功でこの劇団の可能性はさらに広がったのではないだろうか。
なんにせよこの作品は、主人公の妻が主人公を呼ぶ一言にかぎる。その素直で、無防備で、切ない響きには、普遍の感動がある。

シナトラと猫(改訂版)
MCR
駅前劇場(東京都)
2008/03/11 (火) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
「椎名」
櫻井節と黒岩三佳(あひるなんちゃら)の極上のマリアージュ!
MCR LABO#2「無情」での櫻井×黒岩も相当に良かったのだけど、
今回も負けず劣らずに素晴らしい!
櫻井智也の書く台詞は言葉自体が物凄く強度があり、
それを発する俳優には相当な存在感が要求されるので、
一度観れば強力に記憶に刷り込まれる
唯一無二な存在感を持つ黒岩三佳は最適任だったのだなと。
上田楓子、高橋優子のバカ姉妹っぷりも良い。
宮本拓也のバカ同級生っぷりも良い。

ワッショイ!
劇団芝居屋
ザ・ポケット(東京都)
2008/04/08 (火) ~ 2008/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★
役者は粒揃い!
劇団の主宰者の言葉・・『私達劇団芝居屋は、観客の皆さんに面白く判りやすい舞台を提供することを目指し設立された劇団です。
現在演劇は多彩な傾向や表現に溢れています。それは歓迎すべき事ですが、その表現をつぶさに見ていくと、自分の言いたい事を言いたいままに言う、と言った一方通行の舞台が少なくありません。そこには他人に自分の想いを渡す為の努力や視線は感じられません。
しかし私達劇団芝居屋は、その努力や視線こそが演劇が見世物に立ち帰るための原点であると確信しています。』
いあー・・どうよ、この言葉。
素晴らしいでしょ?(・・)
そうなんだよねー、今まで観た芝居で感動した作品とか、好きな作品ってのは、判り易い舞台なんだよね。
よく判らなかったけれど面白かった!とか、よく判らなかったけど、感動した!なんつーのはありえない。
ベタな作風かもしれないけれど、やっぱオモチロおかしくて判り易いのが一番なんらす!(・・)
で、ワッショイ!
全体的に役者はレベルが高いです。
そんでもって、相応の年齢の役者が演じてるってのも、違和感がなくすんなりと受け入れられます。
レビューする前に説明で既に半分は内容暴露!(^0^)してある説明ぶりぶり。。親切ぶりぶり。。
なので、後半はワタクシがネタバレBOXにて。。(^0^)

コブタが野バラで夢をみた
カナデコトビート
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2008/04/11 (金) ~ 2008/04/14 (月)公演終了
無理に略すと、野ブタ。
旗揚げ団体なので面白かったら早い内にクチコミを流したほうがいいんじゃないかな、とか思って初日に観劇。三角関係どころか何角関係なのか分からなくなるくらいに色んな人々の色んな繋がりが引き起こすドタバタ劇。ネタ的な台詞や間の使い方はコントチックで、結構笑いを取っていました。パンフレットには演出から各役者の紹介文が載っていて、個人的にはまず初めに思ったのは「あ、内輪っぽくてやだな」と。でもちゃんとイメージに合った役を与えていたとも思います。なので結果的には悪くなかった。
早稲田から高田馬場まで歩いて帰る途中、ある店で夕飯を食べていたらさっきまで同じく客席にいたらしい2人組みが隣の席に。言われていたのは、『なんだかラジオドラマっぽかったよね』。聞き耳を立てつつ、勝手になんとなく「あ、そうかも」と合点。その後、その理由を考えました。多分、台詞が綺麗過ぎるからじゃないかな。決め台詞というか、ちょっとした歌詞みたいなフレーズが多いのです。その辺りはどうも「聴いている感(同時に、聴かされている感)」が強かった。目の前にいる役者が発している言葉として感じるにはまだちょっと馴染みが足りない気がします。
あと、タカハ劇団の「もう一度スプーンを曲げよ。」も観た事がある方に御注目頂きたい点が。それは以下に。

そのポーズ。
BABY EINSTEIN
G/Pit(愛知県)
2008/02/14 (木) ~ 2008/02/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
ひるがえって我々は・・・
ポーズをとってもらおうとして気づく、マネキンは最初からポーズを取っているものなので、改めて取りはしない。だけど他の人だって普段ポーズを取っていないかといったら、ポーズだらけなんじゃんよ~それ、それがポーズなんだって!!!そのポーズ・・・・
内面のもやもやしたものを表現しないで、どろどろしたものをほったらかしにして、外っ面だけポーズを取っていませんか。わかったふりをして済ませていませんか、不信だらけなのに分かり合えているふりをしていませんか。ポーズさえ取れればそれでうまくいっていると思っていませんか。ポーズも取れない者を馬鹿にして。その彼だっておかしなポーズのなかにがんじがらめ。ショックを受けたままの内面を覆い隠してポーズそのものの存在となったマネキン。マネキンはマネキンになった理由を持っているのだ。そのマネキンを慰みとする警備員は、寂しさを隠そうとしてはいない。

炎の記憶
SORAism company
シアターブラッツ(東京都)
2008/04/10 (木) ~ 2008/04/13 (日)公演終了
全く違う作風でビックリ!
僕の出演させてもらった第三回公演「大工魂」とは全く違う作風だった!
作・演出の塩澤氏が役者を見ながら本を書き進めるため
出演者にベストマッチな作品になっている。
この「炎の記憶」には、誰よりも今回出演の役者がふさわしいということ。
物語も大きくなって、新感線的発想も感じられた!
都合がついたら、もう一度観ておきたかった!

遺骨のトットさん、ドブに落ちる
毛皮族
駅前劇場(東京都)
2008/02/14 (木) ~ 2008/02/17 (日)公演終了
満足度★★★★
らしさを取り戻したかな
ホームに戻ってきた感じがした駅前劇場での公演だった!
時事ネタやマイブームが作品の着眼点になってきたが
最近の公演ではマニアックな話題を引用することが多く
客全体がついて行ってない感じがしてた。
だが本作は誰にでも分かる簡単な引用で
何より全ての知り尽くした駅前劇場でのびのびと遊んでた!